ここはアフリカのタンザニア。
この国で日本の医師たちがある病気の治療に取り組んでいるのを皆さんご存じですか?それは…実は世界中の失明原因のおよそ4割が白内障。
日本の眼科医たちは毎年タンザニアやベトナムなど9か国で医療ボランティアを行っているんです。
その気持ちだけですね。
でもこれ途上国だけの話じゃないんです。
日本にも白内障に悩む人はたくさん。
こちらの男性もその一人。
白内障で左目がほとんど見えなくなってしまいました。
そう多くの高齢者が白内障に苦しんでいるんです。
しかもあなたのその目にも既に危険が…。
今回「目に自信あり」な方々を調べたところ…。
白内障の人が続出!専門家に聞いてみると…。
え〜!そんなに!?この知らないうちに始まっている白内障が要注意!例えば白内障に気付かないまま車を運転すると…交通事故のリスクは普通の人のなんと…更にちょっとした事で転倒事故まで!ひえ〜怖っ!今「ガッテン」を見ているあなたの目は大丈夫なのか?それを診断してくれるのは…ジャーン!お月様!?
(小野志の輔)こんばんは。
「ためしてガッテン」のお時間がやってまいりました。
白内障。
私の周りもものすごい多いですね。
手術を受けたっていう話よく聞きますね。
そうね。
快さんは?私は大丈夫なんですけど…そう。
そういう病気なんです。
どうですか?周りは。
私まだ周りで白内障だってはっきりおっしゃる方そんなには同世代でいないんですけどただ…だから「あれ?私なになに?ちょっと何?」っていう。
今ちょっと怖かったです。
(山瀬)でも白内障というと…そうかそうか。
そうですね。
白内障は瞳の所が…。
こうなっちゃうの?白く濁る病気なんです。
でも快さんが今言ってくれたように私の周りにも多くの経験者がいるんですけど白内障は手術を受ければ…という事なんですけれどももちろん…
(麻木山瀬)ないです。
私も受けた事ない幸いにも。
(阿藤)あらすげえ!まずはその手術の様子を一人の患者さんをドキュメントで追いましたのでちょっとまずご覧下さい。
白内障の手術の現場です。
6月下旬一人の男性が白内障の手術にやって来ました。
まぶしいね。
この半年で症状が悪化したためついに手術を決意しました。
高橋さんは左目の白内障がかなり進行して今視力はほとんどありません。
文字を読む時は虫眼鏡を使って右目で見ています。
字を書こうとしても文字が何重にも重なってしまうため思うように書く事ができません。
虫眼鏡が手放せない日々を送っています。
2人の娘は目が不自由になった高橋さんをずっと気に掛けてきました。
高橋さんには手術後楽しみにしている事があります。
駄目なんですよ。
いよいよ手術の準備です。
麻酔をかけるのに使うのは点眼薬だけ。
左目以外は意識も感覚もはっきりしたまま手術を行います。
ちょっと緊張してるみたい。
さあいよいよ手術開始です。
手術で目に入れるのがこちら。
全長13ミリの…これを水晶体と入れ替えます。
高橋さん手術どうでした?
(スタッフ)別に?大変じゃなかった?
(スタッフ)ほんとです?痛くもないです?大きな負担もなくスムーズに終わったようです。
眼帯を外す時がやってきました。
(弘美)じいちゃんいよいよ外れますよ。
(医師)ちょっと待っててね。
(弘美)今先生が…。
じゃあね…眼帯外しますよ。
(弘美)どうですか?
(医師)昨日の薬がまだ残ってるかもしれないけどね。
(弘美)ドキドキ…ああ…どう?ちょっと目開けてね。
どう?こちらで見るとどう?見える?
(弘美)見える?どう?見え方はどうなの?
(医師)それはよかった。
(尚子)今までと違う?
