今回は大学の後輩を道連れにして。
この時期の東京地裁は夏休みの親子連れとか学生が多かったです。
自由研究かな?
確かに無料だし、勉強になるしいいよね。
そんな中、私は子どもには見せられない強制わいせつの裁判を傍聴してきました。
意外にも被告人は爽やか系の長身イケメンでした。
マギー審司がイケメンになった感じ(あれ、それイケメンかな)
被告人は、深夜に酔っ払ってる女性を見つけナンパをしたそうです。
女性は最初、無視をしましたがあまりにもしつこいので偽名を使い連絡先を教えました。
被告人は、これはイケる!!!と勘違いして路地裏に連れ込みました。
嫌!やめて!という被害者のことを、ナンパ師は嫌よ嫌よも好きのうちだと判断し
ワンピースをまくり、パンツを脱がせ陰部を触り、舐めたそうです。
被告人がズボンをおろした隙に、被害者は逃げて通報。
後日、交換した連絡先から身元がわかり逮捕。
というのが事件の概要です。
被告人の証言によると、被告人は10年以上ナンパをしており
携帯には「秘密フォルダ」というものがあり、そのフォルダには
連絡先を交換した女性と、行った性行為の内容を記録していました。
ちなみに今回の事件で連絡先を交換した女性のことは
「酔っ払ってるまんまん舐め」と登録しておりました。
酔っ払ってるまんまん舐め!!!!
そのネーミングセンス!!!!
そしてこんな言葉が検察官から何度も発せられる、それが裁判だ!!!!
被告人は10年以上、ナンパを趣味としており彼女がいても複数人と関係を持ちたいというタイプのイケメンでした。
ナンパ癖をやめるために結婚をしましたが、新婚一ヶ月でこの事件を起こし離婚されています。
仕事もクビになりました。
何もかも失った被告人は、親に用意してもらった示談金150万円を被害者に渡しています。
いいですか?世のしつこいナンパ師よ。
あまりにしつこいと強制わいせつで逮捕されるぞ☆
路上でいきなり陰部触ってSEXできるのはAVかエロ漫画だけだぞ☆
きっと余罪が沢山あるんだろうなぁ…その秘密フォルダの中には…。
でもこの裁判、何が良かったって証人である被告人の父です!!!
被告人の父は元警察官ということもありとても厳しく、ありがたいお話をしてくれました。
「いいか、強制わいせつはな?
人として、大人として、社会人として、男として、最低なことだ!
お前の背中には背負ってるものがある。
それは親族だ。
血のションベンを垂らしながら、世間の磔になってでも生きていけ。
一度落とした花だけど、もう一度咲かせるようにがんばれ!」
と熱く、涙を流しながら述べていました。
なんかよくわかんないけどかっこよかった。
被告人は、今回のことで沢山の人に多大な迷惑をかけ恥をかいたので再犯はしません!
と誓ってたけど、どうなんだろね。
普通に生きてればモテそうなのに。
昼休みに暇つぶしに見学したけど、良い建物でした。
中の資料館も無料で見れて勉強になりました。
中々奥深そうな世界だ…!!!
こうやって、マニアックな趣味の情報交換するのって楽しいねって思った夏休みでした。
おしまい☆