韓国人の７割が政府を信用せず、ＯＥＣＤ報告で明らかに―中国メディア

韓国メディアによると、経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）が９日に発表した報告によると、昨年の韓国人の政府に対する信用度は３４％にとどまり、調査対象の４１カ国中２６位だった。１０人に７人が政府を信用していないことになる。９日付で中国新聞網が伝えた。

民間調査機関ギャラップが各国の１０００人を対象に調査した。韓国人の政府に対する信用度は０７年よりは大幅に向上したが、ＯＥＣＤの平均値４１．８％には届かなかった。韓国より政府に対する信用度が高い発展途上国はインドネシア（５位）、トルコ（１０位）、ブラジル（２４位）。信用度が韓国より低い国はイタリア、ポルトガル、スペイン、ギリシャなど債務危機に陥った国だった。

０８年の世界的な金融危機以降、ＯＥＣＤ加盟国の国民の政府に対する信用度は全体的に低下し、０７年の４５．２％から１４年の４１．８％まで３．３ポイント下がった。また、韓国人の司法制度に対する信用度は２７％と後ろから４番目の低さで、ＯＥＣＤの平均値５４％を大きく下回った。韓国より信用度が低い国はコロンビア、チリ、ウクライナだった。

（編集翻訳　小豆沢紀子）