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大会２日めを迎える阪神甲子園球場、銀傘の下では、セミが鳴いています。
青空。
最高気温は、３５度と予想されています。
４試合が予定されています。
第４試合には、静岡が登場します。
当番組は同時入力のため、誤字脱字が発生する場合があります。
また、内容により字幕放送を中断させていただく場合があります。
甲子園で、野球がしたい。
幼いころからの夢をかなえた高校野球たちが、大暴れします。
花巻東対専大松戸、間もなくプレーボールの阪神甲子園球場。
まだ朝の風景です。
昨日から始まった甲子園球場の第９７回全国高校野球選手権大会。
今日が大会２日め。
４試合予定されています。
１塁側に岩手代表の花巻東。
３塁側に、千葉代表の専修大学松戸。
楽しみな１回戦。
放送席のゲストにお招きしていますのは、横浜高校野球部前監督でいらっしゃいます渡辺元智さんです。
おはようございます。
よろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いします。
花巻東は２年ぶり８回目の甲子園。
強豪として、甲子園ではおなじみです。
一方の専大松戸、春夏通して、初めての甲子園です。
どのあたりに注目されていますか。
どの選手というよりは、やはりチーム対チームの戦いといいますかね。
ちょっと特色が異なるそういうチームだと思います。
花巻東は、佐々木監督が、機動力野球とか、伸び伸び野球でやってきてますけど、専大松戸の持丸監督は、どちらかというと、オーソドックスで、どっしり構えた、そういう野球ですから、異質の野球の対戦だというふうに見てますけど。
それにしても、バッテリーが最優先ですよね。
ゲームが始まった、大会２日め第１試合、初球を打つのは、渡邉。
ライトフライに倒れて、１アウトです。
サイレンが鳴りやまぬうちに、１アウトが記された甲子園球場です。
最近では、初球から打っていくシーンが多くなりましたね。
昨日の開幕試合もそうでしたね。
それだけデータというものが、手元にあるんでしょうね。
我々の場合は、トップバッター、どういう球種を持っているか、三振してもいいから、数おおくいうことでやってきましたけどね。
横浜高校では、試合開始の１番バッターは見させますか。
見させます。
トップバッターの性格によって、どんどん行かせますね。
花巻東の先発ピッチャー、サウスポーのエース、高橋樹也。
１４６キロのストレートを持っていて、さらにスライダー、チェンジアップ、カーブと投げます。
菊池雄星二世という呼び声もあるサウスポーです。
三振を奪った。
きょう最初の三振です。
得意のスライダーで奪った２つめのアウト。
２番の高田が倒れました。
花巻東といえば、菊池雄星、大谷翔平、ずらずらと並んでますね。
地元の選手をここまで育て上げる、佐々木監督の手腕ですね。
デッドボールです。
３番キャプテンの岡本が出塁です。
初出場、専修大学松戸、専大松戸とお伝えしてまいりますが、１回表、２アウト、ランナーが１塁。
４番の原に回ります。
専大松戸の４番にして、エースナンバーの、原嵩この選手、注目の選手の１人です。
５割９分１厘。
ホームラン１本。
投打の軸。
早速注目の対戦ですね。
やはり原君は、ストレートにめっぽう強いんですよ。
右の方向にも長打が出ますからね。
とおっしゃる渡辺さんは、対戦がおありなんですか。
持丸さんと仲がいいですから、やりあうんですけど。
緩急を織りまぜていかないと。
今のような投球だといいと思いますけどね。
まだ朝の風景の甲子園。
決勝戦でも、勝ち越しのホームランを打っています。
高校通算で、１４本のホームランを打っているバッター。
ゲストは横浜前監督、渡辺元智さんも、いいバッターだと認めていらっしゃいます。
三振を奪った。
マウンドの高橋樹也。
初出場、専大松戸のシフトです。
マウンド上は原嵩です。
スーパーが誤っておりました。
投打の軸の原嵩。
こちらが専大松戸の先発ピッチャー。
リードするキャッチャーは河村です。
５番バッターです。
ファーストには猪爪。
６番で３割７分５厘。
セカンドに２年生の伊藤が入って、ラストバッターです。
サードはキャプテンの岡本。
３番バッター。
声を出します。
ショートには１番を打つ４割４分４厘の好打者。
センター背番号１１ながら、スタメンの２年生、川添。
ライトも２年生の寺元。
スタメンに３人の２年生がいる専大松戸です。
控えのメンバーです。
千葉大会を見ても、多くの選手を使って、勝ち抜いてきた専大松戸。
春夏通じて、初めての甲子園にやってきました。
１回表の専大松戸は、ランナー出ましたが０点。
一方のエース原嵩の立ち上がり。
１番の田老です。
放送席には、横浜高校野球部前監督でいらっしゃいます渡辺元智さんをお招きしてお送りしています。
１８５センチ、７８キロの原嵩。
４試合で、ごらんのイニングを投げました。
２２回３分の２。
１９奪三振。
スイングはしていません。
今日のピッチングに関しては、低め、ローボール、これを繰り返しました。
監督から言われているそうです。
１５０キロ出てもプロ野球でも高めは打たれる。
低めに投げなさいと。
低めであれば、１２０でも１３０でもいいからと言われているそうです。
基本は、アウトコースの高め、低めですよね。
打たれても、ワンヒットで済みますからね。
高めというのは長打になりますか。
それはそうですね。
一番は、インコースの高めが、一番飛ぶわけですけどね。
今の選手たちも、やはりバッティングマシーンの普及によって、外側の高めも、遠くへ。
右の方向にホームラン打てるような選手も出てきましたからね。
打席は１番の田老です。
アウト。
よく守りました。
左バッターですし、コースはヒットコースでしたね。
本当は、ワンバウンドでほうりたいところなんですけどね。
あの形でほうると、一つ間違いますと、暴投につながるんですね。
でも、よくほうりましたね。
好きな言葉は、なせばなるという渡邉。
２年生から背番号６をつけるだけのことはあります。
このプレーは大きいですよ。
ノーアウト１塁になるか、１アウトランナーなしになるか、福島は２年生です。
カーブとスライダー、チェンジアップを持っています。
カーブでストライクがとれます。
本人に聞くと、スライダーが２種類あって、右バッターのときは、外のスライダー。
ワンバウンドするような縦スラで三振をとると。
これはストレート。
１４２キロ。
セカンドゴロで２アウトです。
専大松戸は初出場ですが、非常に立ち上がり、野手が落ちついてますね。
そうですね。
そういう練習をグラウンドの中で自分たちのグラウンドの中でやってきたと思うんですね。
ふだんの習慣というのは、大切ですから、ここに来て初めてというと、なかなかいきませんよね。
バッターは千田です。
１４４キロ。
今日一番速いボールが出ました。
しかし持丸監督は、実はスピードガンと勝負はするなということを伝えています。
それよりも低めだということを徹底している持丸修一監督。
持丸監督は、０対０で始まった甲子園。
守りにつく花巻東です。
先発ピッチャー、サウスポーの高橋樹也。
２年生キャッチャーの福島がマスクをかぶります。
２番バッターです。
ファーストはキャプテンの佐藤唯斗。
５割７分１厘の７番バッター。
もと４番。
セカンド２年生の熊谷が入っています。
４番を打ちます。
サードは２年生の小松。
背番号１４番。
３割４分８厘です。
ショートはトップバッターの田老です。
レフトは３番バッター千田。
４割７分１厘のハイアベレージ。
センターには佐々木が入って、５番バッター。
ライトの２年生の佐藤太郎です。
２回の専大松戸の攻撃が始まります。
５番の河村です。
立ち上がり、両先発ピッチャーが注目される中、いいスタート。
コースコースにしっかり投げたい。
ピンチでは、自慢のスライダーで、空振りを狙いますという話をする高橋。
大先輩も菊池雄星投手、ライオンズで活躍されていますが、菊地さんを見て、腰の回転が非常に速いピッチャーでしたと。
それを参考にしていますという話をしているピッチャーのサウスポー高橋です。
腰の回転というのは何ですか。
腰の回転ということは、軸で投げられるという事ですよね。
回転という言葉が、すごくすばらしいと思います。
やはりバランスというものは、軸の中でも回転が伴っていかないと、バランスがとれませんからね。
マウンドで、体が揺れてたら、コントロールもつきませんのでね。
そのあたりの意識はどうですか。
インモーションの中でゆったり。
投げるときにふっとほうるということは、ぶれないんでしょうね。
それなりのコントロールにつながるでしょうね。
人呼んで雄星二世。
サードは２年生の小松です。
花巻東の控えメンバーをご紹介しましょう。
非常にチームが明るい。
これは花巻東、毎回甲子園に来ると、この姿。
人間味のある野球、これが僕たちの野球ですと、キャプテン佐藤は話しています。
大会の２日め、第１試合が始まっている甲子園。
今日のゲストは、甲子園で春３回夏２回の出場をお持ちの横浜高校前監督の渡辺元智さんです。
打席は猪爪。
コース、コースを低めにコントロールされてますよね。
立ち上がりでこれだけコントロールがつくというのは、並大抵のピッチャーではないですね。
キャッチャーの構えたところに来ましたね。
これを見ますと、高橋君も原君も、１イニングを見て、いいピッチャーだと分かるんですけど、いろいろ球種があるわけですが、ストレートとスライダー、どちらかに絞って、勝負ができるか。
あとは守りの勝負になると思いますよ。
打席は寺元。
２年生です。
１４０キロは今日最速。
一番速いときは、１４６も出ると聞いていますので、まだまだ伸びてくる可能性はある。
そんなサウスポー高橋。
ストレートでも、微妙に変化がありますね。
三者凡退。
高橋樹也の好投が光る２回表の甲子園でした。
大会２日めの第１試合。
放送席のゲストは、横浜高校野球部前監督でいらっしゃいます渡辺元智さんです。
改めて、よろしくお願いします。
こちらこそ。
チームは初出場だと思うんですが、ピッチャーは初めてのマウンドなんですが、非常にいいスタートを切ったように見えますね。
両チームとも原君、高橋君、上々の滑り出しですね。
これから、だんだん重圧がのしかかってくると思いますから、非常に好ゲームが期待されますね。
そういう気配が漂っていますね。
そうですね。
花巻東は、既に甲子園でベスト４の経験もあります。
一方の専大松戸は、春夏通して、初めての甲子園です。
逆に、岩手県勢で言うと、ベスト４が最高成績。
この花巻東と、１９１７年、１９年の森岡中。
この２校だけが、ベスト４に進んでいます。
岩手県勢は夏の決勝の経験はありません。
全国制覇、夏３回。
準優勝も３回という野球どころです。
ですから、岩手は野球を引っ張っているとも言える花巻東と、強豪千葉の激突です。
花巻東のベスト４は過去２回あります。
低く低くローボールと繰り返していましたが、よく抜きましたね。
我々は４時ごろに起きて、体をならそうというふうなことで、今はどういうふうな方法でやっているか分かりませんけど、我々は３時間前に起きるんですけど、健康管理、コンディションの持っていき方ということも、ちょっと興味深いところはあるんですけどね。
専大松戸は原投手に聞くと、４時に起きたと。
そうですね。
そのくらいに起きれば、運動神経もしっかり、ベストコンディションになっていると思いますね。
４５％の割合でバントをします。
佐々木監督の過去の例を見ますと、何をやるか分かりませんからね。
バントで来ました。
送りバント成功です。
決めたのは佐々木。
５番バッターです。
何をするか分からないと、相手に思わせている時点で、有利ですね。
そういう点では、持丸監督も花巻東高校の野球というものをいろいろと情報を得ていると思いますね。
専大松戸の持丸監督も、ベテラン監督とお呼びしていいでしょう。
甲子園経験は豊富です。
好投手を育成する監督さんだなという印象があります。
練習試合をやってても、いいピッチャーでくるわけですけど、守りの大胆さといいますかね。
シフトも、時々やるんですね。
勝負勘というものがありますね。
花巻東の佐々木監督も、練習試合で対戦して、持丸さんだと。
最初にあの方だというふうに思ったそうです。
楽天の美馬、あるいは常総学院清原。
そういった選手を持丸監督が育成してきました。
