生字幕放送でお伝えしています≫大会2日目の甲子園第1試合です。
岩手の花巻東と千葉の専大松戸のゲーム。
3対2、花巻東が1点をリード。
4回の裏、花巻東の攻撃はツーアウトでランナーありません。
専大松戸先発はエースナンバーをつけた右のオーバーハンドの原です。
2点を取ってもらってこの回の投球、注目という中でツーアウトをとりました。
≫左バッターへの縦へのカーブこれが非常に有効ですね。
≫空振り三振、スリーアウト。
3人で抑えました。
専大松戸、原です。
3対2、1点差。
1点を追いかける5回の表の専大松戸の攻撃がこれから始まります。
専大松戸のベンチ入りのメンバーをご紹介しています。
専大松戸を率いているのは持丸修一監督です。
竜ヶ崎第一、そして藤代常総学院、これまで春夏を通じてこれが8回目の甲子園ということになりますね。
≫茨城県の名門の高校を率いて甲子園にも来られたということでありますからね名将といわれてもいい監督さんですね。
≫平成19年の冬から専大松戸を率いていまして悲願のといいますかやっとつかんだ甲子園。
あがっている暇なんかないぞと選手に声をかけたという話をしていました。
この回は8番のセンター川添からという打順です。
本当に積極的に初球からストライクボールを振ってくるという専大松戸の打線です。
第1試合からいっぱいのアルプス。
先ほど、守備でミスがありました花巻東です。
≫今もショートゴロで後ろに下がりながらとりましたので少し送球がそれましたけど一塁手の佐藤唯斗君よくとりましたね。
ツーアウト、ランナーありません。
今年、甲子園練習がなくて甲子園の見学会という形になりましたけれども。
≫ピッチャーの高橋君も低めに制球していますので内野手へのゴロが多くなってきていますよ。
≫ここは緩い95キロという変化球から入ってきました。
1番の強打者、渡邉です。
ここまではヒットなしに抑えているバッテリー。
渡邉に初めてのヒットが生まれました。
≫1番の渡邉君詰まり気味なんですけれども渡邉君じゃないとライトまで持っていけないぐらい。
力強さがありますから詰まりながらでもライト方向しっかりと振り切っていますよね。
≫渡邉が出るとムードがよくなるという話もありました。
2番の高田が打席に入っています。
≫一塁の渡邉君長打力もあるんですけど非常に足も速いですからね。
≫千葉大会は盗塁が5つありました。
≫ピッチャーの高橋君もクイックモーションでホームに投球できていますしホームに投げるだけではなくて細かいプレーそういったところもしっかりと練習を積んできていますね。
≫2球で追い込みました。
≫本来、専大松戸とするならば揺さぶりをかけながらピッチャーの高橋君のリズムを崩していきたいんですよね。
≫ここまでランナーの動きはありませんね。
≫連打、ツーアウトランナー一塁二塁。
5回の表の専大松戸ツーアウトから連打。
得点圏にランナーを進めました。
≫アウトコースへのスライダーですけどもバッターの高田君体を開かずにしっかりと踏み込みました。
センター方向に打ち返したこれがヒットにつながりましたね。
≫左バッターとしてはお手本のようなバッティングといっていいでしょうか。
≫本来ならインコースボールだと開きたくなるんですけどもしっかりと踏み込みましたよ。
≫3番の岡本を迎えています。
同点のチャンスです。
セカンドランナーがかえってくれば同点。
長打が出て一塁ランナーがかえってくれば逆転という場面です。
ランナー2人残塁です。
5回の表、専大松戸チャンスを作りましたが得点を挙げることはできませんでした。
3対2、花巻東が1点をリードしている展開です。
では、花巻東のベンチ入りの選手です。
指揮を執るのは佐々木洋監督です。
40歳になりました。
この花巻東といいますと平成21年菊池雄星投手を擁しまして春は準優勝夏、ベスト4という活躍がありました。
そのあと夏はもう一度おととしベスト4に入っています。
今年のチームは本当に接戦に強いんだという話をしていた佐々木監督です。
1番チャンスメイクをしてほしい田老からという打順です。
ワンアウト、先頭を抑えました。
花巻東としては出したかったところですが。
≫インコースのストレートですね。
ストレートを狙っていったんでしょうけどもやはり原君の球威が勝りましたね。
花巻東とするならば3巡目に入ります。
そして上位打線ですからねもう1回突き放していきたいところですよね。
≫2番の福島が打席に入っています。
今日はここまでヒットはありません。
テンポが速くなってきましたね。
≫キャッチャーの河村君の構えたところにしっかりと投げ込んでいます。
ピッチャーの原君もランナーがいなければ非常にテンポよく投球ができていますし当然、身長もある角度もある投球といいますか持ち前の球威をうまく使いながら投球できていますね。
花巻東とするならばなんとかランナーを出して原君のリズムを崩したいですね。
≫フォアボールを選びました。
ワンアウト、ランナー一塁。
ランナー出ました。
≫今日、2回、3回花巻東高校が得点している場面はフォアボールが絡んでいますのでここで中軸ですから。
うまくつないでいって得点していきたい場面ですね。
≫3番の千田。
先ほどの打席ではセンターへのヒットを放っている千田です。
セーフ。
思い切った走塁でした。
当たりの弱いレフトへのゴロでしたが。
坂口さん、今の走塁どうご覧になりますか?≫うまい走塁ですよ。
打球が三遊間寄りにとられるかとられないかぐらいの打球だったんですよ。
どうしてもレフトへの寄りが遅いと見て自分で判断して三塁走りましたよね。
こういう細かいプレー走塁、1つ進塁できる。
そういうところも相手の隙を突きながらやっていくという花巻東らしい野球ができてますね。
≫4番の熊谷、打席。
ショート、セカンド前に来ました。
ここは4番ですけど坂口さん、スクイズもありますか。
≫当然、1点を取っていきたいというところですから采配としては考えられないこともないですよね。
1点をリードしている花巻東。
今日はフォアボール2つというここまで。
2年生の4番バッターの熊谷。
≫原君とすれば今のような変化球バッターに振ってほしいところなんですけど花巻東の打線が低めのボールの見極めこれもしっかりできていますね。
≫スピードボールに思わず手が出てしまったという感じです。
≫ここはやはり変化球が続いていましたからストレート、これを熊谷君張っていましたよね。
セーフ!ホームイン!4点目が入りました、花巻東。
5回の裏、花巻東に追加点です。
ショート少し打球が高く上がりました。
三塁ランナーの福島君のスタート非常によかったですね。
≫記録、ショートのフィルダースチョイスがつきましたが思い切ったスタートでした。
≫セカンド、ショートが前に守ってましたのでなかなかスタートが切りにくいんですけどもバウンドした打球が少し上がりましたよね。
それを見て福島君ものすごい勢いでスタートしましたね。
≫今、三塁側の投球練習場では10番をつけた角谷が投球練習しているんですがいったんキャッチャーの河村が呼ばれて…。
ここでピッチャー背番号10番の角谷がいきますかね。
ボールが少し浮いてきたら高めにいくようになってきたら継投のタイミングだと話をしていました持丸監督ですがセンターの川添がダッグアウトの方向へと戻ってきています。
ピッチャーが代わります。
背番号10番をつけました角谷がマウンドに上がりました。
4番を打つ原は恐らく外野守備に入ると思いますがライトのポジションへと原が行きます。
そしてライトを守っていた寺元がレフトの方向へと走っていきます。
先ほど川添がダッグアウトに戻ってきましたので恐らくセンターは高田が入るものと思われます。
5回の裏、4点目を失ったというところでピッチャーを代えてきました。
2人目マウンドに上がったのは角谷です。
サウスポーの3年生。
4試合に登板を千葉大会、していますが2試合では先発をしてます。
24回と3分の2を投げていますがフォアボールとデッドボールが4つだけという非常に安定感のあるピッチャーだと聞いています。
≫専大松戸とするならば持丸監督も今日は継投を考えてらっしゃったと思いますね。
当然、角谷君、千葉県の決勝戦でロングリリーフをしているくらいですから角谷君に対する信頼というのはありますよね。
キャッチャーの河村に聞きますと非常に低めへの投球コントロールがいいピッチャーという話です。
専大松戸はピッチャーの原がライトにいきました。
そしてレフトに寺元。
センタ−には高田という外野の守備になっています。
セカンドランナーを背負う場面で角谷が2人目としてマウンドに上がっています。
5番、佐々木が打席です。
今度は左ピッチャーです。
ツーアウトです。
まず1球でアウトを1つとりました。
≫左対左左バッターに対してもインコースに投げられるという。
非常に制球という意味では角谷君はコントロールに自信を持ってると思いますね。
≫6番のサード小松左バッターです。
二塁ランナースタート。
完全にモーションを盗んで速いスタートでした。
≫この辺りも相手の隙があれば先の塁を狙っていくという花巻東の攻撃ですね。
スリーアウトランナー2人残塁です。
しかし5回の裏花巻東は1点を追加。
4対2、その差2点と広げています。
大会2日目の第1試合です。
花巻東対専大松戸のゲーム。
では、前半を振り返ります。
1回の裏の花巻東の攻撃です。
先頭バッターの田老。
ショートの渡邉、ここはすばらしいプレーでしたね。
≫ナイスプレーでした。
非常に肩の強い渡邉君のプレーでした。
2回の裏、花巻東が先制します。
ツーアウトフルベースから高橋がセンター前。
2点タイムリーとなりました。
セカンドランナーの走塁も見事なものがありました。
3回の裏、花巻東。
ツーアウト、一塁、二塁から6番、小松がセンター前へ。
1点を追加して、3対0とします。
そして4回の表専大松戸一塁から4番の原。
ショートがトンネルしてしまってこのあとレフトも送球をちょっと焦ったんでしょうか。
≫ちょっと慌ててしました。
一塁ランナーがかえってきて3対1とします。
さらにワンアウト二塁から。
5番、河村にタイムリースリーベースヒットが生まれます。
右バッター。
坂口さん、右にそれていくような。
≫ライン際にそれていく打球なので追いつきませんでしたね。
≫1点差に迫られた花巻東5回の裏。
ワンアウト、ランナー一塁三塁から熊谷の打球がショートゴロ。
記録はショートのフィルダースチョイスがつきましたけれどもホームインということで再び2点差に広げています。
解説は高鍋高校から明治大学日本石油では選手として監督も務められました坂口裕之さんにお願いしていますが両チームのすばらしい能力を持ったピッチャーがどのような立ち上がり序盤見せるのかなと注目をして見ていたんですがここまで、いかがですか。
≫立ち上がり、両投手とも非常に丁寧に入ってきたなという印象があったんですけど花巻東が得点した場面ではやはりフォアボールですね。
これをうまく活用しながらタイムリーヒットを打っていた。
一方の専大松戸が得点した場面はやはりエラーですね。
どうしても初戦ということでどうしても緊張感があるのかなと思います。
そういうのが絡みながら得点、失点という形になったかと思います。
中盤から後半今、落ち着いてきたと思うんですよね。
そんな中でどちらのピッチャーも安定感があります。
なんとかランナーを出してセットポジションの中からピッチャーのリズムを崩しながら得点をしていく。
そういう野球をしていかないとなかなか点は取れにくいかなという感じがします。
≫高橋投手の投球内容が出てきています。
5回を投げて奪三振が6つ、被安打3失点2。
四死球はデッドボールです。
左バッターも外いっぱいのところ。
非常に左右の幅を使いながら投球をしている印象です。
≫非常にキレがある印象ですね。
≫最速では145キロを投げられるということなんですが130キロ台のボールでコントロールしながらという前半戦でした。
この回は4番エースでもある原との対決。
≫打席の後ろに立って高橋君のボールをしっかりとひきつけて打とうという形はとってるんですけどね。
空振り三振です。
7つ目の三振になりました。
外のストレートですね。
≫右バッターとしても内も意識させられていますよね。
≫インコースのストレートに対する意識というのを持っているんでしょうね。
対策としてベース寄りには立ってるんですけど。
どうしても踏み込めない。
そういった感じに見えましたね。
チーム唯一の長打を打っている河村が打席に入っています。
ご覧のようにベース寄りにキャッチャー寄りに立っています。
≫ピッチャーの高橋君キャッチャーの福島君が専大松戸のバッターが意識しながら打席に入っていますので外を見せて、右バッターのインコースこれもうまく使いながら組み立てていますからね。
専大松戸の打線がなかなかタイミングがとれてませんよね。
≫外から入ってくるボールもありますし逃げていくボールもあるんですよね。
≫チェンジアップで沈んでいくボールもありますからね。
このスライダーにも高橋君、自信持ってるんですよね。
これで8つ目の三振です。
≫よく腕が振れてますよね。
非常に左足にうまく重心を乗せてうまく回転してそれによってバッターは勢いというのを感じていると思います。
≫今度は左バッター。
≫ここでタイムを取りました。
背番号15番をつけました永井ここで代打ですか。
1球投げたあとに右バッターの永井が代打です。
≫この辺りも持丸監督の独特の感性なんでしょうね。
≫左の猪爪が初球ストライクをとられたところで右の代打、永井です。
千葉大会では1試合に出場。
打席1つありましたがヒットはありません。
見極めましたね。
≫こうやって途中でピンチヒッターに出る選手が出塁するということになれば流れというのが1つ変わってきますからね。
ちょっと力が入ったでしょうか。
ピッチャーの高橋です。
2点を追いかけています専大松戸、6回の表の攻撃です。
見逃しの三振スリーアウト。
3者連続9つ目。
毎回の9つ目です。
≫すばらしいボールですね。
右バッターへのインコースのストレート。
なかなか手が出ませんよね。
また、どうしても変化球の意識というのがありますからそういう中で裏をついてインコース。
非常にコントロールのいいピッチャーですね。
≫4対2、花巻東が2点をリードして6回の裏の攻撃へと入っていきます。
大会2日目の第1試合お伝えしています。
このあと第2試合は茨城の霞ヶ浦と広島新庄第3試合は福岡の九州国際大付属と徳島の鳴門そして第4試合山梨の東海大甲府と静岡の対戦が組まれています。
今日からしばらくは4試合日が続いていくことになります。
朝のこの時間帯はまだ風があってそれほど暑さは感じませんけども。
≫昨日開幕でしたけれども非常に日中の気温が上がって選手たちも本当、この暑さの中ゲームをやっていく大変さはあると思いますね。
≫昨日は選手の中には足をつってしまう選手も見受けられました。
夏の雲もレフトスタンドの向こう側には見えています。
回は中盤から終盤へと入ってきます。
7番のキャプテン佐藤唯斗からという打順です。
左足を骨膜炎、疲労骨折に近い状況になって春先打順を夏からは下げていますけど本来は4番バッターです。
そしてファーストには背番号15番先ほどピンチヒッターで出た永井が入りました。
2イニングス目に入っている角谷です。
原とはまたタイプが違いますからね。
≫沈むボールも持っていますし非常に多彩な変化球を投げていますよね。
6回の裏、花巻東ノーアウトランナー一塁。
先頭バッターが出ました。
2回に続いてこの試合2回目のノーアウトのランナーです。
8番ライトの佐藤太郎が打席に入ります。
初球から送りバントを試みてきました。
サードライナーになっています。
ワンアウトです。
≫ここは花巻東とするならば優勢に進めてますのでやはり確実に送って自分たちのペースを守っていきたいですよね。
この場面での送りバントというのはありませんか。
≫高橋君、タイムリーヒットも打っていますのでバッティングのいい選手ですからね。
≫第1打席でセンターへのタイムリーを打っている高橋です。
見逃しの三振、ツーアウト。
いいボールでした。
≫見事なボールですね。
左バッターにもインコースこのストレートを投げきれる。
なかなか難しいところなんですけどね。
やはりコントロールには自信を持っているんでしょうね。
打席は1番バッターの田老です。
≫ピッチャーの角谷君、左バッターに対してもインコース、アウトコースともに投げられますのでね。
なかなかバッターが的が絞り込めていませんね。
本人が試合前に話をしていたのが左バッターの前でファーストゴロ、セカンドゴロが多くなってくると好調な証しだという話です。
それは要するに左バッターのインサイドをつけているということでしょうね。
≫それと外に逃げる変化球というので、バッターが打ち損じをするというようなコメントですよね。
≫角谷君、インコースアウトコースうまく投げ分けていますからね。
バッターがやや窮屈そうに見えますね。
≫一塁ランナーはキャプテンの佐藤唯斗。
岩手大会、盗塁は1つです。
完全にタイミングを外されていますね。
≫ストレートを意識してますから。
今のは変化球ですよね。
そうなってきますとバットの先端に当たってしまってゴロになるという。
これが狙いなんですけどね。
≫三振。
最後は変化球です。
左バッターのインサイドを振らせました。
ランナー1人残塁です。
6回の裏終わって4対2花巻東リードは2点です。
2点を追いかける三塁側のアルプスそのアルプスの情報を黒住アナウンサーに伝えてもらいましょう。
≫全校応援の生徒800人卒業生も多く駆けつけ最上段まで埋まっています。
三塁側。
専大松戸は初めての甲子園出場です。
強い思いを持った卒業生が、来ています。
去年の野球部キャプテンです。
1年前の千葉大会1番センターとして決勝戦まで進みましたがあと一歩甲子園まで届きませんでした。
後輩たちが壁を越えて今、甲子園での接戦です。
≫素直にあいつらが甲子園でプレーしている姿がすごいうれしいのでこのあとも7、8、9あるのでぜひ逆転してほしいです。
≫どんな連絡を取り合いました?≫自分誕生日だったんですけど高田から、誕生日プレゼントのホームランを打つと言ってくれたので期待しています、これから。
≫あと1回、回ってきますね打順。
いなばさんは千葉大会のすべての試合観戦してきました。
今日は甲子園初勝利を心待ちにしています。
三塁側でした。
≫その専大松戸、7番の寺元からという打順です。
決勝戦は千葉大会、一挙に7点大逆転というゲームでした。
花巻東はサードに菊地が入っています。
あの序盤、坂口さんからお話がありましたけど打たせてとるピッチングの中で内野ゴロが増えてきているという話がありました。
≫グラウンドのバウンドが変わっているところもあるんですが丁寧に花巻東の内野手がさばいてますよね。
8番ピッチャーの角谷です。
この試合初めての打席です。
ピッチャーの角谷君ですが…。
バントを試みてきました。
≫ピッチャーの高橋君リズムよく投げていますから崩していきたいという狙いはあるんでしょうけどね。
ラストバッターセカンドの伊藤です。
ここまでヒットはありません。
なかなか的が絞りにくいという話が坂口さんからありましたが坂口さんだったらどんな球を狙わせますか。
≫やはり速いボールにタイミングを合わせていきたいです。
≫伊藤君見事なバッティングですよ。
2球続けて緩いカーブでした。
それがボールだったのでストレート狙っていきましたよね。
今のようにセンター方向にしっかりと打ち返してますからこれがヒットにつながりますよね。
≫そして、前の打席でこの試合初めてヒットを打った渡邉。
強打者が打席に入りました。
前の打席はストレートを右方向へというヒットでした。
少し、セカンドの上。
差し込まれながら持っていったというようなバッティングでしたよね。
≫力で持っていったヒットでしたよね。
この渡邉君一発長打もありますから力のあるバッターですからね。
専大松戸としては期待したいバッターですね。
≫この辺りは高橋君、福島君やはり渡邉君の長打は警戒していますから外へのボールですよね。
コントロールミスのないように丁寧に投げてます。
≫右バッターのひざ元。
≫外を見せながらそしてインコースで攻めていくというそういう配球になっていますね。
≫うまく合わせていきました。
レフト前ヒット。
インサイドのストレートのあとは変化球。
うまいバッティングでしたね。
≫外へのチェンジアップだと思いますけども渡邉君もよくついていきましたよね。
やはり打席が4巡目になってストレートのタイミングでそして変化球にも対応できる。
そういうような打席になっています。
好打者ですね。
≫得点圏にランナーを進めました7回の表専大松戸2点を追いかける攻撃です。
前の打席でヒットを打っている高田がボックスに入りました。
大きな歓声が三塁側のアルプスから。
この高田も速いボールですか?≫速いボールにタイミングを合わせておかないとなかなか打ち崩せないと思いますね。
≫1球1球にドキドキしながら見つめる先輩たちです。
