バリバラ〜障害者情報バラエティー▽Change!School Life後編 2015.08.07


みんなのためのバリアフリーバラエティー…
(ラップ)Eテレで放送中のドラマ「ハンクちょっと特別なボクの日常」。
主人公のハンクは学習障害。
いわゆるLDがあり学校生活はピンチの連続。
でも持ち前のガッツとアイデアで立ち向かう!今回の「バリバラ」はハンクと同じく学校生活でのバリアに悩む日本の障害のある子どもたちが主役!友達とうまく…一体どうすれば楽しいスクールライフを送れるのか!?みんなで考えよう!
(2人)夏休みSP!
(拍手と歓声)さてこの夏NHKではイギリスで話題の学園コメディー「ハンクちょっと特別なボクの日常」放送してますが見て下さってますか?先週と今週の「バリバラ」はそんなドラマ「ハンク」とコラボレーションです!
(拍手)そこで「バリバラ」では学校生活でバリアと格闘している中高生たちのプロジェクトを2つ立ち上げました。
サポーターさん紹介よろしく!サポーターの塩こうじよりも向井康二です!イエ〜イ康ちゃん!向井康二よりも西畑大吾です。
お願いします。
かぶせてきた!かぶせてきた!1つ目のプロジェクトは学習障害を理解してほしいというね「LDをわかってYO!」っていうプロジェクトなんですけども。
読んだりね書いたりする事は難しい事なんですけどもなかなかね理解してもらえないじゃないですか。
それをなんとか変えようというものですね僕たちは。
続いてはこちらのサポーターです。
OS☆Uの高橋萌と…。
八角瑛子です。
もう一つのプロジェクトは発達障害によるトラブルを減らしたい。
「トラブル☆バイバイ」プロジェクトで〜す!お〜バイバイ!思った事をすぐ口に出してしまうせいで友達とトラブルになりやすいという悩みを解決する方法を探ります。
今日はその後編です。
それでは「トラブル☆バイバイ」プロジェクトまずは前編の振り返りも含めてどうぞ!どうぞ!
(2人)こんにちは。
名古屋市内の中学校に通う…発達障害には感情のコントロールが難しい他人の気持ちを想像するのが苦手などの特性がある。
ゆきねさんの場合思った事をすぐ口に出して言ってしまうため友達を怒らせ言い合いになってしまう事がよくあるという。
そこで立ち上げたのが…最初のステップは…そこでコミュニケーションの達人の力を借りる事に。
今日は助っ人に黒木先生に来てもらいました。
よろしくお願いしま〜す。
じゃあ皆さんよろしくお願いします。
アサーション・トレーニングの講師だ。
目的は自分も相手も大切にした自己表現を目指そうというものです。
実際どういう話し方をすれば相手を怒らせずに済むのか…ある日友達がトランプをしているところに途中から参加したゆきねさん。
ゆきねさんがいきなり最強のカードを出すと…ほかの子から「そんな事をしたら面白くなくなるよ」とダメ出しをされた。
するとゆきねさんは「ルール違反じゃないからいいじゃん!」と言い返し友達と言い合いになってしまった。
実は友達同士の間にあった暗黙のルールを知らなかったのだ。
相手に勝つ…。
勝ち負けになってるんかも分からんひょっとしたら。
途中で自分の意見を通す事に頑張る人が出てきてそれがいわゆる攻撃的な自己表現になってしまってお互いに攻撃攻撃になったらなかなか落としどころがないので。
トラブルを避けるためのポイントだ。
ああまず。
まずルールを教えてほしかった。
ゆきねさんが本当に伝えたかった事をどう言えばいいのか…じゃあやってみようか。
そんな事したら面白くなくなっちゃうじゃん。
そうか。
じゃあ最初からもう一回やり直そうか。
はいありがとうございます。
よかった。
これだとケンカにならなかったね今。
