マラカイボ湖に世界一のカミナリ村はあるという。
その名はオロガ村。
マラカイボ湖南部に位置しプエルト・コンチャという町から船で行けるとのこと。
早速プエルト・コンチャへ車で向かう。
世界一イナヅマが走るオロガ村。
果たしてどんな場所なのか。
その道中…。
あれ?え〜あれ!そこには落雷で黒く焼け焦げた倒木が。
それも1本ではない。
村に近づくにつれ焼け焦げた木が増えていく。
それは落雷の頻度を物語る。
ここすげえ。
この先いったい何が待ち受けているのか?オッケー。
カミナリ村を目指すべく船着き場に向かうと…。
これ?これ?だって今何時?今何時?4時半?何時なら行ってくれるんですか?しかたないので明朝出直すことに。
この日の夜建物の屋上から目指す村の方角にカメラを向けると画面左側に…。
光った!あのイナヅマの下に村など存在するのか。
そんなところで人々はどんな生活をしているのか?オラ!オラ!翌日約束した時間に船着き場へ。
いざオロガ村に向けて出発。
ここから川を北上。
およそ2時間の航程だという。
熱帯雨林を抜けた先に…。
お〜っ!すげえでかい!なんだこれは!?琵琶湖のおよそ20倍。
カリブ海につながっているため塩分を含む汽水湖となっている。
あれ?すごいすごい。
オロガ村。
カリブ海とつながっているマラカイボ湖。
その南西に浮かぶ小さく細長い島。
そこにオロガ村はある。
わずかな陸地とそこに寄り添うように建てられた水上家屋。
陸地は端から端まで歩いても10分ほど。
(笑い声)いいな。
うわ〜っ!すげえ大家族だ。
ブエノスタルデス。
オラ!ブエノスタルデス。
ブエノスタルデス。
8人の子供がいる村いちばんの大家族。
一家の大黒柱アンヘルさんに話を聞く。
雷が多いというのは本当のようだ。
昨夜見たように雷は夜に発生するという。
赤道に近いベネズエラ。
この日の日陰で猛暑をしのぐ村人たち。
村人に雷について話を聞いていくと…。
そして村人はこんなことを教えてくれた。
空のかなたに浮かぶ白く大きな雲。
猛暑に加えこの雲が雷を呼ぶのだという。
やがて日が落ち…。
闇が村を包み込んだ。
空が光った。
視界の開けた場所に出ると…。
うわっ…。
まるで花火のように夜空に瞬くイナヅマ。
ところが雷の音は聞こえない。
日本では見ることがない異様な光景だった。
すごいよね。
不思議となんだろう…。
ゴロゴロも何もバシャーンッて音も全くないし。
近く見えるが実は…。
遮るものが何ひとつないマラカイボ湖ならではの現象。
今気づいたんだけど…。
(スタッフ)ほんとだ!折れてる。
音のない不思議な閃光。
それが時折真昼のように辺りいちめんを明るく照らし出す。
ボートに乗って湖に出てみる。
オロガ村を包むイナヅマの光。
こんなとき村人たちはどうしているのか…。
とそのとき…。
ブエノスノーチェス。
こんな雷のなかボートをこいで沖へと出ていく2人の若者が。
更に…。
大家族の父アンヘルさん。
息子を連れてどこかへ向かっている。
先を急いでいるのかこちらを見向きもせずボートを進めていく。
風も強まってきた。
やがて…。
雷が間近に迫ってきた。
ごめん幻想的でもなんでもない。
いやいや…現実に怖いよ。
ちょっと低くなる。
恐怖におびえる西村。
雷は相当近い。
すぐそばをイナヅマが走った。
すると信じられない光景が。
あれ?我々の目に飛び込んできたのは…。
アンヘルさんの息子が網を湖に入れ始めた。
息子が叩いてる叩いてる。
更に棒で水面を叩き魚を網に追い込んでいる。
そう彼らはこの激しい雷のなか漁をしているのだ。
雷とともに漁に出るオロガ村の男たち。
