スポーツ応援の花形チアリーダー。
躍動感あふれる姿で選手と観客の心をつなぎチームを勇気づけます。
チアリーディングの最高峰アメリカのNFLでチームキャプテンにまで上り詰めた日本人がいます。
今回の先輩小島智子さんです。
NFLのチアリーダーの多くが2〜3年で引退する中小島さんは8シーズン続け日本人最長記録を作りました。
現役を終えた2011年からは子ども向けチアダンススクールを主宰。
大学のチアリーディング部でも指導し後に続く世代を育てています。
ワンツースリーフォーファイブシックスセブンエイト。
ワンツースリーフォーファイブシックスセブンエイト。
チアリーディングの先生として実績ある小島さん。
今回母校の後輩たちにはどんな言葉を投げかけるのでしょう。
授業の1か月前小島さんを訪ねました。
(スタッフ)お久しぶりです。
こんにちは。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
この度はありがとうございます。
こちらこそ。
楽しみにしてます。
友達とかからよくこんな番組に出たらいいのにっていって「そんな無理やわ!」って言いながら。
特別な課外授業で小島さんが選んだテーマは直球勝負「応援」。
応援って…いくら「頑張れ何とか」っていうのを見てもらってもそれは…何て言うんですか演技になってしまって応援ではないっていうんですかね。
どうやって言うんでしょうね。
ちょっと岐路に立った時ちょっと迷った時ちょっと疲れた時っていう時にこんなおばちゃんこんな事言うてたなって思い出してくれるぐらいの何かを心の中に届けられたらいいなとは思いますね。
楽しみ。
小島さんの母校は…中高一貫の私立の女子校です。
左側を押します。
(一同)イエ〜イ!すごいね何か緊張する。
え〜とじゃあ元気よくご挨拶お願いします。
おはようございます。
(一同)おはようございます。
え〜と小島智子です。
みんなの先輩になります。
まずはチアダンスの体験から授業スタート。
小島さんの大学の教え子たちがお手本を見せてくれます。
(手拍子)
(拍手)ワンツー。
でこっちに…。
バレエやダンスの経験者が多い3年A組。
舞台に立つ事を夢みる生徒もたくさんいます。
みんな覚えが早い。
30分でここまで踊れるようになりました。
はいじゃあ今からみんなに作業をしてもらいます。
1番ナカノナツコちゃん。
マジか〜。
ここで小島さん出席番号を基にペアを作るよう指示。
一体何をするんでしょうか?大体テーマが感づいてる人?何だろう?惜しい。
なれへんなれへんなれへん。
なれへん。
応援っていう事をみんなに考えてもらいたいです。
チアっていうのは人を応援するというところからスタートしたスポーツです。
その応援するには相手を知らなきゃいけない。
相手を知って相手を知ったからこそ心の底から相手の心に届く相手の心を揺さぶれる応援ができると思うんだよね。
ペアを組んだ相手を知り自分なりの方法で応援する。
それが今回の課題です。
中学時代の小島さん夢や目標が見つからず自信のないモヤモヤした気持ちで過ごしていました。
そんな小島さんを変えたもの。
それは高校2年の時にホームステイ先のアメリカで見たNFLの試合。
フィールドに舞うチアリーダーの姿にくぎづけになりました。
帰国後猛勉強してチアリーディング部のある大学に進学。
それからは仲間と共にチア漬けの日々でした。
部活で話し合って泣き合ってけんかし合って仲直りして笑い合ってっていう濃い時間を過ごせたので結局は多分私…そんな友達を中学校…中高の間に作ってもらえるきっかけになったらいいなと思いますけどね。
ここからはペア同士じっくり話し合う時間。
相手の応援したくなるところを探さないと。
もう終わり。
終わった?かわいい優しい趣味いろいろ聞いてはみるけれどなかなか話が深まらないみたい。