まずは気持ち、最後まで指をしっかり切るという話もあったそうです。
ストレートとスライダーが決まらなくなりますと、厳しいですね。
見きわめられるようになりますと、ピッチャーは誰でもそうですけど、ストレート、スライダー、見きわめられると、なかなか苦しくなりますね。
今のは本当は振ってほしいんですか。
振らなくていいんじゃないですかね。
振ってくれれば。
１塁があいてますから、ボールゾーンに投げて、それを振ってくれれば、もうけものだという事があると思いますね。
２塁１塁まではということですね。
ここですね。
打線が下位につながる中での、この打線、佐藤君に対してのデータがどれだけ入っているか、どういう攻めをするかですね。
下位といっても、４番を打っていたバッターでもあります。
しかも地方大会は、５割７分１厘というバッターでして、高校通算ホームランが３５本というキャプテン佐藤が、けがなどもあって、７番を打っています。
本来は４番です。
１９１センチ。
８２キロ。
７番には見えません。
となると、これが序盤の大きな山になりますかね。
得点圏でもごらんの数字。
９の４。
１塁へ送球しました。
握り損ねたんですかね。
どうしましたかね。
スタートがおくれた、あるいは１・２塁間のほうに寄っていたかもしれないですね。
でも、本来はかえれなきゃいけないですね。
バッターは佐藤太郎に回ってきました。
ランナーは２塁３塁と進んでいます。
強打者佐藤唯斗で、ゲッツーだと思った、そういうピッチャーの心理はありますかね。
あると思いますよ。
どちらかというと、左バッターを苦手にするタイプかもしれないですね。
インコースの低めの際どいスライダーを見きわめて、ストレートに的を絞っていたら、ヒットになる可能性もありますから、そのあたりの勝負でしょうね。
ここも１塁があいていますから、やっぱり勝負どころで、どういうボールをほうるか。
またバッターの佐藤君が何を絞っているかですね。
デッドボールです。
２アウト満塁となっています。
データでごらんいただきましたが、やはり左バッターのほうが打たれている打率は高いみたいですね。
本来ならば、あそこに投げやすいんですね。
右バッター、左のインローへ投げやすいんですけど、ちょっと意識しているか。
今でも、いいほうに捉えて、あれが当たらなかったら、パスボールにつながらなかったかとか、実際には、当たらなきゃとれるボールですけど、そういうふうに解釈して、ピッチャーに助言するといいますかね。
持丸監督が伝令、１４番の鈴木を飛ばして、２アウト満塁で、ゲーム再開。
打席はラストバッターですが、ピッチャー高橋です。
高橋センター前。
ホームイン。
ピッチャー高橋、みずからのバットで、先制の２点。
花巻東が２点を奪って、２対０です。
満塁とした後のヒットです。
高めに入りましたね。
デッドボールを出した後の初球は気をつけなきゃいけないですね。
さらに２アウト、ランナー２塁１塁です。
満塁になったランナーが四死球ですからね。
ちょっともったいなかったですね。
１番の田老です。
２点を失ったマウンド上、先発ピッチャーの原嵩です。
相手の高橋君が、まだまだ分かりませんけど、立ち上がりは上々ですからね。
２点以上は、今のところはやりたくないでしょうね。
まだ８時半前の甲子園ですが、顔面に汗が光っています。
１８５センチ原嵩。
ランナー２人残塁。
エースナンバー高橋が、センター前ヒットを放って、花巻東のエース高橋が、みずから打ったセンター前タイムリー。
２点を先制です。
ごらんいただきましょう。
満塁、デッドボールの後の初球でした。
よく野球の鉄則で、バッテリーには打たせるなというふうに言うんですが、乗るものですか。
そうですね。
チャンスと見て、花巻東の野球部のカラーが、チャンスとくれば、結果以前に、気持ちですから、いけるぞという、そういうふうな特徴というものを持っているように思うんですね。
今までの試合も見てまして、過去の試合を見てても、ここというときになると、どんどん果敢に攻めていくといいますかね。
初出場の専大松戸は、追う立場になりました。
８番の川添がバッターボックスです。
準々決勝から、全国にも名前がある、強豪を倒してきた専大松戸。
今は、すばらしい選手があちらこちらに行ってますから、レベルが上がってきてますよね。
そんな中で、７試合勝たないと、甲子園には来れません。
１９６７年の習志野高校を初め、３回全国制覇がある千葉勢。
試合前持丸監督は、前半に山がくるだろうと。
やっとつかんだ甲子園なんだ、お前たち、あがっている暇はないんだぞと。
あがったことを受け入れなさいと。
やはり緊張感というのは、全部の選手に言えることですね。
そんな中で、どんなふうにコントロールしていくかということも、采配の妙だと思いますけどね。
原には、２〜３点に抑えて、前半の山の勝負、接戦でという話はあったんですが。
取られたら、すぐに取り返すといいますか、どこかに２点取って、ピッチャーでもホッとしているところがあると思いますよ。
ですから、まさに点を取られた後の攻撃というのは大事でしょうし、守りとしては、このイニングをきちんと守るんだという。
見逃し三振。
これはすばらしいボールですね。
思わず今日のゲスト、渡辺元智さんも声を上げられました。
右バッターのインコース。
今のピッチングを見ていますと、まさに雄星君をほうふつとさせる投げ方ですね。
菊池雄星、大谷翔平をＯＢに持つ、岩手の強豪から、名門というような呼び名もしたくなるような、与えたくなるようなチームです。
マックスが１４８出ていますけど、それ以上に感じるでしょうね。
いいボールですよ。
球に切れがあるといいますかね。
１３０後半がコンスタントに出ているわけですけど、それ以上に、球に切れがありますから、１４０ぐらいの体感を感じているんじゃないですかね。
特に右バッターは、角度もありますし、苦労しますか。
そこに恐らく甘いボールも来ますから、難しいボールは難しいんですね。
甘いボールを勝負できるような勝負勘、集中力というのが、これから特徴になってくると思いますね。
今日最速１４０キロ。
非常に安定していますね。
今のところ、高めも行きませんからね。
空振り三振。
２者連続三振で、この３回も締めくくった、三振は早くもこれで５つになりました。
ＡＢＣの携帯スマートホンサイトでは、各代表校のオリジナルの応援待ち受けを配信中です。
ぜひ皆さん、アクセスしてみてください。
放送席には、横浜高校野球部前監督でいらっしゃいます渡辺元智さんをお招きしています。
ご存じ１９９８年は、松坂大輔選手のノウヒットノーラン。
名将であります。
花巻東がピッチャー高橋、自身の２点タイムリーで、リードしています。
１アウトです。
今のボールも甘いですね。
高めですから。
持丸監督の言われるように、低めにコントロールされないと、なかなか難しいですよね。
向こうの高橋君のできから言いますと、これ以上の点は取られたくないというような、ベンチの気持ちもあるでしょうし。
佐々木監督自身も、とにかく打ちは打のチームじゃないということで、高橋に託すんだという事を話してましたね。
バッターが、ジャストミートしていますね。
非常にコンパクトに振っていますから。
これもジャストミート。
３番バッターの千田が出塁です。
この夏の岩手大会で、コールド勝ちがなかった。
春もコールド勝ちがなかったチームなんだと。
ここまでコールド勝ちをしないというのも、私のチームでは珍しいんですということを話していました。
そういうチームの事情をよく把握して、そしてミーティングで徹底して、自分たちのバッティングをやろうということなんだと思いますね。
気持ちの強い子は、俺も俺もなんて言って、ほかのチームで大きいの打てば、よしっとなる子もいると思いますけど、それをあえて抑えて、ジャストミート。
もちろん原君が、すばらしいピッチャーということは分かっているわけですからね。
これもやっぱり事前に情報を集めた中で、ジャストミートのバッティングと。
今のところ、そういう気持ちが感じられますね。
打席は２年生ながら、４番の熊谷です。
２年生で４番を任されるのは、正直緊張がありますと。
夏は凡退することも多々あったんですが、野手が声をかけてくれたと話している熊谷。
少しランナーを気にするということは、花巻東の機動力とかということも、頭の中にはあるんでしょうね。
しきりに牽制を入れているピッチャー原。
そしてフォアボール。
ランナー警戒も影響があったでしょうか。
四死球、これで４つめ。
フォアボール３。
デッドボール１。
まだなかなか低く低くという、いつものピッチングはできていないか。
原投手との対戦をされたと聞きましたが、実力の何％ぐらいですかね。
やはりまだ半分ぐらいだろうと思います。
コントロールが外角にびしびしくるんですよ。
そこにスライダー、時折、速いインコースも、強いインコースもほうりますので、なかなか捉えにくい。
ただ、スタミナの点で、心配していましたから、でも４〜５回くらいまでは、１〜２点でね。
でも取られ方が悪いですね。
四死球で、満塁として、９番バッター、高橋にセンター前に打たれたのが、２回でした。
ここもフォアボールが絡んでいます。
持丸監督は、原から角谷のリリーフを考えていると話しています。
千葉大会の決勝も、原から角谷の、３年生のリレーでした。
ごらんのように、左バッターのほうが、打たれる確率が高い。
２アウト、ランナー２塁１塁です。
持丸監督としては、継投は十分考えてるものの、この原君が、やっぱり５〜６回まで投げてくれればなという、そういう考え方があるんじゃないですかね。
打席は小松です。
このボールをほうってれば、そうは打たれないんですけどね。
やはりコントロールですよね。
今度はスライダーです。
いいですね。
実は原投手は、自分でも、覚えてないぐらい集中していて、気づけば、８回だというふうなときのほうが結果がいいんですと。
マウンドで、すごい集中のモードに入るそうです。
できれば、何も考えない。
自然に何も考えない状態になっていたいと話していました。
初めての甲子園で、それができているかです。
今ホームイン。
３点目を奪いました。
これはいいプレーですね。
後続のランナーはアウトにしました。
しかし３点目を奪った花巻東。
花巻東がリードです。
花巻東の６番バッターの小松の、センター前タイムリーです。
ここでセンターはバックホームを諦めて、サード。
サードから２塁にかえっていって、ファーストランナーのオーバーランをアウトにしたと。
これはどうですか。
大きいですよ。
コンパクトに振っている花巻東打線ですから、不安定の原君を、やはり救ってやった、大きなプレーの１つだと思いますね。
目に見えないような、いいプレーですよ。
今のアウトは、後からじわっと、きいてくるかもしれないですね。
３点は、まだまだ行けるんですね。
ただ、相手のピッチャーが高橋君が、ヒット与えてないんですよね。
初ヒットを狙う。
キャッチャー、いい反応。
そうですね。
花巻東は２年生の福島です。
セーフティーバント、フェアゾーンで狙って、攻める姿勢といいますかね。
ただ、専大松戸にヒットがないから、セーフティーを試みたのか、そういう事を考えないでやったのかですね。
１塁セーフになりました。
記録はエラーです。
サードのエラーがつきました。
それこそスコアボードを見ながらやったらいいと思うんですよ。
こういうところから、エラーから、亀裂が出るものですからね。
この辺を原君の打席で、１打席めの三振を忘れて、投球内容も球種も分かっていると思いますから、狙い打ちでしょうね。
左ピッチャーですから、なかなか機動攻撃をかけにくい、そして３点取られてますから、３点の差がありますから、長打力がありますから。
ただ長打力があると言っても、大振りをしますと、花巻東の選手のように、コツンと当たっていれば、もともとパワーがあるわけですから、それがロングヒットにつながると思いますね。
ボールの処理を誤っている。
ホームイン。
相手のミスに乗じて、１点を返しました。
専大松戸。
記録はエラーです。
まだヒットは出ていません。
ノーヒットで１点。
打球は確かに速かった、原の当たりでした。
エラーの後、エラーが重なります。
レフトがボールをこぼします。
ランナーコーチもよく見ていました。
一気にホームにかえったという反撃の１点です。
この中での野球の、いろいろなことが、本当にたった一つのプレーに凝縮されていますよね。