確かに網にどんどん魚がかかっていく。
そんななか…。
大粒の雨。
強まる風で逆巻く波。
いよいよ嵐になってきた。
雨足が強まると漁にならない。
イナヅマが光り始めてから嵐になるまでの間が大漁のチャンス。
急いで家を出たのは嵐の前に魚をたくさん獲るためだった。
こちらの村人は外に出てハンモックで寝ようとしていた。
怖くないのか?もちろん屋内にいる家族も。
彼らもまた雷の間のんびりとくつろいでいた。
いつ落雷してもおかしくない環境で彼らは平然と暮らしている。
結局この日空は朝方までずっと光り続けた。
我々はマラカイボ湖の雷を研究している専門家に話を聞いた。
日中カリブ海から暖かい貿易風が吹きつけ5,000m級の山々が連なるアンデス山脈にぶつかり勢いよく旋回する。
そして夕方アンデス山脈から冷気が流れ込み激しい上昇気流を引き起こす。
それにより積乱雲が形成され雷を発生させるのだという。
積乱雲が発生しやすいマラカイボ湖ならではの地形。
それこそが雷が多発する理由なのである。
NASAが撮影した衛星写真。
赤いエリアが雷がもっとも多く発生した場所。
つまり雷の中心地だという。
多いときには驚異的なイナヅマの多さ。
それゆえこのマラカイボ湖は去年…。
毎晩のように雷が鳴りいつ落ちてもおかしくない村。
世界一イナヅマが走るカミナリ村。
そんなところで暮らすのは危険ではないのか?細長い島の一角にあるオロガ村。
その8割が水上家屋で暮らすまさに水上村。
だがなぜ陸地があるのにわざわざ水上に家を建てるのか?なるほど。
オロガ村の陸地にあるヤシの木にも落雷の形跡が…。
しかし水上には落雷したことがないという。
村人いわく高いところに雷は落ちる。
だからオロガ村に電気は通っていない。
ゆえに落雷で停電することもない。
ガスは近くの町で買ったプロパンガスを使用している。
では日々の生活に欠かせないマラカイボ湖は塩分を含む汽水湖。
湖水は飲むのに適さない。
そこで屋外にタンクを置き雨水をためて飲み水にしている。
飲み水以外の洗濯歯磨き水浴びにはマラカイボ湖の湖水を使用。
水とともに生きる彼ら。
すげえ。
モップでボートを漕いでいるのはなんと隣の家にナイフを借りに来たようだ。
漕ぎ方も慣れたもの。
オロガ村の子供がまず身につけるのがボート漕ぎ。
どこへ行くにも必要ということで2歳からボートを漕ぎ始めるという。
そして6歳になると陸地に設けられた小学校へと通う。
現在13人の生徒がいるが男の子はわずか3人。
オロガ村では家事育児と家を守るのが女の務め。
男は幼い頃からマラカイボ湖に出て漁にいそしむ。
食事のほとんどが魚料理。
アンヘルさんの家で夕食をごちそうになった。
この日のメニューはボカチコという白身魚をマラカイボ湖の水で煮立てたスープ。
何か入ってる。
そこにバナナを添えるマラカイボ湖一帯の伝統料理だ。
すごいしょっぱいけど…。
あ〜後味はすごい魚のエキスっていうか魚の味すごい。
マラカイボ湖の恵みその味は?アジとかスズキみたいな味。
うまい。
雷の下で生まれ雷とともに生きてきたオロガ村の男。
そのとき!あれそうなの?えっ仕込み?お父さん。
アンヘルさんの言ったとおりの方角に雷が!オロガ村の上空で毎晩光を放つイナヅマ。
コロンブスが活躍した大航海時代船乗りの間ではこの一帯を自然の灯台と呼んだという。
南米最大の湖マラカイボ湖にあるオロガ村。
世界一雷が多く危険なこの村に彼らはなぜ住み続けるのか?日中沖へと出て行く村の漁師。
雷も発生しないこの時間に何をしようというのか。
糸に1m間隔でエサをつけ湖面へと落としていく。
エサはなんと塩漬けにしたいったい何がかかるのか。