どんな感じですか?おねえさんたち。
う〜ん…。
運動が苦手だから応援しよう?よくしゃべるから応援しよう?キティちゃんが好きだから応援しよう?そうやって削っていくと一つのどれに絞るかは絞りやすくなってくるんじゃない?もう全部話しましたっていうのは絶対ないと思うわ。
こちらも…。
こうやってこの質問の中で自分がびっくりしたとか驚いた…一緒やね。
とかあとはすごい頑張れって思ったとかえっつらそうって思ったりとか何か自分が心が揺さぶられた瞬間ってある?質問の中で。
そこが出てこないんだったらきっとこれの…これは夏央ちゃんが応援しようとすべき事じゃないと思うな。
相手を知り心揺さぶられる事を見つける。
とっても難しい。
恥ずかしがってるグループも多いなって思いました。
「え〜何聞いていいか分からへんし恥ずかしいし」とか。
何かもっとね深く切り込んでいってほしい。
そうなった時に初めてこの子のここが応援したいなとかそういう考えが出てくると思うのでもうちょっとしっかりと話してもらいたいと思います。
5分休憩。
いや〜難しいです。
何か私も壁にぶち当たりつつこんなに人に思いを伝えるっていう事がこんなに難しいんかって。
何か「心を揺さぶる」とか「自分の心が振れた瞬間」とかっていうのが意外と伝わらないんだなという事とか恥ずかしさがあって深く切り込めないのかただ単純にそういう深いコミュニケーションを年齢成長段階としてまだしていないのか個々個々の性格も出てすごい難しいなと思いました。
私何でやってんだろう。
私も何か頭ボワ〜ッてなってきて何かみんなが困る理由が分かるんですよ何でやってるんでしょうね。
どうやって言ったら伝わるんだろう。
これまで抱えてきた思いをなんとか言葉にしようと模索する小島さん。
応援ってどういう心の働きなんだろう?はいお待たせしました。
今このお話し合いの中でしっかりと掘り下げ合えたペアもあったと思うしやり直しってなっちゃったチームもあると思います。
だけどここで一つ逃げないでペアのお友達と向かい合ってほしいなって。
難しいと思います。
すごい難しいと思う。
みんなのヒントとして私が応援してもらった時。
ファンの人から贈ってくれたのが「GOCONFIDENTLYINTHEDIRECTIONOFYOURDREAMS!」。
…っていうのがこのしおりをもらいました。
現役時代チームの中で認められず悩んでいた時にもらったこの言葉が小島さんを励まし支えてくれました。
相手の心に寄り添った応援は大きな力を持つ。
小島さんの思いです。
いろんな応援のしかたがあると思うのでこれって限らず自分の得意な事で応援してみようとか相手が苦手な事頑張ってるんやったら自分も苦手な事で頑張ってみようかなとかそれぞれ考えてきてもらいたいなと思います。
難しかったです。
相手に聞かれるのも聞いて書くのも難しかったです。
どうやって…。
授業のあとの週末生徒を訪ねました。
望結さん。
まだ応援したい事が見つからず悩んでいました。
相手の支えになるような応援をしたいのですが…。
ペアの彩加さんはオーケストラ部やボーイスカウトで活動しています。
そこから話を掘り下げようとしましたが「別に大変な事も悩みもない」と言われました。
「しんどくないの?どう応援すればいい?本当に」って。
「何を応援すればいい?」みたいな。
悩みないっていう考えがないから。
すぐに「あれが大変これが大変」って言っちゃうタイプの人だから。
タイプ全然違うんだろうなとは思います。
全然タイプは違うけれど何か自分とつながるところを見つけ出したい。
望結さんもう一度話を聞きたいと彩加さんに頼みました。
彩班長やし…望結さん何かちょっとピンと来るものがあったみたいです。
半分ずつ。
クラブも楽しいし。
うん。
