イルカの受注数変わらず 和歌山・太地町 規制の有効性に疑問符

2015年8月11日 12:06 社会・くらし 注目
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 和歌山県太地町の追い込み漁で捕獲されるイルカについて、日本動物園水族館協会(東京)に加盟する施設からの購入希望が本年度は1件にとどまった一方、非加盟の施設などからの希望が増えた結果、例年並みの約150頭の受注があったことが10日、地元漁協への取材で分かった。

 日本協会は加盟施設に対し、除名を含めた処分方針を示して購入しないよう求めているが、輸出向けを含むとみられる受注頭数は変わらず、規制の有効性に疑問符が付いた。

 漁協によると、10日は9月に解禁される追い込み漁を前に、購入順を決めるくじ引きに参加するための締め切り日だった。本年度は約20施設から約150頭の購入希望があり、関係者によると、このうち日本協会加盟施設は太地町立くじらの博物館のみという。(共同通信)

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