カニだ。
マラカイボ湖では…。
これが高値で取り引きされ貴重な現金収入となる。
もちろんカニだけではない夜には。
雷のなか沖で漁をしていた男たちが村に戻っていた。
日中はカニ。
夜は雷の恩恵で魚が獲れる。
村の周囲は最高の漁場なのだ。
もうひとつ彼らがここに住み続ける理由がある。
世界一イナヅマが走るカミナリ村の人々。
本当に光ってるんですね。
1秒に1回ってすごいでしょ?すごい数。
上田先生雷は希望の光だっておっしゃってましたね。
そうですね日本でも雷は怖い怖いおへそとられるとか言うけどでも例えば稲妻っていう言葉あるでしょう?稲の妻ですよね。
そうです。
ちょうど稲の実が実って大きくなってくる頃に稲妻が起きてくると。
それがものすごく五穀豊じょうを助けるっていうような信仰があってだからちゃんと稲の妻っていう名前が付いてるわけで。
稲妻が鳴るような状況だとなんかちょっと多湿的な…湿気が多かったりとか雨が降ったりとかっていうのでいろんなものが実るっていうことなんですかね。
さぁそれでは続いてのビックリ村にまいります。
こちらです。
ぬりかべって日本の妖怪だから。
「ぬりかべ〜」ってあのぬりかべですよね。
あっわかった!壁に穴が開いてて村人が笑ってるんだろうこうやって。
記念写真撮る感じで。
ぬりかべ村って言って観光で儲かってるんじゃないの?そういうの取り上げませんそんなんだったら…。
あぁそう何だろう。
また気になりますけれども果たしてどのような村なのでしょうか。
続いてのビックリ村はアフリカ。
インド洋に面する国…。
1975年にポルトガルから独立。
その北に位置するカーボ・デルガード州の州都ペンバに降り立ったのは。
元モーニング娘映画みたい。
あら。
モザンビークは左側通行の国。
そのため町中を走っている。
そんなモザンビークにある何だろうぬりかべが笑うんでしょう?ここから車での移動となる。
港町として賑わうペンバの町を抜けると。
なんだこれ。
見渡すかぎりアフリカならではの大草原。
しかしその感動もつかの間。
こっち入ってくの?え?まだ1時間も経ってないのにもはやこういう道?行く手は今一瞬いったかと思ったんだよな。
は?ファイブアワー?バッドロード?イエスバッドロード…。
オールロードイズライクザット…。
うえ…。
これがアフリカの洗礼。
車酔いに悩まされながら道なき道を突き進む。
うわすごい渡った!そしてペンバを水が増えるってそういうこと。
船か…え〜もう疲れたんだけど。
船…船で渡る島?地図では陸続きに見えるが実はイボ島とはマングローブに囲まれた島。
我々が到着したときはちょうど干潮だった。
陸路では村へ行けないため潮が満ちるのを待つ。
待つこと1時間。
あっという間に潮が満ちてきた。
こんなに増えたこっちまできた水。
すると…。
おんぶ?マジで?ほんとに?いくよ。
(笑い声)マジでうわぁ。
これもここならではの光景。
この船はあくまで沖までの移動手段。
イボ島へ向かうにはここから更に大きな船に乗りかえる。
よっ。
海の満潮を待ってからでしか行けないマングローブの中に隠された島イボ。
どこまでも続く不気味なほど穏やかな海。
その波間の向こうに…。
イボ見えた!イボ島!うっそうとしたマングローブの向こうに建物が見えてきた。
東京ドーム9個分ほどの土地に人口およそ6,000人が住むイボ島。
ここに目指すぬりかべが笑う村があるのだ。
その村までは車で向かう。
すごいいっこの車乗っちゃうよ。
あ〜公園かなこれ。
子供たちがいる。
30分ほどするとようやく民家らしきものが見えてきた。
村に到着したのはすでに日が暮れた頃。