≫あまり強振せずに今のようにコンパクトにバットを出していかないとなかなか高橋君を打ち崩せないと思いますからこの辺を意識して高田君、打席に入ってますよ。
≫去年のチームでは3番を打っていた高田です。
左バッターにとっては逃げていくスライダーもあります。
≫バッターの高田君に対して高橋君、福島君のバッテリーが外を中心の配球になっていますからバッターの高田君もしっかり踏み込んでいっていますよね。
≫7回の表、専大松戸2点を追いかける攻撃です。
スリーアウト。
ランナー2人、残塁です。
7回の表、専大松戸無得点です。
4対2、2点をリードして終盤の攻撃に入ります一塁側の花巻東のアルプスから石井アナウンサーが情報を伝えてくれます。
≫スクールカラーの紫が目立つ一塁側です。
夜行バスで駆けつけた1000人の応援団。
応援の中心となるのがベンチに入れなかった野球部員およそ120人あまりです。
メガホンに注目してください。
2年前、ベスト4のときに使っていたメガホンです。
このメガホンを使うんですけど今はやっていませんけども応援のときはメガホンを銀傘のほうに向けるんです。
大きな声を銀傘に当てて球場全体に響かせるための工夫なんです。
応援リーダーのおのさん。
2年前は1年生でこのアルプスで応援していました。
前回は、9回にいくにつれて声が出なくなってしまった。
今回は先輩として後輩をサポートして終盤でもこのメガホンで大きな声をグラウンドに届けたいと話しています。
声でチームを鼓舞する一塁側でした。
≫確かに人数では専大松戸のほうがアルプス多いんですが声は負けていないという花巻東の一塁側のアルプスです。
2点をリード7回の裏花巻東2番の福島からという打順です。
左ピッチャーは一塁側のアルプスを目の前に見ながらということになりますね。
この角谷に代わってからはまだヒットは出ていません。
花巻東です。
≫リズムよく投球ができてますよね。
非常に低めにコントロールされています。
≫三振手が出ませんでした、福島。
≫カウントが悪くなってからでも変化球そしてストレートどちらでもストライクをとれる。
これが角谷君のよさでしょうね。
≫2人目としてマウンドに上がった角谷です。
同じような軌道から今度は変化球でした。
3番の千田です。
今日2安打。
≫花巻東とするならばクリーンアップ。
それで角谷君をとらえていきたいですよね。
≫今日2安打の千田もショートゴロです。
4番の熊谷が打席に入ります。
熊谷、今日ここまではヒットはありませんがフォアボール、2つ。
170cmとそれほど大きくないピッチャーなんですが速球にも力がありますね。
≫しっかりと腕が振れていますね。
≫声で、銀傘に当てて後押しをする。
≫長打力のある熊谷君に対しましてもインコースのストレートを投げきれるという自信を持って投球してますね。
ここはよく見ましたね。
バッターとしては振りたいところなんですがさすが4番ですね。
2年生で4番、熊谷です。
スリーアウト。
7回の裏、花巻東3人で攻撃が終わりました。
最後のボールです。
≫インコースのストレートですよね。
コントロールミスのないピッチャーですね。
4対2、花巻東のリードが2点。
残るイニングは9回までを考えますとあと2イニングです。
花巻東、エースの高橋が先発。
ストレート130キロ台という中でコントロールよく投げ込んできています。
投球回数、ここまで7回。
105球を投げて奪三振9被安打5、失点2。
初回にデッドボール1つありました。
ここまでの内容どうご覧になりますか?≫失点はありますがエラー絡みでしたから。
そのほかの投球を見てみますとぐいぐいストレートで押してくるというよりは変化球をうまく使いながらコントロールよく投げてるなと。
そういう印象ですよね。
非常に安定感のあるそういうイメージがあります。
≫専大松戸2点を追いかける。
3番の岡本からという打順です。
アウト!外野の守備、フェンス際少し時間がかかるところがありましたが最後は中継を挟んで三塁でアウト。
≫ここは、まずいい当たりでしたよね。
初球を狙って打って狙いどおりストレートを打ち返しましたけど中継が非常によかったですね。
歓声とどよめきが起こっている8回の甲子園。
4番の原です。
専大松戸千葉170チームの代表。
岩手、花巻東先発の高橋。
≫花巻東の守備隊形なんですけどバッターに応じて外野手も後ろに下がったりセンターが右中間寄りに左中間寄りに守ったり非常に考えられていますよね。
≫5番の河村を迎えたところでセンターがかなり右寄りなんですよね。
≫バッターが打つ方向ピッチャーが投げる球種。
そういったものを計算しながら守備位置を決めていますよね。
ですので先頭バッターの三塁でのアウトも、あらかじめ深めに守ってましたから。
そこからの中継なんですよね。
強い打球も外野に飛びましたけれども3人で攻撃、終わりました。
8回の表専大松戸、無得点です。
4対2、花巻東がリードしています。
それでは皆様からお寄せいただいた応援メッセージをご紹介しましょう。
追いかける展開の専大松戸へ30代の女性の方から。
100年目のめでたい年に甲子園でプレーできるのはとてもすばらしいことです。
学生時代は遠い球場まで野球好きの親戚と応援に行っていました。
今日はドイツからライブ放送を見ながら応援しています。
ベストを尽くしておもしろい試合を見せてくださいというメッセージをいただきました。
それから、花巻東には岩手県20代の男性から。
2013年の夏の甲子園ベスト4のとき岩手から甲子園に足を運びスタンドから花巻東の野球を見ていました。
あのときの感動は今も忘れていません。
これからもずっと忘れないと思います。
東北に優勝旗を持ち帰るのもそう遠くないはず。
まず、岩手に優勝旗を。
頑張れ、花巻東。
テレビの前で応援していますというメッセージをいただきました。
過去ベスト4に2回、この夏の甲子園では進出をしています、花巻東。
北海道には優勝旗はいきましたがまだみちのく東北には優勝旗はきていません。
その優勝旗を呼び込むことができるでしょうか。
花巻東その初戦です。
4対2と2点をリードして8回の裏の攻撃です。
5番の佐々木からです。
8回の裏の花巻東の攻撃です。
その差は僅かに2点です。
≫高く打球が上がりましたのでねしかし、角谷君もあわてずにしっかりさばきました。
≫スリーアウト。
僅か5球でこの回を抑えました。
ピッチャーの角谷です。
いいリズムを持って9回の専大松戸の攻撃へと入っていきます。
花巻東が先制。
追加点を挙げて3対0とリード。
しかし、専大松戸も4回に2点を返し5回には取られてすぐにまた花巻東が取り返す形で4対2、その差2点。
ヒットの数では6本対4本ということで専大松戸のほうが2本多くなっています。
大きな声援が専大松戸の三塁側のアルプスから聞こえてきました。
こちらは一塁側の花巻東。
その熱い視線を受けてエースの高橋9回のマウンドです。
≫ここまで高橋君粘り強く投球してますよね。
専大松戸もやはり高橋君の投球に対して打席が4打席、5打席目となります。
非常にタイミングもうまく合ってきていますからそういう意味では9回も先頭打者この辺りが大事になってきますね。
≫6番からという打順です。
代打で出て途中からファーストに入っている永井からという打順になります。
6番の永井7番の寺元、今日ヒットなし。
8番の角谷は先ほどセーフティーバントを試みたりもしていました。
大声援を受けて、永井です。
≫狙いとしては悪くないんですよね。
初球、ストレートを狙っていく。
しかし、高橋君の投球が勝ってるんですよね。
9回の表、2点を追いかける専大松戸の攻撃です。
7番の寺元、打席。
ここまで今日はヒットがありません2年生。
速いボールを右方向へ。
チームとして意識として徹底されています。
≫千葉県大会でも下位打線が当たっていましたね。
ここでチャンスを作ってそして上位。
今日もヒットを打っている1番の渡邉君。
この辺りまで回せば非常におもしろくなるんですけどね。
寺元、千葉大会では4割を打ちました。
ツーアウトです。
2点を追いかける9回の表千葉代表、専大松戸。
8番、ピッチャー角谷の打順ですが…。
背番号8番をつけました津金澤が代打です。
千葉大会では打席はありませんでした。
3年生。
右バッターボックスです。
セーフティーバントを試みてきます。
俊足です。
盗塁は1つ千葉大会で記録しています。
初回からコントロールよく投げ続けてきた高橋。
セーフ!出ました!ピンチヒッターで津金澤セーフティーバント。
ツーアウト、ランナー一塁。
≫見事ですね。
この9回、ツーアウトピンチヒッターで。
これは相当、練習を重ねてきてたんでしょうね。
またいいところに転がりましたね。
≫坂口さん、もう1人回すと1番の渡邉まで打順が回ります。
ラストバッターの伊藤が打席です。
千葉大会は1イニングで一挙7回に7点を挙げて大逆転したという専大松戸です。
表情はほとんど変えない花巻東のエース、高橋。
≫9回になっても高橋君の制球は乱れませんよね。
ツーアウトから連打!ツーアウト、ランナー一塁二塁。
同点のランナーも出て打順トップにかえって渡邉です。
≫最後、得意のスライダーを投げたんですけども、この球が真ん中にきてしまいました。
これは伊藤君逃さずに振りましたね。
≫ここで花巻東は守備のタイムをとります。
≫この辺りは専大松戸の粘りですよね。
ピンチヒッターの津金澤君の意表をついたセーフティーバント。
何がなんでも出塁するんだという気持ちがつながり9番の伊藤君のヒットにもつながりましたね。
2点差。
ツーアウトランナー、一塁二塁ここで多々野を送って確認をしました。
守備には下がれという合図も佐々木監督は送っていました。
一塁ランナーまでかえってきても同点です。
≫今日は1番の渡邉君長打がありますから花巻東とするならばやはり外野手として守り深めに守るのが鉄則です。
千葉大会は2回戦でランニングホームランを放っているという渡邉です。
千葉大会ではツーベース、3本スリーベース、2本。
そして今日もヒットを2本放っている渡邉。
がぜん、三塁側のアルプスの声援が大きくなってきました。
≫1球目はインコースのストレート。
そして2球目はスライダー低めということで高橋君、意識しながら投球していますね。
≫ツーアウトからの連打で得点圏にランナーを進めた専大松戸。
見ました。
外を1球見せました。
≫ここはインコースのストレートもありますし外にチェンジアップこれもありますよね。
≫空振り三振!試合終了。
4対2、花巻東が勝って2回戦進出です。
終盤、最後の最後まで粘りを見せました。
専大松戸。
4対2、花巻東が2回戦進出を決めました。
甲子園初勝利を挙げることはできませんでした。
専大松戸です。
甲子園球場には花巻東高校の校歌がこれから流れます。
≫2回戦進出を決めました。
花巻東です。
一塁側のアルプスへと向かいます。
ピッチャーを中心とした堅い守りが今年のチームのチームカラーですと佐々木監督が話しました。
一方の専大松戸です。
9回まで好投手・高橋を攻め立てましたが2点及ばず。
甲子園初勝利はなりませんでした。
坂口裕之さんの解説でお伝えしてまいりました。
9回の高揚する気分から一気に静まったところなんですが。
≫最後の最後まで目が離せないゲームでしたよね。
本当、専大松戸敗れはしましたけれども好投手、高橋君を最後まで苦しめる。
そういった攻撃つながりといった点ではいいものも見せてくれましたね。
やはり勝った花巻東はさすがだなというイメージがあります。
ピッチャーの高橋君を中心に失点をしたところはエラーが出てしまったんですけどそのほかのイニングは高橋君を盛り立てるように非常に内野手の守備も安定していましたし中継プレーで相手の走者を刺したりだとか。
また得点するシーンでは細かいところなんですが走塁、非常に光るものがありましたよね。
そういった中で得点していった。
今年の花巻東のチームも非常にチーム力があるなというのを感じましたね。
接戦に強いというのが佐々木監督の話だったんですがまさにそういうイメージですね。
≫特に今日の高橋君のピッチングを見て花巻東高校が甲子園に出てくると非常に好投手が多いなというイメージ、印象がありますよね。
当然、佐々木監督でありますとか責任教師の流石部長であったり。
あと、ピッチャーを指導しているコーチの方々を含めて選手の潜在能力をうまく引き出してその今日の専大松戸の打線であればこういった攻めをしていくんだという相手分析もしっかりして。
ですから打線も強い専大松戸の打線をなかなかピッチャーを打ち崩すことができなかったんだというイメージがありますね。
≫花巻東のほうは岩手大会は実は複数のピッチャーで勝ち上がってきたんですが今日に関しては高橋に投げきってほしいという話を佐々木監督が試合前に話をしていて見事な期待に応えました。
一方、専大松戸も終盤まで集中力というのはすばらしいものがありましたね。
≫花巻東よりもヒット数は多かったわけですよね。
特に中盤から後半にかけては高橋君の持ち味であるストレート。
それとスライダー。
これをしっかりと芯で打つ場面が非常に多かった。
戦国千葉を勝ち抜いてきただけのことはあるなという感じを受けました。
≫インサイドを攻められた右バッターたちが序盤はなかなか苦労していましたが中盤からはそのボールを打ち返していくというところも見せてくれました。
それから原投手、角谷投手という2人の投手。
≫先発した原君は右の本格派としてスピードボールも本当にいいものもありました。
2回、フォアボールでランナーを出してから崩れた場面はあったんですが1球1球いいボールがありましたね。
それと2番手の角谷君彼が投げたときゲームが締まりましたよね。
変化球でもストレートでもどちらでもストライクをとる安定感。
これは県大会でもできてましたが同じようにこの甲子園でも披露することができましたね。
≫先制点を奪われた場面はフォアボール、フォアボールデッドボールでランナーをためてタイムリーが生まれたというところがありました。
≫あの場面も内野ゴロでダブルプレーをとれた感じあったんですがあそこでランナーが残って失点につながったシーンもありましたね。
≫そして2人目で投げた角谷は結局、相手打線をノーヒットに抑えてまたそこから終盤の流れを作ったピッチングを見せてくれました。
一塁側の花巻東の選手たちはこれから通路のほうへと下がっていく準備をしています。
三塁側の専大松戸の選手たちも甲子園の土を袋に詰めてそして、これから準備をして通路のほうへ引きあげていこうとしています。
今、メッセージをお寄せいただきました。
専大松戸へ。
10代の男性からです。
最後の最後まで感動をありがとうというメッセージです。
1回戦惜しくも敗れてしまいましたが9回裏、最後の最後まで諦めない姿。
見ていて本当に勇気づけられました。
たくさんの勇気と感動をありがとうございました。
ぜひ松戸に帰ってきてくださいというメッセージをお寄せいただきました。
涙の姿です。
≫9回ツーアウトからピンチヒッターの津金澤君のセーフティーバント。
それで、一塁に内野安打でそして、9番の伊藤君がつないで1番の渡邉君につないだ辺り。
この辺りの粘りですよね。
非常に感動を与えてくれましたね。
≫野球はツーアウトからということをよく言いますけれども大きなチャンスを作ってくれました。
その専大松戸の選手たちも今、インタビュー通路のほうへと引き上げていきます。
先に花巻東のほうが通路のほうへ引きあげていきました。
この敗れたチームにも甲子園からはバックネット裏温かい拍手が送られます。
銀傘にこだまする拍手の音です。
原投手、角谷投手よく投げました。
先に勝った花巻東がインタビューコーナーへと進んでいきます。
準備ができましたら佐々木監督のインタビューなどをお伝えします。
4対2、花巻東が専大松戸を2点差で破って2回戦進出を決めています。
≫放送席、初戦突破岩手花巻東高校の佐々木監督です。
おめでとうございます。
≫ありがとうございます。
≫今日も最後、接戦になりました。
最後のピンチの場面はどう見ていましたか?≫一番いい渡邉君に回ってしまったので最後まで、長打が出たらいやだなと思ってですね。
本当にハラハラドキドキしながら見ていました。
≫最後、守備のタイムをとりましたがそのとき選手に何を伝えたんでしょうか。
≫今日は裏でしたので2点を取られても延長があるんだということで余裕を持って守りなさいよという話をしました。
≫今日は先発の高橋投手最後まで投げきってほしいという話でしたがあの場面でも、その考えは変わりませんでしたか?≫そうですね。
今日は高橋でいった時点で高橋で勝負。
最後までという気持ちでいましたので託してました。
≫その高橋投手最後、三振をとった瞬間のお気持ちというのは?≫とにかく、渡邉君すごいバッターでしたのでほっとしたという気持ちでした。
≫試合の途中、相手の代わった2人目の角谷投手からなかなか追加点が取れませんでしたがそのとき、ベンチからはどう見ていたんでしょう?≫ちょっと決勝とかとは違うような配球をしてきたのでうちも戸惑ったところもあったと思うんですが打つ打線ではないのでまずは1点だけ取っていこうという話をしてたんですが。
いろんないいピッチングをしてたと思います、角谷君も。
≫岩手大会は接戦続きでそして甲子園の初戦でも2点差。
最後ピンチを背負っての接戦でしたがこの試合を通じての選手の成長はどう見ますか?≫ヒット数も倍打たれていますし去年の秋からコールドゲームで打ち勝つという野球ではないのでワンチャンスをものにしながらこういう野球ができていければいいのかなと思います。
プレースタイルを変えるつもりないので守り勝つ野球でワンチャンスをものにして勝ちあがりたいと思っています。
≫ピンチでも守りきる選手たちの力。
どこからくるんでしょう?≫本当に昨年の秋も延長15回を2回やったりとか春の東北大会でもタイブレークとかそういう経験がたくさんあるのでちょっと今日はエラーもあってうちらしくないところもありましたけれども最後は落ち着いて守っていたと思います。
≫これでおととしのベスト4に続いて今年、初戦突破になりました。
次の試合はどう戦いますか?≫相手まだわからないですけどピッチャー中心としたワンチャンスでものにする野球で足を絡めながら最少失点で勝ち上がっていきたいと思います。
東北に岩手に優勝旗をという期待もありますがその辺りはどうでしょう?一戦一戦頑張っていければと思っています。
≫ありがとうございました。
次も期待しています。
ありがとうございました。
勝ちました、岩手、花巻東高校佐々木監督でした。
続いて、談話をお伝えします。
最後まで投げきりました高橋投手の談話です。
≫笑顔で話をしてくれました。
初戦ということで大変緊張しました。
ただ、慌てると野手にも伝わってしまうので落ち着いて投げようと思いました。
制球力が非常に今日はよかったです。
ただ、9回はちょっと勝ちを意識してしまって連打をされてしまった。
タイムリーの場面は振ったらたまたま当たりましたとこれも笑顔で答えてくれました。
≫続いて敗れた専大松戸高校。
持丸監督の談話。
松野アナウンサーです。
≫汗びっしょりでフーッと息を吐いて壇上に上がりました。
チームに緊張感はなかったがやはり経験の差があったのかなと。
走塁面など、私も含めて初出場のチームと相手の差が出てしまったという話です。
相手の高橋投手あれだけチェンジアップがいいとは思っていなかった。
高めのボールゾーンを上げて打っていこうと言っていたがなかなかそういうボールがきてくれなかったという話を悔しそうに時折笑顔も交えながら話していました。
≫インタビューと談話は以上です。
≫インタビュー担当は小林アナウンサーでした。
4対2で花巻東が専大松戸を破ったゲーム。
お伝えしてまいりました。
坂口裕之さんの解説でお伝えしてきましたけどもまず佐々木監督のインタビューどういうふうに感じますか。
≫勝利への喜びが伝わるようなインタビューでしたよね。
9回はやはりハラハラしたんだと。
ただやっぱりピッチャーの高橋君に対する信頼はあったんでしょうね。
やはり、そういった意味で接戦をものにして勝ってきている。
そういったことで最後まで託すという気持ちが選手たちにも伝わったんじゃないですかね。
≫秋や春の経験も生きたという話もしていました。
では、この大会2日目の第1試合ハイライトで振り返ります。
先制をしたのは花巻東の2回の裏でした。
フォアボール、フォアボールデッドボールというところもあった中でツーアウト満塁からピッチャーの高橋センター前へのタイムリーヒット2点タイムリーになりました。
振ったら当たったというような談話もありました。
≫高橋君が打ったということではチームとしてはムードが盛り上がりました。
3回の裏に花巻東は追加点です。
ツーアウト一塁、二塁ここもフォアボールが絡んでいました。
6番小松のセンター前ヒット。
3点目が入ります。
本人は二塁を狙ってオーバーランする形でタッチアウトになりました。
ここでエラーが2つ続いて一塁ランナーがホームにかえってきて1点を返します。
