「女、子供が傷つくから戦争は良くない」という反戦の意見を聞く。
テレビで耳にしたことがあるし、父親もそんなことを言っていた気がする。
いかにも、素晴らしい言葉に聞こえるが男である自分には「お前は死ね」と言われているように聞こえる。
まぁ、実際そうなのかもしれない。
テレビの映像を見て戦場で泣き叫ぶ男よりも幼女を救いたいと思ってしまう。
男は男をぞんざいに扱うのだ。
女も男をぞんざいに扱う。
だれも自分のことを丁寧に扱おうとは思ってくれない。
最近、父親の会社で労働もどきをさせてもらっているが美人な女性社員の助けを買って出る男性社員が多いと感じる。
自分は父が稼いだ金のおかげでなんとか普通に生きていられるが、金がなかったら容姿が醜く、健康でないゴミ同然な弱者だ。
自分は弱者というカテゴライズからも漏れた誰も助けたいと思わない弱者なんだなと感じる。
戦争が起きたら、容姿のいい高校の時のクラスメイトは宝石のような扱いを受けるだろう。自分はゴミ以下の扱いを受けるだろう。
美人は強い。
わかっていても悔しい。