確かに打球は速かったですけど、ダブルプレーだという気もあったでしょうしね。
ここら辺が、この甲子園の怖さですね。
セカンドランナーのホームインは、先ほど３回のエラーに、３つめのエラーをしっかりとすきなくとった専大松戸、その後、ちょっと守備のミスが重なって、１点を失った花巻東。
リードは花巻東がとっていますが、ちょっと今の流れはね。
恐らく、ピッチャーはそういうふうに考えてないと思うんですけど、３回までも、ノーヒットノーランという感じの中で、野手の皆さんは、分かっていると思うんですね。
がっちり行こうというようなそういう中からエラーが生まれたんじゃないですかね。
大事に行きたいですか。
行きたいと思いますよ。
体の動きがとまったという感じですね。
一生懸命とか、大事というのは、本来いい意味ですけどね。
リズムとか、バランスがもっと大事なんですね。
打球が速いから待つんではなくてね。
ノーヒットノーランならぬノーヒットワンランですね。
この場合の王は、得点という意味なんですが。
最初ですから、こういうゲームになりますと、エラーとかそういうものが、大きく影響するわけですけど、しかし、まだまだ花巻東にとっても、今１点取られたわけですから。
バッターは河村です。
花巻東が２回にピッチャーの高橋、さらに３回には、サードの６番小松。
タイムリーを打って、３点取りましたが、専大松戸、反撃。
ヒットを打たれなくても、点は取られるスポーツ。
幾らヒットを打たれても、勝てるスポーツでもあります。
ライトとれない。
２点目のホームインです。
３対２。
チームの初安打は、反撃のタイムリーになりました。
５番のキャッチャー河村、ライトの右へ、タイムリースリーベースヒット。
これで１点差。
さらに同点のランナーが３塁。
３つめのアウトから、一気に流れは専大松戸です。
右を狙ってたんですか。
インコースの低めに来ましたね。
それを引っ張ったらということで、とにかく手をかえさないように、右方向におっつけましたね。
バックホーム。
アウトになりました。
これはちょっと無謀ですね。
気持ちが入りましたか。
ランナーが２人いたならばいいですけど、ランナーはサードに１人ですから。
一番ピッチャーが不安定なときに入っていますから、動揺しているところですから、じっくり行ったほうがいいと思いますね。
キャッチャーも、ショートバウンドになったボールを。
よくとりましたね。
この試合は球際、細かいところの動きが何か勝敗を分けそうな。
動き始めています。
そんなゲームです。
バッターは寺元。
２年生です。
２年生ながら、４割を超えるアベレージを残した千葉大会。
チーム初安打も出ました。
３回までは、ノーヒット、三振５という、快投でしたが。
本当に打たれてない中での守備の乱れからの得点ですから、頭を切りかえればいいですね。
同点のランナーが１塁にいます。
空振り三振。
チェンジアップを使いました。
しかし、ゲームがまた拮抗してきました。
相手のミス等もあった。
花巻東が先手を取り、突き放したんですが、専大松戸、食らいついていきました。
このキャッチャーの河村、ライトの右への初安打。
これで３対２と、差を詰めています。
放送席お話は、横浜高校野球部前監督渡辺元智さんです。
甲子園で５１勝、白星を積み重ねられました。
ここまでは高校野球の怖さ、おもしろさを凝縮したような展開で来ましたね。
そうですね。
プロ野球ですと笑われてしまうプレーでも、一生懸命の中でのこういうエラーというのは、これが見る人には、また違った高校野球のよさといいますかね。
エラーして、よさというのはあれですけども、一生懸命ですから。
つい頑張れと言いたくなりますね。
そうですね。
だからこそ諦めない。
全く打てなくても、何がが起きる。
諦めない精神が、相手にエラーを与えるとかね。
技術的なすごい戦いでなくても、見る目を、ほかに視点を変えてみますと、また違ったおもしろさもありますね。
この回先頭の７番佐藤唯斗は、１アウト。
代わってバッターは８番の佐藤太郎です。
惜しいというプレーでした。
余り強い浜風が吹いていませんが。
太陽、そして浜風。
これも甲子園の高校球児を包む要素です。
空振り三振。
２つめの三振を奪ったピッチャー原嵩。
序盤はボールが上ずっていましたが、低めに集まってくるでしょうか。
これは落差が大きいですからね。
なかなかタイミングが合いませんね。
しかも１８５センチの長身です。
２点の反撃で、自分を取り戻していくか原。
バッターは高橋。
先制のタイムリーを、センター前に放っています。
スライダーは、やっぱり今のように、デッドボールの危険性がありますから、なかなか際どいところに投げられないんですね。
その分、左バッターを苦手にしていると思うんですけど。
左バッターへの攻め方も、いろいろな工夫があるようです。
スライダーよりか、際どいところにほうれれば、ストレートでもいいと思いますよね。
この誘いに乗ってくれないというところで、四死球がちょっと多くなっているという要素はあります。
ちょっと苦笑いといった笑顔。
相手のタイムリーを打っているエースをその差わずか１点という大会の２日め。
第１試合です。
神奈川横浜高校野球部前監督でいらっしゃいます渡辺元智さんをお招きしてお送りしています。
１点を追う専大松戸は、８番の川添から始まります。
好投手高橋から、まずはノーヒットで１点取り、その後チーム初安打も生まれ、これからが勝負という５回です。
今日は４試合がくまれています。
２年生ながら、背番号１１で、スタメンをまかされている川添です。
千葉では、４割４分５厘打ったんですが、本人は余り調子がよくなかったんです、体の開きが早かったんですと反省していました。
去年の秋は、背番号１９番から、冬場にたくさん振りこんだら、真っすぐが打てるようになったということで、背番号が１１番に上がったといっていいでしょう。
春からはレギュラーでした。
よくとったファースト、キャプテン佐藤唯斗。
足が離れるものですけどね。
ショートは田老です。
１球、また１球と、甲子園球場の大地が、選手たちの落ちつきを与えてくれるようです。
バッターは渡邉、打順が１番にかえってきました。
９５キロのカーブ。
これは初めてですかね。
そうですね。
これは意識的なスローカーブですね。
チェンジアップと違いますね。
その後ストレートで詰まらせはしましたが、持っていったのは、１番の渡邉。
チーム２本目のヒットです。
２アウトですが、同点のランナー。
１番の渡邉は、盗塁５個を決めている選手。
どう攻めるか、持丸監督。
仕掛けてくるかも分かりませんね。
しかし、渡邉君は、緩いボールの後は、ストレート、鉄則ですから、よく振り抜きましたね。
しかしサウスポーの高橋が、真っ正面で目が合います。
渡邉は５０メートル５秒９の足を持っています。
牽制の雰囲気やたたずまいは、上手なんですか、高橋投手は。
そうでもないと思います。
左の利点というのが見えますね。
クイックでほうってますよ。
ですから、こういう高橋君のようなピッチャーから走るということは、盗まなきゃいけないですね。
癖を把握しなきゃいけない。
このゲームで、初めて対戦して、ファーストにランナー出て、すぐ走れるというピッチャーではないでしょうね。
ショートの右を抜ける。
２アウト、ランナー２塁１塁。
２アウトランナーなしから、１番２番の連打。
いよいよ打順も３回り。
高橋にあってきたか専大松戸打線。
ショートの田老のもとによく打球が飛んでいきます。
そうですね。
やや守備力に不安があるように見受けられるんですけどね。
専大松戸が、やっぱり食らいついていきましたね。
簡単に三振するなと。
何かが起きるというようなね。
バッターは３番のキャプテン、岡本に回ってきました。
とにかく今日はめちゃくちゃ緊張していますと話していました。
みんなで緊張をときたいですねと話していました。
キャプテンの岡本はサードゴロ。
踏ん張った高橋。
やれやれという表情で、ゲストには、渡辺元智さん、横浜高校野球部前監督をお招きしています。
１９７３年のセンバツ初出場、初優勝から、荒木大輔選手の早実を破って、愛甲とも２枚看板、初の全国セーター。
春夏連覇は記憶に新しいところ。
それ以外にも、センバツの優勝、全て２００６年でした。
合計５回の優勝経験をお持ちです。
花巻東が２本のタイムリーで、序盤に３点取ったんですが、専大松戸が、相手のエラーと、長打によってかえした２点です。
ここはトップバッターからですから、追加点が欲しいところですね。
しかし、ピッチャーゴロ。
田老がチャンスをつくれるかどうか。
これも鍵を握ると、佐々木監督は話していましたが、それを許しませんでした。
スコアボードを見ますと、全く互角の戦いなんですね。
花巻東がエラー３つですけど、専大松戸は、フォアボールが４つという形の中でね。
全くフォアボールとエラーの違いはありますけど、互角の戦いと見ていいですね。
これから何かあるかということが、守りだとか、フォアボールだとか。
そこにロングヒットが絡んできたりしますと、このゲームが動いてくると思いますね。
原が３回までに、フォアボール４つと、デッドボール一つと。
ちょっと荒れたんですが。
４回はぴしゃり、三者凡退でした。
バッターはキャッチャーの福島です。
２年生ながら、非常にキャッチャーとしても、いい動きを見せています。
際どいコースを突いたんですが、フォアボールです。
これでフォアボールは４つめ。
四死球が５個めとなったマウンドの原です。
何か序盤までのフォアボールとは、意味合いが違うような気もしますね。
際どいところを狙っていっての、わずかな高低の差。
横の差があると思うんですけどね。
ここで何をしてくるか分からないという、佐々木監督の花巻東。
３番バッターに回って、１アウト１塁。
やはり初戦の難しさといいますかね。
お互いに緊張して、お互いにそれが緊張がほぐれないといいますかね。
全く心理状態は同じような状況じゃないかなと思うんですけどね。
３番千田がつなぎました。
ファーストランナーはいいスタート。
いい判断です。
レフト前で、ファーストランナーが３塁を陥れました。
よく走りました福島。
こういう目に見えない走塁ですね。
最初から行くんだと。
行く姿勢の中で、ヒットでしょうがないなという中で、エラーがあったから行こうというのでは遅いんですね。
エラーではないんですけど、ちょっと前に来るスピードの守りができてなかったところをついたと思いますね。
１アウト１塁３塁として、４番バッターに回ってきました。
２年生熊谷。
内野のシフトは、ちょっと前。
ダブルプレーシフト、あるいは打球によっては、前で、正面にくれば、ホームかというところでしょうね。
ただピッチャーがいるわけですから、二遊間が非常に狭いですよね。
１・２塁間をあけるよりか、ちょっとセンター前、ピッチャーの上はやむを得ないんですね。
ランナーは３塁１塁。
スクイズの様相はないですね。
ダブルプレー崩れで、１点入る可能性もありますね。
渡辺さんの目が、今監督の目に戻っていらっしゃいますが。
そんな中、３ボール１ストライクですね。
このあたりのシフトが、持丸さんの監督としての、勝負勘というのがあるんですかね。
それはつまり、通常セオリーと違ったりするんですか。
相手の攻撃だとか、バッターを少ない中で把握するといいますか、あるいは勝負勘といいますか、そういうものを監督が、見ていますけど、普通ですと、二遊間があんなに寄るということはないんですよね。
シフトを敷いていた、そこに飛んだんですが、サードランナー福島が、１塁から３塁、３塁からホーム、生かされました。
１点追加です。
４対２。
花巻東がリードを広げます。
そのショートへ、寄っていたほうへ飛んだんですけどね。
飛んでいたんですけど、ダブルプレーシフトでもない、前進シフトでもない、その打球…。
前進守備敷くんでしたら、アウトになるところまで来ないとだめですね。
持丸さんの勝負勘を見てたんですけども、打球はそこに行きましたね。
はまったかなと思いましたけど。
そしてここで、専大松戸、背番号１０をつけました角谷がスタンバイをしています。
ピッチャーを代えますか。
本当に紙一重の４点目が入りました。
持丸監督の勝負勘。
そこへ飛んだ打球。
わずかに前進の距離が短かった。
そしてサード福島のランナーの素早いスタート。
こういったものが相まって、１点追加。
ここでピッチャー交代。
原嵩は、背番号１をつけたまま、外野へ向かっていきます。