よし探そうちょっとじゃあ探してくる。
オッケー。
サンキューバーイ!村の中心へと歩みを進めて行くと…。
暗がりの中でゆっくりと近づいてみる。
ハバーリー。
アフリカぬりかべが笑う村。
イボ見えた!イボ島。
よし探そう。
果たしてぬりかべが笑う村とは?村の中心へと歩みを進めていくと…。
暗がりの中でゆっくりと近づいてみる。
はぁ?いったい彼女たちは!?ハバーリ!怖い怖い…。
ハバーリ。
うぉ〜怖い怖い!ぬりかべ?ぬりかべが笑うってこういうことだったんだ。
それはまるで妖怪ぬりかべのごとくムシロ?ねぇねぇ…。
ちょっとちょっと失礼します!硬いよ!ところが…。
マジで…。
え〜怖いよ泣いちゃうよ…。
彼女たちにとってそんなぬりかべたちが住むクムワンバ村はイボ島に3つある村のなかのひとつ。
いくつもの部族が入り混じり1,800人もの人が暮らしている。
彼らの主な収入源は漁業だ。
こののどかな漁村でその塗り方は部分的だったり模様を描いたり都会の女性のメイクのように人それぞれだ。
吉澤が訪ねたその家では…。
おぉ〜リズミカル!1人だけだねでも。
踊っている輪のなかでへぇ〜ずっとお家にいたんだ。
ひと月前14歳で初潮を迎えたサイダディさん。
ムアリの期間中女は全身にムシロを塗り花嫁になる日をひたすら待つ。
そして1か月後。
ようやく晴れて外に出られることになったこの日。
ムシロをまとい続けた彼女が早く結婚したいんだ。
こうして祭りを行うのは大人の女の誕生を近所と独身の男たちに知らせるためでもある。
ムアリのあといい結婚相手と出会えた女が幸せ者。
だからこそ2年!?えっ!?3年?妹のマンジーニャさんが2年。
姉のシタミリさんは3年もの長い間ムアリで自宅に閉じこもっていた。
実はムアリには決まった期間がなくその家の母親がどれくらい続けるかそれぞれ長さを決めているのだ。
箱入り娘のごとく大切に育てた結果姉にはムアリをした彼女を見初めたのは語学堪能収入も安定しているこちらの男。
これも過酷なムアリのおかげだと彼女は言う。
ちょっと照れてるよね。
そんなにいいんだ。
きれいっていうのもあるけどちゃんとそういう家庭的なことだったりまじめさを持ってるってことだね。
ムシロをずっとちゃんとやるってことはね。
女にとってムシロとはムアリを終えたとき稼げる男からプロポーズしてもらうための欠かせない習慣。
しかしムシロをつけ続けることで美しい肌になると信じられている。
ムシロ作りは村の女たちの仕事。
その材料を取りにナタだけを持ってゾロゾロと歩いていく。
村を出発してから30分。
あった?あった?月に一度こうして女たちでムシロの木を取りに来るという。
わあすごい!木の竹みたいに帰るときにはこんな掛け声をかけながら。
使うのは幹のツルツルとした部分。
適度な大きさに切ってからやわらかくなったところでこうしてひたすらそうするとあんなふうになるの?なんか白い。
何だろう…。
木のかす?この粉に水を加えペースト状にしたのがムシロの正体。
自らを美しく見せより稼ぐ理想の男と結婚するために塗るムシロ。
しかしそれは独身時代の話。
結婚してもなお…。
その理由を探るべくさきほどムシロを取りに行ったラビアさんの自宅におじゃました。
ここがお家?日差しをさえぎる石の壁でできた平屋の自宅。
3LDKと広い間取りながら物は少々少なめ。
電気はあるがガスはなく料理は水は村の無料の井戸で汲んできたものを使っている。
家族は同い年のご主人ムアンバさんと14歳のアンリくん9歳のムーサくんの4人。
照れてるしちょっと!しかし既婚女性がムシロをして生きる最大の理由は…。
奥さん怖いですか?怖いんだ!