(弘美)昨日見えないって言ってたもんね。
私の眼鏡の縁。
(医師)お嬢さん美しく見える?見えるよ。
(弘美)相変わらずかわいい?かわいくない。
高橋さんいい笑顔!高橋さんを訪ねてみると…。
どうも。
ありがとうございます。
おっ!両目でしっかりと新聞を読んでいました。
そして楽しみにしていたこれ!マスの目もばっちり見えるようになりました!高橋さん本当によかったですね!手術の現場から高橋さんの会心の笑みまでご覧頂きました。
将棋盤のマスが見えないというかその間の所に置いちゃうっていうぐらいの不都合だったんですね。
ちょっとびっくりしちゃったんですけど。
さてこれをご覧下さいませ。
高橋さんが目に入れた人工レンズとそのための装置。
まさにその実物がこちらです。
(阿藤)人工レンズ?はい。
(麻木)その2本出てる腕みたいなやつも一緒に入るんですか?これでこう固定するんです。
これは何ですか?このスポイト状のものは?実はこの注入するスポイトのようなものこれがものすごく先が細いんです。
だから…これを入れるわけ?このレンズを?今ここ入ってるんですよ。
この中にレンズが…うっすら黄色く見えてる所入ってるんです。
折り畳むようにして入ってるんだ。
(麻木)その細っこい所から?その瞬間ご覧になりたいですか?
(麻木)見たい見たい!
(阿藤)すごい。
ちょっと心の準備が必要な方は心の準備して下さいね。
本当の手術の様子です。
この映像は…。
(阿藤)おっ!今器械が中に入ってレンズが出てきてヒュッと広がって入りました。
以上です。
中で広がるんだね。
はい。
今これは正しい位置に置いたところです。
ここちょっと空気入ったので後でこの空気はこうして抜きます。
(麻木)うう〜!
(一同)え〜!やっぱりね…相当怖い。
(麻木)こうなる前に何とかしたい。
そこでここに今日のものすごい大きなテーマがございます。
ですね。
(阿藤)手術なし?もちろん。
それはいいですね。
ほんとにいち早く自分が白内障だって事が分かってもし「STOPthe白内障」ができればそれに越した事はないですよね。
(麻木)もちろんですよ。
これがおすすめできるようになったので今日お伝えする事ができるんです。
箱の中には一体何が入ってるのかという事でございますけどもまずは「私目には自信がある」っていう方々がまあ調べてみたら…という驚くべき数字の実態をご覧下さいませ。
こちらでございます。
はいテーマです。
「目には自信がある!」という方々を訪ねました。
白内障の実態を調べるため訪ねたのは…江戸川区にある卓球ジム。
40代〜70代の卓球愛好家の皆さんです。
実は江戸川区はシニア世代の卓球が盛ん!全国レベルの猛者たちがわんさか。
おう!かっこいい!そこで用意したのは穴の開いたこんなラケット。
本当に皆さん見えているのか試してもらいます。
卓球歴48年の藤原さんに使ってもらうと…。
おっ球がすり抜けてく!これぞ目がいい人だけがなせる……と思ったらあれれ?ちょくちょくはじいちゃってる!本当に目大丈夫ですか?それでは早速検査して頂きましょう。
お願いするのは白内障を診断して14年の…まずは先ほどの藤原さん。
目に光を当てて水晶体の状態を丁寧に調べていきます。
果たして…。
おっ問題なし。
よかったですね。
続いてはこちら50代の女性。
おっと!早くも白内障の方発見!その後も…。
あら。
こちらも。
あらら…。
思いがけない診断に皆さんぼう然。
なんと…白内障に気付いていない人ってかなり多いみたい!6割。
ねえ。
「ねえ」ってちょっと…。
(笑い声)「ねえ」っていう事ですかこれは?今回これで気が付いたおかげであの方々はひょっとすると「STOPthe白内障」という状態になる方もいらっしゃるでしょうし。
この13人の方々は大丈夫なんですこれから。
(山瀬)なんでこの段階で見つかったら大丈夫なんですか?実は先ほどの箱の中身が効き目がある段階でこの人たちが見つかったからです。
最初のラケットに穴開けてこうやってた人が見事に途中から全然駄目になっていってあの方が実際に検査をしたら白内障ではなかったという事は…
(笑い声)
(阿藤)一体何の実験だったんだ?という事なんですが。
その典型的なものがこちらです。
