戦争と平和を考える「NHKスペシャル終戦70年企画」。
あの時何が起きたのか。
そして今未来のために何ができるのか。
新たな資料や関係者の証言から探ります。
太平洋戦争末期に始まった航空機などによる体当たり攻撃特攻。
搭乗員の死を前提とした作戦により4,500人を超える若者が戦死しました。
今回特攻作戦を立案した参謀の機密書類が見つかりました。
実現不可能ともいえる想定を重ね作戦が立てられた事がうかがえます。
多くの命を巻き込んで拡大した特攻の軌跡をたどります。
沖縄のジャングルではゲリラ部隊がアメリカ軍に戦いを挑んでいました。
14歳から17歳の少年によって構成された護郷隊です。
資料は少なく実態は今なお謎に包まれています。
今回元隊員たちが取材に応じてくれました。
敵を10人殺したら死んでもいい。
じゅ…10人?彼らの証言をアニメーションで再構築。
少年たちの戦場での体験を初めて明らかにします。
うっうっ…うわ〜!戦地に赴いたのは男性だけではありませんでした。
赤紙によって召集された3万人を超える看護婦たち。
十分な医薬品がなく危険な疫病が広がる戦地。
彼女たちもまた過酷な現実に直面します。
長らく非公開だった従軍看護婦の記録と生存者の証言から彼女たちの戦争を描きます。
涙が出る。
「NHKスペシャル」では戦時中そして戦後と人々が歩んだ道のりも見つめます。
15日夜8時の放送は「カラーでみる太平洋戦争」です。
戦時中に撮影されたモノクロフィルムを色彩考証を重ねてカラー化しました。
激しさを増していく戦闘。
そして戦いの中にあった人々の営みが鮮やかに浮かび上がります。
戦時中の3年8か月。
フルカラー映像で描く日本人の記録です。
1945年8月9日長崎に原子爆弾が投下されました。
その後出版された日本で最初の子どもたちによる被爆体験記。
子どもたちはその後被爆者としての人生を歩き続けています。
原爆によって両親を亡くした少女。
原爆の熱線で足に大やけどを負った少年。
苦難の中を歩み続けた被爆者たちの人生を見つめます。
「戦後70年ニッポンの肖像」では私たちが未来に向けて何ができるのかを考えていきます。
石原さとみさんが内戦の傷痕が残るウガンダを訪問。
寺島しのぶさんは民族間の対立という課題を抱えるフランスを訪ねます。
2人はその地で何を見て何を思うのか。
終戦71年目に向けて未来への鍵を探す旅です。
あなたはその時に何のために戦っていたのかなと…。
「堪へ難キヲ堪ヘ…」。
「終戦70年企画」16日の放送は終戦の日以降に起きていた知られざる1週間の物語です。
日本の降伏を知らせる玉音放送が流れても前線では徹底抗戦の声が相次ぎました。
戦闘停止が徹底されたのは玉音放送から1週間後の事。
この間何が起きていたのか。
戦いを終結させていった人々の姿を描きます。
あす夜10時の放送はアメリカの映像戦略についてです。
戦時中戦意高揚を目的とした映画が数多く撮影されました。
当時カメラマンだった人物を取材しアメリカの映像戦略が何をもたらしたのかを探ります。
万歳!戦争と平和を改めて考える「NHKスペシャル終戦70年企画」。
8月16日までのラインナップです。
2015/08/06(木) 20:35〜20:43
NHK総合1・神戸
NHKスペシャル 終戦70年企画「戦争と平和を考える」[字]
戦後70年を迎えた8月。NHKスペシャルでは、さまざまな視点から戦争と平和を考える番組をお送りします。8月7日以降に放送する番組のラインナップのご案内です。
詳細情報
番組内容
7日(金)夜10時「憎しみはこうして激化した〜戦争とプロパガンダ」/8日(土)夜10時「特攻〜なぜ拡大したのか」/9日(日)「“あの子”を訪ねて〜長崎・山里小 被爆児童の70年」/11日(火)「あの日、僕らは戦場で〜少年兵の告白」/13日(木)「女たちの太平洋戦争」/15日(土)「カラーで見る太平洋戦争」/「戦後70年ニッポンの肖像−戦後70年を越えて」/16日(日)「“終戦”知られざる7日間」
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
ニュース/報道 – 報道特番
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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