(笑い声)実はこの村は果たしてどれだけ女が強いのか?その生活を追ってみた。
まずは早朝から動き始めた夫のムアンバさん。
彼の仕事は漁師。
この村ではお金を稼げるのが尊敬される男の条件。
船は持っているが出られない日も休まず浅瀬に出て魚を追いかける。
漁は棒を叩いて魚を追い込む原始的なやり方。
網にかかったのは数匹の熱帯魚。
一方妻のいったい何を始めるのか?そう言って2本の棒を岩の穴に入れたかと思うと…。
実はラビアさんは近所でも評判のタコ捕り名人。
金属の棒2つで岩場から器用にタコを次々と捕っていく。
漁から戻ると…。
捕ったタコにたっぷり砂をなじませてから…。
なんと棒で力いっぱい叩く。
これはより高く買い取ってもらうためのひと手間。
こうして叩いたタコを持って村のその価格は?70メティカルは1日の家族の食費をまかなえる程度。
その頃夫はいまだ漁の真っ最中。
この日は魚がなかなか捕れず空振りを繰り返していた。
半日ねばって捕れた魚はたったこれだけ。
その買い取り価格は?ふだんはもっと稼ぎがあるというのだが妻のラビアさんの稼ぎの7分の1。
我々にはそう言ったもののここは女性上位の村。
不漁のことを知らず家で待つ妻は…。
決して口答えはしない。
言い訳の代わりにお金を奥さんに渡すムアンバさん。
お金を自由に使えない夫。
それは持っている洋服を見れば一目瞭然。
それだけ?これだけなの!?ほぼ奥さんじゃん!夫のはたったこれだけ。
しかも破れかけの粗末な段ボールがかご代わり。
それゆえ家庭によってはこんな事態も。
家計のみならず更に女性上位のこの村には我々がビックリする慣習があった。
それを目の当たりにしたのは夕食どき。
この日のメニューはタコの干物にココナッツミルクと辛みの効いた調味料を加えて煮込んだもの。
アツアツのスープをチマというトウモロコシをペースト状にしたものにかければ出来上がり。
夕食が出来上がった頃どこからともなく現れた白塗りの女。
彼女は近くに住む食事にやって来たのだ。
母を加えた家族5人で囲む食卓。
今日の稼ぎが少なかったせいか夫が真っ先に口を開く。
するとラビアさん母にある相談を始めた。
子どもの将来に関する話にもかかわらず話しているのはラビアさんとおばあちゃん。
この村では子どもの将来はその両親ではなくそう言い残すとぬりかべが笑う村で守られてきたこれね男がね相当下に見られてるからちっちゃいときから訓練されるわけですよ。
いいって言うまでずっと。
歩いて10分のところにあるそこにはラビアさんの2人の子どもをはじめ…。
いったいこの子たちは…。
この村の若夫婦は共働きが多いため子育ての経験が豊富なおばあちゃんが孫を預かる慣習が生まれたという。
ムシロの女は気が強いわけではない。
彼女たちは人一倍その血を次の世代へつなげていこうという思いが強いのだ。
そして気になっていたラビアさんの素顔を見せてもらえないかお願いしてみた。
すると快く了解してくれた。
さてその素顔は…。
白いムシロのその下には家族を守ろうという強く優しい女としての責任が隠されていた。
すごい村があるんですねホントに。
そうですね。
いろいろ考えさせられましたね。
かわいそう。
ここの旦那さんたちはホントに。
お米も買えないわとか。
妖怪だねやっぱりあれ。
買えないわ妖怪だね。
先生ちょっと女性きつすぎませんか?だから社会の種類が違うんですよ。
ここはね母系社会でどういうことかっていうと女の人だけがその家庭というかその集団の血筋を次の世代に継いでくことができる。
だから男は婿入りしていくわけ。
ああそうだわ。
ということで男のほうが動いてく社会なんですよ。
気つかい方がハンパじゃないですよね。
世界一これうまいと思うななんて。
