ありがとうございました。
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(昔昔亭桃太郎)こんにちは。
(笑い)今年は私の師匠春風亭柳昇の十三回忌でございまして私が師匠の所へ入ったのが昭和41年の3月。
武蔵野市へ行きまして師匠の自宅へ行って鈴を押したら師匠がいきなり出てきたから「あっ師匠。
弟子にしてもらいたいんですが」ったら「いいよ」ってすぐ言うんですよ。
(笑い)「この師匠大丈夫かな?」と思いましたね。
もう師匠は温厚な非常にこの柔和な人として印象づけられていますが大変に根は厳しい人で激しい気性でした。
だから座右の銘が「憂きことのなおこの上に積もれかし限りある身の力試さん」。
これですからもう気性は激しいです。
で勉強家ですから大晦日になりますと365枚のこう白い紙を用意しましてね細長いで穴突き通してそこへ紐を入れてそれでトイレへ掛けとくんですよ。
で毎日トイレへ行って大きいのをする度俳句とか短歌を作る。
年に365個できる。
こういう勉強家でした。
だからいいのもありましたよ。
「結婚は船出なりとはうまいなりいつも航海
(後悔)ついて回れり」なんてね。
(笑い)こんなの作ってましたね。
それで武蔵野市の出身ですからまぁ当時は「江戸っ子じゃない」なんて言われたんですよね昭和25〜26年の話ですから。
でよく江戸っ子のことをこう何か歌に作ってましてね。
「江戸っ子と威張ってみてもむなしやな徳川様でも先祖は三河」なんてね。
(笑い)「落語家は江戸っ子でしょうと言われても米丸横浜小さんは長野」なんつって。
(笑い)まぁこういうの作ってましたね。
それで「後輩のことを『君』て言っちゃいけねえ」って言うんですよ。
「さん」と呼ばないといけない「君」と言っちゃいけない。
それでいて勲四等もらってんですよ。
(笑い)で歌にも作ってんですよ。
「お国からもらった勲章勲四等『三』ではなくともうれしく拝す」なんつってね。
コロコロ変わっちゃう。
まぁそういう真面目な人ですから「もう何でも勉強だ」っつって。
それでビートルズなんかも見に行ってるんですよね昭和41年に。
この間ポール・マッカートニー来ましたがねビートルズを見てる4人揃ってね。
それで師匠が4人揃ってるの見てるんでなかなかそういう人いないからそれで師匠が80ぐらいになってから聞いたんですよ。
「師匠ビートルズ見に行ったんですよね?」。
「行ったね」。
(笑い)「どこでやったんですか?」。
「どこだったかね雷門ゴロゴロ会館だったかね」。
(笑い)「そんな狭い所でやんないでしょう。
武道館じゃないですか?」。
「武道館だったかね」。
「誰と行ったんですか?」。
「金馬さんだね」。
「どうでした?」。
「何が?」。
「ビートルズ」。
「いたね」。
(笑い)「そりゃいますよ」。
「歌ってたね」。
「歌いますよ。
ビートルズ聴いた感想はどうなんですか?」。
「うるさかったね」なんて言ってましたがね。
(笑い)まぁそういう面白い師匠で何かこうネタなんかもいろいろやってましてねアンケートのネタ。
「6月になると梅雨と言って雨が降りますがこの梅雨はあったほうがいいでしょうかないほうがいいでしょうか。
『あったほうがいい』傘屋『ないほうがいい』貸しボート屋『どちらでもいい』地下鉄従業員」。
(笑い)「『分かりません』気象台」なんてぇのやってましたがね。
私が一番好きだったのが師匠が小学校の時に先生に「今すぐやりたい事を紙に書いて出しなさい」って言われた。
師匠は「誰もいない山へ登って狼と取っ組み合って馬乗りになりたい」って。
これ男らしいよね。
で先生に答案出したんだ。
でいきなりひっ叩かれた。
「おかしいな」と思って答案返されて見たらね「狼」って字間違えて「娘」って書いてある。
(笑い)「獣偏」に「良い」って書くのを「女偏」に「良い」って書いた。
それで「誰もいない山へ登って娘と取っ組み合って馬乗りに…。
ハ〜ハ〜ハ〜」。
(笑い)こうやってましたがね。
それでとても柳昇はお金にきれいでした。
欲張りじゃなかったですね。