さらにワンアウトランナー二塁から5番の河村。
打球がそれていく中でスリーベースヒットになります。
≫ここは高橋君のストレートをうまくしっかりととらえていきましたね。
≫セカンドランナーがかえってきて3対2、1点差。
しかし5回の裏、花巻東ワンアウト、ランナーは一塁、三塁から4番の熊谷のショートゴロ。
三塁ランナーのスタートがよかったという話がありました。
≫ランナーの福島君のスタート非常によかったんですよね。
走塁でもぎ取った1点ですね。
≫4対2。
高橋の6回の3者三振。
≫チェンジアップ、スライダーストレートどれをとってもいいボールでした。
≫8回の表、専大松戸の岡本の打球。
左中間を破りましたがこのあとの中継。
≫ここが先頭打者だっただけに中継プレーでアウトにしたのは花巻東としては大きかったです。
≫9回は打順、下位からスタートというところでしたけども最後、大きなチャンスを作りましたが1番、渡邉が三振でスリーアウト。
試合終了。
4対2で花巻東が2回戦へと進出しています。
宮崎の高鍋高校から明治大学そして社会人野球の日本石油で選手、監督を務められました坂口裕之さんの解説でお伝えしてまいりました。
改めて試合を終えてどんな印象でしたか。
≫非常に緊張感のあるゲームでした。
やはり、花巻東の細かいプレー。
特に少ないチャンスをものにする野球というのは甲子園でも非常に徹底してできていたなという印象です。
専大松戸高校も最後まで粘り強さは出してくれましたね。
やはり原君、角谷君2枚の投手が非常によく千葉県大会を勝ってきた。
そういった成果はここで出たんじゃないでしょうか。
専大松戸は2年生選手もスターティングメンバーに3人入っていたということでこれからの活躍も期待したいですね。
≫来年につながる野球ができたと思いますよ。
≫今年は1回戦が終わった状況で抽選が行われるのですが花巻東は抽選の結果大会8日目13日になりますが第4試合に入ることになりました。
第4試合の三塁側に入るということが決まっています。
このあと、今日行われるゲームあす、行われるゲームの勝者が抽選をしまして残りの枠を埋めていくということになります。
今日の第1試合は4対2、接戦。
花巻東が2点差で千葉の専大松戸を破っています。
このあと第2試合は10時30分試合開始予定茨城の霞ヶ浦と広島新庄。
第3試合は福岡の九州国際大付属と徳島の鳴門。
第4試合は山梨の東海大甲府と静岡高校の対戦となっています。
第1試合は坂口裕之さんでお伝えしてまいりました。
どうもありがとうございました。
甲子園球場は次第に日ざしが強くなってきています。
このあと、第2試合の予定は10時30分の予定となっています。
生字幕放送でお伝えしています≫100年の間刻まれてきた高校野球の歴史。
その原点となった大会は甲子園ではなく大阪の豊中グラウンドで行われました。
開催を知らせる新聞には初めて野球を見る人の観戦ガイドが出されました。
球を打った打者は何をおいても一塁に向かって突進せねばならぬ。
当時、野球はまだ国民的なスポーツではなかったのです。
迎えた大会初日第1試合は鳥取中対広島中。
始球式のあと記念すべき第一球を投じたのは鳥取中の鹿田一郎投手でした。
後にそのときのことを振り返った音声が残っています。
≫緊張感の中鹿田投手が投じた1球が100年にわたる球史の幕を開けました。
この試合から同じく始まったのがホームベースを挟んで行う一礼でした。
単に勝敗を競うだけではなく相手を尊重し真摯に野球に取り組む。
今ではおなじみのこの光景も100年前に始まったのです。
第1回大会の球児が追いかけたボールは後輩たちによって保存され甲子園球場内で展示されています。
白球に込める思いは今も変わりません。
≫10校が出場した第1回大会から100年。
その開幕試合に登場した広島勢。
これまで夏は7回の優勝の実績があります。
一方、茨城県勢は夏、優勝2回。
ともに強烈な印象を残した優勝でした。
大会2日目の第2試合は新しい歴史を築いていこうというチーム同士の対戦です。
今日2日目、第1試合は岩手の花巻東が4対2、千葉の初出場専大松戸を破りました。
第2試合、ともに初出場。
茨城の霞ヶ浦と広島新庄高校はこのあと、10時30分試合開始の予定です。
第3試合福岡の九州国際大付属対徳島鳴門。
第4試合は山梨の東海大甲府と静岡高校のゲームが予定されています。
悲願の初出場を果たしたチーム同士です。
一塁側に茨城、霞ヶ浦。
三塁側に広島新庄高校。
なかなか、それぞれの地方大会決勝で勝てなかった壁を破っての甲子園夏初出場です。
解説は元大阪ガス野球部監督の長野哲也さんアナウンサーは早瀬雄一でお伝えします。
長野さん、よろしくお願いします。
では、一塁側の茨城霞ヶ浦からご紹介しましょう。
茨城県の大きな湖霞ヶ浦の西側に学校があります。
そのふるさとをご紹介しましょう。
≫茨城県南部、霞ヶ浦の南に面する町。
戦時中は海軍の航空隊が置かれ多くの少年兵が特攻を志願して戦地へ飛び立ちました。
8年前には圏央道が開通し大型の商業施設が出店するなど開発が進む、あみ町。
戦後70年の節目の夏霞ヶ浦高校の初出場に大きな期待を寄せえています。
≫頑張れ、霞ヶ浦!≫茨城県南部のあみ町からやってきました霞ヶ浦。
初めての夏の甲子園です。
三塁側は強豪がそろう広島県。
広島新庄高校です。
北西部の北広島町に学校があります。
その広島新庄高校ふるさとをご紹介しましょう。
≫自然豊かな北広島町には瀬戸内海と日本海に続く源流が流れています。
初夏を彩る壬生の花田植は4年前にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
豊かな実りに感謝する神楽は町内だけで60あまりの団体が活動し幅広い世代に親しまれています。
≫広島新庄、頑張れ!≫今日は広島新庄が先攻です。
広島93チームの代表です。
3年連続4回目の広島大会決勝進出で初めての優勝。
如水館、広島工大高校市立呉高校を破って初めての夏の甲子園です。
佐々木祥人キャプテンに広島新庄チームを紹介してもらいます。
≫広島新庄高校野球部主将の佐々木祥人です。
今年のチームは投手力を中心とした守備力にたけここぞというところで一本が出る打撃力に注目のあるチームです。
甲子園では少ないチャンスをものにし、絶対優勝します。
絶対勝つぞ!≫投手力を含めたディフェンス力が高いチームです。
4人の投手がいますがエースのサウスポー森がほとんどを投げています。
6試合46回で失点は僅かに4という好投手です。
今日のラインアップです。
ゲームごとにメンバーが代わってくる広島新庄。
後攻を取りました一塁側の霞ヶ浦高校です。
こちらも3年連続6度目の決勝進出で茨城を初めて制しました。
準々決勝以降はいずれも接戦。
決勝では初回の2点を2人のピッチャーで守りきりました。
小杉葵キャプテンにチームを紹介してもらいます。
≫霞ヶ浦高校主将、小杉葵です。
今年のチームは多彩な投手陣を軸に守備からリズムを作り切れ目のない打線で戦います。
甲子園では1つでも多く勝ち校歌を歌えるように頑張ります。
絶対勝つぞ!≫小杉キャプテン元気よくチームを紹介してくれましたが実は発熱のため今日はベンチに入りません。
小杉キャプテン今日は不在ということになります。
こちらも複数のピッチャーですが左の安高そして右の綾部が主に投げてきました。
今日は背番号1右のオーバーハンド長身の綾部が先発です。
こちらも非常にディフェンス力の高いチーム、今日のラインアップです。
茨城大会の決勝からメンバーを入れ替えてきている霞ヶ浦高校です。
ともに初出場の大会2日目の第2試合。
解説は元大阪ガス野球部監督の長野哲也さんにお願いしてまいります。
長野さん、お互い甲子園夏至るまでの経緯それから地方大会、確実な守り好投手、似通った要素がいっぱいありますよね。
≫本当に守りを中心として同じような形でやっと甲子園に初出場できたということでね精神的な部分もお互い同じような形になるんじゃないでしょうかね。
≫その中で両監督が守りからリズムを作る。
ロースコアというのをポイントに上げていました。
ゲームの展開、どうお考えですか。
≫やはり両チームとも好投手を中心に勝ち上がってきたチームですから守りから入りたいというところですけれども。
やはり力があっていつも決勝まで予選ではきていたんですがその分逆に初戦のプレッシャーといいますかありますので両チーム、立ち上がりにどんな戦い方ができるか。
自分たちの力が出せるかというのがポイントになるかもしれませんね。
≫広島新庄は去年の春センバツに出場していますが試合に出場した経験のある選手は非常に少なく霞ヶ浦もセンバツは1990年です。
各選手が初めての甲子園ということになります。
念願の夏の甲子園です。
4人の審判団も暑い甲子園のグラウンドに姿を現しました。
第1回大会から変わらぬ姿でゲームを始めます。
先攻、広島新庄後攻、霞ヶ浦です。
まず霞ヶ浦の選手たちが散らばっていきました。
今日は茨城の霞ヶ浦先発ピッチャー1m88cmの綾部です。
非常に力のある角度のあるボールを投げてきます。
キャッチャーは齋藤です。
霞ヶ浦の先発ピッチャー綾部です。
4試合投げて、投球回は14回。
打たれたヒット11本奪った三振9つです。
おとといのブルペンで非常に状態がよかったという綾部。
この右の綾部と左の安高、この2人が主に投げてきます。
1番セカンド、杉村です。
地方大会、3割6分4厘。
基本的に綾部投手は縦変化のボールが多くなっています。
1年生の益子、ナイスプレー。
長野さん、非常にゆったりとしたピッチングに見えたんですが。
≫そうですね、非常に落ち着いて丁寧に今は投げているという感じですよね。
非常にいいボールを投げてますね。
益子君の1本目のスタートもよかったですね。
≫2番は、小笠原です。
手足の非常に長い綾部。
140キロ。
縦のスライダーでしょうか。
≫落ちるようなチェンジアップのようなボールだと思うんですけどね。
スライダーですね。
縦のカーブのようなボールです。
≫あまり茨城大会を見ましても大きく横に曲がるスライダーはありませんでした。
≫腕をちょうど真上から投げ下ろしますからボールの種類としては縦に変化する割合が多くなります。
3番のショート岩本です。
スリーアウト。
セカンドのバックアップも非常に機敏でした。
1回、霞ヶ浦持ち味、出たでしょうか。
≫そうですね。
≫綾部君、非常に落ち着いた投球ですよね。
もう少しボールの高さが低くなってくるともっと完璧なピッチングになってくると思います。
≫10球で終わりました。
攻守変わってこれから広島新庄の守り。
茨城霞ヶ浦の攻撃です。
1番の佐藤です。
右バッターはストレートを狙っていきたいという茨城霞ヶ浦。
躍動感がありますよね。
≫腕といいますか体のタイミングで投げてくるピッチャーですね。
どちらかというと腕で投げるタイプのピッチャーですから前半は少し球がばらつくかもしれません。
非常に腕の振りが速いのでボールとしては非常にいいスピードボールが出ていますよね。
≫アルプスにとっても初めての夏の舞台です。
広島大会ではストレートが中心ということでした。
そのほかにスライダーがあります。
チェンジアップもあります。
両チームともにロースコアを予想していました今日のゲームです。
≫立ち上がり、少しタイミングで投げるピッチャーですから気持ちが少し早ってまだコントロールが少し定まっていないという形ですけどね。
≫2番の今日はファースト保立。
盗塁がそれほど多いチームではありません。
決勝では茨城大会セーフティースクイズでの先制というのがありました。
6試合で茨城大会犠打は9つ。
≫ロースコアの展開が予想されますからね。
スコアリングポジションにしっかりランナーを置きたいです。
ただ、ボールが荒れてることだけは注意して入りたいです。
≫遠目塚がキャッチャー肩をぐるぐる回してリラックスするように。
走るというよりもまず送ってという考えが先に立ちますか?≫そうですね、なんとかヒット1本で1点を取りたいですからスコアリングポジションにランナーを進めて攻撃したいですよね。
≫追い込まれましたが。
霞ヶ浦はどう考えますか。
≫ここは、なんとしても送りたいですからね。
ボールもばらついてますししっかりとスリーバントでも送りバントしたいところでしょうけれども。
≫このあと、左バッターが2人続く霞ヶ浦の打線です。
≫スリーバントの確率が高いでしょうか。
≫ヒットエンドランでなんとかランナーを進めるということもあるんですけどね…。
≫ヒッティングできましたツーストライクから変えてきました。
1回の裏、茨城霞ヶ浦先制のチャンスを迎えました。
≫非常にうまく打ちましたね。
ボールが先行しそうなところでストレートがくるということで非常にコンパクトにといいますかミート中心に打ってきたという感じですよね。
チャンス広がって3番の関口です。
このチームは打順関係なくバントするチーム。
霞ヶ浦初出場いい攻め、いい守りがあったあとですからね。
≫先ほどバント失敗したけれどもヒットでつないで1球でバントを決めましたよね。
いい流れですね。
≫4番のセンター清水です。
茨城大会決勝では先制のセーフティースクイズ。
内野前に来ました、広島新庄。
1回の裏。
かなりセカンドショートが前です。
塁間を結ぶ仮想のラインよりも前です。
≫ここはロースコアということで1点もやりたくない前進守備ですね。
≫守る側としてはバントの多いスクイズもある相手に対してどう警戒しますか。
≫スクイズについては落ち着いて処理をするということしかないと思うんですよね。
ランナーがスタートを切ったら落ち着いて処理をするしかないと思います。
結果的に厳しいところを内側にいきました。
≫やはり少しまだ制球が安定していないのでアウトコースに投げたいんですがインサイドの厳しいボールになりました。
≫ただカウントのうえではピッチャー有利に立ちましたよね。
≫ここから逆に三振をとりにいくというピッチングをしたいところじゃないですかね。
≫逃げるスライダーもあります。
≫ある程度バッターの中でも今日は、好投手堀といえども荒れてるなというところはあるんでしょうか。
≫そうですね。
ちょっと今は立ち上がりでめいっぱい投げてる状態ですので。
バッテリーとすると本当はアウトコースに届かないようなボールで三振をとりたいんですがまだ抜けて、どうしてもストライクゾーンの中に入っていきますよね。
≫バッテリーは当てさせたくないという考え方ですか。
≫ここではエラーもいやですからね。
追い込んでますのでね。
挟殺プレーで三塁ランナー、アウト。
ツーアウト、二塁三塁。
バッターランナーは二塁。
今の高いバウンドでの三塁ランナーの判断というのは長野さん、いかがだったですか?≫スタートを切ってしまったのでね。
ただ、打者走者をセカンドまで持ってくるということでしっかりと考えて走塁したと思いますけどね。
≫霞ヶ浦高校としてはまだ先制のチャンスが続きます。
非常にバッティングもいいという5番ピッチャー、綾部です。
セカンドが少し深めのポジションをとっています。
広島新庄の守り。
茨城大会では4打数ノーヒットでしたがバッティングはいいものがあるという綾部です。
この右バッターを迎えても少しボールが高くなってしまっているサウスポーの堀です。
≫追い込んでから少し力が入ってますね。
ただ、ボールの力はどうでしょうあるんじゃないでしょうか。
≫腕の振りはしっかりしてますのでボール自身の力はあるんですけどね。
少しツーアウトをとって力んで体が前へ出てくるのが少し速い分、ボールを速く離してしまいますよね。
≫それが長野さんがおっしゃったタイミングというところなんですか。
≫そうですね、自分がコントロールつけやすいタイミングで投げていけれたらもう少しまとまってくると思うんですけどね。
≫フォアボール、今日2つ目。
堀自身も内角、外角ベースの幅をうまく使いたいと言っていました。
≫ちょっと今日は力んで。
試合前のブルペンでもボールがばらついてたんですよねすごくね。
ただ、投げていくうちにだんだん少しまとまってきてゲームに入っていったんですけどマウンドに立ったらやはり、また緊張感とやっぱり力が入って少しまだバランスが悪い状態です。
≫茨城霞ヶ浦はチャンス。
6番の小川です。
お互いロースコアという予想の中で先制点というのはどうしてもほしいですもんね。
≫今のも真ん中にきたんですけどね。
ボールとしたら非常にいいボールだと思いますよ。
≫低さもあれぐらいのボールを投げたいんですか。
≫もう少し低く投げたいところですね。
≫コースの要求は遠目塚捕手の要求どおりでした。
≫今やっと自分の思ったところにボールがいくようになりましたから追い込んでますので。
≫だいぶコースはぴったりいくようになりました。
霞ヶ浦としてはこのチャンスを生かしたい。
≫霞ヶ浦とするとボールになる変化球をしっかり見逃してミートしていきたいところですね。
三振、しのぎました。
広島新庄、堀。
霞ヶ浦、1回の裏先制のチャンスを作りましたが無得点です。
広島新庄高校の校歌です。
≫去年の夏は広陵高校にそして、おととしの夏は瀬戸内高校との引き分け再試合を含めどちらも1点差。
2年連続1点差で敗れて3年連続4回目の広島大会決勝進出で悲願の夏の切符をつかみました。
4番のセンター藤本からの攻撃になります。
藤本は去年2014年のセンバツで1度、甲子園の打席を経験しています。
≫先ほどのチャンスをものにできませんでしたから綾部君この回は気をつけたいです。
≫もう少し低めにというお話が長野さん、ありましたよね。
≫ボール自体はよかったですしある程度コースも投げ切れていますのでね。
変化球を生かすためにもだんだん低く投げていきたいです。
≫初回は10球で立ち上がりました。
エースの綾部。
1回の裏、霞ヶ浦。
得点を取れなかった直後広島新庄、2回の表の攻撃です。
≫先ほどのチャンスをものにできませんでしたからこの回は非常に大事な回になりますのでこれでフォアボールを出してしまいましたからここからは丁寧に1つずつアウトをとりたいですね。
≫5番のキャッチャー遠目塚。
連打連打というのは難しいので1つずつ塁を進めていきたいと監督は話をしていました。
5番ですがやはり初球のように送っていく可能性は極めて高いでしょうか?≫高いと思いますね。
≫広島大会では3つの犠打があります。
守る側としてはバントをさせてもいい形ですか。
≫序盤ですので1つずつアウトをとりたいですね。
≫長野さん、広島新庄は非常に走塁も積極的なんですよね。
≫好投手相手ですからねなかなか点が取れない中で出たランナーをあまりリスクを冒して進めたいというのはまだ序盤したくないんじゃないでしょうか。
≫6番のファースト定永です。
ワンアウトで、打順がこれから下っていきますが。
≫ワンアウトになってカウントが走りやすいカウント変化球がくるようなカウントになると展開が変わると思うんですけど。
≫広島商業の監督としても2度、甲子園を経験しています。
センバツと夏1回ずつ。
迫田守昭監督です。
≫ストライクを先行させました。
≫バッテリーとしてはいいですね。
仕掛ける前に追い込んでしまうという形ですね。
ただ今も少しボールが高いですよね。
僅かに切れました。
≫バッターは打つだけなんですけどやはり追い込んで三振を取りにくる変化球が来る確率ボールになる確率が高いのでスタートを切っていきましたよね。
≫綾部投手はスライダーそれから落ちるボールでいいますとフォークやチェンジアップも投げますが基本的に縦の変化を使ってきます。
≫今日は左バッターにインサイドのストレートを少し使ってますよね。
≫もう1つ、広島新庄も仕掛けてくるんでしょうか。
≫そうですね、ダブルプレーは避けたいという形になるかもしれません。
≫恐らくフルカウントになりますと一塁ランナースタートというケースも考えられます。
≫いいスタートでしたね。
バッターも厳しいボールですけどしっかりファウルを打ちにいってますよね。
≫足を絡めたり少ないチャンスを生かしていきたいと話していた広島新庄。
迫田守昭監督。
先制は、広島新庄高校。
少ないチャンス先頭バッター出塁を生かしました。
今のバッティング長野さんいかがだったですか?≫非常にすばらしいですね。
追い込まれて変化球がくるというのも頭に入ってるんですけど甘くなったボールをしっかりとミートしましたよね。
落ちるボールですよね。
≫しっかり落ちきらなかったですね。
≫甘く入ったんですけどしっかりタイミングを取ってミートしましたね。
≫見事でした、定永の先制タイムリー。
7番、北谷です。
先制点を取ってなおもランナー三塁です。
内野は前に来ています。
茨城霞ヶ浦。
もう1点となりますと当然、スクイズということも選択肢としてはあります。
これは、綾部が投げたかったボールでしょうか。
≫本当は追い込んでからああいうボール投げたかったんですけどね。
≫力のあるボールです。
三塁ランナーをかなりけん制するように投球と同時にステップを踏んでいます。
広島新庄2点先制、2回の表。
6番、7番の連続タイムリー。