冷静になって当時の気持ちを振り返る事でトラブルを防ぐためのヒントが見えてきた。
続いてのステップ…よろしくお願いします。
澤田です。
澤田って言って下さい。
あの…呼んで下さい。
協力してくれるのは…周りに分かってもらうためには何と言っても言葉が重要なのだ。
全然それは難しくないです本当に。
ゆきねちゃんズバズバ言うじゃないですか。
それはかまだくんじゃなくても…。
誰でもだよね。
ズバズバっていうキャラ?そうですね。
そうですか。
そうなの?そうだよ。
マジで?遠慮というものが全くないしどんな人に対してもこんな感じ…。
遠慮はあるよちゃんと。
いつものようにゆきねさんとかまだくんの言い合いが始まり…口を開いた。
りんご超おいしいよね。
おいしいよおいしいよ!今モード変えたよね。
「モードを変えて!」という言葉。
険悪な空気を変えたい時に効果を発揮しそうだ。
続いて出てきたのは…。
言い過ぎちゃったなとか…?そうだよね。
だからやっぱ悪気はないよっていうメッセージ自体が世の中に出ていくのいいよね。
別にゆきねちゃんがどうこうじゃなくって…。
悪気がない事多いもんね。
「悪気はないよ!」思わず相手を傷つけてしまいさりげなく謝りたい時に使えそうなキャッチコピーだ。
ほかにもこんなキャッチコピーが見つかった。
これって僕が考えたんじゃなくてみんなと話しててみんなの中から出てきた言葉なんですよ。
まずは自分とちゃんと対峙して…深く自分と対峙するっていうのと自分から出てきた言葉を一つ一つ表に出してみる。
で選んでみるというのがいいと思います。
ゆきねちゃん今のところどれが一番いい?周りの人に知っといてほしいっていうのは…。
「悪気はないんだよな」というのが。
ボードにキャッチコピーを実際に書いてみると…。
あ〜いいね。
これがあるだけで許せちゃう感じ。
次にこの言葉を…前もって何らかこれが広まってたらいい訳だよね。
お〜!「悪気はないよ」ってさメッセージだけ載ってるってさちょっと嫌だけどさ…すごいむちゃくちゃな事をする。
いやそれもいいんじゃない?いいじゃない。
新境地だよこれね。
これいいじゃん。
なるほど。
「悪気はないよ」ってね。
どんなスタンプが出来たんですか?えっ皆さん見たいですか?
(一同)見たい見たい!こちらです!どれだ!?「ごめんね!悪気はないよ」。
(一同)かわいい!ゆきねちゃんが描いてくれた絵をカラーにしてスタンプになったのがこちらです。
うまいね!このほかに…全3種類のスタンプが完成!実際にこれをメッセージで使うとこんなふうになるんですよ。
(一同)いいねいいね!いいねこれ!うまい!ゆきねちゃんどうですか?これ作ってみて。
何か動いてすごいなあっていう。
イメージどおり?そうです。
すごい。
いや何かそれ以上みたいな。
あっそれ以上?イメージ超えた。
早速これ使いたいでしょ?だって2人がやりだしたら絶対はやるで。
これ広がってほしいな。
かまだくんはどう?これでちょっと…「ジョークです!悪気はないよ」って言われたらどう?あ〜なるほどね。
そうだね確かにね。
やりましたね。
これでバイバイできましたか?
(拍手)次いってみよう!ここで突然ですが「クイズ!」。
「ハンクの挑戦」!よいしょ〜!学習障害のあるハンクは毎日ねピンチに見舞われながらさまざまなアイデアと工夫でね切り抜けます。
そんなハンクの挑戦をねクイズで見ていきたいと思います。
では「ハンク」第2話から問題VTRどうぞ!アンナのセリフを読んでくれるかい?憧れのケイティにいいところを見せようと学校で開かれるミュージカルの主役に立候補したハンク。
台本を見て。
ビッグチャンスだ。
しくじるな!