「あ〜」みたいな事があったから全部理解できてないと思うけど…しんどいって一個思ったらそれが全部面倒くさくなっちゃう感じだから自分は。
でも彩加さんはそこまでしんどいしんどいじゃなくてその中で楽しいって見つけてるからそういうところがいいなって思いました。
(拍手)おはようございます。
(一同)おはようございます。
宿題できた?あっ鼻で笑ってる。
できた?あれ〜。
できた人!どうだろう自信ないっていう子。
お〜結構挙がってる。
もう私これで応援の作業準備作業に入りますとかっていう子はちりぢりに散ってもらって大丈夫です。
まだそこまでいけてないとかどうやって応援したらいいのか分からないどこを応援していいのか分からないっていうお友達がもしいたら回っていくので声をかけてみて下さい。
よ〜いドン。
考えてきた応援を発表に向けて一人一人形にしていきます。
人の思いの数だけ応援の形があるのです。
こちらは音楽室。
一人歌の練習をしているのは莉安さん。
ペアの相手の実奈子さんにメールで好きな曲を教えてもらい歌で応援する事にしました。
(歌声)実は英語は苦手という莉安さん。
でもこの歌詞が気に入りました。
順調に応援の準備を進める子たちがいる一方で教室には何をしたらいいか分からずに行き詰まってしまった子たちの姿も。
ちょっとどうしていいか分かんないですって頭抱えちゃってる人はこっちに来て下さい。
座ってていいよ。
この辺にイス持っといで。
明美奈ちゃん見せて。
進路に悩む相手をどう応援したらいいか分かりません。
何か解決方法を探さなきゃいけないっていうのも思わなくていいと思う。
だってこんなアドバイスするとかもさ進路指導の先生じゃないんだからさ「私もそうやね〜ん!」っていうこの共通な気持ち。
それを理解してあげるっていう事もとってもとっても大きな応援方法の一つだと思う。
明美奈ちゃんがどうしたいか。
心の中にある答え。
できそう?はい。
ありがとうございます。
はい。
一緒。
よし。
怜実ちゃんの悩みを聞いた時にどっちがより真由佳ちゃんの心に響きましたか?学校が楽しくないって聞いた時にどう思った?真由佳ちゃんはそれを聞いてどうしてあげたい?楽しい場所にしてあげたいって思ったんだよね?どうやって楽しくしよう?見えてきた?少しずつ。
真由佳ちゃんは怜実ちゃんに面白い場所とか時間とかを提供してあげたいんだよね?学校を楽しいって思ってもらいたいんだよね?それでいいと思うな。
大体見えてきたやん?どうやって笑顔にしよう?え〜…。
限られた時間たまたまペアになった相手。
難しいけれど一生懸命考えたそれぞれの応援の形です。
発表の時間が来ました。
珠ちゃんと美結ちゃん。
頑張れ。
はい大丈夫だ。
美結さんは珠絵さんの絵がうまくなりたいという気持ちを応援する事にしました。
「珠ちゃんの絵を見てすてきだと感じたり元気をもらえる人はたくさんいるはずです。
それに珠ちゃんが描く絵は珠ちゃんの個性。
だから画力がどうとかは気にしなくて大丈夫です。
みーちゃんより」。
(拍手)今度は珠絵さんがイラストで応援の気持ちを伝えます。
すご〜い。
(拍手)はい近藤彩加ちゃんと山田望結ちゃんチーム。
タイプの違う友達を理解しようと頑張っていた望結さんの応援です。
「近ちゃんへ。
近ちゃんはいつでも笑顔で一緒にいると楽しいし面白いです。
でも今回いろいろお話ししてて考えてる事もあるんだなって思いました。
いっつも笑顔で頑張ってると思います。
でも…」。
・「説明する言葉も」・「ムリして笑うコトもしなくていいから」いつも前向きに頑張る彩加さんへの思いを込めました。
・「疲れた時は肩をかすから」
(拍手)はいじゃあおいで。
望結ちゃんその言葉を聞いてどう思った?よかったと思います。
よかった?緊張した。
緊張した?ハハハ。