(麻木阿藤)え〜?こっちの方から少〜しこうピュー。
(山瀬)白い筋。
筋みたいなものがスーッとね。
私たちの瞳の水晶体…中にあるレンズの部分ですけどこれは卵の生の状態の時の白身のような感じのものなんです。
透明なたんぱく質。
それが変性を起こしています。
それがこの周辺から白っぽいひびのようなものになって現れてくるんです。
つまりこれで発見をされたいって事ですね。
この状態で。
はい。
これが進むとこうなります。
(麻木)おっ結構きた。
この段階になると手術をしないといけません。
ここからはもう手術の段階でございますよと。
この状態だと卓球が元気にやれるうんぬんよりも本人は全く分からない。
そうなんです。
なぜかというと実はこの段階っていうのは視力に影響が出ていない段階だからなんです。
こうなると視力は低下して自分でも分かります。
(麻木)その真ん中の…このトゲは特殊な光を当てて撮影したもので肉眼では見えません。
(阿藤)危ないですよそりゃ。
そうなんです。
何としてでもここで白内障を発見したいという事でございますけど。
何といっても見えてれば大丈夫じゃんと思いがちなのですが実はそうじゃない。
ちょっとこちらをご覧頂きたいのですが車を運転中の風景これがある条件の時初期の白内障にかかってるとどうなるか。
いきますよ。
(阿藤)もやがかかったみたいな。
ぼ〜っとしてる。
ああほんとだほんとだ。
特にこの標識が。
(阿藤)ほんとだ。
これで運転はつらいでしょう。
(一同)え〜!ずっとああだったら「あれ?」って。
思いますよね。
ところがある条件の時にああなるから問題なんです。
(阿藤)しょっちゅうじゃないんだ。
でも卓球の時には一切関係なかったですね。
卓球の時には起きてない。
(麻木)何の時?何の時?何の時になるの?ああいうの。
それではここで自分がなってるという事が全く分からない1人の方をこれからご紹介をいたします。
その方の一日に密着をしてみましたら今の疑問が解ける瞬間がやってまいります。
この方にご協力を頂きました。
こちら初期の白内障だと診断された…そんな加藤さんに迷惑承知で一日密着させて頂く事に。
(一同)今日はよろしくお願いします。
調査に協力してもらうのはこちらの2人。
眼科で働く目の検査のスペシャリストです。
何を調べるのかというと…?ほおう環境による変化!さあ見え方はどう変化していくんでしょうか?長年アパレル関係で働いてきた加藤さん。
今独立を目指して猛勉強中です。
…っていうのが私の夢なんですけど。
びっしりと書かれた文字。
こりゃ目も疲れちゃいそう!ここで…。
お願いします。
と言っていきなり始めたのはごく普通の視力検査。
結果は…。
上。
十分正常の範囲内。
視力には全く問題ないようです。
続いて向かった先は仕事仲間の事務所。
夏のセールに向けて打ち合わせです。
さすが真剣な表情。
とここでも…。
それでは視力検査を始めます。
大事なお仕事中すいません。
ちょっとだけお時間下さいね。
さあ仕事の疲れは出ているのか?左。
下。
右。
(加藤)左下。
特に変化はありません。
仕事のあとは気分転換でゴルフ!さあストレス解消後の視力は?今回も変化なし。
う〜んナイスショット!そして一日の締めくくりといえば…。
お疲れさまで〜す。
乾杯。
夫と仕事仲間と乾杯!お楽しみ中すいません。
本日最後の視力検査で〜す!いつものようにまずは右から。
あれ?ちょっと見づらそう。
じゃあ左は?お〜っと!視力ががくんと下がりました。
これがもしかして白内障の症状?なんだあ。
まあそりゃそうですよね。
ところがおつまみを注文しようとしたその瞬間!えっ!?眼鏡を掛けてみても…。
一体加藤さんに何が起きちゃったの?
(山瀬)どうしたんだろう?加藤さんがこのように見えたんだというのをご覧になってみて下さいませ。
うわ〜気持ち悪〜い!目が痛くなっちゃうような感じ。
あらららららら。
ああそう!そうそうそう!今度はテレビをご覧の皆さんにご覧頂きましょう。
はいこちらです。
(一同)うわ〜!見づらいですよね。
加藤さんはおっしゃいました。
(阿藤)なるほど。
ただ問題は…。
なんで急にメニューが見えないの?いやいやいや。
(麻木)酔っ払っちゃったの?
