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インドネシア高速鉄道 中国が全面支援強調8月10日 23時27分
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インドネシアが導入を計画している高速鉄道を巡り、日本と中国が受注を目指すなか、インドネシアを訪れた中国政府の代表はジョコ大統領と会談して事業化に向けた調査結果を提出し、鉄道の建設から人員の育成まで全面的に支援する考えを強調しました。
インドネシアでは、首都ジャカルタとバンドンのおよそ140キロを結ぶ高速鉄道の導入が計画されていて、日本が新幹線方式の輸出を目指す一方、中国も自国の高速鉄道の受注を目指しています。
こうしたなか、中国の経済政策を統括する国家発展改革委員会のトップ、徐紹史主任がインドネシアの首都ジャカルタを訪れ、10日午後、ジョコ大統領と会談しました。会談後、徐主任は記者会見を開き、中国が最高時速350キロの高速鉄道を3年の工事期間で整備できることや資金面での支援策などをまとめた、事業化に向けた調査結果をジョコ大統領に提出したことを明らかにしました。
そのうえで、徐主任は「われわれが持つ高速鉄道の経験をインドネシア政府と共有することに真剣である」と述べ、中国政府として鉄道の建設から人員の育成まで全面的に支援する考えを強調しました。
インドネシアの高速鉄道を巡っては、日本政府もインドネシア側への働きかけを強めていて、インドネシア政府は日本と中国の調査結果を精査したうえで、できるだけ早く決断するとしています。
こうしたなか、中国の経済政策を統括する国家発展改革委員会のトップ、徐紹史主任がインドネシアの首都ジャカルタを訪れ、10日午後、ジョコ大統領と会談しました。会談後、徐主任は記者会見を開き、中国が最高時速350キロの高速鉄道を3年の工事期間で整備できることや資金面での支援策などをまとめた、事業化に向けた調査結果をジョコ大統領に提出したことを明らかにしました。
そのうえで、徐主任は「われわれが持つ高速鉄道の経験をインドネシア政府と共有することに真剣である」と述べ、中国政府として鉄道の建設から人員の育成まで全面的に支援する考えを強調しました。
インドネシアの高速鉄道を巡っては、日本政府もインドネシア側への働きかけを強めていて、インドネシア政府は日本と中国の調査結果を精査したうえで、できるだけ早く決断するとしています。