清宮氏「息子が出ている甲子園は聖地」東京五輪後の新国立「球技専用」を提案

2015年8月11日6時0分  スポーツ報知
  • 清宮克幸監督

 20年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の新たな整備計画を策定する関係閣僚会議の第2回会合が10日、首相官邸で行われた。政府は舛添要一都知事やアスリートと意見交換した。

 有識者として、ラグビー・ヤマハ発動機の清宮克幸監督(48)も出席。清宮氏は五輪後の利用について「陸上とフットボールという2つを追い求めると良い物にならない」と主張するとともに、「首都に球技専用スタジアムがないのは、いかがなものか」と苦言を呈した。高校野球夏の甲子園で活躍する長男・幸太郎内野手(1年)=早実=についても会合で話題になった。清宮氏は「息子が出ている甲子園は、大正13年に先人たちが志を持って造った物が聖地として残っています。50、100年後にスポーツを支えるのは球技専用しかない」と話した。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
社会