第97回全国高校野球選手権大会 第1日[SS] 2015.08.06


きょう開幕しました第97回全国高校野球選手権。
きょう、3試合すべてが終わりました。
きょう最後のゲーム第3試合は長野の上田西高校が3対0で宮崎日大を破って甲子園初勝利を挙げたゲームでした。
ちょうど、先ほど試合が終わったところ。
まもなく、インタビューが始まろうというところです。
放送席勝ちました、長野上田西高校、監督です。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
甲子園初勝利今、どんなお気持ちですか?
感動しました。
アルプスのスタンドたくさんの応援団来てくださって燃えたんじゃないかと思います。
まずは草海投手のピッチングが本当にすばらしい。
見事な完封でしたね。
予選の準決勝決勝辺りからだいぶ調子が上がってきてて感覚もちょうどいい間隔で入れたのできょう、いいピッチングするとは思っていたんですがあそこまでやれるとは本当に思っていませんでした。
すごい選手です。
具体的に言うとどこがすごかったんでしょうかきょうは。
コントロールがすばらしかったですね。
あれだったら打てないだろうっていうそういうピッチングをしてました。
ピッチングだけではなくて守備も本当にうまい選手なんですね。
もともとショートをやらせていたので守備には自信持っている選手ですからね
きょうは9回まで安心して見ていられたという感じでしょうか?
代えるつもりは全くありませんでしたので球数も大分、少なかったので完投してくれると思っていました。
攻撃面では初回にまず2点を取りました。
あの展開は鮮やかでしたね。
立ち上がりに不安があるかもしれないというふうに見ていましたので積極的にストレートを狙わせる作戦が成功したと思います。
お話にありましたように早いカウントからいきましたが狙いどおりだったんでしょうか。
甘かったらとりあえず振れといっていたのでよかったと思います。
その後も打って先発全員安打。
中押し、ダメ押しがもうちょっとできればさらによかったんですけどきょうは初回で自分たちのリズムが作れたのでいいと思います。
きょう盗塁こそありませんでしたがバント、ヒットですとかいいスタートとか走力は見せられたんじゃないでしょうか。
盗塁だけが機動力ではないのでセーフティーバントも得意ですし隙があったら常に考えてろと話していたので本当に選手たちはよくやったと思います。
次の相手が栃木の作新学院に決まりました。
次の向けては、いかがですか?
関東の強豪校ですので練習試合とかもやったことないんですけど胸を借りるつもりで一生懸命、戦いたいと思います。
おめでとうございました。
ありがとうございました。
勝ちました上田西高校原監督でした。
続いて、談話です。
上田西高校、完封しました草海投手の談話です。
時折、笑みをこぼしながら話をしていました。
きょうはストレートが低めに決まっていたのがよかったです。
打たせるピッチングで野手のリズムもできたと思います。
フィールディングのよさについては、もともと野手出身ですのであの辺りも気にせずにプレーしていました。
次の一戦も集中して投げたいと話していました。
続いて、敗れました宮崎日大の榊原監督の談話。
決められるところで決められなかった。
相手の草海投手に対しては序盤は打席の前に立ってスライダーを狙っていけと指示を出していた。
5〜6回からはバットを短くしてつないでいけといったんですけど遅かったですと話していました。
ピッチャーについては杉尾投手は力んでボールがきていなかったので黒木に継投させました。
最後は、うちのエースは杉尾なので任せましたと話をしていました。
インタビューと談話は以上です。
きょう、開幕しましたことしの夏の甲子園。
第3試合上田西が3対0で宮崎日大を破った試合でした。
では、ハイライトで振り返りましょう。
先手を取ったのは1回表の上田西。
ワンアウト満塁で5番の松本。
たたいていきました。
2人のランナーがかえる2点タイムリーヒット。
これで上田西が先制します。
3回の裏の宮崎日大はツーアウトから9番の供利がライト前ヒット。
これがチーム初めてのランナー。
初ヒットでした。
狙えと指示をしたスライダーだったんですがしかし、榊原監督のインタビューにあったようにややフライも多かった。
続く1番の前田はセンターフライでした。
上田西は、ツーアウト一塁、二塁から2番・齋藤のこの打球。
サード・溝上宮崎日大もよく守りました。
追加点は与えません。
次の1点はどちらに入るかというところが注目された展開で6回の表の上田西。
ワンアウト、二塁、三塁から2番齋藤のこのファーストゴロの間に三塁ランナーがホームにかえりました。
上田西が追加点3対0とします。
7回裏の宮崎日大はツーアウト、二塁、三塁から黒木が三振。
8回の表の上田西。
2番・齋藤、スクイズ。
しかし、見事な宮崎日大の黒木投手のグラブトス。
3番の三井のときには盗塁を仕掛けますがここも宮崎日大、守りました。
宮崎日大もよく、終盤相手の追加点、阻みました。
しかし、9回の裏の宮崎日大の攻撃は6番の代打・岩切。
好守備を見せた、ピッチャーの草海の最後はプレーでゲームが終わりました。
3対0で2年ぶり2回目の出場長野の上田西が18年ぶり2回目出場。
宮崎日大を破ってうれしい甲子園初勝利を挙げた。
さきほどインタビューでも紹介しましたが上田西は、このあと大会7日目の第3試合で49校最後に登場する栃木の作新学院と対戦することになっています。
応援メッセージが届きました。
上田西高校神奈川県の男性です。
上田西高校甲子園初勝利おめでとうございました。
ピッチャー草海君をはじめとした鍛えられた守りが最高でした。
2回戦もこの調子で頑張ってください。
応援していますといただきました。
これできょう大会初日のすべてのゲームが終わりました。