ライトです。
４番の熊谷までエースナンバーの原で行きました。
そして、フィルダースチョイスによって、打点がつきました。
ショートゴロで打点１。
その１点の間に、ファーストランナーも２塁へ行っています。
１アウト、ランナー２塁１塁。
交代はどんなタイミングですか。
じわじわくるものですから、左バッターが多いということで、代えたんだろうと思いますけどね。
でも、そんなに打たれているわけじゃない。
ちょっと自分のコントロールミスから自滅したという形になっておりますけども、この継投の意味はこの勝負を占う、一番大事なところじゃないかなと。
そういう面では、持丸さんが、大きな決断をしたともし打たれたら、難しい、抑えれば、まだやれるというような、そういう決断力だと思いますね。
もと元継投は視野に入れていた持丸監督。
ボールが浮いてきたら交代かなと話していましたが、原は立ち上がりのほうが浮いていました。
５回裏、１アウト２塁１塁。
左バッターの佐々木、この後タイムリーを打っている小松も左。
佐藤太郎も左。
９番高橋も左と。
５人中４人が左が続いてます。
サウスポーの角谷投入。
２アウトです。
佐々木が代わったピッチャーの初球を打ちに行ったんですが、セカンドフライ。
失礼しました。
センターには高田が回っています。
高田がつかんで、バッターは小松。
タイムリーヒットを打っています。
ピッチャー代わった後も、初球から行きますね。
先頭バッター、佐々木君は、もっと見る必要があったと思うんですけど、チャンスと見て、どんどん自分のところのスタイルを変えたくないという事があると思いますね。
これが花巻東の特徴だと思うんですね。
どんどん行こうと。
チャンスを見たら、選手に任せて、どんどん行けというところだと思いますね。
一方の角谷、３年生サウスポー。
低めに集めて、打たせて取りたいと。
ツーシームや、スライダーに自信があるピッチャーです。
決勝戦も、原から角谷というリレーでした。
３アウト。
好リリーフを見せました。
２番手、サウスポーの角谷。
この持丸監督のピッチャー交代は、ずばりでした。
グラウンドは接戦です。
スタンドはどうでしょうか。
「燃えろ！ねったまアルプス」。
３塁側、専大松戸高校サイドは、テレビ朝日の池谷麻依アナウンサーお願いします。
千葉大会で、決勝まで導いた、金子君に来ていただきました。
金子君は原君ととても仲がいいと聞いたんですが。
練習が終わった後に、空揚げを食べに行ったり、御飯食べに行って、言いたいことを言える中で、切磋琢磨して、頑張ってきました。
原君が甲子園という舞台に立っているのを見て、どうですか。
うらやましいという気持ちもあって、その反面、うれしい。
そういう気持ちで、頑張ってほしいなと。
頼もしい先輩が、アルプスからエールを送ります。
うらやましさと、うれしさと、半々というのは、本音でしょうね。
本当は、自分が聖地に来たいという思いもある。
ここに来ているということは、後輩を応援したいというね。
今度は１塁側に行きましょう。
花巻東側は、ＡＢＣ福井治人アナウンサーお願いします。
花巻東高校が、人から愛される理由、それはただ野球が強いという理由だけではないんです。
佐々木監督指導のもと、挨拶や地域貢献にも力を入れているということで。
今回お話を聞くのは、ウシザキさんです。
花巻東のよさはどういうところですか。
監督は、常々、野球が上手になるということだけではなくて、人間として社会に通用する人間に育ててたいということで、野球に励んでいるという事を聞いています。
活躍されること、地域の人は、喜んでいるんじゃないですか。
市民が、応援で盛り上がっております。
活性化にもなると思いますし、市民が本当に喜んで、愛する東高校を応援しております。
花巻東高校、地域の人からの力も借り、まずは１勝、そして全国優勝を狙います。
本当に地元に愛されていることが、よく伝わってくるようなお話でした。
常々、人間味のある野球。
このチームは、いつも雰囲気がいいなというイメージがありますね。
恐らく今野球留学といいますか、そういう選手が多い中で、ほとんど地元の選手が多いように思いますから、風土的な野球、岩手の風土的な野球がそのまま選手にうつって、それをうまく佐々木監督がまとめてますね。
本当にファンも、一体になって、後押しして、選手のパワーになっているんだと思いますね。
菊池雄星投手が、甲子園を去るときに、この仲間ともっと野球をしたいというのを。
いろいろな逆境を乗り越えて、地域の方たちが、そういう思いも背中にしょってここへ何て、みんなのためには頑張ろうと。
しかし、原嵩を三振に打ち取った高橋樹也。
７つめです。
４番の原が、いい当たりのショートゴロ。
相手のエラーがあったんですが、封じられている感じがあります。
高橋樹也の前に、３安打２点。
２点のうち、１点は相手エラー、もう１点が、河村、ライトの右へのタイムリースリーベースヒットです。
難しいところですが、スタンドに入ります。
放送席お話は、横浜高校の野球部、前監督でいらっしゃいます渡辺元智さんです。
高橋君のピッチング、肘のやわらかさといいますかね。
軸の回転といいますか。
いいピッチングをしますね。
その菊池先輩を見習ったという腰の回転。
つまり軸を使ったそんなぶれない投球が、甲子園でもできているようです。
空振り三振。
これで８つめです。
原のストレートで、河村はスライダーで。
そういう三振ダッシュです。
捉えにくいんですよね。
これを本人も意識しています。
雄星二世と言われるほど僕は力がありませんが、自信をもって投げたいですと話していた高橋です。
そして監督からも、歴代エースの立ち居振る舞いを聞いていたそうですが。
ここで代打を送ります。
１球ストライクの後に、代打。
余り多く見るタイミングの代打ではないですね。
何か感じたんでしょうかね。
勝負師の持丸監督の、何かアンテナがはたらきましたかね。
そうでないと、なかなかこういう起用はしないと思いますけどね。
代打永井、地方大会でも一試合でも、１打数ノーヒットという数字があるバッターです。
好きな言葉は闘争心という２年生。
３年生の猪爪から代えました。
右バッターを送り込みました。
それも２アウトからですからね、何かひらめくものがないと。
高橋も、おやっとは思ったでしょう。
食らいつきます。
差は２点ですから、まだこれから６回以降どちらにどう転がって行くか分かりません。
ナイスボールですね。
９個めの三振。
６回表まで終わっています。
花巻東が、専大松戸をリード。
この後、第２試合、第３試合、第４試合と、注目のカードも待っています。
昨日から始まった９７回高校野球、１００年の夏です。
厳密には、１９１５年から数えて、１０１年めの夏になります。
しかし大会は９７回、４回分の欠落には高校野球の歴史とともに、日本の歴史も含まれています。
甲子園で球児が伸び伸びと野球ができる、そんな喜びをかみしめているところです。
専大松戸は、ピッチャーが代わりました。
先ほどから２番手の角谷。
先ほど持丸監督のピッチャー交代が、ずばりと当たりましたね。
ですから、このイニングでしょうね。
うまくいきました、その後のイニングが大事ですね。
このイニングですね。
思い切ったピッチャー交代。
１ストライクで代打。
思い切ったシフト。
持丸監督のその勝負師ぶりがあちらこちらに見えている今日の試合です。
デッドボールです。
帽子をとったのはピッチャーの角谷。
イニングの先頭に四死球。
ノーアウト、ランナー１塁。
キャプテンの佐藤唯斗が出ました。
この回は、大事だろうとおっしゃった。
今日のゲスト、横浜高校前監督渡辺元智さんです。
８番の佐藤太郎、２年生。
相手投手の高橋君のできといいますか…。
１アウト１塁です。
よく戻りましたね。
要するに、このあと１〜２点、１点でも追加されますと、局面が難しくなってくるというふうに捉えているんだろうと思いますね。
そういった意味で、ある意味、なかなかエースをここで代えるというのは難しいんですけど、うまく系統ができたその後のイニングですよね。
このイニングをどうやって抑えるか。
ここで１点取られますと、気持ちも薄らいでしまうといいますかね。
６回、７回は、難しいイニングですよね。
ライトの守備に回ったのは、エースナンバーの原。
マウンドに上がるチャンスがありますが。
継投は、千葉大会ではありませんでした。
基本的には、原も角谷も、完投できるピッチャー。
春に県大会で、背番号１番をつけて、エースのような経験を積み、６試合中、４試合で完投するという。
そんな成長ぶりがありました。
角谷は、先発できるかもしれないと思っていたんですけどというように話していました。
先発したかったんですかという質問には、マウンドに立ったら、背番号１番は俺なんだと思って、強気で投げたいというふうに話したマウンド上の角谷です。
ナイスボール。
インコースへ決めた、絶妙なコントロール。
コメントを考えますと、非常にこの気持ちがしっかりしているピッチャーだろうというふうに判断しますけど。
そういった、今すばらしい気持ちが来ましたね。
持丸監督がピッチャーに授けることは、大事なのは気持ちと低め。
その気持ちを前面に出した角谷。
１番に打順が戻っていきました。
田老は内野ゴロ。
専大松戸も警戒していましたし、花巻東も期待していました。
佐々木監督は、この田老のメークチャンス、鍵を握ると話しましたが、ここは逆に、２アウト１塁で、田老に回ってきました。
なかなかしたたかなピッチングをしますよね。
動じないといいますかね。
牽制を入れながら、そしてきちっと、キャッチャーの方向に投げているわけですよね。
なかなか投げ切れないんですよね。
大体左の中で、インコースをほうるということは、難しいんですけどね。
先発の原が、左バッターに投げにくそうにしていた分だけ。
本来は、右ピッチャーのほうが投げやすいんですけど、ストレートは投げても、スライダーがなかなかうまく決まらないといいますかね。
時折、高めに来るところが、ちょっと危ないところでしょうけども。
なかなか、堂々とマウンドの様相は、いいものがありますね。
性格によって、先発かリリーフかあるんですね。
そうですね。
恐らく２人のピッチャー、高橋君と角谷君でやってきてますから、どちらが先発しても、リリーフしてもというところでしょうね。
恐らく左バッターが多いときは、角谷君がほうるという時もあるでしょうし。
今日は左バッターが多いから、そういうことで、自分にも回ってくるんではないかなというのは、そういう投げたい気持ちもあったと僕は思いますけどね。
空振り三振。
少しシュート回転してますね。
ツーシームを使いました。
先発を譲った悔しさを、甲子園のマウンドで、渡辺さんも強調された６回裏、大事なイニングとおっしゃいましたが、最後、この三振で切り抜けました。
すごい強気の攻めですね。
気持ちが通ってますと、相手も思わずボールを振ってしまうといいますかね。
ピッチャーというのは、本当にどのポジションよりも、大変なポジションですけど、そこに気持ちが加わっていくと、これが大事な、大きな要素ですよね。
今の６回もゼロ。
３つめのアウトというのが、終盤に何を与えるか。
７番から始まる専大松戸。
寺元、２年生です。
この後、角谷にも回ります。
高橋君も、いいピッチングを続けてますからね。
アウトにしました。
ショートの田老から、ファーストのキャプテン佐藤唯斗へ。
寺元はショートゴロで１アウトです。
専大松戸のわき役の選手たちが、まだまだ花巻東の内野陣は、不安定な守りをしていますからね。
絶対三振しないんだと、追い込まれてもね。
それまで好球必打でいくべきだと思いますけど。
ジャストミートでとらすということから、何かが起きるような気もいたします。
バッターは角谷です。
フライになってしまいました。
サードが菊地に代わっています。
レギュラー背番号は菊地が、この回の守りから、サードについています。
バントヒットを狙った角谷でした。
ああいうバントヒットがフライになるということは、高橋君のボールの切れがいいんですね。
７回で９２球まで来ています。
大体最近の子は、１００球ぐらいでというのがありますけど、恐らく１５０とか、そういう球数を、毎日ほうっているような気がいたしますよね。
当然高橋も、６回裏の角谷のこの力投を見ていたでしょう。
ここはラストバッター伊藤、センター前に運んで、２塁に行こうかという、そんな勢いです。
２アウトから出ました。
