高齢の３姉妹が住宅で死亡 熱中症の疑い

8月8日 18時31分

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８日、東京・板橋区の住宅で、この家に住む９０代から８０代の高齢の姉妹３人が死亡しているのが見つかりました。３人は亡くなったあと数日が経過していて、警視庁によりますと、体の状態などからいずれも熱中症の疑いがあるということです。

警視庁によりますと８日午前１０時すぎ、東京・板橋区板橋の住宅で「家の中で人が倒れている」と、住宅を訪ねた知人の女性から通報がありました。
警察官が駆けつけたところ、いずれもこの家に住む藏津直子さん（９０）と妹の湯浅登喜さん（８６）、同じく妹の坂本登※モさん（８２）の姉妹３人が死亡しているのが見つかりました。
警視庁によりますと、藏津さんが１階の寝室で、湯浅さんが玄関で、坂本さんが１階の居間で倒れていて、３人は亡くなったあと３日から４日経過しているということです。
警視庁によりますと、３人はいずれも夫が亡くなり、１０年ほど前からこの住宅で一緒に暮らしていたということです。住宅にクーラーはありましたが、当時は使われておらず、警察官が住宅の室温を測ったところ、３０度を超えていたということです。
警視庁は、３人の体の状態などからいずれも熱中症の疑いがあるということで、詳しい状況を調べています。
※（モは冠が「十」を２つ並べたもので「茂」の「ノ」がない）。