長野さん、いずれも追い込まれてからでしたね。
≫綾部君が追い込んでからのボール今も変化球なんですけど。
少し力が入りすぎて力んでしまってその分、ボールが速く離れて真ん中の高めにいってしまいましたよね。
≫2点先制されたところでもう1人のピッチャー、安高がベンチ、霞ヶ浦高校高橋裕二監督の指示を伝えにいきます。
この2人で1つと考えていると話していた高橋監督。
継投も当然視野に入れているという話もしていました。
安高はサウスポーの好投手です。
広島新庄は突き放していきたいところ。
8番のサード小泉を迎えます。
一塁ランナーは広島大会で盗塁4つの北谷。
先制したことによって攻撃大胆になるということありますか?≫おっしゃるとおり大胆に攻めていきますよね。
その分バッテリーにプレッシャーがかかります。
先制の2点取れましたので1点だともう1点欲しいということで結構慎重に考えたりするんですけどね。
≫茨城の霞ヶ浦は練習試合で群馬の健大高崎ですとか東京の関東第一走塁のレベルの高いチームとは練習試合を行っていて対策はある程度できているという話もしました。
≫そういう意味ではバッテリーはあまりバタバタと足を気にして自分たちのペースを崩すということはないんでしょうけどもね。
≫送球するボールよりは速く走れないのでキャッチボールをしっかりしようと高橋監督は声をかけたそうです。
ラストバッターピッチャー堀です。
広島大会は17打数2安打。
追い込むまではいいボールが続くんですよね。
≫追い込んでからもう少し落ち着いて投げたいところですよね。
すこし、力が入ってタイミングが早くなってしまうんですよね。
≫ちょっと外に逃げていくようないいボールでした。
≫逆にここまでがいいボールすぎて次が甘くなると打たれるんですよね。
≫いいボールすぎるんですか。
≫追い込んでからちょっと投げ急いだ形で高めに入って真ん中にきますのでそれだけは避けたいところですね。
スリーアウト。
どちらもロースコアという予想の中広島新庄高校、初出場2回の表に2点を先制です。
霞ヶ浦の校歌が流れます。
茨城の霞ヶ浦にとっても夏の甲子園は初めて。
3年連続の茨城大会決勝進出で初優勝。
しかもここ8年で6回そのうち3度サヨナラで敗れるという悔しい思いを乗り越えてのこの夏の甲子園です。
2点を追う攻撃は2回の裏7番のキャッチャー齋藤からです。
右バッターは広島新庄の堀のストレートを打っていこうということはチームとして確認をしているという話です。
その中であっという間にストレートで追い込みました。
≫やはり点をもらって初回よりは精神的に落ち着いてきて自分のタイミングで投げれるようになってくるとしっかり前でボールが放せるようになってますよね。
≫8番のセカンド益子、1年生です。
茨城大会では14打数5安打3割5分7厘。
≫だいぶまとまってきました。
少し甘かったですけど初回とは全然違う左バッターの頭のほうに抜けていくようなボールがなくなってきましたよね。
速さをバッターは感じますか?≫ちょっと背中を向けるような投げ方で腕が横から急に出てくる感じですから。
≫変化球で三振。
2者連続。
1回から続けて3人連続で三振を奪っています、堀。
このフォームです。
≫バッターからすると腕がなかなか見えなくて急に出てくる感じですよね。
ただ、霞ヶ浦のほうも初回はみんなストレートのタイミングがしっかり合ってましたのでね。
リズムあるピッチングでした。
広島新庄高校。
2対0、広島新庄が茨城の霞ヶ浦をリードして3回の攻防へと入っていきます。
広島新庄高校ベンチに入っているメンバーもご紹介していきましょう。
広島商業から慶応義塾大学そして三菱重工広島では監督としても活躍をされました迫田守昭監督です。
2007年から指揮を執っています。
都市対抗野球でも優勝の経験もお持ちですし高校野球の監督しても甲子園出場経験が。
そして広島新庄を初めて夏の甲子園に導きました。
1番からの攻撃です。
好走塁!ヒットとエラーが記録されました。
リードしている広島新庄の攻撃です。
≫非常に杉村君うまく判断しましたね。
一塁で回るときを見ていただいてもセカンドまでまっすぐ走れるようコーナリングするところも非常にうまいですよね。
≫しかも一瞬の隙を突きました。
2番の小笠原。
二塁けん制はタッチアウト。
齋藤、霞ヶ浦よく刺しました。
レベルの高い走塁のチーム相手に戦ってきたという自信も出ているんでしょうか。
≫初回もありましたけど綾部君のストレート、バッターからすると少し浮いてくるように見えるんですよね。
空振りをしてしまいますよね。
≫タッチアウトになりましたが2番の初球終わったところで代打を送ります。
左ピッチャーに対して左バッターの加藤をピンチヒッターとして起用しました。
≫初回もバントを失敗してしまってしっかり遅れなくてヒットは出たんですけどね。
≫もともと左ピッチャーの安高を想定してメンバーを組んでいたという広島新庄高校です。
相手のピッチャーの継投があればそれに対応して選手起用も考えたいという話をしていた広島新庄高校、迫田監督です。
≫それだけ選手層が厚いということですよね。
スターティングメンバーの打率もほとんど3割を超えているような状況でしたからね。
ワンアウト、ランナー二塁。
リードしている広島新庄の攻撃。
迫田監督の起用も当たりました。
追い込んでからのボールというのが1つ長野さん綾部投手にとってはポイントになっています。
≫今までは高めのボールで真ん中に入ってきましたけど今はコースはよかったんですけど打ったバッターのほうが非常にうまく。
初めて見たボール数球しか見ないでしっかりとミートしているのがすごいですよね。
3番ショート、岩本です。
サードのエラーが記録されました。
≫少しファンブルをして飯村君があわててしまいましたね。
しっかりステップを踏んで投げるとアウトだったかもしれませんね。
≫ヒットとエラーでチャンスを作りました広島新庄。
4番のセンター、藤本。
第1打席はフォアボールで出塁して先制のホームを踏んでいます。
≫ここは初めのストライクを注意して投げたいです。
やはりバッター狙ってきてましたね。
≫そうですね、チャンスで4番ですからね。
≫緩やかな浜風です。
ライトからレフトへの甲子園。
5番のキャッチャー遠目塚。
第1打席、ファーストフライ。
≫清水君のポジショニングが非常によかったですね。
≫3回の表、広島新庄ランナーを出しましたが無得点。
これから攻撃に入る霞ヶ浦のベンチの選手をご紹介します。
平成13年からチームを率いている高橋祐二監督です。
守りをしっかりしたうえでどう点を取るかというチーム作りをしてきました。
とにかく今日もしっかり守ることというポイントを挙げていました。
3回の裏は1番からです。
≫このイニング逆に今回、広島新庄がチャンスをつぶしましたよね。
このイニングに広島新庄としては先頭打者を出したくない。
逆に霞ヶ浦はこのイニングでチャンスを作って流れを引き寄せたいですね。
≫先ほど、代打しました加藤が、そのままレフトのポジションに入っている広島新庄の守りです。
2番レフト、加藤です。
先頭は出せませんでしたが得点圏。
今日、保立は2打席連続ヒット。
≫非常にミートがうまいですね。
今も逆らわずに高めのボールですけれども強振をせずにしっかりミートしていますよね。
≫チーム2本目のヒット。
いずれも保立。
初めての長打が出ました。
3番のライト、関口。
第1打席は送りバント。
≫打者のほうは初回のばらついていた状況よりももう少しまとまっていますからコントロールがですね。
それをしっかり意識しながら打ちたいですね。
≫早めに霞ヶ浦としても得点を返しておきたいところあるでしょうね。
≫1点でも返して取れるぞという状況にしておきたいですよね。
初回は、左バッターにアウトコースに投げようとしたボールがインサイドにきていたのでバッターのほうはインコースにボールがたくさんきたイメージがあるんですがだんだんコントロールがついてますのでしっかりアウトコースにも目をつけていきたいです。
≫バッターとしてはあれは狙って投げたボールだと判断するんですか?≫狙って投げないのではなくてやはりインサイドにボールがたくさんきていますのでそっちのイメージが残ってしまいますよね。
≫バッターの関口もインコースの残像というのは相当ありますかね。
≫今の打席で2〜3球振りましたからだいぶアウトコースにボールがきだしたものでそれをしっかりとスイングできてますからもうそういうイメージは少なくなっていると思います。
2点を追いかける茨城霞ヶ浦3回の裏です。
4番を迎えます。
≫このイニング、霞ヶ浦が1点を取る、取らないというのは両チームの今の流れからすると非常に大きな回になると思います。
≫ミート力の高い4番の清水を迎えています。
ずいぶんまとまってきたというサウスポーの堀。
よく反応しました、定永。
スリーアウト。
先制タイムリーの定永が好守備を見せました。
3回終了、2対0広島新庄がリードしています。
では三塁側広島新庄高校のアルプス伝えてもらいましょう。
≫上の段までずらっと埋まった三塁側アルプス。
アルプスでの応援は去年の春に続いて2回目夏は初めてです。
応援を引っ張るのがこちら野球部から選ばれた11人の応援団です。
服装を見てください。
白い長袖のトレーナーなんです。
去年のセンバツに出場したときに先輩たちが着ていたものです。
春でも夏でも応援スタイルを変えないのは広島新庄といえばこれだと見ている人に伝えたいからだということです。
とはいえ、暑いです。
合間を見て水分を補給したりスプレーをかけたりして対策をしています。
夏初出場初勝利へアルプスも暑さに負けず声援を送ります。
≫大谷アナウンサーがリポートしました。
この暑い中ですし、慣れない応援というのもありますし。
初めて。
≫しかもトレーナーで長袖を着て応援をするというところで。
ただ、応援しているメンバー野球部員の方々はそれだけグラウンドと一緒に集中して応援できてるんじゃないでしょうか。
≫アルプスで応援する人たちにとっても憧れの晴れの舞台ですからね。
先ほど好守備がありました定永からの攻撃、広島新庄です。
2回の打席でタイムリーヒット。
その選手たちをあと押しするアルプス。
しかも、ハイネックです。
定永の先ほどのバッティングは見事でした。
≫非常によかったです。
追い込まれてましたけど。
動きも加わってなお暑さも加わってくるという感じです。
2つ目の三振を奪いました。
今のは力が勝りましたか。
≫今のは逆にボールが抜けてくれてアウトコースにシュートしていくようなボールになりましたから。
北谷も第1打席フルカウントからセンター前。
≫広島新庄はどんどんストレート速いストライクを振ってきていますからね。
綾部君とするとちょっとタイミングを外してストライクを先にとっていきたいですね。
≫140キロのストレートそして小さく曲がる縦のスライダー。
チェンジアップもいいボールがあります、綾部です。
この2打席目もすばらしいヒットになりました。
≫決して引っ張らないでしっかりミートして。
ボールもアウトコース低め非常に厳しいボールですけどね。
≫ピッチャーとしても悪いボールじゃないですね。
≫ないですよね。
それだけ相手チームがストレートにタイミングを合わせていますので違うボールでストライクをとっていって追い込んだ状態にしたいです。
≫8番サードの小泉です。
いい当たりでしたがセカンドライナーに倒れています。
第1打席。
こういったボールでストライクを取りたいんですね。
≫今のようにバントの構えをされたときですよね。
バントするしかないという形になりますのでね。
本当はストライクをしっかり取りたいところなんですけどね。
≫一塁ランナー、広島大会盗塁4つの北谷。
選手によってリードのしかたもさまざま変えてくるという広島新庄。
≫ここはスリーボールですから打者のほうは恐らく少し待ってくるとは思うんですけどね。
≫このあとのこのカウントの動きはどうでしょうか。
≫自分がしっかりと狙えるボールはどんどん振ってくると思います。
フォアボールの可能性も十分ありますので。
≫これで一塁ランナーを走らせるかどうかですね。
盗塁成功という形。
非常に難しいところですよね。
≫三振の恐れがある場合はなかなか走らせづらいですか。
≫なかなか球威のある投手ですからね。
≫ラストバッターピッチャー堀。
少ないチャンスを1つ1つ塁を進めて1点ずつというのが迫田監督、試合前の話。
≫今、いい高さでしたね。
やはり相手の打線はストレートをしっかり振ってきますのでね。
≫あまりバッティングに関しての細かい指示は出ないチームなんだそうですが。
各バッターがストレートをしっかりと狙ってきています。
記録はヒット。
守備のいい小川よくボールまで追いつきましたが僅かに及ばず。
≫ストレートで少し高くなった分しっかりミートされてしまいました。
小川君もよく追いついたんですけどもね。
少し跳ねたような形になりましたからね、ボールが。
≫先ほど初球を打ってのライトへのツーベースヒット。
1番の杉村。
スリーアウト。
4回の表、広島新庄ランナー出しましたが無得点です。
しのぎました、霞ヶ浦アルプスの様子を伝えてもらいましょう。
一塁側の霞ヶ浦の応援アルプスです。
霞ヶ浦は去年までの7年間で5回決勝に敗れました。
ようやくたどり着いた甲子園です。
今日は悔しい思いを知る先輩が来ています。
例えば、この方。
5年前マネージャーをしていました。
たのたいきさんです。
このタオル5年前と同じものです。
霞ヶ浦の文字が書いてあります。
悔しい思いを晴らしたいということでこれを持ってきました。
そして、もうお一方。
去年のエース。
この服、今年の茨城大会で応援に行ったんですけどそれと全く同じものを着ての応援なんですね。
実際に一緒に練習した後輩たちを見てどうですか?≫一緒に2年間やってきた仲間たちなのでうれしいです。
≫一塁側の応援アルプスでした。
≫OBにとってもこの出場というのは思いもひとしおでしょう。
≫それぞれの思いを持ってこの甲子園に人が集まり自分のチームを応援できますよね。
≫高橋監督もOBそれから保護者、すべての人に恩返しをしようと思ってやってきたという話をしていました。
5番の綾部からの攻撃です。
4回の裏、茨城の初出場霞ヶ浦です。
ストレートのキレ、力いかがでしょうか?≫初回からいい状態だと思いますけどやはり、だいぶボールがまとまってきましたよね。
≫4つ目の三振を奪いました。
思ったところにだいぶ投げられるようになったのと今も少し横から投げますので少しボールが浮き上がるような感じになっていますよね。
≫6番のショート、小川。
第1打席は三振に倒れました。
左バッター見にくいという話がありました。
≫少しクロスにステップしてきますので背中のほうからボールがくるように見えます。
打っていくためには霞ヶ浦としてはどういうことを対策として考えるでしょう。
≫少し先に点を取られてどうしても強く打ちたい大きく振りたいとなりますけどもボールの勢いもありますのでしっかりとストレートならストレートのタイミングを合わせてもう少しミート中心に打っていきたいところですね。
≫7番キャッチャーの齋藤です。
ツーベースヒット。
2対0。
追いかける4回の裏、霞ヶ浦。
OBにも笑顔が出ました。
このようなバッティングでしょうか。
≫今のも少し強振してるんですけどしっかりとタイミングを合わせてますのでね。
ただ、やはり右バッターのほうは入ってくるボールですから打ちやすいけども左バッターですよね。
ちょっと背中からきて詰まるような感じになりますのでしっかりとミートして。
≫左バッター、8番セカンド1年生の益子です。
≫甘いボールをどちらかというと逆方向ですね。
センターから逆方向に打つ感じで打ちたいです。
≫その反対方向、レフトはかなり浅めのポジションを取っている広島新庄。
打者によって外野手が大きくポジショニングを変えます。
ツーアウトランナーなしから8番、9番の連打。
夏の甲子園初勝利に向けてまず1点を返しました。
≫いいですね。
アウトコースの低めのストレート。
逆らわずしっかりとミートしましたね。
≫しかし長野さん、8番、9番が見事なバッティング。
そして、隙を突いた走塁ですよね。
≫今、サードランナーコーチもうまかったと思うんですね。
ランナーコーチも今日サードに立つのとはいつもと違うと思うんですけどね。
ランナーコーチの判断も非常によかったと思いますよ。
≫ラストバッター、飯村です。
今日はキャプテンの小杉が熱のためベンチ入りすることができません。
いつもは三塁コーチを務めているんですが今日は加藤が三塁コーチの役割。
スリーアウト。
しかし、4回の裏霞ヶ浦7番、齋藤のツーベースのあと8番のレフト前ヒットで1点を返しました。
2対1。
両チームともにロースコアの接戦を予想する中でまさに、そういう展開で4回が終わりました。
これから5回の攻防へと移っていく甲子園です。
第1試合は岩手の花巻東が千葉の初出場専大松戸を4対2で破りました。
第3試合は福岡の九州国際大付属対徳島の鳴門。
第4試合、山梨の東海大甲府対静岡のゲームが予定されています。
今日は初出場校が専大松戸霞ヶ浦、そして広島新庄と3チーム登場してきます。
綾部が今日先発。
このチームは2人のピッチャーの起用で主に勝ち上がってきました。
サウスポーの背番号10安高も4回から準備を始めています。
ボールが少し高くなってきたら長身の角度がつかなくなってきたところが継投の判断基準ということも高橋監督は話をしていました霞ヶ浦です。
広島新庄高校は5回の表2番の先ほど代打で出場した加藤2打席目です。
≫代打で出てきて初めて見る打席で見事なツーベースでした。
≫しかも、スピードの速いボールに対応しましたよね。
両チームともに守備は非常に堅い。
≫いい足の動きですよね。
≫長野さん、1歩目のよさをおっしゃってましたよね。
≫打球が飛んでくる前からしっかりと準備をして一歩目をすっと出していくのでゴロのタイミングが合いますよね。
≫3番のショート、岩本です。
二遊間のいい守り。
≫少しバウンドを見て後ろに下がってしっかりとしたスローイングです。
リズムよくこの守備を終わりました。
霞ヶ浦。
あっという間に5回の表が終わりました。
≫綾部君、バッテリーの配球が変わりましたよね。
やはりストレートを狙われてたのでほとんど変化球でストライクをとりにきましたよね。
それだタイミングを崩していますからいい投球内容になってきたんじゃないですかね。
≫4回の裏に霞ヶ浦が1点を返して、5回の表広島新庄が3人で終わってわずか6球。
このサウスポー綾部も控えている霞ヶ浦。
ゲームの流れとしては長野さん、どういうふうにお感じになってますか。
まだ、広島新庄のほうに流れがあるように見えますけど1点差なので、まだどちらに勝敗がつくか分からないという均衡した状況じゃないでしょうか。
≫右の綾部、そして背番号10サウスポーの安高も控える霞ヶ浦です。
そうしますと1イニング1イニング守り、攻撃非常に大事になってきますね。
≫やはり、次の1点をどういうふうに取るのか。
広島新庄が2点差にするのか。
また霞ヶ浦が同点にするのかですよね。
≫霞ヶ浦のほうは右バッターが打ちやすそうにタイミング合うんですけども少しフライアウトが多いですよね。
もう少し、低い当たりを打っていきたいところです。
≫高めのボールはバッターは手が出てくるんですか。
≫そうです。
少し横から出てくるのでストライクゾーンから高めに上がっていくので打者は意識して打ちたいですね。
高めに手を出すとやられてしまう可能性が高いのでね。
≫4回得点を取ったのが、齋藤そして益子という連打でした。
右バッターの齋藤はセンターオーバー。
左バッターの益子はレフト前。
リリースを少し気にしました。
2年生のエース、堀。
≫高めのボールをああやってしっかり見逃したいところですね。
≫チームとしてフォアボールの出塁は今日2つ。
かなり苦しいスイングになりました。
≫インサイド、ボールになるかどうかというのを見極めながら振りましたのでだいぶ遅れましたけどね。
どうしても少しフライアウトになってしまいますので。
≫右バッターはストレートをしっかりとたたいていきたいという話を試合前に高橋監督はしていました。
今日2安打の保立です。
いずれもストレートだったですよね。
≫非常にミートのうまい選手ですよね。
その相手に2つ変化球で入ってきました。
徹底していますね。
≫ただ、1つ前のボールが甘かったんで今は慎重に投げましたね。
保立、今日3本目のヒット。
球種を変えてきましたがものの見事。
≫ボールを続けましたのでね。
しっかりタイミングを取って非常に見事にスイングしていますよね。
保立のバッティングというのはチームにとってお手本となるような形でしょうか。
≫そうでしょうね。
あまりオーバースイングせずにしっかりタイミングを取ってミートしていってますよね。
≫同点のチャンスを迎えました。
3番のライト、関口。
送りバントとライトフライ。
≫左バッターはセンターから逆方向に低い当たりを打っていきたいですね。