９番伊藤のセンターフライ。
本当は、７回、８回の攻防になりますけども。
２アウトからですからね。
この高橋君のできを見ますと、連打連打はなかなか難しい。
足を絡めた。
先ほども申し上げましたようにね。
左ピッチャーですから、なかなかスタートを切れない。
となると、ここで単打、ロングヒットが出ればいいんですけどね。
単打ですと、次のバッターを期待するしかないですね。
上位打線ですから、野球は２アウトからという言葉がありますけど。
４番を打ったこともある渡邉ですが、４番よりも、１番にやりがいを持っていると話した渡邉。
逆に言えば、４番も打てる能力がある選手です。
高校通算１７本のホームラン。
２年生のころから、背番号１６をつけている渡邉。
千葉大会でもホームランを放っています。
チェンジアップを使い、クロスファイヤーを使い、切れのあるスライダーもあります。
自慢のボール。
最後は、外側にシンカーあたりか、チェンジアップか。
ストレートの甘いところが、一番危険ですよね。
三遊間を抜きました渡邉。
つないだ、２アウト、ランナー２塁１塁。
なかなか連打は難しい好投手高橋から、この７回に、連打を見せました。
専大松戸。
しっかりつなぎましたね。
二段構えといいますか、速いボールを予測しながら、スライダーについていったというバッティングでした。
見事でしたね。
先ほどは緩いボールの後の速いボールを、ライトに運んだ、そんな渡邉でした。
粘り勝ちでした。
２アウト、ランナー２塁１塁で、２年生キャッチャー福島が、笑顔を見せながらマウンドに行きました。
打席は２番の高田。
今日はセンター前にヒット１本。
好きな言葉は気合いです。
ちょうど１００球を超えてきました。
マウンド上の高橋樹也。
ファウルでした。
いやいや。
アウトコースのボールにね。
手が伸びました。
それを見て、バッテリーがどう考えるか。
そうですね。
オープンから、インステップしますから、インコースへほうれればいいんでしょうけども。
今の外角の球が、一番危ないですよね。
首を振っていますね。
まだツーナッシングですから、２つぐらい遊ぶつもりでいいと思いますよ。
専大松戸のベンチも明るい表情。
ここでチェンジアップなのか、スライダーなのか。
とにかく、三振だけはしないことですよ。
三振だけはすまいと。
バッテリーはスライダーを選んだんですかね。
そうですね。
多少体が開くきらいがありますからね。
内野は守ってやらなきゃいけないですね。
落ちません。
天を仰いで、悔しそう。
踏ん張ったのは高橋。
放送席には、横浜高校野球部前の監督でいらっしゃいます渡辺元智さんをお招きしてお送りしています。
大会２日めの第１試合。
先手をとったのは花巻東。
２回にラストバッターピッチャー高橋が、センター前２点タイムリーの先制。
小松もセンター前で、一度は３対０としましたが、専大松戸、４回に相手エラーと、河村のヒットで３対２とします。
花巻東は４対２としています。
花巻東はエース高橋が踏ん張ってますね。
まだまだ球の勢いには、衰えはありませんね。
専大松戸の打線も、食らいついてはいるんですけど、ここというときに、うまく緩急を使ってますからね。
一方の角谷、こちらも自分のピッチングは、甲子園でできていますね。
見逃し三振。
１アウトです。
２番からの好打順で、最初のバッターを打ち取った。
角谷のピッチングです。
１３０キロぐらいでも、コントロールがあれば、三振とれるんですね。
ボールの切れですよね。
３番の千田をショートゴロで２アウト。
何か俺のピッチングを見てくれというような。
そうですね。
花巻東としても、ヒット４本ですか。
もうひとつ、バッティングでいい形をつくりたいというところがあるかもしれないですね。
エースの高橋が、ブルペンに歩いていきました。
こちらは先発した原。
気持ちが強いんでしょうね。
画面から見る精悍な顔つき、そのものがボールに乗り移ってますね。
５回途中、マウンドに上がってから、ノーヒットリリーフ。
角谷の熱投が、専大松戸に、何をもたらすでしょうか。
２点を追います専大松戸。
８回は、キャプテン岡本、エースナンバーの原、タイムリースリーベースヒットの河村、この３、４、５番が登場します。
放送席お話は、横浜高校野球部前監督でいらっしゃいます渡辺元智さんです。
終盤の注目のイニングですね。
そうですね。
まさにクリーンナップからですからね。
やぶった。
キャプテンがまず先手を切って、３塁へ向かっていく。
アウト。
いやあ。
守った花巻東。
見事な連係プレーですけど。
ノーアウト、４番５番と続くわけですからね。
難しい選択。
でもセカンドでとまってもらいたかったですね。
初球を打って、長打。
記録はツーベースなんですが。
ショートの選択が、ワンバウンドうまく連携して、普通はワンバウンドというのは、連携が崩れるんですよ。
無駄のない、動きの中で、サードにほうりましたね。
セーフだと思いましたけどね。
２アウトになりました。
今の一つのアウト、角谷の力投の流れを受けての、キャプテンの長打でしたが。
現状は２アウト、ランナーなし。
タイムリースリーベースヒットの河村です。
いつの間にか、ヒットの数は、専大松戸のほうが２本上回っているんですね。
そうなんですね。
スライダーと、ストレートに的を絞って、チェンジアップのようなツーシームのようなボールは打たないでですね。
少ないチャンスをものにしない限り、こういうゲームはなかなか難しいわけですから。
３番４番５番、８球で３つのアウト。
気持ちが前に前に行ったキャプテン、３塁、惜しくもタッチアウト。
８回表が終わっています。
４対２と、岩手代表・花巻東が、千葉代表・専大松戸をリード。
先ほどの８回表は、先頭３番キャプテンの岡本の長打。
ちょっとレフトがボールの処理をもたつくのもあって、バッターランナーは３塁を狙ったんですが、ボールのカットの中継プレーのうまさを評価されましたね。
なかなかワンバウンドでは受けているんですけど、難しいんですよね。
それをワンステップで投げている。
なかなか身体能力がすぐれていますね。
そんな田老の好プレーもあって、リードを守っている花巻東。
角谷が踏ん張っています。
回の先頭バッター、５番の佐々木はセンターフライ。
途中からサードに入っている菊地がバッターボックスです。
大したフィールディングですね。
うまいですね。
なかなか難しいんですよね。
今のはどのあたりが難しいんですか。
背中を向けてとるというのは、くるって回ってとると。
クロスプレーだと思って、慌てますからね。
下半身をしっかりと１塁側に向けないと、難しいと思いますけど。
難しいと思いますよ。
三者凡退。
ノーヒットリリーフが続いています。
序盤は完全に花巻東ペース。
中盤、それが変わり始めました。
中盤はむしろ専大松戸ペース。
あっという間に試合は９回。
わずか２点差。
初出場、春も甲子園に来たことがなかった専大松戸。
初めてで、ここまで堂々と、岩手の強豪花巻東と渡り合っています。
しかし、花巻東初戦突破まで、あとアウトは３つ。
３塁側アルプスから大きな拍手が起こりました。
佐々木がつかんで、１アウトです。
花巻東のエース高橋も既に１１４球を投げています。
高橋も、もうひと踏ん張りですね。
そうですね。
非常にリズムのいい投げ方をしていますね。
バッターは寺元。
高橋が、佐々木監督に言われている歴代エース立ち居振る舞い。
きついときにこそ、自分に厳しくするのが、菊池雄星であり、大谷翔平であったんだ、エースというものはそういうものなんだということを教わってきたそうです。
自分もそれを意識して、エースらしく振る舞ってきましたと話していました。
その高橋に挑む、専大松戸初出場。
９回表１アウトまで来ましたが、まだまだあとアウト２つあるんだという、そのスタイル。
しかしセカンドゴロです。
これで２アウトになりました。
高校生でも、菊池雄星、大谷選手という、まさに身近なそばにそういう先輩がいたということは、大きな財産ですね。
それを佐々木監督は吸収してほしいということでしょうね。
ものの見事に、ちょっと遠いですけど、その雰囲気は十分伝わってきますね。
好投のリリーフ、角谷に代わって、津金沢、３年生。
背番号８をつけ、甲子園球場のバッターボックスへ。
９回２アウトで、３年生のピッチャーがマウンド。
表情を変えずに、１回から投げ続けてきました。
高橋樹也サウスポー。
９回２アウトから、バントヒット。
ガッツポーズは３塁ベンチ。
専大松戸。
代打で登場した３年生津金沢柾貴。
あるいはこれが高校生活最後のバッターボックスになるかもしれない。
そんな中で、バントヒットを決めた甲子園。
見事なバントでしたね。
２アウトからセーフティーバントをやるということは、大変な勇気がいることですよ。
１００％セーフになるわけじゃないですからね。
９番の伊藤につないだ。
伊藤がつなげば、２安打の選手に回っていく。
２年生キャッチャー福島も懸命です。
ただ高橋の表情は変わりません。
これもエースの振る舞いの一つか。
ただ、精神的に不安定になりつつありますから、声をかけてあげるということが大事ですね。
伝統校になりつつある、花巻東のエースとして、佐々木監督の助言が生きてますね。
粘る粘るぞ専大松戸。
伊藤、ガッツポーズをしながら、１塁キャンバスに向かった。
２アウト、ランナー２塁１塁。
同点のランナーが出ました甲子園のダイヤモンド。
たまらず、キャッチャー福島が行く。
しかし、そこには笑顔がある。
９回表に攻防。
伝令が行きました。
花巻東高校背番号１２番伝令の多々野。
ピンチでマウンドに行ったら、まずはほぐしたいと話していた多々野です。
打順は１番にかえってきました。
高橋対渡邉、どこに注目されますか。
気持ちが高ぶっている中で、ストレートの失投を投げない、その失投が来たら打つという渡邉君の積極的な打撃を期待したいところですけど。
エースで、高橋君は、最後の力を振り絞るかもしれない。
すごいバッターとの戦いですね。
まずはインコース、クロスファイヤーから来ました。
ストレートが１２５という数字になったでしょうか。
１２６球を投げているマウンド上のエースの高橋樹也。
余りバッターとしては、気負わないことですね。
そう速いボールはないわけですから、ジャストミートでしょうね。
追い込みました。
リーチが長いですから、インコースに投げることは、これは鉄則でしょう。
そこへ本当にうまく２球ほど投げていますけど、この後ですね。
慌てないことですね。
空振り三振！チェンジアップでしたか。
初めてちょっと表情を変えて高橋樹也。
花巻東高校のエースナンバーの誇りにかけて、マウンドを守り抜きました。
４対２、花巻東高校がわずかな差で１回戦を突破しました。
初出場専大松戸、チーム１番、最後まで食い下がったんですが、しかし花巻東高校の壁は破れませんでした。
３年生の継投、持丸監督の采配、最後の粘り、専大松戸、初出場、あっぱれな戦いぶりでした。
試合終了は、９時５６分でした。
最後は９回、同点のランナーまで出ました。
２安打の好打者。
渡邉まで回ってきました。
立ちはだかったのは、花巻東の背番号１番でした。
今日のゲストは、横浜高校の前監督でいらっしゃいます渡辺元智さんをお招きしているんですが、紙一重でしたね。
そうですね。
デッドボール、フォアボール、それからエラーの違いこそありますけど、それを除いたら、すごいハイレベルな戦いでしたよ。
高校野球にはエラーもつきものですけど、そのエラーも、何となくすばらしい野球に切りかえて行ってしまうという、そういうふうな戦いだったですね。
それにしても、両方のピッチャーですね。
高橋君、それから原君、角谷君ですね。
こういういいピッチャーがマウンドにいるからこそ、ゲームが引き締まるんですね。
敗れた専大松戸の原、そして角谷、この２人のピッチャーに、どんな印象を持たれましたか。
持丸監督の考えどおりの継投策で、うまくいったと思うんですね。
不本意なのは、フォアボールが立ち上がり、不安定だったというところでしょうね。
それと、最後の８回、セカンドにとめておくと、１点取ってれば、９回のこの攻撃も、また違った形になってくるんだろうと思いましたけど。
これは一生懸命にやる中で、ちょっとでもそれたらセーフなんですけどね。
いいところに来ました。
前へ行きたい、次へ行きたいんだという気持ちは分かりますけどね。
でもセオリーから言えば、とめなきゃいけない。
