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ロシア首相 北方領土訪問か 両国関係に懸念8月11日 5時12分
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政府は、ロシアのメドベージェフ首相が近く北方領土を訪問する可能性があるとしていて、仮に訪問に踏み切れば、岸田外務大臣のロシア訪問の日程を再調整せざるをえなくなるなど、両国関係への影響は避けられないという懸念が出ています。
ロシアのメドベージェフ首相は先月、北方領土と千島列島の開発に10年間で1500億円規模の資金を投入してインフラ整備などを進める方針を示すとともに、3度目となる北方領土の訪問を行う考えを示しました。
これについて政府は、今月12日から24日まで北方領土の択捉島で若者を集めて開かれる、愛国主義に関する催しに合わせて現地を訪問する可能性があるとみています。
政府は「日本の立場とは相いれず、受け入れられない」としていますが、仮にメドベージェフ首相が訪問に踏み切れば、今月末から来月初めにかけてで打診している岸田外務大臣のロシア訪問の日程を再調整せざるをえなくなるとしています。
これに関連して外務省幹部は、「北方領土への訪問と近接したタイミングでの岸田大臣のロシア訪問はない」と述べました。
政府は、プーチン大統領の年内の日本訪問を実現させる立場から、ロシア側に対し北方領土への訪問を中止するようぎりぎりまで働きかけていく方針ですが、両国関係への影響は避けられないという懸念が出ています。
これについて政府は、今月12日から24日まで北方領土の択捉島で若者を集めて開かれる、愛国主義に関する催しに合わせて現地を訪問する可能性があるとみています。
政府は「日本の立場とは相いれず、受け入れられない」としていますが、仮にメドベージェフ首相が訪問に踏み切れば、今月末から来月初めにかけてで打診している岸田外務大臣のロシア訪問の日程を再調整せざるをえなくなるとしています。
これに関連して外務省幹部は、「北方領土への訪問と近接したタイミングでの岸田大臣のロシア訪問はない」と述べました。
政府は、プーチン大統領の年内の日本訪問を実現させる立場から、ロシア側に対し北方領土への訪問を中止するようぎりぎりまで働きかけていく方針ですが、両国関係への影響は避けられないという懸念が出ています。