所さんも奥様非常に大切にされてますし娘さんお二人じゃないですか。
そうですよ。
母系社会ですよね所さんちは。
そうですそうです。
ああいう感じなんですか?うまいよとか…。
気つかってらっしゃるじゃないですか。
いや気つかってるんじゃない。
ホントにおいしいんだもんそれは。
うちの場合は気つかってるんじゃなくてホントにおいしいんです。
こういうとこがステキですよね。
何が?言わされてるわけじゃなくて…。
本当においしい。
1回来て食べてごらん。
ビックリするから。
これが食べ物だと思うから。
うわぁステキ。
食べてごらん。
これが食べ物だってわかるからって…。
さあそれでは次のビックリ村にまいります。
こちらです。
蟻塚の近くに住んでる村略して蟻塚村みたいな。
でもなんで近くに住まなきゃいけないのか…。
蟻さんが持ってきたご飯を横取りしてんじゃない?足りないと思うんですけど…。
足りないかな。
果たしてどんな村なんでしょうかこちらです。
そそり立つ巨大蟻塚村があるのは…。
ここはアラビアンナイトの舞台として知られペルシャ時代の魅力が今も残っている。
首都テヘランは4,000m級の山々のふもとに広がる大都市でおよそ1,130万人が暮らす。
この街に降り立ったのは女優田中律子。
ここでは外国人でも女は布をかぶらないといけない。
すご〜い。
そんなイランのどこかにある巨大蟻塚村。
早速聞き込み開始。
タブリーズまでは飛行機でおよそ1時間。
タブリーズはトルコやアゼルバイジャンに程近いイラン北西部の中心都市。
サラーム!同行してくれるのは蟻塚村を知っているという巨大蟻塚村はタブリーズから車で2時間の場所にあるという。
灼熱のイラン。
バイクにも日よけが欠かせないようだ。
いちめんに広がる緑の木々。
これは?この時期の実はまだ青く食べることはできないがイランではクルミが食用以外にも使われている。
皮から出る液体には時間が経つと黒く変色するという特徴がありこれがイランの美術工芸品ペルシア絨毯の染料として使われているという。
車を走らせること1時間30分。
着いたの?あぁあれ?でもちょっとずつ見えてきた。
え〜っ!?なんか岩が見えてきた。
おぉすご〜い!どんどん見えてきた。
突如目の前に姿を現したこれこそが目的地巨大蟻塚村キャンドヴァーン。
山の斜面にへばりつくようにそそり立つ巨大な物体。
それはまさしく蟻塚のようだ。
ふもとには石造りの建物が見える。
本当に人は住んでいるのか?すごいぞ。
その蟻塚に近づいてみると…。
すごい!うわぁ!どうやら巨大な蟻塚は1つの大きな岩のようだ。
するとその岩に意外なものを発見。
いやなに!?見て見て見て!我々の前に突如姿を現したこれこそが目的地巨大蟻塚村キャンドヴァーン。
巨大な蟻塚に近づいてみると…。
すごい!うわぁ!どうやら巨大な蟻塚は1つの大きな岩のようだ。
するとその岩に意外なものを発見。
え〜っ!キャンドヴァーン。
その正体はすごいよ。
これさ若い人はいいけどさおばあちゃんとかどうするの?ここ。
みんなのぼっていくの?こうやって。
え〜っ!?すごい!岩が山にへばりつくように立っているため村の路地は急勾配の階段ばかり。
サラーム。
村の一般的な家におじゃますることにした。
サラーム。
サラーム。
すごいお家こんな感じだ。
なんかちょっとこれが岩の中?すごい。
大きい人はちょっとしんどいですよねこれね。
180cmくらいの人でもちょっとしんどいかもしれない。
ギリギリな…私が手が届くから。
岩肌を白く塗った15帖ほどのワンルームで…。
でもああやってちょっとくりぬいたところで…。
棚は置くのではなく壁をくりぬく。
ちょっと見せてもらおう。
おぉ〜!ホントだ食器が置いてあって…。
なるほどここが洗い場になってるんだ。