私と弟弟子の春風亭昇太と師匠の3人で落語会に行ったんだね。
したら3人でね50万で5万源泉引いて45万くれた。
普通だったら45万くれれば師匠が30万取って「15お前ら2人で分けろ」っていうのが普通ですよね。
師匠は違うんですよ。
「おいちょっとお前たちこっち来て。
いいか?今な45万もらったからこれ3人で15万ずつ分けよう」こう言うんですよ。
だから私は「いや師匠そりゃ駄目ですよそりゃ師匠師匠と弟子が同じギャラなんてそんな駄目ですよ。
じゃあこうしましょう。
師匠が20万私が20万」。
(笑い)「昇太が5万」っつったらまぁ却下されましたがね。
(笑い)まぁそういうとても気前のいい人でした。
それでまぁあの〜なんつうかただ師匠の困ったところはしゃれが通じないんだ。
なんかね〜怒っちゃうんだよね。
師匠にほら新劇の役者だった大滝秀治さんよく似てるんですよ。
そっくりなんだ。
で師匠に「大滝秀治さんに似てますね」っつったら怒っちゃってね「失礼な事言うな」っつって。
どっちが失礼だか分かりませんがね。
(笑い)そのあとね「毛沢東に似てますね」っつった。
(笑い)とまた怒っちゃうんだよ。
晩年なって枯れてきたんで「赤尾敏に似てますね」っつった。
(笑い)するとまた怒っちゃう。
もうすぐ怒っちゃうんですよ。
でまぁいろんな弟子の事心配してね弟子に「結婚しろ結婚しろ」っつってね。
「結婚しなきゃ駄目だ」。
こっちは落語家だから独身でいこうと思ってても「結婚しろ結婚しろ」って。
で私はまぁ師匠に言われて結婚しましたが春風亭昇太は55歳になりますがまだ独身です。
で昇太がデビューした頃はすごかったですよ。
37年前ね「かわいい」っつってね若い女の子がバ〜ッと占めちゃってまあ〜そりゃもう大変だったんですよ。
追っかけがね千人ぐらいいた。
(笑い)「昇太さんと結婚したい昇太さんかわいい」っつってね追っかけてあるいてる。
だからその千人の一人とでも結婚すればよかったんですよ。
すりゃあとの999人は諦めるんですよ。
誰とも結婚しないで独身でいるから諦めないんだよ。
だから昇太が55になった。
だから追っかけてる…。
(笑い)千人の娘さんもみんな55になった。
どうしようもないんですよ。
でまぁ結婚式挙げてね私が3日ぐらいしたら女房に師匠の自宅へ来いって言われて。
でいろいろ落語家の花嫁の心構えを話してくれた。
で最後に「昼は聖女のように夜は娼婦のように」っつったっつうんだよ。
(笑い)困っちゃう変な事教えちゃって。
女房が守っちゃって。
(笑い)まだ守ってんだから。
(笑い)それで今度は3日ぐらいしたら私に「一人で来い」って。
行ったら…。
「まぁお前もなんだな〜まぁハンサムではないけれどもまぁ雰囲気があるからな〜ある程度女の子も寄ってくるだろう。
それでまぁ浮気をする事もあるだろうけれども浮気の現場に女房が乗り込んでくる事がある。
そういう時はあくまで人違いだって言え」って言うんです。
「俺じゃない」って。
「師匠。
そんな事できますか?」。
「それ言えよお前。
そこで『俺だ』っつったらお終いなんだから」。
「そんな事できますかね〜?」。
例えば師匠が浮気してるとこへですよおかみさんが乗り込んできて「『ちょっとあんた何してんの?』ったら『あんたどなたです?』って」。
(笑い)「『何言ってんの?あんた柳昇でしょう』。
『いや。
僕は柳昇じゃありません僕は毛沢東です』って」。
(笑い)例えば今度私が浮気してるとしますよねで女房が乗り込んできて…。
「『ちょっとあんた何してんの?』。
『あんたどなたです?』。
『何言ってんの?あんた桃太郎でしょが』。
『いや。
僕は桃太郎じゃありません僕は赤塚不二夫です』」ってこう言えって。
(笑い)そういうとぼけたところがありましたね。
それで師匠なんといってもすごいのはやっぱり戦争行ったってのはすごいですよね。
私やなんか外国行っただけでもう3日もいればホームシックになっちゃってね帰りたくなっちゃう。
そらぁもう戦争行ったらいつ帰れるか分かんないんだよね。
そこを行ったんだから当時の人は何て言うかもう根性が据わってたんでしょうね。
