UQは、WiMAX 2+の220Mbps(CA方式) 全国エリア化を9月末に完了します。220Mbps化したエリアでは、初代WiMAXの最大通信速度は40Mbpsから13.3Mbpsに減速します。

220Mbpsへの高速化は、4つのアンテナを同時に使い通信を高速化する 4x4 MIMOと、2つ以上の異なる帯域を束ねて使うキャリアアグリゲーション(CA)の2方式でそれぞれ実現しています。このうち4x4 MIMO方式は全国エリア化が完了していますが、CA方式は2月12日より栃木県真岡市を皮切りに順次エリア化を実施しているものの、全国エリア化には至っていません。

今回の発表によると、UQは9月上旬よりこれまで手を付けていなかった首都圏・京阪神・名古屋・政令指定都市などでもCAによる220Mbpsエリア化を実施。9月末には全国エリア化が完了予定としています。

なおCA方式による220Mbps化は、WiMAXの通信帯域の一部をWiMAX 2+に割り当てることで実現します。このため、220Mbps化が完了したエリアではWiMAXの最大通信速度は下り40Mbpsから13.3Mbpsに減速します。また220Mbps通信には対応機種が必要です。

UQは無料で機種変更できるキャンペーンなどを通じ、初代WiMAXユーザーのWiMAX 2+への移行を促しています。
UQ、WiMAX 2+の全国220Mbps化(CA)を9月末に完了。WiMAXは13.3Mbpsに減速

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