(笑い声)ああ暗さね。
そうです。
そのとおりです。
暗さなんです。
(一同)ああ〜。
でも夜だと疲れちゃったのかなって思っちゃいますよね。
メニューも酔ってるからじゃなくて薄暗〜くなると…。
薄暗くなるとなぜ2重に見えるのかというのを教えてもらわないと。
それはですね…実は目が明るい時こういう状態。
これが暗くなるとどうなるか。
(麻木)広がるよね。
瞳孔は開く。
その事とものが2重に見えたりする現象がとても深くつながっています。
(山瀬)えっ?さっきの…あの辺に…。
あっ!窓がちっちゃかったら周りの傷の所まで…。
穴はちっちゃかったんだけど広げたからこの傷が邪魔をするんだ。
では正解をお見せしましょうか。
薄暗くなると瞳孔が開きます。
そうするとさっきまでは隠れていたトゲトゲがあらわになります。
そうすると私たちものを見る時光と一緒にものの情報が入ってきてそれをこのスクリーンである所の網膜に映して脳が感知してるんですがこの瞳孔が開くという事は…。
そうするとここのひびのようなものがトゲに引っ掛かります。
そうするとこのトゲのせいで光がちょっとずれるんです。
そうすると像を結ぶ場所がちょっとずれる。
その結果ものが2重に見えたり3重に見えたりするんです。
そのトゲの内側で収まるぐらいの光の量の所にいられる時には全く気が付かないんだ。
そうです。
という事は光が足らなくなったら自分が白内障かどうか分かるという事は…。
たまに疲れとかでなるとして連続でそういうふうになった時気をつけなきゃいけないですかね。
(麻木)この場合は毎回なるって事ですよね?暗くしたらなるって事ですよね?なるって事です。
(山瀬)気付かないのかな?
(山瀬)あっ!
(阿藤)お月さん来ちゃいましたね。
そうです。
もし月を見てこういうふうに見えたら…。
(麻木)ええっ!2重にずれるという事ね。
眼鏡やコンタクトで視力を矯正してもなお2重3重に見える場合です。
(山瀬)へえ〜!ちょっともう一回意識してみよう。
ちょっと最近月を見るという心の余裕自体を失っていたんでどうだったっけなっていう。
今お悩み相談のコーナーじゃないんですから。
(笑い声)このタイプの名前をあえて付けましょう。
これはですねこういうふうに出ておりますので名付けて…視力はあるのに夕暮れ時や光がなくなるとものが2重に見える。
(麻木)え?その型をご覧頂きましょう。
はいこれです。
何とか型でございます。
ご覧下さいこのきれいな…。
(山瀬)ボウリングの球みたい。
ほんとほんと。
きれいでしょ。
ところが実はこちらのタイプの方がトゲトゲ型よりも悪化のスピードが速いんです。
重症化しやすい危険なタイプと言えます。
さあこのタイプは一体どういうタイプなのかを皆さんに知って頂きましょう。
こちらのタイプの初期症状はまた不思議なんですがこういう事なんでございます。
神奈川県にお住まいの…8年前に退職し今は趣味の写真撮影が何よりの楽しみ。
白内障だと診断されたのは2年前。
既に症状が悪化していたためすぐに手術を受けました。
今は左目に人工のレンズを入れています。
速水さんが目の見えづらさを自覚し始めたのは手術の2〜3年前からでした。
ところがそれよりもずっと前に不思議な体験をしていたといいます。
取り出したのはそのころ50代の時の写真です。
一体どんな体験をしたんですか?は?ラッキー?ラッキーな体験って速水さんに一体何が起きたの?えっ?
(笑い声)つまり病気になっているのにいっとき自分にとってはラッキーだなと思ったっておっしゃってるんです。
あっ…。
おっどうぞ。
(山瀬)もう正解だと思い込んでいる。
(笑い声)この自信はどこから来るんでしょうね?
(阿藤)じゃあひとつお願いしますよ。
キラッと光るちっちゃいものは目に付くから100円とか500円がすごく目に入るんでよく拾うようになって…。
(笑い声)俺ラッキーなんだよって事ですか?また拾っちゃったよ今日みたいな。
それは確かにラッキーですよね。
いやいやラッキーですけど…。
「行っちゃいます?」って…。
ええっ!?