で師匠は船で行ったんだね船で中国へ渡った。
それで船が6りょうあったんですって。
それで「アメリカ軍に飛行機で撃たれるんで何りょう目撃たれるか。
恐らく1りょう目か3りょう目か6りょう目だろう」ってんで師匠は2りょう目に乗ったと。
で2りょう目撃たれたと。
それで師匠はまぁ軽い負傷ですけどね負傷して陸軍病院に入院したの。
で師匠は結構女性好きですんで当時の看護婦さん看護婦さんに惚れたんだね。
それでまぁ愛の気持ちを口では言えないんで短歌で贈ったみたいなんだね愛の気持ちを。
「国のため傷負いたれど恨みなし優しき君の看護受ければ」。
これを贈ったらしいんだよね。
したら返歌が来た看護婦さんからね。
「君の歌しみじみ読んで気の付くはわずかの中に誤字が2字あり」って。
(笑い)まぁそういうとても楽しい思いをさせてもらった師匠でございました。
「院長先生」。
(笑い)「患者増強会議の支度ができました」。
「ご苦労さま」。
「院長先生。
うちの病院は何でこんなに急に患者が少なくなったんでしょうね?」。
「それなんだよね〜このままじゃうちの病院は潰れなきゃならないんでねそこでまぁ先生方に集まっていろいろ相談しようと思ったんだが先生方みんな揃ってくれたかね?」。
「それが急でございますんで数人欠席がございます」。
「まぁ急だからしょうがないか。
誰だい?」。
「ええ内科の内山先生です」。
「内山先生どうしたの?」。
「成田へ行っています」。
「成田?ハア〜。
外国からお客でも来るの?」。
「いや。
内山先生は成田のお不動様へお参りに行ってるんです」。
「何で?」。
「いや内山先生は長い腰痛の持病で苦しんでおりまして何やっても治らないってんで悩んでおりました。
そこで今度こそ是非とも治したいってんで成田のお不動様へお参りに行きました」。
「医者が神頼みかよおい」。
(笑い)「しょうがないね。
あとは?」。
「あとは外科の外山先生です」。
「外山先生どうしたの?」。
「実は週2回夜学校へ行っておりまして今日は学校へ行く日だてんで会議には出られないという事でございます」。
「偉いなあの先生は50過ぎてんだろう?それでも学校行くなんてのは偉いじゃないか。
何の学校行ってんの?」。
「お料理の学校です」。
(笑い)「医者が料理習ってどうしようってぇの?」。
「それが外山先生が言うのには『この病院はもう長くない』」。
(笑い)「『近々ご臨終になる。
病院が潰れたら料理屋を出したい。
洋食と和食をやりたい。
洋食は長年肉を切ってるから慣れてる』」。
(笑い)「『しかしまだ魚は切った事がない』ってんで板前の修業に行っておりますが」。
「医者が魚切ってどうしようってぇの。
あとは?」。
「あとは外科の切野先生です」。
「切野先生どうしたの?」。
「今寝ております」。
「寝てちゃ困るよ大事な会議なんだから。
すぐ呼んでらっしゃい」。
「それが午後8時まで起きないんです」。
「何で?」。
「実は今日緊急の手術がございまして切野先生が患者に麻酔をかけましたところこれがどうしてもかかりません。
『おかしいこんなばかな事はない』ってんで自分にかけましたら…」。
(笑い)「コロッとかかりまして今安らかにお休みになっております」。
「自分にかけちゃったの?しょうがないね。
患者はどうした?」。
「患者はとても8時まで待っちゃいられないってんで焼き鳥屋へ飲みに行ってます」。
(笑い)「あきれた病院だねおい。
あとは?」。
「耳鼻咽喉科の耳野先生です」。
「耳野先生どうしたの?」。
「実は息子さんが盲腸になったってんで駅前の病院へ入院しまして今付き添いで行ってます」。
「うちだって病院なんだよ」。
(笑い)「なぜうちに入院させないの?」。
「それが大事な一人息子だからって」。
(笑い)「冗談じゃないねおい。
あとは?」。
「あとは産婦人科の産野先生」。
「産野先生どうしたの?」。
「実は産野先生診察中に患者にいたずらをしまして今パトカーが来てます」。
(笑い)「おいおいしょうがないね。
あとは?」。
「ええ肛門科の臭野先生です」。
(笑い)「臭野先生どうしたの?」。