≫連打が出ました。
ワンアウト、一塁、三塁。
左バッター、打ってきました。
≫うまく打ちましたね。
少し甘く入ってきたんですけど今までそれに少し詰まるような感じになってたんですけどね。
しっかりミートできました。
≫いったん、タイムを取ります。
広島新庄高校。
9イニングで3度使える守りのタイム。
まず1つ目を使いました。
背番号7の原田和宏が迫田監督の指示を伝えにいきます。
守る側として迫田監督どういうことを指示しているでしょうか?≫今も高めにきたボールをうまくミートされてますよね。
ここは長打を打たれたくないですしできればダブルプレーをとりたいところですから低く低く投げて。
それと内野手の守備位置ですよね。
そういった辺りを確認されてるんだと思います。
ほとんど、堀の先発、完投という中で広島新庄も次のピッチャーの準備を進めています。
キャプテンの佐々木祥人が準備を進めています。
長野さん、清水は茨城大会の決勝で先制のセーフティースクイズを決めたんですがこの追いつく場面ですけれども。
≫スクイズも考えさせながらバッテリーを翻弄していきたいという形ですよね。
≫4番の同点タイムリー。
追いつきました5回の裏、霞ヶ浦。
ワンアウトからの3連打。
≫いいですね。
やはり逆方向にしっかりとミートしていきました。
≫これもしっかりとコンパクトにとらえていった結果でしょうか。
≫少し前半ストレートが多い門ですから引っ張りにいってましたけどしっかりとミートしにいくようになりましたね。
引っ張る形で打ってないですからね。
高めのボールとしては難しそうに見えるんですけど。
≫真ん中の高めのボールなんですけどね。
≫5番のピッチャー、綾部。
なおもチャンス。
ワンアウト一塁二塁追いついた茨城霞ヶ浦。
レフト線が広く空いている守り広島新庄。
長打力がある綾部ですが大胆に全体的に右寄り。
≫なかなか今日は右バッターのインサイドというところに厳しく投げれてませんからね。
そういう意味ではスライダーもあまりたくさん投げてませんので。
そういう意味ではレフト線にボールが飛ぶ確率が少ないという考え方なんでしょうね。
≫キレのあるボールでした。
ツーアウト。
4つ目の三振を奪いました。
バッターとしては難しかったですか?≫少し自分の想定してなかったボールがきてしまってね。
≫5つ目の三振を奪いました。
ここで追い越せるかどうか。
痛烈な当たりでした。
ショートのエラーが記録されました。
≫少し焦ってしまいましたかね。
しっかりした態勢で守備態勢をとったんですけどね。
ただ、ランナーのほうがやはりしっかり走っていた分セーフになってますよね。
≫今の小川も非常に痛烈な当たりでした。
先ほどセンターオーバーのツーベースを放った齋藤です。
≫ここはフライではなくてコンパクトに打ちたいところです。
≫三塁側の投球練習場のボールが外野の中に入っていったんプレーが止まりました。
先ほど齋藤はしっかりととらえたセンターオーバーでした。
≫ここは打つほうは高めを避けたい。
守るほうはなんとか低く低く投げてゴロでアウトをとりたいところですね。
≫霞ヶ浦が5回の裏4番、清水のタイムリーで追いついてこの回、一気に逆転のチャンス。
追い越すことは許しませんでした。
サウスポーの堀。
5回が終わりました。
念願の夏初出場同士の対戦は2対2の同点で5回が終わっています。
では、このゲームをここまで振り返りましょう。
1回の裏、霞ヶ浦ワンアウト、二塁、三塁。
清水。
サードゴロ。
挟殺プレーで3塁ランナータッチアウト。
続く綾部がフォアボール。
ツーアウト満塁で小川が三振。
立ち上がりのチャンスを生かせませんでした。
その直後、広島新庄。
ワンアウト、一塁。
定永のタイムリースリーベース。
まず広島新庄が先手を取ります。
さらに北谷。
センター前へ。
広島新庄が2回の表2点を先制します。
4回の裏、霞ヶ浦はツーアウトから、7番の齋藤。
センターオーバーのツーベース。
益子。
レフト前。
1点を返します。
ツーアウトランナーなしからの攻撃でした。
そして5回の裏、霞ヶ浦。
ワンアウトから連打でチャンスを作って一塁三塁。
4番、清水。
レフトへ。
タイムリーヒット。
2対2の同点に追いつきました。
なかなか夏の甲子園届かなかった両チーム。
初めての舞台で僅差の展開が続いています。
大阪ガス元監督の長野哲也さんの解説でお伝えしています。
両チームの見立てどおりロースコアということになってきました。
徐々に広島新庄の堀に対して霞ヶ浦が合わせてきたそんな印象がある4回、5回でしたがこのあとどういうふうに展望されますか?≫霞ヶ浦のほうが堀君の投球に対してうまく合わせてきて打ってる感じがしますよね。
逆に堀君のほうも投球パターンを変えてくると思うんですね。
前半は霞ヶ浦の綾部君の投球に広島新庄がうまくミートしていってたという形でしたからそこから綾部君も変わってきましたので。
まだきっ抗した状況になると思うんですけどもまだ霞ヶ浦のほうは次にまだ控えに2人で投げるもう1人が残ってますのでそういう意味ではお互いにきっ抗した接戦になっていくと思うんですけどね。
ここから以降はフォアボールそれから長打そういうところのミスですよね。
そういうところをなるべくしないほうですよね。
もしくはそういうときに点を取ったほうが勝利をつかんでいくんだと思いますけどね。
≫恐らくゲーム展開としては両チームの考えているとおりロースコアで進んでいくという展開になるんでしょうか。
そんな展開になるんでしょうか。
≫両投手ともボール自体は非常にいいですからね。
なかなか連打でというのは難しいですよね。
5回を投げて71球打たれたヒットが6本。
三振3つフォアボールが1つという綾部。
≫ボールが少し高い分であったりそういうものはしっかりととらえられたんですけどどちらかというと真上から投げてきますのでストライクゾーンの中にボールを置くと。
特にストレートですよね。
そのストレートに対して広島新庄がしっかりスイングしてきたというのが前半だったんですけど先ほどの回から縦の変化。
それをうまく使い出したというところじゃないでしょうか。
≫この背番号10サウスポーの安高も4回から準備を進めています。
5番の遠目塚からの攻撃です。
広島新庄の攻撃です。
ずいぶん変化球でストライクをとってこようという狙いも多くなってきたようですが。
それをとらえていきました。
先頭出塁。
今も縦に沈んでいこうかというボールでした。
≫うまく打ちましたよね。
1つ前のストレートにあまり反応しなかったので緩いボールも頭に入れてバッターはいたんだと思うんです。
6番のファースト定永。
見事なヒットがありました。
≫このイニングは取られたあとなのでなんとしても1点取りに行きたいところですからね。
≫一塁ランナースタートしてきました。
ここで動かしてきました。
一つ一つ進めていきたいという話をしていた広島新庄迫田守昭監督。
≫バッテリーが裏をかいてインサイドに速いボールを投げてきましたからね。
≫ベンチとしては動けるカウントでしょうか。
≫ただ、やはり危険もありますので。
普通であればしっかりと送っていきたいところなんですけどね。
≫いい落差でした。
≫ひざ元にいいボールでしたね。
綾部君は今日はここから少し甘くなっていますので冷静な気持ちで自分のタイミングでしっかり投げたいです。
連打でした。
長野さん、よく使っている低めに落ちるボールしっかり、とらえてきましたね。
≫打者が追い込まれましたのでどちらかというと強振するというよりもミートしていこうという形でしたから。
ただ、うまくボール球ですけどうまく拾いましたよね。
≫得点の上で動いて、そして一度グラウンド整備が入った直後の今日2安打の北谷。
送りバント成功1球で決めました。
リズムある攻撃。
勝ち越しのチャンスが広がりました。
このあと8番、9番です。
今日はいい当たりのセカンドライナーと三振。
8番の小泉。
≫このバッターのところですよね。
ワンアウトで外野フライでも1点ですからなんとか、このバッターをしっかりアウトをとりたいというところでしょうね。
≫上からの映像を見ますと二塁手がかなり前という。
茨城霞ヶ浦の守りです。
このあとセカンドが恐らくフィールドの中に入ってきます。
ショートのほうが少し深めです。
セーフティースクイズでという得点の取り方もあります。
ホームイン!広島新庄、勝ち越し。
フィルダースチョイスで勝ち越し。
霞ヶ浦の守りとしては想定内だったと思います。
≫ただ、ボールを捕球したときに逆に一塁側のほうに体が向いてしまって送球できる体勢ではなかったんでね。
1つアウトをとりにいかざるを得なかったかもしれませんけど。
≫少しボールとしては強く投げられる体勢ではなかった形になりました。
≫逆に打球が緩すぎるわけでもなく速すぎるわけでもなかったのでね。
2回目の守備のタイム。
背番号16加藤が指示を伝えにいきます。
いつもはキャプテンの小杉の役目ですが今日は熱のためベンチに入ることができませんでした。
継投も含めてこのあと霞ヶ浦の守りどう考えるでしょうか。
しかもファーストランナー代走を送ってきました。
≫攻撃としてはダブルプレーを避けたい。
守りのほうはなんとかダブルプレーをとりたいというところでしょう。
一塁ランナー原田です。
セーフティースクイズ。
タッチアウト。
ファーストよく防ぎました。
今日打撃好調の保立今度は、守備で救いました。
≫今の守備は非常にすばらしいですね。
前へ走ってくる勢いもさることながらグローブでとってグラブでトスをすると。
よく引っ掛けてボールが高く浮くときがあるんですけど。
キャッチャーもよくとりました≫いいプレーですね。
今日、先発起用の保立。
今度は守備で大きく貢献。
1番に打順が戻ります。
広島新庄はこのバッターです。
ライトに今日ヒットうまく打ちました。
あれは初球でした。
≫やはりここでもしヒットが出ると次、左バッターですからね…。
さらに1点追加広島新庄、4対2。
また杉村、初球でした。
≫うまいですね。
ここヒットが出ると左バッターなのでピッチャーが≫ここで代わります。
ボールが少し浮いてきたところ。
角度がなくなったときが判断基準の1つと話をしていましたが。
ここで背番号1綾部から背番号10サウスポー安高へのスイッチになります。
≫今日はボールが浮いてくるというよりやはり、速いボールに広島新庄のほうがしっかりとタイミングをとってストレートをしっかりととらえにいってるというところで判断されたんだと思います。
≫綾部、そして安高どちらが投げてもほとんど差がないという話をしていました。
しかし広島新庄この杉村、見事な見事なバッティングでした。
≫今も低いボールなんですけどね。
しっかりとミートしていますね。
≫この回は先頭の遠目塚が落ちるボールを打ちました。
そして定永は追い込まれてから低めのボールをうまく打ちました。
そして、この杉村も低いボールを打っていました。
安高がマウンドに上がります。
茨城大会4試合でイニング18回。
奪った三振12。
この安高も、ややひじを下げたところからサイドハンド気味に投げ込んでくるピッチャーです。
≫投げ方とすると堀君に似ている投げ方をしますよね。
大事なマウンドになりました。
広島新庄は2番の加藤。
ボールの質という意味では軌道という意味では堀君とよく似ていますねということを霞ヶ浦の高橋監督は話をしていました。
これも左バッターにとって背中から出てくるようなイメージになりますか。
≫堀君ほど背中を見せては投げませんので。
ただ、少し堀君より横から投げている感じですので左バッターとするとアウトコースのボールが非常に遠く見えると思うんですけど。
≫大事な場面で登板して追い込みました。
左バッターにはしっかりとインコースをついていきたいという話をしていました。
ちょこんと当てられるのがいやだという話をしていました。
≫やはり左対左だとアウトコースにくる確率が高いので打者がうまくミートしにこられるのがいやなんでしょう。
≫しのぎました。
スリーアウト。
安高1人で打ち取りました。
広島新庄は6回の表。
勝ち越しました。
内野ゴロ、これがフィルダースチョイス。
そして、杉村のタイムリーヒット。
2点を加えて4対2再びリードを2点とした広島新庄初出場です。
非常に大きいですよね。
同点にされたあとすぐに2点取るのは。
相手にとっても非常に精神的にダメージを与えますし点差としては2点差になりますのでね。
投げるピッチャーも重圧が少なく投げられるんじゃないでしょうか。
≫その中で2年生のサウスポーエース堀です。
5回を投げて86球、7安打奪った三振が5つ。
長野さん立ち上がりに比べますとずいぶん、まとまってきたという印象があるんですけど。
≫そうですね、まとまってきて。
ただ細かいコントロールは今日はまだついてないんですがね。
先ほどの回ぐらいからスライダーを多めに投げたりしてなんとか工夫して投げてるんですけど先ほど点を少し取られたときやはり前半力を出して投げた分後半、疲れが出てくるかもしれませんよね。
≫8番のセカンド、益子です。
そういう意味では霞ヶ浦も6回の裏の攻撃というのは非常に大事になってきます。
≫今のように高めのボール特にボール球を振らないで甘くきたストレートを打っていきたいです。
ヒットになりました。
2点を追う6回の裏霞ヶ浦の攻撃です。
やや詰まっていましたがしっかりと振っていきました。
≫やはり、左バッター左アウトコースにくると想定しながら振りにいくので少し甘く入ったボールが苦しくなりますよね。
ただしっかりミートしにいきましたね。
ラストバッター、サードの飯村。
茨城大会、5割という打率。
2点差ありますが送りバントを選択してきています。
広島新庄高校は先ほど代走が出た関係で守備が変わっています。
代走の原田がそのままレフトに入りました。
レフトの加藤に代わって尾原がサードに入りました。
2番サード、尾原です。
そして、8番レフト原田と守備の陣形が変わっています。
今日、鍵と話していた茨城霞ヶ浦高橋監督1番のレフト佐藤です。
まだ今日ヒットがありません。
≫今までの内容を見ても右バッターのほうがやはり打てる確率が高いということと次、保立君が当たってますので。
センター前、ツーベース2本いずれも高めのボールを打っていきました。
先ほど保立に対してはスライダーが多くなりましたよね。
≫そうですね、ストレート2本ヒットを打たれて。
≫空振りしにいきましたよね。
タイミングが合わなかったので。
スリーアウト。
ストレートで打ち取りました。
保立君のほうが少し力みましたね。
≫ああ、この表情。
7回が終わりました。
大会2日目の第2試合、4対2。
初出場同士の対戦は広島新庄がリードしています。
その広島新庄への応援メッセージ届いていますのでご紹介します。
長い長い冬を乗り越え悲願の夏の甲子園出場を果たした広島新庄。
小さな町から大きな感動を与え続ける活躍をOBとして本当に誇りに思います。
新庄らしい鍛え抜かれた走塁を全国の皆さんに披露してください。
50代の男性の方です。
次は女性の方から。
冬場、雪が多い広島の県北から悲願の夏の甲子園出場おめでとうございます。
地方大会を子どもたちと観戦したときにプレーはもちろん礼儀正しい姿に感激しました。
野球ができる喜び周りの方々への感謝の気持ちを教えてくださいました。
甲子園では持てる力を出しきって頑張ってくださいというメッセージです。
3番、ショート、岩本からの攻撃。
西中国山地の標高の高いところに学校があります。
冬はかなり豪雪地帯ということで広島出身の迫田監督もこんなに雪が降る地域だとは思わなかったという話をしていました。
≫そういう意味では室内練習場で練習をたくさんされるということをおっしゃってましたね。
4番のセンター、藤本です。
冬の間は1つのことを徹底的に室内でやれると。
逆にメリットととらえてやってきたという話でした。
サウスポー、安高の投球フォーム。
≫余分な動きが少なくて。
ボールを前で体を回しながら離そうとしてくるピッチャーですけどコントロールよく投げたいと思って早めに体がバッターのほうを向いてしまうとボールが抜けてしまう確率はありますけれども非常に安定したコントロールがつきやすい安定したフォームだと思いますよね。
≫追加点を取っていきたい5番のキャッチャー遠目塚です。
≫しっかり読んでいましたよね。
非常に落ち着いたピッチャーですよね。
状態がいいときはかなり浮き上がってくるような軌道だと高橋監督は話をしていました。
スリーアウト。
7回、広島新庄ランナーを出しましたが無得点で終わっています。
これから2点を追う霞ヶ浦高校茨城代表。
7回の裏の攻撃です。
その霞ヶ浦に寄せられた応援メッセージもご紹介します。
地元の40代女性の方です。
私の弟は野球部OB。
そして、息子2人が今、在学しています。
何年も茨城大会で悔しい思いをした野球部がやっとやっと甲子園への切符を手にしてくれました。
子どもたちも勝利を楽しみに応援に行っています。
私も地元茨城で応援します。
まずは1勝霞ヶ浦高校の校歌を甲子園で。
そして栃木の30代女性からです。
私は3年前まで霞ヶ浦高校で教員をしていました。
茨城大会では毎年悔し涙を流してきました。
今年は学校創立70周年。
このときを待っていたかと運命を感じました。
今は栃木に引っ越しましたがこれからも霞ヶ浦高校を応援しています。
まず1勝して校歌を歌いましょうというメッセージをいただいておりますありがとうございました。
どうぞ、このホームページにアクセスして各校へのメッセージをお寄せください。
3番のライト、関口からです。
≫2点差ありますけど終盤でもやはりつないでつないで低い当たりで打ちたいですね。
特に攻略するためには右バッターのほうがタイミングが合いそうですので左バッターがなんとかつないで右バッターにつないでいく形をとりたいところですね。
左バッター、出塁。
バントヒット。
このあとも左が2人続きます。
4番ですけどこういったバントもとてもうまい清水。
もともとは1番とか3番タイプだと高橋監督はおっしゃっていました。
≫そういう意味ではミートが上手なのでチャンスでしっかり得点が挙げられるので4番にいるという形じゃないでしょうか。
≫リリーフした安高初めての打席です。
自分と同じようなフォームから投げてくるピッチャーと対戦することになります。
≫やはり安高君もだいぶコントロールがキャッチャーの構えた周辺にいくようになってきましたね。
≫7回の裏で2点差ですがこのイニングまず霞ヶ浦にとっては1点というのが、かなり大きなポイントになりますか。
≫そうですね、なんとか終盤の1イニングでも1点差にはしておきたいんでね。
できれば2点取り返したいですけども1点ずつとる形でチャンスを広げていって2点取りたいということじゃないでしょうか。
≫広島新庄、よく守りました。
霞ヶ浦もここで動いてきました。
指揮を執る高橋監督。
スタートのタイミングなどはどうだったでしょうか。
≫少しバッターも打ってくれという感じで少しスタートは遅めだったんですけどね。
あまり追い込んでからスライダーを投げてこなかったんですけれども。
≫分析した結果だったかもしれないですね。
≫このイニングはスライダーを最後投げてくるようになりましたよね。
しかしキャッチャーの遠目塚も、よく刺しました。
お互い9本ずつのヒット。
得点差は2点。
8回、広島新庄高校のこれから攻撃が始まります。
去年のセンバツでは東海大三高に6対0で勝ちました。
2回戦、桐生第一と延長15回、引き分け再試合。
このあとは0対4で再試合、敗れました。
画面左上では今日の試合結果と予定もご覧いただいています。
第1試合、岩手の花巻東が最後、追い上げられましたが専大松戸を破っています。
その2014年広島新庄が出場したときはサウスポーの山岡投手そして2013年は全国的にも話題となりました瀬戸内高校と決勝0対0の引き分け再試合がありました。
このときは巨人で活躍している田口投手といういいピッチャーがいる広島新庄。
今年もサウスポーのいい投手がいます。
6番のファースト定永です。
定永、今日、好調、2安打。
安高とは初めての対戦になります。
今日下位打線好調の広島新庄です。
7番の北谷が2安打。
そして9番の堀もヒットを放っています。
その北谷。
≫前半に追い込まれるまではタイミング合わなかったんですけど追い込まれてからしっかりミートしてヒットを2人とも打っている感じですね。
≫今度はまた違うタイプの左ピッチャーですからね。
右バッターにとっては左ピッチャーの安高どう見えるんでしょう?≫今のようにどちらかというと変化球を多めに投げてきたりアウトコースにボールを投げてくるピッチャーに見えると思うんですよね。
≫恐らくボール球だと思うんですがやはり振らせてしまうだけの力があるんでしょうか。
≫低いところからボールが出てきますのでね。
追い込まれてましたからどうしてもストライクゾーンだと思って振りにいってしまいますね。
いい1歩目のダッシュを見せましたがエラーになってしまいました。
チャージはしていきました。