そしてトイレは家の外に増設したレンガの小屋。
これが村の常識。
こっちか…あぁここにお布団があるんだ。
なるほどね。
おぉ〜ほら冷蔵庫もここにあった。
すごい中まで…いっぱい入ってる。
驚くことに日本の二階建ては普通内階段だがこの村の家は一階と二階が繋がっていないため一度外に出てから上がるしかない。
すごいよほら二階。
おっ二階入ろう二階。
お〜っ本当だ。
二階だ。
お〜っお布団とかね絨毯とか。
気になるのは岩の中の住み心地だが…。
この日の気温はおよそ35℃だが岩の中は22.5℃と涼しい。
冬はおよそ3℃まで冷え込むが暖房は必要ないという。
夏は涼しく冬は暖かい。
そんな岩の中で暮らしているのは人間だけではなかった。
こちらの岩は二階が住居。
そして一階が…。
村は岩だらけなので小屋を建てるスペースはない。
動物たちも岩の中で暮らしているのだ。
住まいになっている岩はそのため家の間取りもさまざまだ。
キャンドヴァーンいちの豪邸。
奇岩の村いちばんの豪邸を訪ねてみた。
大きな岩の家はなんと…。
広くても家の中に柱はなくところでこの岩はしかもこの岩があるのは周辺を見渡してもここだけ。
村長を訪ねた。
岩の正体は溶岩。
しかし浸食されたとはいえ…。
キャンドヴァーン一帯は山々に囲まれた深い谷にある。
サハンド山の噴火によりそこへ溶岩が流れ込んできた。
その溶岩は雨風によって浸食されていったが急斜面側はより自然の影響を強く受けたため溶岩に亀裂が入りこのような形になったという。
谷の傾斜の違いでこの一帯だけに尖った岩が残ったと考えられている。
では近くに湧き水もあることから祖先はこの地に定住。
外敵から身を守るため頑丈な岩を住処にし長い年月をかけて村は栄えていったという。
ある人物を訪ねた。
こんにちは。
ハーイ。
ホセインさん?ホセインさんは仕事道具は…。
え〜っ!これですか?これでこうやって掘っていくんですか?う〜っここ?う〜っ!あっなるほど。
ああやってガツッて入れて。
ああ本当だ。
広がった広がった。
そんな岩の中を住まいにする昔ながらの生活とは?村の朝はロバのエサやりから始まる。
そして…。
ロバにまたがり村を出て行く人々。
目的地に到着したようだ。
すると村とは反対の方向から何かが近づいてきた。
羊のようだ。
しかもかなりの数。
いったいどこからやって来たのか?この季節山に放牧している羊を毎朝4時間かけて山から連れてくるという。
乳搾ってるあそこお母さん。
そして始まったのは乳搾り。
キャンドヴァーンの村人の多くがそして村の大事な収入源となっているものがもう一つ。
こっち?虫の大群が飛び交う場所にこれはいったい何なのか?その筒をよく見ると小さい穴から出入りしているのは蜂。
これは村周辺で伝統的に行われている養蜂だという。
土を塗り固めた筒。
この筒は通常の養蜂箱と違いそれだけに純粋なハチミツが採れるという。
出来て間もない巣をいただく。
おいしい!うんう〜ん!うん。
村の夕暮れ。
岩の中では夕飯の準備が始まった。
ここで田中が落とし蓋かなこれ。
何だこれ取っ手がついてるぞ。
何これ?これはいったい何に使う道具なのか?イランの食卓に欠かせない米。
熱湯の中に入れた。
先ほどの奇妙な道具はこのあと果たして何のために使うものでしょうか?この奇妙な道具は果たして何のために使うものでしょうか?この道具見たことないね。
触ってみられます?水切るのかな穴ぼこあいてるんだからね。
違うな。
(笑い声)全部蓋取っちゃってそのあとは日本だと布巾を置いたりなんかするじゃん。
あぁ蒸らすってこと。
いい感じにするのにさ。
だからこれ炊けたあとに置いておくといい感じに蒸れるんだよ。
蒸らす道具ですねわかりました。