それをアウトにしたプレーも見事だった花巻東は、もちろん高橋中心かもしれませんが、全体の力というのを感じましたね。
派手さはないんですよ。
ちょっと守りも不安定な部分があるんですけども、ここという集中力、これはすばらしいですね。
コールド勝ちがないチームなんですとおっしゃった佐々木監督、その野球を、甲子園でもしましたね。
一番大事なことは、ふだんやっている野球が、ここでできるかどうかなんですよ。
よそゆきの野球になってしまったりね、いいところを見せてやろうとか、メンタルの部分でも、平常心というのは難しいんですけども。
それを貫き通したという、花巻東の学校の環境というか、選手の気質がすばらしいですね。
専大松戸は、春夏を通して、初めての甲子園でした。
持丸監督と親しいですけど、すばらしいチームをつくってきましたね。
本当に紙一重の試合でした。
神様が、ちょっと花巻東高校のほうにほほ笑んだだけのことであって、互角にわたった、すばらしいゲームだったと思いますよ。
四死球が怖いとか、状況に応じた走塁とか、一つ一つ、教訓といいますか、後輩たちは受け継ぐでしょうね。
ここで結果的に、失敗したって、その失敗を糧にして、今言われたように、後輩につながっていく。
ある意味では、甲子園の聖地で失敗しないと、先には行けませんよ。
いきなり出てきて、優勝というのは、難しいと思いますけども。
いろいろな意味で、いい経験をされたと思いますね。
思い出をいっぱいに詰めて、専大松戸、初めての甲子園、幕を閉じます。
しかしまたこれをごらんになっている千葉の高校野球関係者の皆さんは、また一つ、新たな強豪がふえたなと。
そもそも５年連続で、Ａシード。
去年に続く千葉大会決勝。
ついにつかんだ甲子園でしたから。
千葉の勢力図に、また新しい色が加わりますね。
２〜３年前から、そういう色が強かったですよ。
近い将来、必ず甲子園に行くだろうと、ものの見事に、持丸監督がまとめて、甲子園出場を果たしましたね。
千葉のレベルも、また上がっていくと思いますね。
優勝チームを３校出している千葉。
６７年習志野、野球どころにまた一つ、強いチームが誕生した瞬間です。
持丸監督に拍手が起こっている甲子園。
最後までしっかりやろうやというキャプテンの声も響いていました。
岡本キャプテン。
自分の悔しい走塁も、また一つ思い出になるでしょう。
角谷は最後まで涙がないですね。
達成感があるんでしょうね。
聖地に来て、自分としては、やるだけのことはやったと。
本当にすばらしいリリーフでしたね。
角谷本人に限ればノーヒットノーランですからね。
彼があそこで、継投していなければ、崩れたかも分かりませんね。
ですから、すばらしい役割を果たしたと思いますよ。
間もなく準備ができましたら、花巻東高校の活躍選手の喜びの声をお届けしようと思いますが。
初めて見た甲子園で躍動した緑のチームカラーでした。
ちょっと角谷が、何か甲子園のグラウンドのほうに視線を送りました。
もう３年生です。
このユニホームで、ここに来ることはないでしょう。
それではインタビューをお届けしましょう。
放送席、花巻東のエース、高橋君に来ていただきました。
おめでとう。
ありがとうございます。
ゲームセットの瞬間、にこっとしたように見えたんですけど。
緊張してた部分があったので、勝ててほっとしました。
ずっと試合を通じて、クールに表情。
あれはどうなんですか。
意図しているんですか。
しっかりマウンドでも落ちついて、慌てると、野手にも影響すると思うので、しっかり落ちついて投げました。
今日の試合で、競った試合だったんですけど、一番重要で、大事な場面だったというふうに焼きついているシーンはどこですか。
９回は、自分が勝ちを意識してしまって、連打を浴びてしまって、危なかったんですけど、抑えられて、よかったです。
９回２アウトから、すごいね。
投げるのが結構苦しかったです。
あそこで、間合いをつくってくれました。
何事か、いい雰囲気、言葉、覚えてますか。
自分のペースでと言われました。
トータルで言うと、何点ですか。
６０点ぐらいです。
いやいや。
タイムリーも打ってるし。
タイムリーは、振ったら、たまたま当たったので、そこは何もないです。
エースとして、どうですか。
菊池雄星さんを目指して、どういうイメージでこれてますか。
雄星さんには、力としては、全然及ばないんですけど、しっかりエースとしてのエースとしてふさわしい投球をこれからしていきたいです。
次も頑張ってください。
おめでとう。
高橋君でした。
渡辺さん、高橋投手のインタビュー、いかがでしたか。
本当にね、一つ一つ自信に満ちた言葉が出ていました。
全体的に見たら、エースとして、しっかり投げられたという満足感も見受けられましたね。
マウンドでは、表情を変えませんでしたが、お立ち台では、にこにこしていましたね。
高校生の顔に戻ってました。
第１試合、花巻東が初戦突破。
専大松戸は惜しい試合でした。
今日の第１試合、放送席お話は、横浜高校野球部前監督でいらっしゃいます渡辺元智さんでした。
どうもありがとうございました。
どうも失礼いたしました。
実況は清水次郎でした。
花巻東の背番号１高橋、見事な完投で、初戦突破、おめでとうございます。
甲子園球場は、大会２日めを迎えました。
第１試合、岩手代表・花巻東対千葉代表・専大松戸の試合が終わったところです。
おはようございます。
ＡＢＣアナウンサーヒロド歩美です。
今日は先ほど球場の近くに、大きな雲がありましたが、雨を降らせない雲ということで、今日もお天気に恵まれそうです。
それでは早速ハイライトで振り返りましょう。
花巻東は２回、２アウト満塁で高橋君。
甘く入ったストレートを、センター前へ２点タイムリー。
花巻東が先制します。
さらに３回、６番小松君がタイムリーを放ち、３対０。
リードを広げます。
一方専大松戸は、４回、相手のミスで１点を返し、続く河村君。
ライト線へ、タイムリースリーベースヒット。
１点差に迫ります。
７回、２アウトからチャンスをつくった専大松戸、しかしレフトフライ。
あと１本が出ません。
花巻東は、９回２アウトから、ピンチを招くも。
最後は高橋君が、この日１０個めの三振で締め、２失点完投。
４対２で花巻東が勝利しました。
勝ちました花巻東は、大会８日め第４試合で、２回戦を戦います。
そしてスタジオには、ねったまアルプスリポートの二人に来いただきました。
おはようございます。
ＡＢＣ新人アナウンサーの福井治人です。
おはようございます。
テレビ朝日新人アナウンサーの池谷麻依です。
１塁側福井さん。
花巻東のすごい礼儀よさとか、地元に愛されている感じが、リポートで伝わってきましたが。
僕が取材をする中でも、地域に愛されているという理由が分かりました。
取材をする中で、スタンドに座っている人に取材をして、僕がしゃがんで取材をしていたんです。
帽子を取って、僕と同じようにしゃがんで、受け答えしてくれたんですよ。
１人だけではなく、何人もそういうふうにやってこられたので、自然にできているんだなと感じました。
そういうのは、監督のご指導ということなんですかね。
野球が強いだけではだめだと。
野球以外のところで、人間味あふれる例えば挨拶であったり、地域貢献というものにも、どんどん力を入れていきなさいという指導があったおかげだそうです。
池谷さんは、第１試合ですけど、朝早くから、応援の皆さんが駆けつけていましたね。
外には、長蛇の列ができていて、試合前から、スタンドの一番上まで、緑で埋め尽くされるぐらい、人が来ていました。
リポーターでは、ＯＢの金子君のお話を聞いたということで、ＯＢの金子君だけではなくて、その上のＯＢもたくさん来ていました。
ＯＢが駆けつけたということなんですね。
昨日の第３試合に登場した長野代表・上田西、一生懸命プレーを頑張る球児たちを、後押ししたアルプスには、いろんな思いが詰まっていました。
「新たな夏、プレーボール。
」。
ユニホームをきているメンバーだけではなくて、学校が一つになっているんだと思いますね。
太鼓をたたいていた飯島君も、見ていてくださいという言葉が出てくるんだと思いますね。
さてこの後、第２試合は、茨城代表・霞ケ浦対広島代表・広島新庄の試合が行われます。
１塁側霞ケ浦は、６度めの決勝で、悲願の甲子園初出場をつかみました。
最大の武器は、対戦相手を徹底的に研究し、丸裸にする分析力なんです。
対する３塁側、３年連続の決勝で、夏の甲子園発切符をつかんだ広島新庄。
特徴は、ここまで投手以外のエラーは何とゼロ。
全試合１点以内に抑えてきたかたい守り。
甲子園初勝利を手にするのは、果たしてどちらでしょうか。
初出場同士の戦いということになります。
それでは、当番組は同時入力のため、誤字脱字が発生する場合があります。
また、内容により字幕放送を中断させていただく場合があります。
真夏の強い日ざしに白い入道雲、浜風吹く甲子園、最高に美しい景色です。
昨日開幕しました第９７回全国高等学校野球選手権大会。
大会２日目、これから第２試合。
この１００年の夏、初めて甲子園の土を踏む、両チーム同士の対決です。
ともに初勝利をかけた両校の試合となります。
ゲストには、石川星稜高校野球部、元監督、山下智茂さんをお迎えしております。
数々の歴史を刻んでこられました。
まずは１９７９年の箕島戦の激闘、そして１９９２年、松井秀喜さんを擁しての明徳義塾戦など、いろいろな思い出があると思いますが。
今でもやっぱり山下さん自身も込み上げてくるものがありますか。
この延長１８回があったから、現在の自分があると思います。
野球観、人生観が変わりましたからね。
９５年の夏には、準優勝という、数々の歴史を山下さんが星稜の監督として甲子園に歴史を刻んでこられました。
１００年の夏、本当に１００年ならではの興奮、緊張感がありますね。
昨日の開会式は、本当に王会長、始球式、すばらしかったですね。
グラウンドと、そしてアルプス、そして観覧席が一帯になって、ああいうスポーツというのは、何かああいう風景というのは、世界にないんじゃないかと思いますね。
世界に誇る日本の高校野球の文化です。
その中で、夏の甲子園初勝利をかける、両校の試合が始まります。
アルプスの熱気を伝えてもらいましょう。
広島新庄高校、お願いします。
今流れているこの応援、お聞きいただけますでしょうか。
この応援が流れると得点が入るというジンクスがあるそうです。
応援に注目です。
応援に注目です。
広島新庄！試合前から気合い十分といったアルプスでした。
３年連続広島大会決勝、三度目の正直で、甲子園をつかんだ広島新庄高校です。
そして甲子園に懸ける思いはもちろんこちらも強いはず。
１塁側、霞ケ浦高校アルプス、山木翔遥アナウンサーです。
よろしくお願いします。
初出場の霞ケ浦高校です。
歌とダンスで、勝利に導きます。
１塁側、霞ケ浦高校の熱気も負けていません。
本当に両チームとも、アルプスが待ち切れないような興奮がありますね。
それでは広島新庄対霞ケ浦、この試合の見どころ、ＶＴＲでごらんください。
初出場茨城代表霞ケ浦。
１８８センチメートルのエース綾部翔。
マックス１４５キロのストレートとチェンジアップを織りまぜ、緩急自在の投球でバッターを翻弄。
目指すは甲子園初勝利。
初出場広島代表広島新庄。
機動力で相手を翻弄する攻撃。
さらに左腕の２年生エースが、抜群の制球力を見せる。
守り勝つ野球で勝利をつかみとる。
激突。
両チームとも甲子園初勝利、夏をかけた戦いですね。
両投手ともいいだけに、接戦を期待したいですね。
両チームともにエースが大会注目のピッチャーです。
広島大会を勝ち抜いた、広島新庄の勝ち上がりです、６試合で１失点以上の試合がないんですね。
私も秋、新庄関西の試合を見たんですけれども、堀君がスリークォーターから切れあるボールを投げますよね。
広島大会では堀が全て先発、決勝戦も完投勝利で甲子園に導きました。
２年生エースです。
対する霞ケ浦なんですけれども、こちらは６度目の夏の地方大会決勝で悲願を達成しました。
地方大会を見ていきますと、ピッチャーがすごくしっかりしたチームですよね。
綾部君、本格派ですよね。
注目のピッチャーですから、どういうふうなピッチングをするかですね。
特に右の本格ですから、立ち上がりがポイントになると思います。
どうしても本格派のピッチャーはボールが高く浮いて、コントロールがつきにくいだけに、これをどういうふうにコントロールしてくるか、楽しみですね。