≫最後グローブに入れるところのハンドリングが少しうまくいかなかったところですけどね。
しかし長野さん原田も悪い当たりではないですよね。
≫そうですね。
≫ラストバッターの堀です。
すぐゲームに入っていく。
≫そういう意味では非常に選手層が厚いんでしょうね。
しかもゲームの中で力を発揮できるところまで鍛えてきてるという形じゃないですかね。
≫茨城大会では盗塁をされたことは1回しかないと話していたキャッチャーの齋藤です。
8回の表、広島新庄ランナーを1人出しましたが無得点です。
8回の裏2点を追う霞ヶ浦は6番の小川からの攻撃です。
残されたイニングも少なくなってきました。
大会2日目、第2試合です。
左が1人出て、そのあと右の齋藤、左の益子、右の飯村とジグザグにこの回はつながっていきます。
≫益子君が今日は少しミートがうまくできているところがありますので2点差ありますからできればアウトを少なくどんどんつないでいきたいというところじゃないでしょうか。
≫このラインアップで見ますと2番の保立が3安打と当たってますからね。
この回そこまで回るということはランナーを出して得点を取っている可能性が極めて高くなります。
6番ショートの小川です。
霞ヶ浦は今日先頭バッターの出塁は2度。
先頭を出すことはできませんでした。
≫少し高めのボールに手を出してしまって…。
≫右バッターはどう絞っていくのがいいでしょう?≫右バッターは入ってくるボールが多いですから甘く入ってきたボールでタイミングをしっかり合わせてストレート。
多めにきますのでねストレートならストレート。
スライダーならスライダー見極めていくといいと思いますね。
齋藤のときはツーベースのコンパクトなスイングでしたから。
≫すばらしいボールです。
100球は超えている広島新庄のサウスポー、堀。
フォアボールもいやでしょうね。
≫霞ヶ浦とすればフォアボールでもなんでもランナーを出したいですよね。
≫今日、益子はヒット1本。
左足ですね…。
タイムを取ります、迫田監督。
かなり足を引きずるような形。
≫少し暑い状況ですからね。
足をつった状態になったのかもしれませんね。
≫太ももか、ふくらはぎを伸ばすストレッチのしぐさがあります。
連日、全国的に猛暑の中で甲子園も例外ではなく非常に暑い中で昨日、開幕し今日もゲームが行われています。
≫しかも、甲子園の舞台ですから集中力も高いですし体をめいっぱい使っていつもより疲労を感じていくような状況ですね。
力をずっと目いっぱい使っているような状況ですよね。
≫その中でよくピッチャーゴロさばきました。
さまざまなものを選手たちも背負いながらのプレーとなると思いますが。
先ほどよりは足取りは軽やかになりました。
≫少し投げてみて違和感がないかですね。
≫黒いスパイクですし黒土ですし地面もかなり熱を吸収します。
軸足でしたね。
左足でした。
110球を超えました。
≫そういう意味では軸足をけがすると体をうまく移動させられないのでね。
≫すばらしいボールがいきました。
今日、2安打の1年生、益子。
僅かにリードは2点です。
かなり振り遅れましたね。
≫逆に力が抜けて堀君もボールが切れてきた感じはしますけどね。
≫ナイスプレー!途中から守備に入った尾原、ファインプレー。
すばらしい守備でした。
また途中出場の選手でした。
≫痛烈、打った益子もすばらしい当たりでした。
ギリギリ。
≫ポジショニングもよかったですよね。
≫出た選手がみんな自分たちの役割を果たしてチームとしてもいい状態が続いてますかね。
≫結果を出せるだけの技術があるということもさることながらこの場面でこの球場で、甲子園で初めから自分の力を出せる精神状態といいますかね。
安定した強い気持ちを持っているということもすばらしいんじゃないですかね。
≫特にピッチャーの堀について迫田監督が歴代のエース、田口投手ですとか山岡投手、技術的には彼らのほうが上かもしれないが技術を発揮するための精神面ハートの強さは堀はすばらしいものがあるとも話をしていました。
≫そういう意味では初回、あれだけボールがばらつきましたけど立て直してくるといいますかね。
≫この安高も同じことがいえるかもしれませんね。
今日2安打の杉村です。
≫安高君も点を取られたあとに出てきてますけれども自分のピッチングをマウンドに登ったときからしっかりしてますよね。
≫代わってからデッドボールが1つありましたがヒットは許していません。
茨城決勝では安高が先発して今日、甲子園の先発ピッチャー綾部がリリーフという形。
これもいいところに守っていました。
関口。
ポジショニング、1歩目守りのチームを掲げる両チームすばらしい守りを見せています。
先ほどサードファインプレー尾原。
広島大会は打席がありませんでした。
この夏初めての打席が甲子園です。
この安高も精神面が強いというピッチャー。
打席では尾原、ここはスイングをしていきません。
≫初めにツーボールになりましたから。
フォアボールでもいいというような自分の役割をしっかり果たそうという見逃しだったですよね。
≫なんとかつないで中軸にという。
出ました、フォアボール。
もぎ取った形。
≫こういった辺りもすばらしいですね。
初めての打席、甲子園ですから打ちたいでしょうけどね。
やはり自分の役割としてはランナーに出るというのを一番に思ってプレーしていますからね。
≫9回にもう1点というのは両チーム、大きいですよね。
≫3番のショート岩本。
今日はショートゴロ、相手エラーショートゴロ、センターフライ。
今日、中軸で言いますと5番の遠目塚にヒットが1本そして6番7番で4安打という広島新庄の攻撃。
6回からエースナンバー綾部を受け継ぎました。
この2人で1つという試合。
ツーアウト、一塁しのいで9回につなげていきたい茨城霞ヶ浦。
綾部が6回途中まで。
今日はキャプテンが熱でベンチに入ることができなかった霞ヶ浦。
1つ勝てば次のゲームでなんとか小杉キャプテンをベンチに入れようというのが合言葉だそうです。
一塁ランナー動いてくるということも守りは警戒すべきでしょうか。
≫ただ、ツーアウトですしね。
スリーアウト。
広島新庄は2番の尾原がフォアボールで出塁しましたが得点することができず。
さあ、9回2点を守る広島新庄。
2点を追う霞ヶ浦。
定永、北谷のタイムリーで先制。
4回に益子のタイムリーで1点を返し5回には清水のタイムリーで追いつきました。
その直後6回、内野ゴロフィルダースチョイスと杉村のタイムリー2点を勝ち越しました。
まだ広島新庄エース堀は出てきません。
8回の裏に足を気にするしぐさがありました。
そのあとのピッチングは見事だったんですが、少しここで間をとりました。
基本的には堀投手の先発、完投というのが広島新庄高校のスタイル。
選手の交代があります。
野手を代えます。
ライトに背番号15の奥田が入ります。
まだエースナンバーの堀はダッグアウトの中。
グラウンドには出てきていません。
出てきました。
広島新庄高校、初出場。
夏、1勝に向けてあと1イニング。
一方の霞ヶ浦もこれから2点を追う攻撃。
8回、115球。
9本のヒットを打たれましたが奪った三振6つ。
フォアボール2つです。
ずいぶん変化球も増えてきました。
霞ヶ浦としてはまだ的が絞りづらいということがあるんでしょうか。
≫右バッターのほうは結構、タイミングが合って振れている当たりも多いと思うんですけど左バッターが左ピッチャーですのでアウトコースに厳しいボールがくるだろうと思いながら少し、インサイドめにボールがきてもしくは高めのボールを振らされてなかなかタイミングが取りきれていない状況だと思いますね。
ラストバッターのサード飯村から。
今日ノーヒットですが茨城大会好調。
このイニングは長野さん右が3人、続いてきますよね。
≫ここで、なんとかランナー先頭打者を出して攻撃をしていきたいところです。
このあとは代打の準備もしている霞ヶ浦。
堀、これが120球目。
霞ヶ浦が動きます。
1番の佐藤に代えての代打。
右バッターに対して左バッターを代打。
さらに3塁コーチを務めた加藤も代走に送ってきます。
もともとは打力の非常に高い根本。
そして一塁ランナー加藤を送りました。
≫霞ヶ浦のほうも選手層が厚いということですよね。
代打の根本薫は茨城大会2回戦から準々決勝までは4番も打っていました。
なかなかヒットが出ないということで決勝はスターティングメンバーから外れました。
本人もきするところあるでしょうからね。
≫ただ、県の予選で4番を打ってる選手が控えに回れるくらいの選手層があるんですよね。
先ほど好守備の尾原よく取りました。
≫当たりも痛烈だったんですけどねやはり堀君の投球が低かったということでゴロになって。
尾原君の守備がまた堅かったですね。
≫セカンドもよく拾いました。
≫一、二塁で今日当たってる保立君に回るというよりはワンアウトとってですからね。
≫今日はストレートを打ってのヒットが2本。
変化球を打ってのヒットが1本。
4本目のヒット。
同点のランナーになる保立。
≫すばらしいですね。
ほとんどの打席がしっかりと芯でとらえた打球ですよね。
逆方向もあり変化球を引っ張ることもありということでね。
非常にすばらしいバッティングをしてますよね。
しかも同点のランナーとして出塁。
3番のライト関口。
5回にライト前にヒット1本。
ストレートを打ちました。
≫なんとかつないでいきたいですね。
4番も、打ってますのでね。
≫4番の清水にはレフトへのタイムリーヒットがあります。
タイミングをかなり外されましたか。
≫ボールがコントロールがまとまってきてなかなかアウトコースのスライダーをあまり使ってこなかったんでね。
≫得点圏に2人ランナー。
2点差の9回裏霞ヶ浦の攻撃です。
まず定永が後ろにそらしませんでした。
ファーストでアウトを1個とりました。
今日、ヒット2本、4番の清水。
また外野が左寄り。
≫今のように少し左バッターがストレートに遅れる感じになってるんですよね。
追い込みましたので今まで使ってない外のスライダーも有効になってくると思いますね。
≫スライダーもいいボールがあります、堀。
≫かなりバッター清水は左方向の意識追い込まれてはいますけれども強いでしょうか。
アウトコースにくるボールを見極めてアウトコースのボールはファウルにしたいという思いは強いと思います。
≫二塁ランナーは同点のランナー。
お互い念願の夏の初の甲子園。
≫逆にこの場面でインコースにストレートがくるとなかなか手が出ないかもしれないですね。
≫120球はすでに超えているピッチャーの堀。
今日は、清水は堀に対して空振りはありません。
≫ここまでストレートがほとんどですよね。
どこでうまく変化球を使えるか。
逆にバッターはその変化球を見逃せるのか。
スリーアウト。
試合終了。
初めて、夏の切符をつかんだ両チームの対戦。
接戦でした。
広島新庄、4対2茨城の霞ヶ浦を下しました。
ロースコアの展開という両チームの思惑どおり。
最後は堀が踏ん張りました。
綾部、そして安高の2枚看板を擁しました霞ヶ浦あと一歩およびませんでした。
広島新庄高校、夏の甲子園に初めて校歌が流れます。
≫勝ってこの夏の甲子園でチームとして初めて校歌を歌いました。
初出場の広島新庄高校です。
1時間57分の好ゲームでした。
4対2、初出場広島新庄高校が同じく初出場茨城の霞ヶ浦を破りました。
霞ヶ浦高校も非常にすばらしい戦いを見せてくれました。
僅かに2点およびませんでした。
茨城大会の決勝では勝っての涙でしたがこの甲子園では悔し涙になってしまいました。
少し足を引きずりながらも堀9回、投げきりました。
元大阪ガス野球部監督の長野哲也さんの解説でお伝えをしてまいりました。
霞ヶ浦、両輪の綾部と安高。
4対2、長野さんどちらに転んでもおかしくないような展開というのがずっと続きましたよね。
≫やはり両方とも好投手ですよね。
それが両チームがどう攻略するかという攻防を繰り広げた好ゲームですよね。
フォアボールがあったりフィルダースチョイスがあったり追い込んでからヒットを連打されたりというところでちょっとしたミスが多かったか少なかったかだけ点差が開いたということですから。
ヒットの本数もほぼ同じですよね。
本当に互角に戦ってしのぎを削ったゲームだと思います。
≫そして、この綾部投手もいいピッチングを見せましたし安高投手も代わってから結局ヒットを1本も打たれませんでした。
≫そういう意味ではやはり霞ヶ浦とすると初回のまだ堀君が立ち上がり制球がついてないときの満塁ですね。
あそこで点が取れたか取れてないかというところで流れが少し変わったというようなゲーム展開でしたね。
≫今年は高校野球100年という節目の年になります。
茨城勢としても常総学院などインパクトのある優勝を果たしそして霞ヶ浦としては初めての甲子園また新しい歴史を築きました。
これを誇りに思ってほしいですよね。
≫何度も県で決勝まできてますので今まで、甲子園で実績を残したチームと同じような力を持ったチームですからね。
反省がありますけどここに出てきて互角に戦ったことは誇りに思って新しい歴史を作ってほしいですよね。
一方の広島新庄高校も初めての夏の甲子園。
こちらも広島商業や広陵をはじめとして全国でも実績のある高校がそろう中、その壁をようやく打ち破りました。
≫やはり今日の試合を見てましてもどんな好投手であってもみんなでなんとか点を取っていくという。
チーム全員でやる野球というところが非常に目立ったチームだと思いますね。
≫歴史をこじ開けたことは誇りに思ってほしい感謝しながら思い切ってやろうということは迫田監督は選手たちに伝えたそうです。
広島新庄としては結局一度も相手に追い越させずという展開になりました。
6回には3本のヒット、そしてフィルダースチョイスがあって2点を勝ち越したというゲーム。
そのあと、堀投手が終盤足を気にしながらも見事に投げきりました。
迫田監督としては広島新庄高校に移ってから夏の甲子園初出場で夏、広島新庄の監督としては初めての勝利ということになります。
≫監督さんとしても非常に感慨深いものがあるでしょうね。
100周年の年いろんな経験をなされていろんなレベルで監督をしてこられましたけれどもその100周年の年にこうやって念願かなって初出場ができたということですからね。
≫一方の茨城の霞ヶ浦は1946年に学校ができました。
今年、ちょうど70年目ということになります。
こちらも節目の年でした。
しかし今日先発しました綾部投手そして安高投手好投手もいましたしなんといっても守備もすばらしかったですよね。
≫非常にいい守備をしてましたね。
しっかり準備をして1歩目からもいいですしポジショニングもしっかりしてますし非常に力のある守備力を持っていますよね。
≫少しグラウンドを去る前に時間がかかっていました。
堀がベンチの裏のところで手当てを受けていました。
ようやく今、戻ってきて。
少し足を引きずるような動き。
しかし、よく投げました。
2年生133球の完投でした。
暑い中ですからこのあとのケアには十分注意していい状態で次を戦ってほしいですね。
ひと足先にグラウンドから引き上げる勝ちました広島新庄高校です。
出た選手、出た選手がきっちりと役割を果たしたのが広島新庄高校今日、非常に印象的でした。
これから霞ヶ浦高校が甲子園をあとにします。
茨城の霞ヶ浦にとってもチームにとっても選手たちにとっても非常に実りのあるといいますか大きなものを得た大会だったかもしれませんね。
≫やはり今まで県で決勝でなかなか勝てなかったですのでやはり全国に来ても全国レベルで戦っていけるという自分たちの力を感じたと思いますよね。
≫このあと準備が整い次第広島新庄高校のインタビューをお届けします。
≫放送席。
それでは勝ちました広島新庄高校の迫田監督にお話を伺います。
チームとしては夏甲子園初勝利です。
おめでとうございます。
≫広島県ということもあるんですがねまずは私どものチームとして初めて出てきまして、非常にこの1勝というのは感慨深いですしよく頑張ってくれましたですね。
≫非常に接戦をものにしてのこの勝利というのはどのように見てますか。
≫当初からやはり3点以上取れるか。
ここが分岐点だと思ってましたのでそういう意味では点差的には言うことないような試合なんですけど、だけど非常にミスもいろいろありましたけどこの辺が課題として非常に大きな今回の反省になります。
≫同点に追いつかれて直後の6回に勝ち越しました。
5回終わってのグラウンド整備中選手たちにはどんな声をかけたんでしょうか。
≫もともと中盤、後半に入るまでは同点、もしくは1点、2点ビハインドでついていこうということを話しておりましたのでね。
点は取られましたけどまだ同点でしたからそういう意味では私どもの予想のといいますかもくろんだとおりの試合運びだったので一応、投手のほうもこの暑さなんでしょうかね。
たぶん本調子じゃなかったと思います。
非常にすばらしいピッチャーなんですけどね。
私どものほうもなかなかこの暑さですからその辺がやはりある程度分けたような気がしますけど。
≫打線のほうでは追い込まれてからも非常にしっかりミートしていたバッティングが目立ったと思うんですが。
≫ふだんからツーストライク状況からのバッティングを常に想定してやってますので。
打てなくてもいいから簡単にはアウトになるなということだけを実行してくれてますのでいい球は初球からどんどんいってくれればいいわけですし。
ただ、追い込まれて簡単にアウトにならないように。
ピッチャーが、このチームはなんでアウトにならないのかなというそういうふうに困ってくれるくらい粘ってほしいと思います。
≫粘りでいきますとピッチャーの堀投手本当によく投げましたね。
≫そうですね、今日は9割はストレートで投げさせましたのでね。
本来ならばもっと変化球を放らしてもいいと思うんですがただ、一番自分の自信のあるボールで打たれるようであれば次のステップにもなりますし変化球を投げて打たれたのでは悔いが残ると思いましてね。
8割9割はストレート。
それを痛打されてある意味、抑えていますのでさらにストレートを磨いてほしいと思います。
≫8回、足をつったような状況になりましたがそこは最後まで堀投手で行くと考えたんですか?≫本人は大丈夫と言っておりましたが異常な中でのピッチングなので場合によっては次の準備もできておりましたしもし次に何かあれば、代えざるを得ないかなという気はしていました。
≫次の2回戦に向けて最後にお願いします。
次の試合が今日、原点として私ども出発したつもりでおりますのでそういう意味では今日の勝ちは選手に非常に勇気を与えた。
自信にもなったと思います。
ただし、やはり反省する点がずいぶんありますのでその反省点を2〜3日でしっかり修正してそういうミスが出ないような野球で少ない点数で勝ちたいなとあるいは持っていきたいなと思います。
≫おめでとうございました。
勝ちました広島新庄高校の迫田監督にお話を伺いました。
続きまして、勝ちました広島新庄高校、完投した堀投手の談話。
田所アナウンサーです。
≫左足を引きずりながらインタビュー台に上がりました。
今日は、自分の調子が悪い中でもゲームを作れた。
ただ初戦の緊張感もあって投げた球が浮いたりコーナーにバラけてしまったという反省の言葉が出ました。
左足については8回くらいから足がつっていましたが我慢して投げきりましたという話です。
今日は9回まで粘りが出てうれしい甲子園の初勝利ですと笑顔も混じっていました。
≫続いて敗れました茨城霞ヶ浦の高橋監督の談話です。
≫台に上がるなり第一声は悔しいです今日の試合はと言いました。
甲子園に来るのに時間がかかってこのすばらしい舞台でこんなに早く終わってしまうのは本当に悔しい。
選手たちはよく食らいついて頑張って最後まで負ける気はしなかったので非常に悔しいと悔しいという言葉を3度、繰り返しました。
初回のチャンスはスクイズも茨城大会同様よぎったんですが4番の清水選手が非常に当たっていたということとそれから相手の堀投手が立ち上がりはボールがそれほどきていなかったと感じたので強行していったんだけどもうまくいかなかった。
あそこで主導権を握らないといけなかったですねという言葉でした。
≫インタビューと談話は以上です。
放送席、どうぞ。
≫初出場同士の対戦は広島新庄が4対2で霞ヶ浦を破りました。
ではそのゲームを振り返りましょう。
2回の表広島新庄が先手を取ります。
ワンアウト一塁で定永。
右中間。
タイムリースリーベース。
1点を先制します。
続く、北谷。
高めへ浮いたボールでした。
センターへのヒット。
2対0と広島新庄が先制をします。
4回の裏、霞ヶ浦ツーアウトランナーなしから7番の齋藤。
センターオーバーのツーベース。
8番の益子。
レフトへのタイムリー。
1点を返します。
好走塁もありました。
5回、霞ヶ浦再びチャンス。
ワンアウト、一塁三塁で4番の清水。
徐々に堀を攻略しつつあった霞ヶ浦、同点に追いつきます。
しかしその直後6回の表広島新庄ワンアウト、二塁三塁。
小泉のこの当たり。
セカンド、内野ゴロ、これがフィルダースチョイスとなり勝ち越し。