では正解を見てみましょう。
ざるにあげてお湯を切る。
これでご飯は炊けたのだが…。
更に鍋に羊からとった油をひき炊きあがったばかりのご飯を入れる。
その上から更に油をかけて蓋をする。
とそのとき!出た!取り出したのは問題の道具。
いったいやだ…え〜!これの上にお鍋を置いた。
これ…なんでこれの上に鍋を置いてるんですか?え〜!これを挟むことで火が鍋に直接当たらず鍋底全体に均等に熱が加わりきれいなおこげができるという。
だからわざわざこんなおいしくおこげができるマシンが。
できたかな?うわ〜!ハハハッ!できた!う〜ん!甘く感じるんだけどすっごい香ばしくておいしい。
一見何不自由のない暮らし。
しかし奇岩に住む人ゆえの悩みが…。
奇岩の中に暮らすには悩みもあるという。
この日家造りの職人ホセインさんが仕事の依頼を受けて村のとあるお宅へ。
この方がいったいどんな仕事を依頼したのか?すると…。
ホセインさん今日はムキャラムさんの奥さんは現在妊娠中。
家族が増える前に部屋を広げたいと依頼してきたのだ。
しかし…。
ムキャラムさんが住まいにしている岩には支柱の役割になっている間の壁はこれ以上薄くは出来ないという。
ちなみに…。
750年の歴史がある岩の住宅。
そのほとんどは代々所有する岩の大きさや形状で家を改築したくてもできないという。
そんななか村人の誰もが憧れる家があった。
奇岩の中に住む誰もが憧れる家があった。
よろしくお願いします。
あらなんかすごいステキ!中に入ると奥に…。
岩の中は日ざしがさし込むすき間もなく電気がなければまるで洞窟のように暗い。
しかしこの家は外光がたくさん入り込む。
玄関から窓に抜ける風。
風通しもとてもよさそうだ。
更に窓の外が自慢だという。
あそこね。
ちょっとこっち行ってみてもいい?私。
なんと…。
あぁなるほどね。
いいな。
ステキ!他の家は大きさや形状の問題で窓が作れない家がほとんど。
こちらの家は岩が大きく天井崩落の恐れがなかったため窓を作ることができた。
奇岩の中に住む村。
そこには750年前と変わらない暮らしがあった。
2015/08/07(金) 21:00〜22:48
テレビ大阪1
所さんの世界のビックリ村!【こんなトコロになぜ?世界の果ての驚きの集落と人々】[字]
1時間で3600回…南米最大の湖で発見!世界一イナヅマが走る村▽アフリカ奥地に実在!白すぎる顔の女たちだらけ“ぬりかべ村”▽イランに750年奇岩の中で暮らす村
詳細情報
ビックリ村
▽驚愕のカミナリ村を発見!カミナリと共に生きる村人の日常とは?稲妻大量発生の謎を解く!
▽そそり立つ“蟻塚”に暮らす人々!奇岩の中に住み続ける人々の暮らしとは?
▽闇夜に笑う白塗り顔…。アフリカで出会った村人は一体なぜ顔だけ白く塗っているのか?驚きのしきたり・慣習に迫る!
出演者
【司会】
所ジョージ
大橋未歩(テレビ東京アナウンサー)
【解説】
上田紀行(東京工業大学教授)
【ロケレポーター】
西村和彦、田中律子、吉澤ひとみ
番組概要
世界には、日本の概念・価値観では考えられない所に住む人々がいる。一体、なぜそんなところに住むのか?そして人々はなぜ、それぞれ自分たちの居住区をそこに定めるのか?世界各国の「ビックリ村」に住む人々の生活やその歴史を取材して深く掘り下げていく、家族みんなで楽しめる情報ドキュメンタリー!
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
バラエティ – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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