(笑い声)
(笑い声)
(山瀬)潔い!快さん一応…。
(阿藤)この眼球が…広がって今度。
こういうふうに見えるじゃないですか。
それがヒューッとこうなるようなそんなふうに見えてきちゃうと。
カメラ撮ったらラッキーってカメラの魚眼はカメラが撮るんですよ?自分が魚眼で見えてるのと…。
(阿藤)それで普通に撮ってもなっちゃうっていう。
私は…久仁子さんの方がいいわ。
(笑い声)ただカメラを写す人はシャッターチャンスを逃がさない的な事は…こう…。
ええ?いい画が撮れるなみたいな。
(笑い声)
(麻木)いやいやいや。
そういう事なのかと思ったんですけど。
一番しっかりした意見ですよね。
(麻木)すごい!
(笑い声)
(麻木)そうですよ!
(笑い声)よし分かりました。
それじゃあこれこそヒントになると思うものをちょっとご覧下さい。
速水さんに聞いてみるとこんなふうにおっしゃっています。
(笑い声)急に目が良くなっちゃったんです。
(麻木)どういう事?近視が治ったとかそういう事ですか?ほお〜!つまり初期症状の一つは老眼が治っちゃうんです一瞬。
どうして老眼が治っちゃうの?そこですよね。
聞いてきました。
伺ったのは速水さんがその後白内障の手術をお受けになった病院です。
速水さんと同じ状態の方の目の断面図を見せて頂きました。
ここが角膜でここが水晶体なんですけど。
一体これは何なのか。
実は年をとってくると水晶体の厚みを変えるという事があまり上手にできなくなります。
そうすると近くのもののピントが網膜より向こうに合ってしまってぼやけて見えるという事が起こります。
しかしこの白内障の方の場合は実はですね水晶体…レンズの中にこんなものが出来るんです。
もう一つたんぱく質が変性して硬くなったレンズのようなものが出来るんです。
そうするとこれがうまい事光の屈折を調節してくれちゃって…ピントが合うようになるんです。
そうすると近くのものが「あらあらよく見えるようになったわ」と。
目が良くなっちゃったのかなと一瞬思いますよね。
一時的に老眼が治ったという感じがやってきます。
でも結局これは白内障が進んでいる事なんだという事なんですよね。
残念ながら白内障が進むとたんぱく質の変性も進みます。
するとこのレンズが着色されてしまうんです。
黄色くなり茶色くなり。
すると見えるものも全部色がついたような状態になります。
暗い所ではものの境目が分かりにくくなったりして階段で転びやすくなったりするんです。
(山瀬)相当怖いですね。
そうなんです。
こちらのタイプは老眼が治っちゃってラッキーと思っておりましたら大変な事になるという事でございます。
上の方は…。
そしてこの名前が…色めがね型でも老眼が治るという特徴以外にものが2重3重に見える場合もあります。
とにかく2タイプの方の初期症状ガッテンして頂けましたでしょうか?ガッテン!はいありがとうございました。
さあいよいよ番組冒頭に皆様方にご紹介をいたしましたこの箱。
専門家の先生の方をお招きいたしましてオープンザボックスとまいりましょう。
金沢医科大学教授佐々木洋先生よろしくお願いします。
どうもよろしくお願いをいたします。
(拍手)先生開けたいですか?開けたいですね。
先生開けたいですか?はい。
それでは先生に…。
(阿藤)お願いします。
「STOPthe白内障」何でしょう?目といえば目薬というふうにしてきておりますがこの目薬はつい最近出来たものですか?これ実はもう…
(佐々木)今眼科に行くと多分白内障っていうとこの目薬は…そんな前からあるものをわざわざ先生お呼びして…。
実はこの目薬が効くという事は分かってましたけどもどういったタイプをどのぐらい遅らせるとかそういった事は分からなかったんですね。
ああ〜!ただ一時この薬の効き目がどうかというような話も少しあったんですけども…私どもそれでもう一度評価をしてみましてそれで2年間やって…ただしもう進行してしまった…先ほどの写真ですね。
こういうものに使っても全然効き目はないんですね。
(阿藤)なるほど。
という事は先生非常に言葉を乱暴に縮めて言ってしまうと30年前に出来た薬なんだけれども途中から効かないんじゃないのかっていうような事があってここからもう一回データをきちんと取り始めたらちゃんとこの時点においては有効な目薬であるという事が立証されたので先生がここへおいでになったという事でよろしいんでしょうか?はい。
(麻木)要するにまだ自分は平気と思ってるうちから診断を受けた方がいいって事ですか?
