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韓国大統領 「談話は歴史認識の継承を」
8月10日 22時30分

韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領は、安倍総理大臣が、戦後70年にあたって発表する談話について、歴代内閣の歴史認識を継承してほしいという考えを表明しました。
韓国のパク・クネ大統領は10日午前、首席秘書官らとの会議の場で、安倍総理大臣が戦後70年にあたって今月14日に発表する総理大臣談話について、「日本政府が歴代内閣の歴史認識を継承する点を明確にすることで、わが国をはじめとする周辺国との関係を新たにスタートさせる成熟した姿勢を見せてほしい」と述べ、歴史認識を継承してほしいという考えを表明しました。
また、韓国外務省の報道官も10日午後、声明を発表し、「安倍政権が歴代内閣の談話の歴史認識を継承すると何度も公言してきたことに注目している」として期待を示しました。
そのうえで、「両国関係がよりよく発展していくことを希望する」として、今回の談話の発表を関係改善への契機にしたいという姿勢を示しました。
韓国国内では、発表される総理大臣談話に、いわゆる「村山談話」や「小泉談話」で明記されている「痛切な反省」「植民地支配」に加え、「お詫び」と「侵略」という文言が含まれるかどうかが注目されています。

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