初めての甲子園で、先輩たちの思いも背負ってという思いが本当に強いと思います。
両監督のコメントです。
今回霞ケ浦高校はキャプテン背番号１７の小杉が、体調が悪く、入院、今回ベンチに入れませんでした。
勝ってもう一度、キャプテンをベンチに入れてあげようと、もう一度試合をするために絶対勝とうと選手たちに話したそうです。
霞ケ浦高校にとっては初めての甲子園で、またキャプテンとともに戦い、選手たちもその思いで１つになっています。
広島新庄の迫田監督、今日が広島新庄にとっての第１歩だと、幸せ、そして感謝を感じてやろうと声をかけたそうです。
ともに夏の甲子園初勝利をかけた初出場同士の対戦になります。
両チームの選手たちが整列。
いよいよ試合が始まります。
ついにこの甲子園のグラウンド、踏み締める両チーム。
初出場同士、夏甲子園初勝利をかけた戦いです。
茨城代表・霞ケ浦高校対広島代表・広島新庄高校。
まず守る霞ケ浦高校の選手たちが広い甲子園、守備位置についていきました。
霞ケ浦高校を率います、高橋祐二監督。
明日がお誕生日ということで勝って勝利の誕生日プレゼントを贈りたいそうです。
初出場同士の対決、今プレーボールです。
初球は変化球から入っていきました。
広島新庄高校、トップバッターの杉村です。
１年生が最初の打球をさばいていきました。
１年生ながら、落ち着いたプレーですよね。
きびきびしたいいプレーですね。
山下さんも注目の綾部の立ち上がりですね。
２番背番号１４の小笠原。
早いテンポで２球で追い込みました。
変化球を振らせた三振。
立ち上がり、落ち着いているように見えました。
ボールも走っていますね、変化球もいいですね。
縦に落ちていくスライダー、振らせていきました。
３番の岩本がバッターボックス。
この綾部、非常にテンポもいいですね。
ショートゴロ。
大事な立ち上がり、初めての甲子園、霞ケ浦、エースの綾部、ともに初めての夏の甲子園。
広島新庄高校エースは２年生左の堀。
２年生エース堀の１球目はストレートでした。
１番の佐藤が右バッターボックスに入っています。
２年生、広島大会は６試合全て先発、決勝戦は完投勝利でした。
１つ甲子園で初めてのストライクをとりました。
緊張はしないタイプだと２年生の堀は話していました。
ピッチングを見ていても、強気なピッチングを感じますね。
左の横、サイドスローに近いところから投げていますね。
広島新庄高校にとっては、去年までは２年連続決勝戦、１点差で甲子園に届きませんでした。
先頭バッター、フォアボール。
先輩たちの思いも背負って投げたいと話したエースの堀です。
ノーアウトのランナーを出した霞ケ浦高校です。
２番の保立。
外角にいいストレートが来ましたね。
ちょっと今キャッチャーの遠目塚が肩を回して、力を抜けというジェスチャーをしましたね。
ちょっとボールが抜けているような感じがしますからね。
霞ケ浦高校は機動力が持ち味。
あらゆる打順の選手たちがバントをしてきます。
地方大会でも決勝戦はスクイズで先制点をもぎとりました。
霞ケ浦高校の高橋監督も今日も序盤から常にスクイズを狙っていきますよというふうに試合前も話していました。
両投手ともいいだけに、１点勝負という感じで監督さんは見たんじゃないでしょうか。
バントを駆使した攻撃が持ち味です。
右バッターもあるでしょうか。
あるでしょうね。
ノーアウト、ランナー２塁１塁。
攻める霞ケ浦。
ともに初めての夏の甲子園です。
思い切ってバットを振ってきました。
インコースの難しいボールですけれども、腕を畳んで、うまくたたきましたね。
送りバントで確実にランナーを進めていきました。
ここは１球で決めていきました。
セーフティーぎみのいいバントでした。
１アウト３塁２塁。
チャンスを迎えました。
清水、地方大会の打率は４割５分５厘。
広島新庄は前進守備です。
甲子園はをつかんだ茨城大会決勝戦でも、１回にスクイズで先制点がありました。
霞ケ浦高校。
当然守る広島新庄もスクイズを警戒しますよね。
だけど、高橋監督、堀君のボールが上ずっていますから、ちょっとスクイズはやりにくいですよね。
まだ立ち上がり、堀が制球が定まらない中だと、作戦が立てにくいんですか。
監督としてはサインを出しにくいですよね。
打席には４番の清水。
ともに初出場の両校、試合の立ち上がり１回裏、最初にチャンスを迎えたのは、霞ケ浦高校です。
霞ケ浦高校は去年まで、７年間で５度決勝戦で甲子園に届きませんでしたからね。
６度目の甲子園ですから、本当にうれしいでしょうね。
３塁ランナーが挟まれる。
三・本間で挟んでいきます。
タッチアウト。
この間にバッターランナー清水は、２塁に進みます。
初めての夏の甲子園、広島新庄も１つピンチで、２アウト目をとりました。
ショートの岩本君が落ち着いてホームに投げましたよね。
ここはヒッティングでいった霞ケ浦高校。
２アウト、ランナーは３塁２塁です。
打席にはエースナンバーを背負った５番の綾部。
初めての夏の甲子園。
初得点に向けて、ランナーは３塁２塁。
ちょっとボールが高めに浮いています。
堀君が、右バッターのインコースにボールがまだ決まっていませんよね。
エース対決になりました。
茨城大会ではヒットがなかった打席、エースの綾部。
ここもちょっと外に外れます。
外れました、満塁。
すぐさまタイムをとった３年生キャッチャーの遠目塚。
ちょっと立ち上がりがボールがコントロールできていないですよね。
少し緊張しているように見れますよね。
平常心で投げるためには、スライダーがうまく使うことですよね。
満塁で打席に入る小川です。
これもちょっと構えとは逆になりました。
得点圏では３割７分５厘という地方大会の成績。
チャンスに強いバッターです。
ここまではいずれもストレートですね。
堀君を見ていますと、右バッターよりも左バッターのほうが投げやすいような感じを受けますね。
試合前に本人もそのように話していました。
左バッターに対しては、投げやすい部分もあるんでしょうね。
左バッターの場合、インコースにも来ますし、外にも来ていますよね。
ストレートを振らせた、三振。
満塁のピンチ、２年生エース堀、しのぎました。
１回初出場同士、夏の甲子園に今広島新庄高校の校歌が流れました。
学校創立は１９０９年、野球部創部は１９２８年、創部８７年の伝統を誇る広島新庄。
１００年の夏に初めてこの夏、甲子園にたどり着きました。
ゲームは２回です。
１回は三者凡退に終わりました。
山下さんも注目だった綾部の立ち上がり。
１回は３人で抑えましたね。
本当に本格派でありながら、コントロールがいいですね。
両コーナーに投げ分けていますよね。
身長１８０８センチの長身右腕。
どのボールがいいですか。
ストレートの切れですね。
最速は１４５キロを誇ります。
ただ、この回は先頭を歩かせました。
ストレートが今外れていいましたね。
ボール１個か２個の違いですよね。
本当にいいボールを投げていますよね。
高さに気をつけていきたいと話していました、試合前。
打席には５番キャッチャーの遠目塚。
打席で少し笑みも見せた遠目塚です。
ノーアウトのランナー。
やはり序盤ですから、バントですかね。
そうですね。
だけど、綾部君のボールが切れがあるだけに、バットの先端にあてないとね。
バントも難しいところですか。
フライになる可能性が大ですよね。
地方大会では、そこまでこういったケースではバントを多用していません。
ファーストフライ。
やっぱり難しいんです。
新庄としては、本当にバントとか、そういう機動力はすばらしいんですけども、それ以上に綾部君のボールのスピードが増していますよね。
広島新庄をひきいている迫田監督。
１アウト、ランナー１塁になります。
６番の定永。
地方大会は３割８分１厘という打率。
１アウトとなって、ここはファーストストライクを振ってきました。
広島新庄高校は広島大会では、６試合に２３個の盗塁、失敗はわずかに３つです。
機動力が武器。
そうした中で、ここは動きが考えられるケースですか。
だけど、１塁の杉本君が、足が弱いだけに、やはりここはヒッティングで来ると思いますね。
わずかに左に切れていきました。
ここは動いてきましたね。
今のはエンドランですか。
エンドランですね。
藤本君のいいスタートを切ったんですけどね。
サードの飯村も飛び込んでいきましたが、３塁線、切れていきました。
今セットポジションの綾部は、長くボールを持ちましたね。
やはり足を警戒したんだと思いますね。
ここまではストレートが７割以上の割合で投げています、綾部。
やはり広島新庄のそういった機動力を警戒しての動き。
それができる綾部君のセンスですよね。
長い間合い、そして今１球前はすぐにセットポジションからボールを投げていきました。
一球一球セットポジションで間合いを変えてきていますね。
なかなかうまいピッチャーですよね。
スタートを切っていた藤本は、３塁を回って、今ホームにかえってきます。
今初めて、広島新庄高校、夏の甲子園のホームを踏みました。
初出場対決、先制は広島新庄高校。
今のエンドランがかかっていたんですが、定永君、うまく高めのボールをたたきましたね。
右中間を破っていきました。
夏の甲子園初得点。
６番定永のタイムリースリーベースです。
スクイズ警戒ですよね。
打席には北谷。
機動力が武器の広島新庄高校です。
広島大会ではホームスチールもありました。
今日最速１４２キロのストレート。
このピンチの場面で投げ込んできた、エースの綾部です。
２点目が入りました。
北谷のタイムリー。
広島新庄高校、２対０。
リードを広げていきます。
ここで霞ケ浦高校は伝令を送ります。
背番号１０、左のエース、安高が今マウンド。
綾部のもとに声をかけに行きました。
１回は３人で抑えた綾部の立ち上がり、この２回は２点を失っています。
高めにちょっとボールが浮いているんですよね。
それをまた広島新庄がうまくジャストミートしていますね。
２点を上げました。
夏初出場の広島新庄高校。
打席には８番の小泉です。
広島大会では３割を超える打率でした。
先ほども、まずエンドランで点を取っていきましたよね。
ここもやっぱり機動力があると思いますね。
１塁ランナーの北谷は、広島大会では４つの盗塁。
失敗は一度もありません。
セカンドは１年生の益子です。
２アウト、ランナー１塁となりました。
とらえた打球だったんですが。
この２回は、本当に高めを、浮いたボールをうまくとらえていますね。
広島新庄打線が甘いボールを逃しません。
２アウト、ランナー１塁です。
２点を上げ、ボルテージも上がってきた３塁側アルプス。
今の高さ、どうですか。
今のコース、高さ、いいですよね。
縦に落ちるスライダーで空振りもとります。
３アウト。
霞ケ浦高校にとっては、６度目の地方大会決勝、やっと甲子園にたどり着きました。
過去５年間、決勝で敗れてきた中では、９回、２アウトまでリードしていた、そんな展開もありました。
この甲子園の土をかみしめるように踏み締めていく選手たちです。
２点を追う２回裏の攻撃になりました。
７番の齋藤からです。
空振り三振です。
１回はちょっと制球が定まっていなかったんですが。
２点をもらって、リズム感のあるピッチングをし始めましたね。
８番の１年生のスタメン、益子侑也が左バッターボックス２年生エースの堀と、１年生の益子の対決です。
左のサイドスローからボールを投げてきます。
野球を始めたときから、自然にこの腕の位置から投げていたそうです。
小学校のころから左のサイドだと話す堀です。
スライダーで見逃し三振。
前の回から、これで３者連続。
落ち着いてきましたね。
もうサイドスローのピッチャーというのは、どうしても上体で投げるので、走り込みをやらなければいけませんからね。
下半身ががっちりしていますよね。
９番バッターですが、地方大会、打率は５割。
ショートゴロ。
２回は三者凡退。
リードをもらった堀、夏の甲子園初出場同士の対決になりました。
大会２日目の第２試合です。
石川星稜高校野球部元監督、山下智茂さんをお招きしてお伝えしています。
ゲームはこれから３回に入ります。
２点リードの広島新庄高校は１番の杉村から始まる攻撃です。
トップバッターの杉村、ちょっとライトがボールをこぼす。
２塁に向かう。
セーフ。
すきをつく、積極的な走塁も見せました。
ノーアウト、ランナー２塁です。
ヒットとエラーが記録されました。
今のバッティング、そして走塁。
バッティングもいいんですけれども、ちょっとした隙をうまく突いた走塁ですよね。