このあと上田西高校は大会7日目の第3試合で栃木の作新学院と対戦することが決まっております。
解説・前田正治さんとともにお伝えしてきたきょう、大会初日の第3試合です。
前田さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
上田西高校が3対0で宮崎日大を破ったという第3試合のゲームでした。
第3試合、宮崎日大と上田西高校、前田正治さんとともにお伝えしてまいりました。
きょう、すべてのゲームが終わった大会初日の甲子園です。
大会初日、3試合開会式から3試合すべてが終わりました。
もうお客さんの姿もスタンドからも、ほぼなくなりました。
高校野球100年の節目の大会。
初日のきょうは作家の重松清さんとともに高校野球の魅力を皆さんにお伝えしようということで進めてまいりました。
重松さん、開会式からこの席でご覧いただきましたけどいかがでした?
スタンドに座ってるとたくさんの方いらっしゃるんだけどお年を召した方オールドファンがたくさんいるんだなということを改めて知ったんです。
特定の高校の応援じゃなくて開会式そのものあるいは高校野球そのものがお好きなんだなっていう毎年来てるんだろうなっていうぐらい年季が入っているんですよ皆さん。
試合のファン野球のファンであると同時に開会式のファンという方もいらっしゃるんですね。
これ、入場行進にすべての学校に、みんなが拍手を送るっていうのはこれは、すばらしいことなんじゃないですかね。
すべての学校に本当に大きな拍手が入場行進で送られていましたね。
またね、アルプススタンドを見ていてもねいろんなこの野球部員ですよね。
ベンチに入れなかった部員がたくさん応援したりお父さんお母さんのような方のね部員のみんなが集まって応援してるのを見てるとねなんか、試合の行く末勝ち負けを超えてみんなで本当にこの場を応援してるんだなって気持ちが伝わってきましたね。
ちょうど、私たちの年代は子どもがいるとまあ、高校生ぐらいというね。
だから、ヒットを打ったり活躍した選手はいいんだけども凡退したりエラーした選手の親御さんのことをねふと思っちゃってね。
失敗しないでくれっていう打ってくれ、抑えてくれという親の気持ちになっちゃいますよね。
きょうは3試合が行われまして王貞治さんの始球式があってそのあと、3試合とも1回の表に先頭バッターがヒットを打ってそれで試合が動いて流れがかなり決まってしまったっていう試合もありましたね。
いわゆる野球の勝ち上がりが難しいっていうのを超えてやっぱり、高校生まだ生まれてから十数年のその子どもたちのメンタルでいくと、試合の立ち上がりって大変なんだろうなって思いますね。
大舞台だからプレッシャーがかかるだろうとこの雰囲気の中でって簡単に私たち言ってしまうんですけどことば以上に彼らが感じる重さというのをきょうは感じましたね。
だから本当に早く緊張からほどけてふだんの実力でやってほしいなってずっと祈りながら見てました。
敗れたチームも立ち上がりにこそやられてしまったけれどもそのあとは自分のペースで試合が進めることができたというチーム。
だからこそが一発勝負の、しかも甲子園っていう大舞台の難しさであったりまた魅力であり魔力かもしれないですね。
きょうの結果をご覧いただいております。
どのチームもやはり勝ったチームが先に攻めをとっている。
そこでペースをつかんでいったという試合でした。
一つ勝つことの難しさもあります敗れた悔しさというのもありますけどもあすの試合をここで確認しておきましょう。
どんなところ楽しみになさいますか?
やっぱり富士山を挟んだ臨検対決もそうですし静岡高校って古高ですよね。
何か、本当に100年の歴史を実感させる代表校がたくさん出てきますね、ことし。
静岡高校は大正時代に優勝経験がある高校ですからね。
きょうの試合は終わりましたけどきょうは大会がまだ始まったばかり。
15日間という大会の長さがありますけれどもこの2週間、重松さんは選手たちにどんなことを期待なさいますか?
もうね、試合の勝ち負けを超えて思いっきりやりきってほしい。
やりきることのすばらしさ羨ましいですよ。
やりきれるっていうのはね。
勝ちきるということももちろんそうですけど。
負けきるのも大事ですよ。
そして、そこから新たに始めるんだと。
だからみんなヘッドスライディングするわけですよ。
最後のバッターはね。
思いっきり負けてほしい。
10点以上差があってもそこはやはり突っ込んでいく。
みんなすがすがしい顔をして去ってほしいですね。
甲子園を去るときには。
このあともぜひ、球児たちの健闘に期待をしたいと思います。
重松さん、きょうは朝早くから本当に長い間どうもありがとうございました。
堪能しました。
本当ありがとうございました。
甲子園、高校野球100年。
初日のきょうは開会式から3試合のもようをお届けしてまいりました。
それでは、この辺で甲子園球場からお別れいたします。
2015/08/06(木) 18:00〜18:20
NHKEテレ1大阪
第97回全国高校野球選手権大会 第1日[SS][字]

第3試合「宮崎日大高」対「上田西」 【解説】前田正治,【アナウンサー】冨坂和男 〜甲子園球場から中継〜 [延伸のとき以降の番組に変更あり]

詳細情報
番組内容
第3試合「宮崎日大高」対「上田西」 【解説】前田正治,【アナウンサー】冨坂和男 〜甲子園球場から中継〜 [延伸のとき以降の番組に変更あり]
出演者
【出演】【解説】前田正治,【アナウンサー】冨坂和男

ジャンル :
スポーツ – 野球

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サンプリングレート : 48kHz

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