(佐々木)そうですね。
白内障というのは加齢の影響というのは絶対ありますので完璧に止める事はもちろんできませんけども早期に見つかるためにはやはり少しでも目がおかしいっていうような何か気が付いた場合は一度眼科に早く受診して頂いて混濁が少しあればその時点でこの目薬で進行を予防する。
という事はこのトゲトゲ型には今お話にありました有効だという事が分かりました。
もう一つこの下の色めがね型には…。
このタイプは酸化ストレスが一番の大きな原因になりますので…それが必ずしもできてない場合はマルチビタミンというサプリメントがありますのでそれを使って頂くと…そして予防という意味では当たり前のような事ですが帽子といわゆるサングラスですか。
(佐々木)紫外線対策なんですね。
トゲトゲ型の白内障の20%は紫外線のせいだというふうにも言われています。
この帽子は非常に有効なんですがかぶり方が大事なんですね。
こういうふうにちょっと上向きにかぶっちゃうと…
(佐々木)それともう一つこのサングラスですね。
ものによりますけど…レンズっていうのはどんなレンズでもほとんどのものは紫外線カットしてくれますからこのレンズを通して目には紫外線入らないです。
ただこの間ですね。
この隙間から入るのが非常に悪さをするんです。
ですからこのツルの部分ですね。
これが太いものがいいです。
サングラスだけじゃなくてここに眼鏡がありますけども眼鏡のレンズというのは今ほとんど紫外線カットになってますのでサングラスと同じような効果があるんですね。
なるほどね〜。
いろんなものが出てますが結果やはり白内障の場合はとにかく早期発見すればこの目薬で手術までの期間を延ばす事もできるしひょっとしたら止まる事もあるかもしれないという事ですよね。
どうもいろいろ教えて頂きましてありがとうございました。
ありがとうございました。
(拍手)という事でございます。
はい。
いかがでございましたでしょう?
(麻木)これだけ聞いたら早く行けばそれだけね意味があるんだって事は分かったわけですから怖がらないで行った方がいいですね。
そうして下さいませ。
あんまり自分に自信を持ち過ぎないで自分の説は絶対に正しいんだというので100円玉や500円玉だけが光って見える。
そんなのありません。
(阿藤)まあ2重に見えたりそういう事があったら素直に眼科に行って目薬をさすと。
そうこうしてるうちに手術しなくても済むようになる。
これで安心ですよね。
あの頑固な2人を相手にご苦労さまでした。
(笑い声)という事でガッテンして頂けましたでしょうか?ガッテン!
ここでもう一つ白内障の最新ニュース。
白内障が既に進行してしまったという人たちに朗報です。
手術を受ける事で意外な事が改善するかもしれないんです
実は白内障患者のおよそ半分に睡眠障害が見つかっています。
この人たちの睡眠の質を手術の前と後で比べてみると…症状は重症から軽症に。
睡眠時間や寝入る早さも大幅に改善しました
何はともあれ一度月を見ながら自分の目を見つめ直して下さいね
2015/08/07(金) 00:15〜00:59
NHK総合1・神戸
ためしてガッテン「白内障!50代からの眼のアンチエイジング」[解][字][デ][再]
世界の失明原因第1位の白内障。実は超早期に見つければ、進行を食い止められることがわかってきた!50代から現れるという初期症状の発見法、さらに最新治療法にも迫る!
詳細情報
番組内容
白内障は50代の3〜4割の人で発症するが、ほとんどの人は気づいていない。実は普通の人に比べ交通事故のリスクが2.5倍になるなど、放っておくととても危険。白内障には水晶体の周辺からトゲのように白濁するタイプ、内部にもう一つのレンズができてしまうタイプなどがあるが、それぞれに独特な初期症状があった!お月様を使った簡単な診断法などをご紹介。また、進行を食い止める目薬や、最新手術の実態も詳しくお届け!
出演者
【ゲスト】麻木久仁子,阿藤快,山瀬まみ,【司会】立川志の輔,小野文惠,【語り】生野文治
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 健康・医療
情報/ワイドショー – グルメ・料理
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