文字が踊ってる!無理だ。
できない
台本が読めずセリフを覚える事ができないハンク。
はいはいはい。
今のがね問題なんですけどもどう思いますかね?これ。
想像つきますかね?いや難しいね。
これ難しいわ。
ルーさん分かりますか?やっぱり舞台に出たい。
その気持ちは俺はよく分かる。
いや何で立ち上がるんですか?分かってくれた!分かる。
それはすごくアンダースタンドできる。
私は思うにはアイシンクね…すごいですね!みんなは分かりますか?
(一同)おっおお〜!ゆきねちゃん。
なるほど!読んでもらうと。
なるほどね。
はるかちゃん答えたそうですな。
はるかちゃ〜ん。
なるほどなるほど。
正解はこちらです!さて正解は…。
敵が攻めてきた!軍を率いて北上する。
そんな危険な事!戦えぬ王など王とは言えない。
たまげたね。
セリフ入ってるじゃないか!オーマイガッ!実際あんなんでできんのかな?できるんですか?じゃあやろうか。
(一同)え〜!?ちょっとこっち来て。
ここ来て。
何か始まるで。
ここでここで。
身振り手振りもOKだからね。
(一同)お〜!
(拍手)
(瞳)すご〜い!かわいい!分かった分かった。
次どうぞ!さてもう一つのプロジェクト見ていきましょう。
僕たちの「LDをわかってYO!」プロジェクトで…。
はるかちゃんとねまっちゃんが自分たちの学習障害を分かってもらいたいという事で…前編の振り返りも併せてご覧下さい。
VTRどうぞ!こんにちは。
初めまして。
高校2年生のはるかさんと中学2年生のまっちゃんはLD。
学習障害があり読み書きが難しい。
これ読めるん?ちょっと見え方が違うんや。
そうそう。
現在は学校でタブレットの使用が認められ鉛筆で書く代わりにキーボード入力でノートを取ったり教科書をスキャンして読みやすい大きさに文字を変えたりできるようになった。
でもまだまだ周りの人に学習障害を理解してもらうのは難しいと感じている。
という事で立ち上げたのは…まずは読みにくいとはどういう事なのか…あ〜。
うわっこんなんこんなん。
これこれこれ!そして次のステップは…なんと今日は…僕ら今日来ましたけども僕ら以外にね新しい新たな助っ人を呼んでおります。
呼んでくれてるんですか?はい。
呼びましょう。
いきますよ。
こんにちは。
GOMESSさんこんにちは。
(一同)初めまして!初めまして。
二十歳のラッパーGOMESS。
自らの障害と向き合い周囲との違和感や生きづらさをラップで表現してきた。
自分の思いを言葉に託して社会へメッセージを発信し続けてきたGOMESSさん。
彼のアドバイスをもとにプレゼンの内容を考えていく。
なるほどね。
先生に言われた?まずは今一番伝えたいと思っている事をそれぞれ書いてみる事にした。
はい!できた?分からへん。
「分からへん」が正解かもしらんからさどんどん出していかないとさ。
だからもうそのまんまだよね本当に。
そのとおりだよね。
いやそういう事でいいよ。
まっちゃん書いてる?一応書いてますよ。
おっ見ようよ。
まっちゃん見ようよ。
はは〜。
いいね。
まっちゃんいいよ!
