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3姉妹死亡 詐欺被害で窓を閉めきりか
8月9日 4時00分

3姉妹死亡 詐欺被害で窓を閉めきりか
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8日、東京・板橋区の住宅で熱中症とみられる症状で死亡しているのが見つかった、高齢の姉妹3人は、ことし、詐欺の被害に遭ったことから、それ以降、用心して窓を閉めきることが多くなっていたことが、知人らへの取材で分かりました。警視庁は、東京都心で猛暑日が連続するなか、死亡したとみて調べています。
8日午前10時すぎ、東京・板橋区の住宅で、この家に住む藏津直子さん(90)と、86歳と82歳の妹の合わせて3人が死亡しているのが見つかりました。
警視庁によりますと、3人は体の状態などから熱中症の疑いがあるということです。
3人が倒れているのを見つけて通報した知人によりますと、藏津さんたちは、ことし3月ごろ、ガス会社を名乗る人物が家を訪れ、「ガスの更新手続きが必要だ」などと言われ、話をしているうちに財布をとられる被害に遭ったということです。
知人によりますと、それ以降、用心するようになり、家の窓を閉めきることが多くなっていたということです。
また、警視庁によりますと、3人は「クーラーをつけていると、のどが痛くなる」と親族や知人に話していて、発見時、クーラーは止まっていました。
藏津さんは、漢詩や和歌をうたう詩吟を続けていたということで、仲間によりますと、日頃からのどを大事にして、家ではクーラーをつけず、扇風機を使っていたということです。
警視庁は、東京都心で猛暑日が連続するなか、死亡したとみて調べています。

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