競輪選手の賞金王、児玉広志がストーカー行為により群馬県警に逮捕され、脅迫の罪にて略式起訴され有罪になりました。
http://www.sankei.com/smp/affairs/news/150721/afr1507210030-s.html
被害者の女性は、私の中学校時代の同級生です。
この競輪選手、電話やメールでの執拗な誹謗中傷、脅迫行為、またブログ、Yahoo知恵袋へ、被害者の実名を挙げた誹謗中傷を繰り返しておりました。
7月1日群馬県警が小豆島に行って逮捕しました。
この逮捕により、彼女はホットしたようですが、悲劇はこれからのようでした。
逮捕時TV・新聞等で一斉に報道されました。
この時の群馬県警の発表で、
「逮捕容疑として、悪質な『メール3通、電話14回』のストーカー行為を行い、等々」、というような発表です。
また匿名報道ですが、明らかに彼女であると特定容易な開
示表現でした。
このメールと電話の回数の開示がその後の被害を拡大し、被害者を更に苦しめる結果となりました。また、そんなおり、捜査に影響あってはならないと、彼女は一切公に出てきませんでした。
恐らく、これを読まれている私の友人であれば、群馬県警が香川県小豆島にわざわざ逮捕に行くほど危険度の高い事件なんだと、普通に理解していただけると思います。
昨年にも警察からストーカー行為があったとし、警告を受けていたようです。
つまり、再度その行為が急激に激しくなったのが今年5月下旬ということです。
また、5月まで付き合っていたと、言われていますが、加害者が自身のブログ、Yahoo知恵袋などへの勝手な書き込みで言っていただけで、すでにお付き合いしていた事実関係はなかったようです。
ネット上では、「3回程度のメールで逮捕になるなんて、その女はそのくらい我慢できないのか」「そのくらいでストーカーにされるとは、ひどい女だ」、業界紙などは「やりすぎ」との表現を使い犯人擁護です。
また、「選手(犯人)を陥れた彼女はけしからん、彼女は競輪で飯を食っていた(競輪中継のアナウンサーをやっていたので)のに仲間を売るのか」「業界9割が犯人擁護だ」などとの話が伝わったようです。
まったく、どちらが加害者なのかわからない状況。
一部スポーツ紙では、
競輪事業を統括している公益財団法人JKA会長により「逮捕されたことは大変申し訳なく思っております」との記事がありましたが、誰に対し仰ってるのでしょうか?
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2015/07/02/kiji/K20150702010648680.html
また、選手の事実上の雇用主とされる一般社団法人日本競輪選手会は、何らコメントも発表していません。
公益財団法人JKAは、7月より豊田自動織機の副社長・副会長をされた吉田新会長体制になられました。
トヨタといえば、役員による麻薬絡みの事件、社長による会見があり、役員辞任、不起訴処分。
その事件と同等とは思いませんが、一人の女性、基本的人権が侵された被害者がいるにもかかわらず、管理団体からは一切のコメント・謝罪もなく、犯人である選手に対しなんら処分もありません。
一般社団法人日本競輪選手会は、最近知ったのですが、選手を守ってくれる組織だそうです。
つまり、仮に選手に、今回のようにそれが社会通念上違法行為であろうと思われる行為があったとしても、まずは選手の保護を第一義的に考えていただける、そのような組織らしいです。素晴らしい組織ですね。
競輪については全くのド素人で、全く知識がない私で、誠に恐縮ですが、公共性の高いこの業界のコンプライアンス体制はどのようになっているのかお聞きしたいですね。
同じ群馬県といえば、まるか食品株式会社。
小さい時からいつも食べてました。通っていた中学校の通学区域内に本社があります。
「ペヤング ソース焼きそば」一個に、異物一片が入っていただけで、異例の長期休業となってしまうような時代です。
関係団体の対応、
ビジネスマンとして、私の感覚では理解できません。
選手の違法行為、
スポーツマンとして、女性に対しストーカー、強迫行為を行うこと自体、?です。
実は、この2次被害のために、彼女が命を危険にさらすまで、追い込まれてしまいました。
結果的にストーカー行為等規制法脅迫の罪として罰金刑になりました。
メール3通どころではありません。執拗なメールが始まってから逮捕直前までに約120通です。
ネットでの誹謗中傷、内容はまったくひどいのなんの。
彼女が失ったものはとても大きいですが、唯一の救いは、犯人が刑事罰となったことだけですね。
やっと精神的・肉体的にも平静を取り戻しつつあるとのことです。
しかし、不思議と、いまだに加害者・犯人はもちろんですが、誰からも謝罪すらないとのことです。
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