「ええこの病院はもう長くないってんで田舎へ帰りました」。
「肛門科の臭野先生田舎はどこだったかね?」。
「水戸でしたね」。
(笑い)
(笑い)「それで水戸黄門ってぇの?」。
(笑い)「ばかばかしいねおい。
あとは?」。
「あとは神経内科の鬱野先生」。
(笑い)「鬱野先生どうしたの?」。
「実は近所の神経内科の先生がうつ病になりまして」。
「それよくある事らしいね」。
「鬱野先生に診てもらいに来たんですよ。
したら鬱野先生が診察中に鬱野先生自身がパニック症候群になりました」。
(笑い)「今患者に診てもらってます」。
(笑い)「おいおい患者に診てもらっちゃいけないよ。
まぁいないものはしょうがないな。
まぁ先生方よくお集まり頂きました。
という事でうちの病院はここのとこ立ちゆかなくなっとります患者が少なくて。
そこで先生方に集まって忌憚のない意見を述べて頂こうと思うんですがまずうちの病院に患者来なくなった原因ですがね何でしょうね?」。
「そりゃ院長先生去年の8月うちの病院から86人という大量の食中毒患者を出しましたねあれがダメージになったんじゃないでしょうか」。
「ありゃまずかったね〜病院ってのは患者来る所だからね〜病院から患者出しちゃいけないよ」。
(笑い)「あれ原因は何だったかね?」。
「焼き海苔でしたね」。
「焼き海苔が中毒になるかね?」。
「焼き海苔そのものには問題ないんですが焼き海苔の上を鼠が歩きましてね」。
「それでチュウ毒かい?」。
(笑い)お客さんも気が付くの遅いだろ。
(笑い)「そういう訳の分からない事言っちゃ駄目だよお前。
他に何かありますか?」。
「実は院長先生あの〜病院の駐車場にね大量の車を停めてあんですよ。
患者ならいいんですが患者に関係のない買い物客の車が停めてあんですよ。
癪に障りますからね大きな看板かけまして大きな字で書いといたんです」。
「何て書いたの?」。
「『この病院は駐車
(注射)ができません』」。
(笑い)「ピタッとお客が来なくなりました」。
「おいおい困るよそういう事は。
どうですか?皆さん患者来るいい方法ありませんか?」。
「どうですか?院長先生治らなかったら金は要らないってぇの」。
(笑い)「治らなかったら金は要らない?うちにそんな腕のいい医者がいますかね」。
(笑い)「それ問題なんですがね」。
「他に何かありませんか?」。
「どうですか院長先生医者をね派遣したらどうでしょう?いろんな所に。
ただ患者待ってたんじゃ駄目ですよ」。
「どういう所へ派遣すんの?」。
「ほらだから船で旅行する人いるでしょう?3か月も4か月もなんとかクルーズって。
ああいう所へ医者を派遣すんですよ」。
「しかし君船の上で手術かなんかして船揺れるよ失敗したらどうすんの?」。
「失敗したら船の上で後悔
(航海)するんです」。
(笑い)「何を言ってんだよ。
他に何かありませんか?」。
「どうですか院長先生日本人ってのはカラオケが大好きなんですよ。
カラオケさえ歌ってれば機嫌がいいんです。
だから待合室を改造しましてカラオケ道場にしたらどうでしょうか?それで患者に歌わせるんですよ。
それでうまい患者にね薬代をただにすんです」。
「あっそりゃいいね〜。
日本人ってのはカラオケ好きですからね〜。
じゃあやってみましょうか」ってんで待合室を改造しましてカラオケ道場。
宣伝もしないのに初日から超満員の盛況でございます。
「皆様。
本日はようこそいらっしゃいました。
私は当病院院長の歌野好造であります」。
(笑い)「皆さん歌を歌って健康になりましょう。
じゃあ1番の方病名と曲目をどうぞ」。
(笑い)「1番風邪」。
「あ〜風邪は気を付けなきゃいけませんね。
歌は何ですか?」。
「『星影のワルツ』」。
「お願いします」。
・「熱のあるのは辛いけど」・「寒気のするのはなお辛い」・「薬はのんでも少しも効かぬ」・「あんなに丈夫な私なのにあんなに丈夫な私なのに」・「水風呂で寝たのはまずかった」
(拍手)
(床を叩く音)「あんた水風呂で寝たら風邪ひくの当たり前でしょうが。
それでよく寝られますね水風呂で。
では次の方どうぞ」。
「2番お産」。
