永遠の命を得ることができる?-科学者が発見した老化プロセスのスイッチをオフにする方法
- 10
- ツイート
最近の研究で、科学者が、ある線虫から老化プロセスのスイッチをオフにする、つまり不老不死の方法を発見したそうです。この研究結果は、分子細胞ジャーナル(journal Molecular Cell)に発表されています。
カエノラブディティス・エレガンス(略称C・エレガンス)という名前の線虫が存在しています。C・エレガンスは他の線虫と違って、他の動物に寄生することなく、土の中で、細菌を食べて生息しています。研究対象となる生命現象が観察しやすいことから、モデル生物として広く科学的な実験によく用いられる虫ですが、いまだ未知の部分が多いそうです。
C・エレガンスは、見た目は全く違いますが、人間と同様の生化学的環境を持っています。
研究者たちは、C・エレガンスが生殖成熟に達したときに遺伝子に変化があることを突き止めました。そして、このスイッチをオフの状態にすることによって、線虫の成長を止めることができたのです。じつは、これはヒトにも存在する遺伝的スイッチなのだそうです。
この研究を進めることによって、永遠の命を得るということよりも、高齢化や変性疾患(細胞や組織が少しずつ変質し、最終的に死滅して機能を失う疾患の総称)を遅延させることができるのではないか、と期待が寄せられています。
参考:Have scientists found the key to eternal life? Discovery of how to switch off ageing process in worms could lead to mechanism being delayed in humans
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3172594/It-s-downhill-hit-puberty-Researchers-pinpoint-exactly-bodies-start-age.html
<関連>
テレパシーや不老不死も夢じゃない?ミチオ・カク教授が語る最先端物理学
http://woman.mynavi.jp/article/150402-123/
老化はイヤ! 脳の老化も防ぎたいなら、睡眠を侮るなかれ
oman.mynavi.jp/article/141029-159/
老化の犯人
http://woman.mynavi.jp/article/150117-232/
もしかして、老化体質?老化は母親から遺伝する!-スウェーデン研究
http://woman.mynavi.jp/article/130827-019/
あなたがきっと知らない、動物たちのトリビア「牛は北か南を向いてご飯を食べる」
http://woman.mynavi.jp/article/140726-36/
地球上最強生物との呼び声が高い「クマムシ」の驚くべき能力1位「空気がなくても死なない」
http://woman.mynavi.jp/article/140704-33/★甘党なのは遺伝子のせい?
自分が甘いものをバクバク食べているのに、周りの友人が(別にダイエット中であるわけでもなく、美容を気にしているわけでもないのに)、ほんの少しの量で満足しているのを見ると、罪悪感を覚えたり、どうしてなんだろう?
と疑問に感じたことはありませんか?
オーストラリア、クイーンズランド州にあるモネル(Monell)センターとバーゴファー(Berghofer)研究所の共同研究によると、甘党なのは遺伝子構造の観点から先天的であるということが分かったそうです。
「甘いものをたくさん食べている人は意志が弱いと思われがちですが、そうでもないのです。私たちの研究で、甘党の人は遺伝であることが分かりました」と、行動遺伝学者であるダニエル・リード博士は、述べています。
「先天性の難聴の人はラジオを聴くのにボリュームを上げないと聴こえないのと同じように、先天的に甘味をあまり感じられない人は、コーヒーに驚くほど大量の砂糖を必要とするわけです。」
リード博士の研究チームは、243組の一卵性双生児と、452組の二卵性双生児(同じDNAを50%共有する)、511人の双子でない人々に実験を行いました。果糖、ブドウ糖と、ノンカロリー合成甘味料であるアスパルテーム、ネオへスペリジンジヒドロ(NHDC)の4つの甘味成分を用いて、その評価をテストしました。
その結果、甘味に対する知覚に約30%の差があり、それは遺伝的要因であることが判明したのです。
甘味に関しては、家庭での食卓といった共有環境の影響はほぼ受けないということも分かりました。甘党なのは遺伝子のせいだったのですね。
参考:Your genes could be to blame for your sweet tooth
http://coach.ninemsn.com.au/2015/07/23/15/34/your-genes-could-be-to-blame-for-your-sweet-tooth
<関連>
甘党ショック!糖分の取り過ぎで毛深くなるらしい!
http://woman.mynavi.jp/article/130724-009/
甘党派は要注意!スイーツ好きは「砂糖依存症」「記憶力低下」になりやすい-研究結果
http://woman.mynavi.jp/article/130911-014/
甘党に朗報!朝食にデザートを食べたほうが痩せるという研究結果が
http://woman.mynavi.jp/article/140606-147/
甘党?辛党?あなたの好きな「味」であなたの性格がわかる!「塩好きは意見がなく流される」-研究結果
http://woman.mynavi.jp/article/131017-049/
「二重あご」は遺伝!遺伝子にも負けない「あごトレ」って?
http://woman.mynavi.jp/article/130908-008/
飲み過ぎた〜の〜は〜・・・遺伝子のせい-英大学が「酒好き遺伝子」を発見
http://woman.mynavi.jp/article/131130-28/★美容師さんたちが「これだけはやめて!」と思っている11のこと
髪のお手入れといえば、洗って乾かしてブラッシングにスタイリングと、いつもの習慣になっているかもしれませんが、そのなかに間違ってることがあるかも?海外サイトで11の間違いがピックアップされています。
1.枝毛をひきちぎる
さらに枝分かれして、状況が悪化します。はさみで切りましょう。
2.濡れた髪をアイロンやこてでスタイリングする
まずはドライヤーでしっかり髪を乾かしてから。
3.濡れた髪をブラッシング
必要なら目の粗いくしを使うようにしましょう。
4.髪をむすんだまま寝る
どうしても顔に髪がかかって嫌なときは、ゆるい三つ編みにして。
5.頭から近い距離でスプレーする
缶をよく振って、出来る限り頭から離してスプレーすれば、ムラになりません。
6.輪ゴムを使う
一般的なヘアゴムは髪を痛めます。髪に優しいものを選びましょう。
7.根元から一気にブラッシング
毛先から少しずつとかしていかないと切れ毛の原因に。
8.カットすれば髪がのびると思っている
数センチそろえただけでも元に戻るのに何ヶ月もかかります。
9.頭皮の油をとりすぎるシャンプーを使う
頭皮には残した方がいい油分もあります。あまり強いシャンプーは使わないように。
10.ごしごしタオルドライする
タオルを使う前にできるだけ水分を落とし、根元から毛先へとやさしく乾かしましょう。
11.ドライシャンプーの使いすぎ
週に2回以上ドライシャンプーを使うと、頭皮から水分が失われ、髪が弱くダメージを受けやすい状態になってしまいます。
意外と普通にやってしまっている間違い、ありませんか?
お手入れのミスがあれば修正して、より美しい髪の毛を手に入れたいですね!
参考:The One Thing Hairstylists Wish You’d Stop Doing
http://www.self.com/beauty/hair/2015/07/11-things-hairstylists-wish-youd-stop-doing?