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韓国軍「北が地雷埋設」 拡声器の政治宣伝を再開
聯合ニュースによると、DMZに埋設された北朝鮮の地雷で被害が出るのは48年ぶりという。北朝鮮の軍事行動で韓国軍に人的被害が出たのは2010年11月の延坪島(ヨンビョンド)砲撃以来となる。
韓国の韓民求(ハン・ミング)国防相はこの日、爆発現場近くのDMZ監視所を視察、「敵が挑発してきたら躊躇(ちゅうちょ)なく果敢に断固として対応せよ」と兵士らに指示した。
拡声器による政治宣伝放送とは、北朝鮮指導部の実態や失政、人権弾圧などを明らかにし、自由主義陣営の優越性を強調するもので、北朝鮮将兵らの動揺を狙う心理戦の一環。同放送は親北朝鮮政策を掲げた盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権下の04年6月に中止され、放送施設も撤去された。