このあとツーアウト一塁二塁となって杉村。
今日、2本目のヒットがライトへのタイムリー。
4対2とリードを広げます。
このあと代わった安高が好投。
そして、広島新庄の堀も粘りながらいいピッチングを続けました。
9回、茨城の霞ヶ浦チャンスを作りました。
今日2安打の4番、清水。
センターフライ。
試合終了。
初出場同士の対戦は広島新庄が茨城の霞ヶ浦を2点差で破ったというゲームになりました。
大阪ガス野球部元監督の長野哲也さんの解説でお伝えをしてまいりました。
先ほど広島新庄の迫田監督がミスということを挙げました。
≫初回もありましたけど送りたいときに送りバントができなかったりすこし、ミスが出てきた。
走塁も盗塁する前に飛び出してしまったりですね。
いくつかのミスがあったんだと思いますけどね。
≫勝ちました広島新庄は大会8日目の第1試合で2回戦を戦うということになりました。
今日と明日の勝者の中から対戦相手が決まるということです。
4対2で広島新庄が茨城霞ヶ浦を下したゲームは長野哲也さんの解説でお伝えしてまいりました。
生字幕放送でお伝えしています≫8月15日、大阪西宮球場。
復活した全国中等野球大会。
≫終戦後わずか1年で行われた大会。
GHQに接収されていた甲子園に代わり西宮球場で行われました。
この大会に出場した黒田脩さんです。
みずからも空襲の被害に遭った黒田さん。
野球ができる喜びを感じていました。
≫舞い上がっていました。
うれしくて。
≫日常生活にも苦しむ時代。
黒田さんの目には予想を超える光景が映りました。
≫とにかくびっくりしました。
白一色。
とにかく白い。
それは印象にありましたね。
≫大会は、開会式から決勝戦まで大入り満員。
立ち見が出るほどの大盛況でした。
観客の1人だった下神洋造さんです。
13歳のだった当時の喜びを今も忘れられません。
≫今に比べたら熱気の質がちょっと違うような気がします。
≫戦争が終わった。
未来への希望が球場全体を包んでいました。
それが西宮球場の野球にいっぺんに現れてきたんちゃうやろかと。
≫高校野球の全国大会が始まって100年。
野球をすることができる喜び。
そして野球を見ることができる喜び。
さまざまなものを包み込んできた甲子園球場。
大会は2日目に入っています。
今日も1回戦4試合が予定されています。
昨日、今日と高校野球ファン平日にもかかわらず甲子園球場に駆けつけています。
第1試合では岩手の花巻東高校が4対2で千葉の専大松戸高校を破りました。
第2試合は初出場同士の対戦。
広島新庄高校、4対2茨城の霞ヶ浦を破っています。
いずれも接戦が続いている今日の2試合。
このあと午後1時試合開始予定で第3試合、福岡の九州国際大付属高校と徳島県立鳴門高校のゲーム。
第4試合は、山梨の東海大甲府と静岡高校のゲームが予定されています。
一塁側、2年連続6回目の出場。
福岡の九州国際大学付属高校。
三塁側、4年連続10回目の出場徳島・鳴門高校のゲームこれから、お伝えしてまいります。
解説は三菱重工神戸元監督東洋大姫路高校から東洋大学でショートとして活躍されました山口敏弘さんでお伝えしてまいります。
山口さんどうぞよろしくお願いいたします。
まずは九州国際大学付属高校のふるさと北九州市をご紹介しましょう。
≫もの作りの町として発展してきた北九州市。
町のシンボルは、114年前に操業を始めた八幡製鐵所です。
今年7月、その関連施設が世界文化遺産に登録されました。
産業用ロボットをはじめ最先端の技術開発も盛んです。
伝統と新しさが融合する町北九州。
甲子園でも新たな歴史を作ってもらいたいと期待しています。
≫北九州市八幡東区にあります九州国際大学付属高校。
2年連続6回目の出場です。
八幡大付属高校から九州国際大学付属高校と校名が変わって、ここ数年甲子園にも多く出場しています。
続いて、三塁側徳島県鳴門高校のふるさとご紹介しましょう。
≫関西と結ぶ四国の玄関口、鳴門。
海峡にかかる大鳴門橋は今年、開通から30年を迎えました。
鳴門高校といえば、うずしお打線。
橋に設けられた遊歩道からはその名の由来となった豪快な渦潮が見下ろせます。
鳴門市では、徳島県内で最も早く名物の阿波おどりが開幕。
町は熱気の渦に包まれます。
≫徳島県の北東部鳴門海峡近くにありますこの鳴門高校。
昭和25年、1950年夏の甲子園初出場準優勝でした。
そのときの活発な打線がうずしお打線と呼ばれてきました。
今年もその打線、楽しみな鳴門高校です。
九州国際大学付属高校の福岡大会の成績を見ていきます。
136チームの頂点に立ちました。
7試合を戦ってチーム打率が3割1分ホームランは5本ありましたが初戦で多く飛び出しています。
盗塁は少なく、4つ。
打力のイメージがあるチームなんですが接戦、接戦を勝ち抜きました。
準々決勝は3対0から9回の裏に4点を取って朝倉高校を破りました。
接戦を制して甲子園をつかんだ九州国際大学付属高校です。
では、キャプテンが語る我がチーム。
九州国際大学付属高校キャプテンの岩崎キャプテンです。
≫九州国際大付属高等学校野球部主将、岩崎魁人です。
僕たちは、福岡県大会を粘り強く戦ってきました。
その粘り強さを、甲子園でも発揮したいと思います。
頑張るぞ!≫オイ!≫まさに接戦を粘り強く制してきた九州国際大学付属高校です。
その投手の成績を見ていきましょう。
準々決勝、準決勝、決勝は背番号11の野木が先発をして決勝戦は野木が完封しました。
今日は背番号1の富山が先発です。
解説は山口敏弘さんですが山口さん、今日富山、先発できましたね。
≫鳴門高校の1番、2番3番バッターは左バッターということもあるのかなと思いますけどね。
≫野木投手も26回を投げてフォアボール1つしかないという安定感もありますが今日は先発、富山できています。
鳴門高校は31チームの代表です。
チーム打率が3割7分2厘。
ホームランは徳島大会全体で、今年はホームランが1本しか出なかったということなんですがその1本を鳴門高校が放っています。
盗塁7ということでした。
では、鳴門高校堀キャプテンにチームを紹介してもらいます。
≫鳴門高校主将、堀皓貴です。
今年のチームは投手を中心とした堅い守りと爆発力のある打線が持ち味です。
甲子園でも一戦必勝で頑張ります。
絶対勝つぞ!≫イエーイ!≫3年生の堀キャプテンが紹介してくれましたがスターティングメンバーの中で3年生は2人だけという若い鳴門高校です。
その鳴門高校の投手陣です。
山口さん、2人登板したんですがいずれも2年生なんですね。
≫特に、今日先発の河野投手は非常にストレートも力がありますしいいピッチャーだと思います。
≫今日先発は背番号1番の河野。
そして2人のピッチャー尾崎で県大会を勝ち上がりました。
ただ、あと2人ピッチャーがいるんですがその2人もいずれも2年生という若い鳴門高校です。
鳴門高校のスターティングメンバーご紹介しましょう。
そして九州国際大学付属高校です。
解説は山口敏弘さんでお伝えしています。
山口さん、ゲームの序盤まずは、どういうところ注目されますか。
≫両投手の立ち上がりですよね。
攻撃力両チームともありますのでその強力打線をいかに2人のピッチャーが抑えていくかというところがポイントとして見たいですよね。
≫今日は両左腕先発ということになります。
鳴門は2年生の河野。
そして、背番号1番富山、3年生。
では守備につく鳴門高校ご紹介していきましょう。
先発は2年生の河野。
去年も1年生で先発をしています。
2年生バッテリー、佐原。
ファーストは内野唯一の3年生森。
セカンドは鎌田です。
サードは守備を買って1年生レギュラー武石です。
ショートはスイッチヒッターでもあります、日野。
レフトは手束です、2年生。
センターがキャプテン、3年生の堀。
ライト、強肩。
ピッチャーも務めます2年生の矢竹です。
今日の球審は宅間さん、金丸さん北田さん、西谷さんです。
先発の河野です。
1m72cm72kgという登録です。
左の少し腕を下げ気味に投げてくる感じです。
4試合に登板して失点が2ありましたが自責点は0。
与えたフォアボールが3つしかないというコントロールのよさ安定感があります。
山口さん、試合前の取材でいろいろ話を聞いていきますとこの河野投手インコースのボールに自信を持っているようですね。
≫右バッターに対するインコースのストレート。
これをしっかり投げたいと言っていましたね。
≫1番は吉井です。
1時ちょうどに今日の第3試合が始まっています。
124キロという急速表示ですのでここはちょっと違う球種でしょうか。
事前の情報ではスライダー、チェンジアップそれからツーシームというゴロを打たせるボールとして投げるということです。
風は今日も右から左というスタンドです。
今のはミットどおりにはいっていませんがキャッチャーの要求はインコース、多いですね。
≫そうですね。
ただ少しボールが上ずっていますけどね。
≫今のがスライダーでしょう121キロ。
2年生バッテリー河野と佐原。
福岡大会ではもうひとつ当たりが出なかった吉井。
甲子園、第1打席でヒット。
山口さんインコースのボールでした。
≫少し差し込まれているんですがボールが少し高い分内野の頭を越えましたよね。
≫初回、ノーアウト一塁でどうするか。
2番の山口、左バッターボックス。
1球で送りバントを決めました。
このあとはまた右バッターが続いていく中軸です。
九州国際大学付属高校を率います楠城徹監督。
新チームになってから監督に就任しました。
就任1年で初めての甲子園です。
3番の福岡大会好調、岩崎。
しかし積極的ですね。
≫少しカーブが真ん中に入って甘いボールだったと思いますけども、1球目からしっかり振っていこうという意識は十分伝わってきますね。
≫4番、山本武白志です。
すばらしいボール。
≫今のボールがこの河野君の一番いいボールじゃないですかね。
≫スリーアウト。
初回のピンチをしのぎました鳴門高校。
いきなり先頭にヒットを許しましたがそのあとは落ち着いていました河野です。
≫最後、打ち取ったボールは外への少しチェンジアップ気味のボールだったと思うんですけどね。
やはり、1球目のインサイドへのストレートが非常によくきいていましたね。
≫注目のバッター山本を初球、インコース2球目、アウトコースチェンジアップでセカンドゴロでした。
1回の表、九州国際大学付属高校無得点です。
守備をご紹介しましょう。
先発は背番号1番、富山です3年生。
キャプテンでもありますキャッチャーは岩崎です。
ファーストは宇都。
両足をぴったり開いてキャッチングをします。
セカンドは大型セカンドの亀谷。
ショートは吉井です。
サードは山本が守ります。
レフトは脇坂。
センター、山口です。
生字幕放送でお伝えしています≫再び甲子園球場です。
1回の裏、鳴門高校ツーアウト、ランナー、一塁。
バッター4番の手束を迎えています。
1番の堀はストレートを打ってショートゴロ。
2番の鎌田はスライダー、空振りの三振。
3番の矢竹がインコース寄りのストレートをセンターの左にはじき返してツーアウト、ランナー、一塁です。
解説は東洋大姫路高校から東洋大学、そして三菱重工神戸元監督の山口敏弘さんでお伝えしています。
スリーアウト。
ショート、吉井のプレーでした。
1回の裏、鳴門高校こちらもランナーを出しましたが無得点です。
では九州国際大学付属高校の校歌です。
≫学校の創立は1958年昭和33年。
センバツでは2011年の準優勝がありました。
夏は八幡大付属高校時代に79年、82年と出場しました。
その後、しばらく遠ざかりましたが九州国際大学付属高校と名前が変わって2009年以降7年間で4回出場。
2年連続6回目の夏の甲子園です。
この回は5番のレフト脇坂からの攻撃です。
福岡大会ではサイクルヒットも打ったバッター。
山口さん、インコースのボールどう対応するかですね。
≫そうですね。
右バッター、特に1球、2球は必ず1打席できますからね。
≫そのボールで三振です。
先発の河野、右バッターのインコースにずばずば、きます。
左バッターがピッチャーの富山を含めて3人というところで中軸はほとんど右。
九国打線です。
左バッターの宇都がヒット。
ランナー、一塁です。
2回の表、0対0の九州国際大学付属高校の攻撃です。
今のはいいバッティングですね。
ストレートを狙いたいところなんですけど緩いカーブですね。
それを、うまく引きつけてしっかり振りきりましたね。
≫2本目のヒットです。
7番のセカンド、亀谷。
福岡大会でも3割2分を打ちました。
ここは外、外ときます。
しかし、インコース厳しいところにランナーを背負ってもきます。
バットはスイングです。
球審がスイングとしました。
ここは一塁にランナーがいますので振り逃げは認められない場面です。
ツーアウト、一塁になりました。
≫今の、フォークボールかなと思いますけれども。
やはり追い込まれてインコースのストレートがやはり気になるところですからね。
見逃すのは非常に難しいケースだったと思います。
≫ツーアウト、一塁になって中山の当たりは右中間。
先制点、九州国際大学付属高校。
1対0、2回の表。
8番バッターの長打で先制。
唯一の2年生。
いかがですか。
≫簡単なボールじゃないと思うんですけどね。
うまく右の方向におっつけました。
力もありますよね。
非常に右中間の深いところへ飛んでいきましたので。
≫1点を失った鳴門高校先発の河野、2年生。
鳴門は、ここは1点で止めたいところ。
ラストバッターピッチャーの富山。
この富山は、福岡大会は11打数1安打でしたが楠城監督に聞きますとストレートには強いという。
スリーアウト。
ランナーは三塁に残塁。
しかし、2回の表九州国際大学付属高校8番、中山のタイムリースリーベースで1点を先制しました。
では、鳴門高校の校歌が甲子園に流れます。
≫学校の創立は1909年。
明治42年という長い歴史があります。
大正4年の高校野球の全国大会第1回大会の予選にも出場しているんですが甲子園の出場、初めては昭和13年のセンバツ。
夏の初出場は昭和25年。
初出場準優勝。
四国勢対決でしたが松山東高校に敗れましたがつながる打線はうずしお打線と呼ばれました。
よく昭和26年の春にセンバツ優勝も経験しています。
4番、佐原。
この回先頭ツーベースヒットで出塁。
1点を追う2回の裏鳴門高校の攻撃です。
いい当たりでした。
≫ストレートが少し高めに入りましたがしっかり上からたたいていますからボールが非常によく伸びましたね。
≫初回の富山の印象は山口さんいかがでしたか?≫左バッターに対する外へのスライダーが非常にいいところに決まってました。
≫この回先頭、5番、佐原がツーベースヒットでノーアウト、ランナー、二塁。
ここは右バッターが4番、5番、6番と続きます。
6番の森はバントの構え。
ファーストは前進。
フライになってしまった。
ファウルです。
三塁に送るとすれば理想は三塁側となりますか?≫そうですね。
サードへのバントが一番、いい形ですよね。
鳴門高校を率いますベテランの森脇稔監督、53歳。
送りバント成功。
ワンアウト、ランナー、三塁。
1点取られた直後のイニングすぐに同点に追いつくチャンスを作りました。
この辺りの攻撃は見事ですね。
≫基本に忠実なバント、1球目ファウルになりましたがしっかりランナーを進めましたね。
≫7番のピッチャーの河野です。
内野は前進守備です。
球速は137キロ。
少し高め。
スライダーで122キロ。
すぐに追いつきたいのは鳴門高校。
今のスイングの感じなどはどうですか?≫決して大振りじゃなくてしっかりコンパクトなスイングができていると思いますよ。
≫試合前、鳴門高校森脇監督は富山投手は力のある強いボールがあるそう見ていました。
ただ、山口さんからもお話がありましたが時々、まだ高めにくるときがありますかね。
≫そうですね、スライダーは非常に低いところにきているんですけどね。
≫鳴門高校は1、2年生が多い若いチーム。
ベンチ入り18人中3年生8人、2年生9人1年生、1人。
ストレート、スライダーが中心。
≫バッテリーはバッターに対してストレートとスライダーとうまく組み立てて投げ分けているんですけどね。
ただ、河野君がしっかり粘り強くボールを最後までよく見ていると思います。
山口さんからお話がありましたが何か強く振るというより非常にコンパクトに振っている感じですね。
≫そうですね。
引っ張ろうという意識がないのでボールを少し引き付けて、ボールがよく見えていると思います。
≫引きつける意識があるから見極めもできるんですね。
≫ボールを手元まで呼び込むといいますか長くボールを見れていますのでストライク、ボールの判断もつけやすいですね。
≫河野、粘ります。
バッテリーも苦しいですね。
≫早めに追い込んだんですけれどもこう粘られると投げる球に苦労しますね。
≫粘り負けしませんでしたバッテリー。
ツーアウト、ランナー、三塁です。
≫今のもいいボールでした。
ストレートだと思いますがアウトサイドの一番遠いところですからね。
ナイスボールです。
≫かなり横の角度もあります富山です。
8番のサード、武石。
同点のランナー、三塁。
この武石は1年生です。
森脇監督は守備を買ってこの武石を起用という話もされていましたが。
バットを短く持って初球から食らいついてきています。
今のところ、ストレートよりはスライダーのほうがやはりまだ安定していますかね。
≫そうですね。
ストレートは少し、まだ若干高いですね。
≫しかし、鳴門高校のバッターも粘ってきます。
去年の夏は近江高校に8対0で敗れました。
≫この1年生ですけど試合前に聞いたら僕は、守備の人ですみたいな話をしてましたけどやはり、こういう場面でもしっかり粘れていますよね。
≫これだけでチームに貢献していますね。
≫そうですね。
≫三振。
最後は力強いボールでした。
ランナー、三塁に残塁。
2回の裏、鳴門高校得点がありません。
1対0、九州国際大学付属高校がリードしています。
最後のボールです。
力がありました。
九州国際大学付属高校。
ベンチ入りのメンバーをご紹介します。
3回の表、1番からの打順です。
1打席目、ライトの前にインコースのボールをはじき返していきました吉井です。
森脇監督に聞くと右プレッシャーならアウトロー。
左ピッチャーでいけば右バッターのインコース低め左バッターのアウトコース低めこのコースに投げきる練習をずっとしてきたんだと。
そこに投げきることができればアウトコースにも投げられると森脇監督は今日、試合前に話をしています。
≫右バッターのインサイドへのストレートは非常に角度がありますよね。
ですから、非常に右バッターは懐をえぐられるというようなイメージのあるボールですね。
≫ノーアウト、ランナー、三塁。
1対0、1点リードの3回の表。
九州国際大学付属高校。
吉井が2打数2安打。
2打席目はスリーベースヒット。
≫今の、追い込まれてからのインサイドのスライダーですね。
非常にうまくためてしっかり振りぬけてますよね。
≫内野前進。
2番、山口です。
どうでしょうこの展開の中で鳴門高校の考え方としては1点しょうがないという考えはちょっと難しいでしょうか。
≫前にきてますからね。
内野手が前に来ていますから1点やりたくないという守備隊形ですけどね。
≫左バッターにもインコースにいきます。
かえってきます、2対0。
1番、2番で2点目を取りました。
3回の表九州国際大学付属高校。
1点追加、2対0です。
≫今のも高めの球でしたけれどもしっかり外野まで持っていきましたね。
≫3番のキャッチャー、岩崎です。
楠城監督のほうは相手どうこうではない。
まず自分たちの野球をこの舞台でやるという話でした。
相手に合わせた野球はしないと話していましたが。
やはり力強いスイングができていますかね。
≫各バッターがそれぞれタイプは違うにせよしっかりバットが振れてますね。
≫この右バッターのインコース。
≫なかなかあのボール打つのは難しいと思いますけどね。
≫山本、1打席目は初球インコース、ストライク。
今度は振ってきました。
インコースのボールを捨てるのか、打っていくのか。
どうでしょうか。
≫はっきりしたほうがいいと思うんですけど、ただ打っていくべきだと私は思いますね。
≫振っていっていますがといいますと?≫やはり、その球ピッチャーの一番いいボールなんですね。
河野投手の一番いいボール。
そのボールを見逃しているようじゃバッテリーとしての組み立てがしやすくなると思いますし。
ですから、1打席のうち1球、2球はきますのでやっぱり振っていくべきだと思いますね。
≫サード、1年生武石がさばいてスリーアウト。
しかしこの回2番、山口の犠牲フライ。
1番の吉井がスリーベースで出塁したあと犠牲フライで1点を加えています。
2対0です。
では、鳴門高校のベンチ入りのメンバーです。
鳴門高校としては早く1点を返していきたいところです。
試合前、森脇監督も早く1本早く1点取ることができれば気持ちも楽になると話しています。
富山投手に対する鳴門高校の対応というのはどのように考えていったらしいでしょうか?≫今のところストレートとスライダー。