(拍手)結構今の…あるよね。
ストレートで…。
本当はありえないんじゃないか。
相手の心の扉を開くにはどんな言葉を選んで伝えればいいのかヒントをもらった2人。
まっちゃんの家を訪ねると…詩を書くのを中断しベッドで布団にくるまっていた。
母の真由美さんが心配して声をかけた。
詩の続きを書こうとするとタブレットが使えるようになるまでのつらい日々を思い出し書けなくなってしまったのだ。
プレゼンを前に悩んでいたまっちゃん。
気持ちを切り替え詩を書き直す事にした。
一方はるかさんはこの日学校の友達に作った詩を聞いてもらう事にした。
周りに対する不信感や怒りの言葉が次々と飛び出した。
「無視しないで聞けよ」以上!友達の反応は?まあな。
何か…。
はるかさんとまっちゃんそれぞれの課題に向き合いLDを分かってもらうためのプレゼンに向けて準備を進めてきた。
その成果はスタジオで!「LDをわかってYO!」プロジェクト。
それでははるかちゃんとまっちゃんにプレゼンをしてもらいましょう。
全国の学校の先生生徒の皆さん関係者の皆さん聞いて下さい。
私たち学習障害LDは読み書きが困難でとても難しくてうまくいきません。
私の場合は黒板の字がほとんど読めません。
手書きは基本NGです。
活字でも普通の人が5分読めるものを私は20分かかってしまいます。
私の見え方はこんなふうです。
文字が二重になったりゆがんで見えたりぼやけて見えたりします。
そして文字が分裂してイルカに見えたり水たまりに見えたりします。
このイルカは全くかわいくなくて憎たらしいイルカです。
僕の場合フォントによって読めたり読めなかったり無限ループのように同じ所を何度も読んでしまいます。
僕の見え方は文字がぼやけて見えたり文字が二重三重になったり文字が部品ごとに歩いていったりそしてグチャグチャになって自分の視界の外に逃げていきます。
頭の中でかき集めようとしてもかき集められません。
私の気持ち。
LDは見た目でも分からないし体のどこにも出ません。
よく怠けているとかもっと頑張れとか言われます。
悔しいです。
泣きたくなります。
私はみんなと一緒のスタートラインに立ちたいんです。
そのためにも力を貸して下さい。
自分の気持ちを書いた詩があります。
以上です。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
(拍手)イエ〜イ!すばらしい!どうぞどうぞどうぞ…。
まっちゃんどうぞどうぞ。
いやすばらしいね!もうこっちが聞いててもドキドキしましたけどね。
迫るものがありましたけども。
まあ何よりもさちょっと神妙な面持ちでルーさんがず〜っと見てた。
切実に…ボディにきましたか!きてねちょっとダウン寸前になりましたね。
すごく分かりやすいしピュアだしもう知らない事が多かったんでそれを改善してこれからねやっぱりこういう…最後も英語で締めて頂きました。
ベリー・インポータントですね。
さあJr.の2人はどうですか?いやもうねロケで一緒に長く時間一日おったんですけども結構分かっててもこうプレゼン聞いてめっちゃ感動しましたね。
まっちゃんはどうでしたか?まあよかったんじゃないでしょうか。
はるかちゃんもねもう何かやりきったっていう感じやね?まあ…。
でもまだやりきってはないですけどね。
だって…そやもんな。
そう!変わってからがやりきったって私は言えますけど。
さあいろいろと大変なところもありましたけどもみんなよかったというプロジェクト大成功でございます。
向井くん最後締めて頂きましょう。
僕でよろしいでしょうか?いきますよ。
大きい声でいきます。
これからもせ〜の!
(一同)Change!SchoolLife。
イエ〜イ!
(娘)ねえねえお母さん「オイコノミア」って何?2015/08/07(金) 00:00〜00:30
NHKEテレ1大阪
バリバラ〜障害者情報バラエティー▽Change!School Life後編[解][字][再]

「学習障害をわかってほしい」「友達とのトラブルをなくしたい」…前編で学校生活の悩みをもとに発足したプロジェクトが本格始動!学校生活でのバリアは解消されるのか?

詳細情報
番組内容
学習障害のある少年の活躍を描いた学園コメディー海外ドラマ「ハンク」とのコラボ企画の後編。ハンクと同様、学校生活でバリアを感じている日本の中高生の悩みをもとに、前編でたちあげた「トラブル☆バイバイ」プロジェクト、「LD(学習障害)をわかってよYO!」プロジェクトが本格始動!関西ジャニーズJr.と名古屋のアイドルグループOS☆Uがプロジェクトサポーターになり、学校生活に立ちはだかるバリアの解消に挑む。
出演者
【出演】大橋グレース,ルー大柴,向井康二,西畑大吾,高橋萌,八角瑛子,【司会】山本シュウ,【リポーター】大西瞳,【語り】藤沢としや

ジャンル :
福祉 – 障害者

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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