ノーアウト、ランナー２塁。
追加点のチャンスをつくりました。
バッターは２番の小笠原。
キャッチャーの齋藤が、綾部を助けます、チームを救います。
今の送球、ストライク送球でした。
齋藤君、キャッチングもいいですけれども、リードもいいですし、肩もいいですね。
すばらしいキャッチャーですね。
ここでバッターが代わりますか。
２番の小笠原、初球バントが空振りとなった中で、広島新庄高校は選手を代えてきます。
代打の加藤が告げられました。
背番号９を背負った３年生の加藤です。
ここはすぐに選手を代えてきましたね。
厳しいですね。
迫田監督。
前の学校、広島商業では甲子園２度、春夏導いていました。
２００７年から広島新庄高校を率いて、去年の春センバツでこの夏、初めてチームを導きました。
延長再試合というのがありましたね。
夏は３年連続の決勝戦。
２０１３年の決勝戦では、瀬戸内高校、広島新庄はエース田口を擁して、決勝再試合で敗れて甲子園にやってきませんでした。
途中出場、急遽の代打で、この加藤が、バットで結果を見せました。
すばらしいですね、代打で出て、すぐ打てるんですからね。
選手を使う迫田監督の勘というか、ひらめきというのはすごいですね。
背番号９を背負う加藤、代打でツーベース。
セカンドスライディングで岩本が出塁していきました。
記録はサードのエラーになりました。
打球もすばらしいですけれども、サードがちょっと焦りましたね。
広島新庄からすると、ノーアウト、ランナー２塁がランナーなしとなって、またもう一度チャンスをつくりました。
ここは霞ケ浦、しっかりと守らないといけませんね。
打席には４番の藤本。
浜風で打球が流されていくなかで、よくとりました。
甲子園特有の浜風、上空に吹いています。
１回戦はなかったんですが、２回戦から吹き始めましたね。
ピンチまで来ました。
昨日開幕しました９７回目の夏。
今日は４試合が予定されています。
第１試合では岩手の花巻東高校が、初出場の専大松戸を振り切って、接戦をものにしました。
第２試合は初出場同士の対決になっています。
ゲームは３回裏。
２点を追う霞ケ浦、１番から始まる好打順です。
山下さん、霞ケ浦は３回表、ピンチをしのぎましたからね。
そうですね。
これ１番からですから、大事に塁に出ることですよね。
先頭バッター、１番の佐藤拓海。
セカンドフライ。
１アウトです。
広島新庄のエースの堀ですが、１回はちょっとボールがばらついていたように見えたんですが、２回以降はどうですか。
２点をもらってから落ち着いていますよね。
下半身を使った投げ方をしていますね。
２番保立の打球、２塁に向かっていきます。
反撃のツーベースヒット。
キャプテン不在の中、副キャプテンの保立。
バットでチームを牽引します。
今日は霞ケ浦高校、キャプテンの小杉が、高熱のため、ベンチに入ることができませんでした。
キャプテンの思い、そして、ここまでたどり着かなかった先輩たちの思いを背負って、霞ケ浦高校、甲子園で戦います。
クリーンナップ３番３年生の関口。
２点を追います。
霞ケ浦高校は、過去７年間で５度決勝進出。
いずれも甲子園には届きませんでした。
今年６度目の決勝で悲願達成。
このアルプススタンドにも、甲子園にはたどり着かなかった先輩たちが今日は多くかけつけています。
この場面ですが、霞ケ浦からすると、３番、４番と左バッターが続いていきます。
途中出場の加藤がそのままレフトの守備についています。
広島新庄高校です。
この３番、４番は、バッティングはいいんですけれども、それ以上に堀君がインコースをうまく攻めていますね。
２ストライクと追い込んでいる堀。
浜風、押し戻される中、ボールをとりました。
２アウトです。
左バッターからすると、左のサイドスローというのはどのように感じますかね。
難しいと思いますけどね。
インコースのスライダーを見せ球にして、なかなか配球がいいですね。
打席に４番の清水。
茨城大会の打率は４割５分５厘。
チャンスで４番にめぐってきました。
チャンスはつくりましたが、ピンチをしのいだ堀です。
霞ケ浦高校、反撃ならず。
ゲームはこれから４回に入っていきます。
夏の甲子園、大会２日目の第２試合です。
広島新庄高校、６番の定永から始まる攻撃。
この夏、甲子園初めての得点をもたらしたそれがこの定永のバットでした。
２回に先制のタイムリースリーベースを放っています、定永。
マウンド上は霞ケ浦高校のエース、綾部です。
石川星稜高校元監督、山下智茂さんをゲストにお伝えしています。
三振です。
１アウト。
山下さん、この綾部ですが、２回に２点を失いました。
中盤、また一つポイントになってきますね。
今のストレートはよく走っていましたね。
広島新庄がバットを思い切り振れているのでね。
今の定永も北谷も、ファーストストライクを振ってきますよね。
ストレートとスライダー、そしてチェンジアップ。
ストレートとスライダー、チェンジアップを使って、緩急をつけていきたいと話していました。
第１打席タイムリー、２打席目でもヒット。
今日２安打の北谷。
笑顔はじける、１塁ベース上です。
先ほども高めのストレートを打ちましたけど、振れていますね。
ストレートに振り負けていないですね。
１アウト、ランナー１塁です。
１アウトですが、バントはありますか。
ここはエンドランを、機動力ですね。
エンドランを注意しないといけませんね。
地方大会ではチームで１３の犠打があります、広島新庄高校。
ただ、ストライクが入りません。
１アウトから北谷が１・２塁間を破っていきました。
ランナー１塁。
ここまでバントの構えを見せている小泉です。
２球見送りました、フルカウント。
ランナースタート、見逃し三振。
送球セカンドへ。
セカンドはセーフ。
盗塁を決めてきました、北谷です。
バッターは倒れて２アウト。
機動力を使ってきました。
夏の甲子園での盗塁です。
２アウト、ランナー２塁。
だけど、齋藤君の肩は強いですね。
いいですよね。
強肩の齋藤から盗塁を決めた北谷。
創部８７年。
ついに夏の甲子園に足を踏み入れた広島新庄高校。
２点リードです。
追加点のチャンスです。
ランナーは３塁でストップ。
２アウト、つないだピッチャーの堀。
ランナー３塁１塁です。
３塁コーチャーが、よくとめましたね。
逆シングルでボールをはじいた中で、サードコーチャーは、背番号１８の折田。
打順トップにかえって、２年生の杉村です。
ライト追いつきました。
ボールをとりました。
３アウト。
２アウト、ピンチは招いた。
それでもしのいだエースの綾部。
放送席ゲストに石川星稜高校野球部元監督、山下智茂さんをお招きしてお伝えしています。
２点を追う４回裏、霞ケ浦高校の攻撃はピンチをしのいだ、エース綾部から始まります。
霞ケ浦高校からすると、そろそろ反撃の点が欲しいですね。
先ほどの４回のピンチをしっかり守りましたからね。
ここはやっぱりバッターの綾部君が何とか塁に出てほしいですね。
ピッチャーというのは、ピンチを自分がしのぐと打席でも乗っていくものですか。
そうですね、気持ちは楽になりますからね。
２年生サウスポーエースの堀。
ストレートで押していった、三振。
反撃させじと、堀が抑えていきました。
ストレートに力がありますね。
手元で切れがあるんですよね。
ストレートで押していくピッチングが自分の持ち味だと話した堀です。
打席には６番の小川。
サード小泉とりました、２アウト。
ここまでほとんどストレートで投げていきますね。
８割はストレートですよね。
霞ケ浦の打線からすると、分かっていてもなかなか打てないんですか。
もう９割ストレートですね。
打席には７番の齋藤。
ストレートを打ちかえす。
センターが下がって、頭上を越えていく。
フェンスダイレクト。
７番齋藤、センターオーバーのツーベース。
大きな大きな打球、甲子園のセンターへと飛ばしていきました。
真ん中に入ったところをうまく打ちましたね。
フェンスの最上部、もう少しでホームランでしたよ。
入ったかなと思ったんですけどね。
ただ、打たれた後の表情は笑顔でしたね。
度胸がありますよね。
２アウト、ランナーは２塁、霞ケ浦は反撃のチャンス。
１年生の益子。
チャンスで回ってきました。
反撃の１点。
１年生のバットから生まれました。
霞ケ浦高校、夏の甲子園、初めての得点は１年生のバットがもたらしました。
うまくレフトに打ちかえしました。
１年生らしからぬバッティングですよね。
ホームにかえった。
霞ケ浦高校にとっての初めての夏の甲子園での得点です。
この益子が同点のランナーになります。
打席には９番の飯村。
地方大会の打率は５割。
９番ですが、期待できるバッターですね。
そうですね。
沸き上がる１塁側アルプス。
この甲子園にたどり着けなかった先輩たちも、このアルプスから声援を送ります。
打球が伸びていって、センターの頭上は越えない。
ただ、霞ケ浦高校、ともに初めての夏の甲子園でのプレーになっています。
広島新庄対霞ケ浦高校。
この１年生益子のバッティングで１点を返した霞ケ浦です。
改めて今のバッティングは。
本当にうまくボールを引きつけて、逆方向に打ちましたね。
１年生で１ケタ背番号、レギュラーで出ている、その片りんを見せましたね。
そうですね。
ゲームは５回に入ります。
広島新庄高校のリードは１点となりました。
２番から始まる５回の攻撃。
今日は途中出場です。
ただ、いきなり１ストライクから代打で打席に入って、ツーベースを放った加藤。
セカンドゴロ。
ここは綾部が打ち取りました。
１アウトです。
綾部からすると、１点差に迫った中出の、５回のマウンドになります。
クリーンナップを迎える、マウンド上エースの綾部。
３番３年生の岩本です。
早いテンポで投げるのがこの綾部の持ち味。
ショートゴロです。
２アウトです。
綾部が点を取ってもらった後、２アウトをとりました。
テンポよく投げていますので、小川君の守りがいいですよね。
三者凡退、打ち取った綾部。
この回、６球で打ち取りました。
２対１、エースの綾部が、わずか６球、三者凡退に抑えました。
１番、佐藤から始まります。
霞ケ浦からすると、勢いが出てきたように感じるんですが。
流れが今来ていますから、堀君は１番からしっかりと抑えていかないとね。
どんどんストライクを振ってきます。
対するマウンドの堀からすると、ここは先頭バッターは特に大事と。
そうですね。
４回に１点を返しました。
ファウルにしてきます。
食らいついていきます。
なかなかしぶといですよね。
スライダーもファウルにしますし、ストレートもファウルにしますし、ここは要注意ですよね。
粘った佐藤ですが、マウンド上、堀の粘り勝ち。
１アウトです。
見応えがある対決でしたね。
当たっている保立君ですよね。
どういうふうに堀君が打ち取るかですよね。
１アウト、ランナーはありません。
今日２安打です。
スライダーでストライクをとってきました。
ここまでは投球のおよそ９割がストレートだった堀です。
だけど、この保立君には、スライダー、スライダー、カーブですよね。
今日保立は３安打。
３安打。
保立、２塁ランナーが同点のランナーになります。
スライダーをとらえていきました。
また浜風に乗って、ぐんぐんとレフトに伸びましたね。
副キャプテンの保立。
キャプテン不在の中、キャプテンの思いもバットにぶつけます。
霞ケ浦からすると、一打同点の場面を迎えました。
クリーンナップ、３番の関口。
茨城大会の打率は５割近い、４割７分４厘です。
３番の関口がつないで、2015/08/07(金) 07:55〜11:35
ＡＢＣテレビ１
第９７回全国高校野球選手権大会[デ][SS][字]　第２日　第１試合　第２試合

【第１試合　８：００〜】
花巻東（岩手）×専大松戸（千葉）
【第２試合　１０：３０〜】
霞ケ浦（茨城）×広島新庄（広島）

詳細情報
◇ゲスト
【第１試合】
渡辺元智（横浜 前監督）

【第２試合】
山下智茂（星稜 元監督）

ジャンル :
スポーツ – 野球

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映像
音声 : 3/2＋LFEモード（3/2.1モード）
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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