日本企業の短期主義、同族経営の優位が映す弱点(一目均衡)

2015/8/4 2:00
情報元
日本経済新聞 電子版
小サイズに変更
中サイズに変更
大サイズに変更
保存
リプリント
共有

 「同族経営」と聞くと、どこか時代遅れの感じがして、いいイメージを持たない人が多いだろう。最近では大塚家具やロッテで親子や兄弟間の骨肉の争いが起こり、否定的な印象がさらに強まった気がする。

 だが、実証研究によると、実は同族経営のほうがいわゆるサラリーマン経営より概して成績がいい。例えば京都産業大学の沈政郁准教授らが一昨年に発表した、日本の上場企業1000社以上を対象にした大がかりな研究によると、売…

関連キーワード

沈政郁、鈴木修、ロッテ、同族経営、ROA、日置圭介、スズキ、デロイトトーマツコンサルティング、大塚家具

会員登録

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

今すぐ登録(無料・有料プランを選択) ログイン(会員の方はこちら)

【PR】

【PR】

主要ジャンル速報

【PR】



主な市場指標

日経平均(円)
8/10 大引
20,808.69 +84.13 +0.41%
NYダウ(ドル)
8/10 16:29
17,615.17 +241.79 +1.39%
ドル(円)
8/11 5:38
124.57-60 +0.07円安 +0.06%
ユーロ(円)
8/11 5:38
137.28-32 +0.84円安 +0.62%
長期金利(%)
8/10 17:38
0.405 -0.010
NY原油(ドル)
8/07 終値
43.87 -0.79 -1.77%

日本経済新聞の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報