カーブ系統が半々ぐらいなんですよね。
ですから、どちらかを絞ると。
早いカウントのときはどちらかをしっかり絞って振っていくということも必要になってきますよね。
≫先ほどは7番、河野8番、武石と追い込まれてから粘りました。
この9番、日野はスイッチヒッターです。
今日はサウスポー、富山ということで右打席。
風に戻される風向きですがよくとりました。
風もありますしちょっとマウンドの高さも気になるところかと思いますが。
風は今はセンターからホーム方向。
ふた回り目に入ります。
1番のキャプテン、堀です。
自分が塁に出てチームを勢いづけるという意識を持っています、堀。
ストレートなのかスライダー系なのかしっかり、という話がありました。
≫今の吉井君うまくとりましたね。
内野手、外野手でも一緒なんですけど真後ろの飛球は非常にとりづらいんですよね。
≫最後はバックハンドでした。
2番のセカンド、鎌田です。
1打席目はスライダー、空振り三振。
判定はアウト。
そして、大丈夫でしょうか。
送球がそれて、ちょうど激突する形になりました鎌田です。
うまいところに転がしたんですがね。
これから攻撃に入ります九州国際大学付属高校アルプスの情報をお伝えします。
石井アナウンサーです。
お願いします。
≫700人近いアルプスをまとめるのは応援団の皆さんです。
こちら、昭和33年の創立当初から50年以上の歴史を誇ります。
今年は8人の部員のうち部員のうち5人が女性です。
すみたさん3年生の方です。
応援団、半世紀の歴史の中で初めての女性団長です。
学生服は代々受け継がれているものですが男子学生用なので少し大きめです。
ただ、団長としてこれを着て、甲子園で応援するのが夢でした。
すみたさんは滑らかな振りを見てくださいと話していました。
野球部が負けると彼女も引退です。
少しでも長い夏にしたいと声援を届けます。
≫大きな声が響く一塁側のアルプスの情報。
石井隆広アナウンサーでした。
ゲームは中盤4回に入ります。
この回先頭、5番の脇坂はピッチャーゴロでワンアウトです。
九州国際大学付属高校も部員数が71人。
マネージャーを含めての数字ですが。
その多くの部員とともに応援団、そして女性の応援団長の声も響いています。
1打席目は緩いカーブをうまく合わせていきましたこの宇都です。
宇都、2打席いい当たりです。
左対左は一般的には投手有利といわれますがね。
≫それを全然感じさせないですよね。
1打席目はライトへ引っ張って2打席目はレフトへしっかりたたけていますからね。
≫7番のセカンド亀谷です。
九州国際大学付属高校は2年連続出場ですが去年は東海大四高校に初戦で6対1で敗れました。
去年も大変な強力打線が注目されましたが。
去年はキャッチャーの清水選手ショートの古澤選手2人の選手がプロに進みました。
今年もメンバーが入れ替わっても力強いスイングがあります。
ここは見逃し三振でスリーアウト。
九州国際大学付属高校は今日、初めて3人で攻撃終了です。
2対0九国大付属、リードです。
では、鳴門高校のアルプスの情報。
黒住駿アナウンサーです。
お願いします。
≫今年はオレンジの色が目立っています鳴門高校の応援席。
4年連続の夏の甲子園ということで毎年、新しい気持ちで臨むという気持ちで、毎年アルプスの色を変えているんです。
そして今日は生徒の応援席の隣に鳴門高校の歴史を刻んだ方がいらっしゃっています。
65年前うずしお打線といわれた猛打で初出場準優勝を果たしたときの当時のエースピッチャーくりはしひろしさんです。
当時に関して伺うと道具やグラウンドの環境は極めて悪かったけれども反復練習を繰り返して精神力は強かった。
打線はいつでも振り切る意識で数え切れないくらいバットを振り続けたといいます。
鳴門の歴史を作った当時のメンバーが今日は見つめています。
三塁側でした。
≫よく伝統ということを野球部でいいますがこうした方々が築いてきたものが受け継がれているんですね。
≫そうですね。
≫振り切るという言葉もありましたし数え切れないほどという反復練習。
ちょうど、鳴門高校の森脇稔監督。
継続は力なりというのが森脇監督の信条でもあります。
やはり繰り返すというのは大事なんですね。
≫継続は力ですね。
≫チーム打率、徳島大会で3割7分を超える鳴門高校先頭バッター、出ました。
フォアボール。
3番、矢竹、フォアボールでノーアウト、ランナー、一塁。
4回の裏、2点を追う鳴門高校の攻撃です。
1打席目、センター前ヒット2打席目、フォアボール。
富山は与えたフォアボール初めてになります。
ノーアウトで4番。
1打席目はショートゴロでした手束です。
2点差。
サードは前にはきません。
やはりバントはないんですね。
≫そうですね。
4番バッターですからね。
監督さんの信頼というのも非常にあるんじゃないでしょうかね。
≫徳島・鳴門高校。
ふだんの練習も7割がバッティング練習という鳴門高校です。
その4番を務める手束。
スイングは力強いんですがね。
≫甘めのボールだったとは思うんですけどね。
少し差し込まれましたね。
だから、ストレートと変化球の両方を打とうとしている意識からかなと思いますけどね。
≫最終的に打ったのはスライダーでしたね。
≫ですからもう少しはっきりと若いカウントのときは決めて入ったほうがいいですね。
≫1打席目はツーベースの佐原。
左中間を深々と破るツーベースでした。
≫バッテリーも今強気でしたね。
1打席目、ストレートを打たれたんですけどね。
また、今1球目からインコースのストレートですね。
≫まだちょっととらえきれてないですかね。
≫今のは、バッターの佐原君がストレートを狙っていたと思うんですけどただ、少し差し込まれてます。
1打席目、サードへランナーを進める送りバントを決めました。
3年生2人という9人の中のその1人、森です。
ストレートが低めにきました。
これはいいボールですね。
≫いいボールです。
≫ストレートを狙うのかスライダーを狙うのか。
鳴門高校は徳島大会5試合で盗塁7つ。
これもすばらしいコース。
≫ランナーが一塁にいるんですけど非常にリラックスして腕がしっかり振れていますね。
変に力んでいませんので。
≫スリーアウト。
4回の裏、鳴門高校先頭フォアボールで出塁しましたが得点にはつながりませんでした。
ここまで富山の前に2安打の鳴門高校の打線です。
ここまでは2対0と九州国際大学付属高校がリード。
率いるのは楠城徹監督、64歳。
小倉高校から早稲田大学を卒業してプロ野球にドラフト2位で進まれました。
キャッチャー。
西武ライオンズを経て外野も経験されましたが80年に引退してそのあとはライオンズのヘッド兼スカウト部長。
楽天でも編成部長スカウト部長などを務めて今年高校野球の世界に飛び込んで1年目の楠城徹監督です。
鳴門高校の森脇稔監督は鳴門高校OB。
法政大学を卒業してこの高校野球の世界に進まれました。
1985年に、この鳴門高校の監督に就任ですのでもう、30年、高校野球に携わっていることになります。
途中、いったんほかの学校に移られましたが2007年から2度目の鳴門高校の監督に就任しています。
森脇監督のもとで春2回、夏5回という甲子園出場の鳴門高校です。
8番、タイムリーヒットの中山からです。
しかしあのバッティングは見事でしたね。
≫そうですね。
本当、九州国際大付属の中では唯一の2年生ということですが非常に力強いスイングですよね。
≫インコース寄りのボールを右中間に持っていきました。
それでもバッテリーはインコースにきます。
セカンド、鎌田もよく追いついたんですが中山、これで2打数2安打です。
≫やはりセンター方向へ打ち返す意識というのがこういうヒットが生まれるんですよね。
送りバント成功。
新チームになって監督に就任して1年目という楠城徹監督です。
2打数2安打の吉井です。
バッテリーはこの吉井を抑えなくてはいけません。
≫そうですね。
インコースのストレートをしっかり使うべきだと思いますけれども。
≫山口さんはバッターもインコースのボールは打っていったほうがいいのではと。
≫やはりファウルでもいいのでバットをしっかり振っていくということが相手バッテリーに対して配球をいろいろと考えさせることにもなりますので。
≫バッテリーとしても相手が振ってきてもやはりインコースのボールは使っていくべきだと。
≫ええ。
このバッテリーはそこが身上ですから。
どんどんいくべきだと思いますね。
≫今度はアウトコースボールからストライクに入ってくるようなスライダーです。
2年生バッテリーいろいろ考えています。
外野はそれほど前には来ません。
≫やはり今ぐらいのコースへきますとなかなか打つのは難しいですね。
ですから、狙うんだったらはっきりアウトステップしてもいいぐらいの気持ちで強い気持ちで振っていくことも必要だと思いますね。
≫1番の吉井です。
≫バッターの吉井君は今日2本ヒット打ってますが予選は非常にだめだったと今日、試合の前に話を聞いたんですけども。
ですから、今日は絶対に打つんだという強い気持ちを持ってましたね。
≫今日3打数3安打、吉井。
福岡大会では苦しい思いをしたと思うんですけどね。
≫それを、思い切りここでぶつけてますね。
今のも追い込まれていましたが逆方向にしっかりおっつけていいバッティングでしたね。
≫何か、インコース寄りのボールを右方向に打つようなそんなバッティングに見えました。
鳴門高校、青木が監督の指示を伝えます。
守る鳴門高校としてはワンアウト、ランナー一塁三塁。
差は2点、5回。
1つ、まず守備隊形をどうとるか。
≫こういう場面といいますかランナー、一塁三塁ということで内野のポジショニングが非常に難しいんですよね。
ですから、ここははっきりしたほうがいいと思いますけれども。
二遊間は今下がってます。
≫2番、山口はファーストライナーダブルプレー!痛烈でした。
すばらしい当たりでしたがファースト正面。
≫いい当たりでしたよね。
ファーストもよくとりましたよね。
≫すごい速い打球だったかと思いますが。
ファーストの森、3年生。
さすがに、これはランナーも戻れません。
これで試合の流れがどうなるのか。
5回の裏は7番のピッチャー河野からの攻撃になります。
2点を追う鳴門高校の攻撃です。
ここまでヒットの数は九州国際大学付属高校が6本。
鳴門高校は2本というここまでの展開です。
今日は第1試合、第2試合いずれも接戦。
4対2。
岩手の花巻東高校が千葉の専大松戸高校を破りました。
広島新庄高校が茨城の霞ヶ浦高校を破っています。
このあと第4試合は東海大甲府、山梨と静岡のゲームが予定されています。
大会2日目の甲子園。
日陰は風が抜けますが日差しがあるところではやはり暑い甲子園。
前の打席で粘りを見せた鳴門高校の下位打線です。
2年生エースの河野。
森脇監督も富山投手はボールに力がある。
強いボールがあるという話をしてましたがやはりボールの威力があるんでしょうね。
≫狙っているボールだと思うんですけれどもそれが差し込まれてしまうというのは力があるんでしょうね。
≫108キロという一段とスピードを抑えたボールも投げてきました。
≫うまくストレートとカーブとしっかりと緩急をつけていますからね。
ですからストレートが135キロ前後ですか。
それがもっと速く見えているんじゃないですかね。
≫この回は、河野も武石もストレートでスイングをかけていきますが。
また一段とバットを短く持った武石。
追い込まれますとすべてのボールに反応していかなくてはいけません。
この富山も、福岡大会では準々決勝以降は野木投手が先発をして決勝は野木投手、完封。
マウンドに上がれませんでした。
本人としては投げたい気持ちも強かったと思いますがこの甲子園で先発です。
あとは投球数がまだ70球を超えた辺りですが終盤にきてどうかですね。
≫九州国際大学付属のほうは継投もしっかり監督さんのほうは視野に入れてるはずだと思いますので。
ただ、ここまではしっかり富山君投げていますから、なかなか継投のタイミングというのは難しいかも分からないですね。
≫1打席目も粘りましたがこの打席も粘ります武石です。
試合前に楠城監督に聞きますと、継投に関しては初回から準備をするピッチャー中盤からゲームに入っていくピッチャー。
それぞれの役割を与えて準備しているという話をしています。
しかし武石、1年生がいい粘りを見せています。
投球練習場のボールが入っていったん、中断しました。
富山の前に、まだ2安打。
3番の矢竹と5番の佐原の2人です。
ストレートかスライダー系かというところでまずスライダー系のボールカーブかもしれませんが見ました。
鳴門高校もふだんのフリーバッティングでは1人3球で交代しながら1球への集中力を高めるということにも取り組んできています。
下位打線は追い込まれてから粘ります。
≫鳴門高校の各バッターもまだここまでヒットは2本しか出ていないんですけども。
最後までしっかりボールを引き付けて見ていますよね。
ですから、球数がどんどん富山君も多くなってきてますし。
あとあとへつながるいい粘りだと思いますね。
≫打たれたヒットは2本。
与えたフォアボールは1つというところですが5回でもう80球前後まできているでしょうか。
外いっぱい、見逃し三振。
奪った三振は4つ目。
すばらしいコースでした。
5回まで終わりました。
2対0。
九州国際大学付属高校が鳴門高校をリードしています。
最後のボールです。
≫アウトコースいっぱいいっぱいですよね。
なかなかバッター手が出ないですね。
≫では、ここまでのゲームを映像で見ていきます。
2回の表、九州国際大学付属高校ツーアウト、ランナー、一塁から8番の中山タイムリースリーベース。
唯一の2年生、中山が右中間を破りました。
一塁から宇都がかえってきています。
1点先制、2回の表。
その裏、鳴門高校、すぐに追いつきたいところでしたが5番、先頭バッター佐原がツーベース。
インコース寄りのストレートを振りぬきました。
ノーアウト、ランナー、二塁バントで送ってワンアウトランナー、三塁という形を作って7番、河野。
粘りましたが最後は空振り三振。
続く武石も粘りましたが最後は三振。
連続三振で同点に追いつくことはできません。
3回の表九州国際大学付属高校1番の吉井がスリーベースヒット。
そしてこのあと、2番の山口ライトへの犠牲フライ。
2対0と福岡の九州国際大学付属高校が徳島県立鳴門高校をリードしています。
解説は東洋大姫路高校から東洋大学でショートとして活躍されました三菱重工神戸元監督山口敏弘さんでお伝えしています。
山口さん、2対0というここまでの展開ですがどう見ていらっしゃいますか?≫九州国際大学付属のほうがしっかりランナーをためたあと次のバッターがしっかり打って打点をあげていると。
チャンスにしっかり打てているということですよね。
ただ、一方で鳴門のほうもランナー、三塁に進めたケースもあったんですがそこでの1点が取れていないというところですよね。
ただ、両チームとも投手がそれぞれの持ち味を今のところしっかり出してしっかり投げられていると思いますよね。
≫鳴門高校もリードはされていますが何か、くっついていっていますからね。
≫非常に粘っこいバッティングをしていますし中盤以降に取るような気がしないでもないですが。
ただ、そういう意味では九州国際大付属のほうも先ほどもいいましたけども継投ですよね。
野木投手への継投のポイントですね。
そこが1つ鍵になるかも分かりませんね。
≫富山は5回を投げて85球三振4つ、打たれたヒット2本。
そしてフォアボール1つです。
こちら鳴門高校河野投手は5回を投げて投球数60球。
三振が3つ。
打たれたヒットは6本。
無四球。
そして2失点です。
河野ですが去年の夏1年生でこの甲子園のマウンドに上がりました。
去年は1年生3人の継投リレーという鳴門高校でしたが河野も去年の夏はコントロールが乱れて失点。
この1年間コントロールを意識して取り組んできた。
下半身を強化してコントロールもよくなってスピードも上がったと自信を持って臨む今年の夏。
3番からという6回の表の九州国際大学付属高校。
6回の裏の鳴門高校は1番から。
1つ、中盤の大事なイニングになりそうな6回の攻防です。
三塁線、一塁線を締めて守ります、鳴門。
山口さんも右バッターで現役時代はインコースを比較的好きだったと伺いましたが。
≫私の場合腕が短いものですからインコースのボールは振りやすかったんですよね。
≫何かインコースのボールの打ち方というものがあったんでしょうか?≫しっかりバットを振ろうという意識ではなくて体の回転で打つというのも1つですしあとは、思い切って狙っていくというときには右足を引いて打つとか左足をアウトステップするとか完全に狙いにいくときはそういうバッティングもしていましたね。
≫しかし、このバッテリーも徹底的にインコースから入ってきますね。
≫そうですね。
キャッチャーも強気なリードしていますね。
≫そして振ってくる山本。
山本も負けじとフルスイングできているんですが。
1打席目はアウトコースのチェンジアップでセカンドゴロというのがありました。
ノーアウト、ランナー、一塁三塁。
去年の夏は4打数ノーヒットでした、山本甲子園初ヒットは右方向。
≫今のは、追い込まれましたけど完全に1球目、2球目のスイングと違っていましたよね。
追い込まれたあとは右方向へ狙っていくんだという意識の中でチェンジアップで外されているんですけどね。
≫5番の脇坂を迎えます。
ノーアウト、ランナー、一塁三塁2点リードの攻撃。
守る鳴門高校は内野はセカンド、ショートはベースを結ぶラインより僅かに後ろ。
前進守備というよりはいわゆる中間守備という感じですか。
≫ワンアウトでここは1点いいかなという二遊間の守りですね。
≫次の1点がどちらに入るかという6回。
≫バッテリーとしてはここで一番いいのは三振ですね。
ですから、低めの変化球。
もしくはインサイドのストレートで三振をとりたいところだと思いますけどね。
≫128キロという球速。
≫今のはチェンジアップ気味のシンカー系のボールですね。
少し高めに浮きましたけれども。
≫3点目、九州国際大学付属高校。
3対0、6回の表、追加点。
スリーボールツーストライクから。
≫今のインコースのストレートだと思うんですけども。
決して引っ張らずにセンター方向への意識がいい当たりのヒットにつながりましたね。
≫ショートの日野もめいいっぱい伸ばしましたがグラブの僅かに先。
宇都、送りバント成功でワンアウトランナー、二塁三塁です。
山口さん、このあとの4点目、5点目が1つ重くなるでしょうね。
≫鳴門高校としてはもう1点もやりたくないですよね。
だからバッテリーとしてはここはスクイズも考えられる場面なのでその辺りも頭に入れておかないといけないですね。
≫7番、亀谷。
今日は三振2つ。
高校野球はこのあと2時10分から総合テレビで放送します。
4点目。
振りきった当たり抜けていきます。
4対0。
鳴門高校、ここで2回目のタイムを取ります。
≫バッテリーとしてはインサイドのストレートで詰まらせてはいるんですけどちょっと飛んだコースが非常にアンラッキーなところへ。
ただ打ったバッターの亀谷君もしっかり振りきってますからね。
≫亀谷のタイムリーで4点目が入りました。
ヒットの数も9本。
2回目のタイム5点目は、なんとしても防ぎたい、鳴門高校。
ワンアウトランナー、一塁三塁で今日、当たっている中山です。
当たっている中山ですがここも何か動きも考えたほうがいいですか?≫もちろんスクイズもありますよね。
≫うまくタイミングを外しています。
2年生バッテリーにじわりじわりとプレッシャーをかけてきている九州国際大学付属高校の打線。
なんとかしのぎたいのは鳴門高校の守り。
理想はダブルプレーがとれればというところがありますか。
≫そうですね。
二遊間の内野の守備隊形もそのようになってますので。
できたらショートゴロセカンドゴロを打たせたいですね。
2015/08/07(金) 08:55〜14:05
NHKEテレ1大阪
第97回全国高校野球選手権大会 第2日[SS][字]
▽第1試合「花巻東」対「専大松戸」 ▽第2試合「霞ヶ浦」対「広島新庄」 ▽第3試合「九州国際大付」対「鳴門」[(2:05)から総合テレビにつづく]
詳細情報
番組内容
▽第1試合「花巻東」対「専大松戸」 【解説】坂口裕之,【アナウンサー】杉澤僚 ▽第2試合「霞ヶ浦」対「広島新庄」 【解説】長野哲也,【アナウンサー】早瀬雄一 ▽第3試合「九州国際大付」対「鳴門」 【解説】山口敏弘,【アナウンサー】坂梨哲士 〜甲子園球場から中継〜 <中断>(1:05)−(1:10)[手]NHK手話ニュース,第1試合終了後番組案内(2分),第2試合終了後番組案内(2分)
出演者
【第1試合】解説…坂口裕之,アナウンサー…杉澤僚,【第2試合】解説…長野哲也,アナウンサー…早瀬雄一,【第3試合】解説…山口敏弘,アナウンサー…坂梨哲士
ジャンル :
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