(笑い)「お産?あんたまだ女子高校生じゃありませんか。
歌は何ですか?」。
「『せんせい』」。
「お願いします」。
・「16歳で妊娠し親は反対したけれど」・「病院行って産みました赤ちゃんスヤスヤ眠ってる」・「幼い私が母親で結婚誓った父親は」・「せんせい」
(笑い)・「せんせいそれはせんせい」
(床を叩く音)「あんた。
拍手もこないじゃありませんかお客さんもびっくりして」。
(拍手)「16歳であんた赤ちゃん産んで相手の先生はいくつなんですか?」。
「46です」。
「30も違って本当に結婚してくれるんですか?」。
「結婚してくれます。
誓いました宣誓
(先生)です」。
(笑い)
(笑い)「つまらないしゃれを言うんじゃありませんよ本当にもう。
何が『宣誓です』だ。
甲子園じゃあるまいし。
では次の方どうぞ」。
「3番胃と肝臓」。
(笑い)「胃と肝臓。
歌は?」。
「『有楽町で逢いましょう』」。
「お願いします」。
・「病院行って診てもらう胃と肝臓が悪いとさ」・「ア〜ア〜すぐに入院しろと言う」・「今は後悔してるけどもう駄目なのか」・「胃と肝臓が悪くって」・「これが本当のいかんぞう
(胃肝臓)」
(拍手)
(床を叩く音)「あんたしゃれ言ってる場合じゃないでしょしゃれを。
すぐ薬もらって帰って下さい。
では次の方どうぞ」。
「4番恋煩い」。
(笑い)「恋煩い?歌は何ですか?」。
「『岸壁の母』」。
(笑い)「お願いします」。
・「惚れて惚れて惚れ続け」・「ようやく5年目にベッドイン」・「彼女の着物を脱がしたら」・「なんと彼女はなんと彼女は」・「男だった」
(笑い)「オホッ」。
(笑い)
(床を叩く音)
(拍手)「何を言ってんすかあなた全く。
大丈夫ですか?5年もつきあって男だか女だか気が付かないんですか?あんたも入院して下さい」。
(笑い)「では次の方どうぞ」。
「4番…5番…」。
(笑い)
(拍手)「5番桃太郎追っかけ病」。
「えっ?桃太郎追っかけ病なんてあんですか?」。
「ええ。
私ゃ桃太郎好きで好きでね追っかけてあるいてんですよ」。
「あ〜そうですか。
歌は何ですか?」。
「『雪國』」。
「お願いします」。
・「好きよあなた落語家桃太郎」・「今宵も追いかけて一人寄席へ行く」・「会いたくて聞きたくてたまらないのさ」・「桃太郎の落語は」・「小朝よりいい」
(笑い)・「追いかけて追いかけて」・「追いかけて虎ノ門」
(笑い)
(拍手)
(床を叩く音)「あんた小朝よりいいってね〜桃太郎のほうが先輩ですよ小朝より。
喜ぶと思ってんですか本当に。
では次の方どうぞ」。
「6番痔」。
(笑い)「あ〜痔も辛いでしょうね。
歌は何ですか?」。
「『お久しぶりね』」。
「お願い致します」。
・「お久しぶりねいぼ痔が出るなんて」・「あれから治ったと思っていたが」・「いぼ痔は少しも治っちゃいない」・「薬を塗ったがやっぱり効かぬ」・「痔は薬じゃ治りません」・「早く入院した上で切ってもらえと医者は言う」・「なんだか怖い」
(笑い)・「もう一度もう一度診察受けて」・「痛いから切らないで治してほしいね」
(笑い)
(拍手)「あんたね〜痔は切って治すの一番いいんですから切って治しましょうよ」。
「先生。
切るのは怖いんですよ。
お金はいくらでも出しますから切らないで治して下さい。
5百万1千万5千万1億円出しますから切らないで治して下さい」。
「あんた随分お金持ちですね。
商売は何ですか?」。
「え〜地上げ屋です」。
(笑い)
(拍手)
(打ち出し太鼓)2015/08/08(土) 04:30〜04:59
NHK総合1・神戸
日本の話芸 落語「カラオケ病院」[解][字][再]
落語「カラオケ病院」▽昔昔亭桃太郎▽第671回東京落語会
詳細情報
番組内容
落語「カラオケ病院」▽昔昔亭桃太郎▽第671回東京落語会
出演者
【出演】昔昔亭桃太郎
ジャンル :
劇場/公演 – 落語・演芸
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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