指定医不正問題:聖マリアンナ医大が16人処分へ

毎日新聞 2015年08月06日 23時01分

 聖マリアンナ医大病院(川崎市)の医師が精神保健指定医の資格を不正に取得していた問題で、同医大は6日、学内の規定に基づき、神経精神科の男性教授(62)を諭旨退職とするなど計16人を7日付で処分すると発表した。

 同医大によると、問題をめぐり23人が指定医の取り消しを受けた。教授は資格を取り消されていないが管理責任が重いと判断した。50代の准教授2人も「教授と同様に責任がある」として懲戒休職3カ月とする。

 指定医の取り消しを受けた23人のうち、今回の処分対象となったのは12人。残る11人は既に退職した。(共同)

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