英語の歌を練習していた莉安さんのペア。
まずは実奈子さんが莉安さんの夢をダンスで応援します。
(拍手)
(笑い声)大丈夫?いける?はい頑張って。
・「ButIcan’tmakethemstay」・「Atleastthat’swhatpeoplesay..Mmm」・「That’swhatpeoplesay..Mmm」・「ButIkeepcruising」莉安さん勉強と部活を頑張る実奈子さんへの思いを歌に乗せます。
「学校が楽しくない」と言う友達をどう応援するか悩んでいた真由佳さん。
あの…楽しい曲で思い浮かんだのが「ようかい体操第一」です。
それで知ってる人は西田さんの周りを囲んで踊ってほしい…。
(笑い声)…と思います。
イエ〜イ!はいみんな出て!どうしたら友達に笑顔になってもらえるかギリギリまで考えて思いついたのは…。
・「ヨーでるヨーでるヨーでるヨーでる」・「ようかいでるけんでられんけん」クラス全員を巻き込んでのダンス。
・「ローイレローイレ仲間にローイレ友達大事」・「妖怪妖怪妖怪ウォッチッチ!!」一緒に踊らせて!・「どうして朝は眠いんだ?!ドォワッハッハー!」顔満々の笑顔やで。
すごいうれしそうやで。
2015年で一番うれしかった出来事だと…出来事です。
本当に私も後ろで見てて笑いながら笑顔になりながらジ〜ンと来ました。
はいよく頑張りました。
お疲れさまでした。
えっこんなんもらっていいの?えっすごい!えっマジで!?互いを知り心に寄り添う。
応援は人に関心を持ち思いやるその気持ちの中にありました。
一生懸命やってきたなんとか形にできた人できなかった人すごい仲よくなれた人知り合えた人一人一人が過ごした一分一秒っていうこの数日間はみんなの成果です。
みんなの一歩一歩というものが本当に私にとってもものすごく強い応援になったしこの数日間というものを宝物にして頑張っていこうと思います。
本当に数日間ありがとうございました。
(一同)ありがとうございました。
アドバイスするんじゃなくて理解してあげる事も応援の一つだって言われたのでそれがすごい心に残ってます。
小島さんにも応援されたなと思ったし「あなたならできるから」って言ってくれたから。
今回やってみてあんなふうにしゃべった事全然なかったから。
友達の心の奥にもそういういろんな事があったりするっていう事が分かったんでそういう事が経験できてよかったと思います。
やっぱり心と心を通わすっていう事が一番人間にとって基本なんだなって。
やってみてなかなか伝わらないって思ったり伝わった時の子どもたちの表情の変化だったり…っていうものがやっぱりすばらしいなって思えたので。
何か自分にしかできない事を伝えていきたいなって思いました。
(一同)ありがとうございました!さよなら〜。
2015/08/07(金) 19:25〜19:55
NHKEテレ1大阪
課外授業 ようこそ先輩〜センセイの頭の中〜「元NFLチアリーダー 小島智子」[解][字]
今回の先輩は、元NFLチアリーダーの小島智子さん。母校の後輩たちに出した課題は「友だちを“応援”する」。どうしたら相手の心に届く“応援”ができるのだろうか…?
詳細情報
番組内容
今回の先輩は、元NFLチアリーダーで、現在はチアの指導者として活躍中の小島智子さん。母校の後輩たちに出した課題は、「自分なりの方法で、友だちを“応援”する」こと。相手の心に響く“応援”をするためには、その人の心の奥にある思いを知り、理解することが大切だと小島さんは語る。早速、生徒たちは2人1組になって対話を始めるが…。果たして、相手の心に届く“応援”を生み出すことができるのだろうか?
出演者
【出演】チアダンス指導者…小島智子,【語り】余貴美子
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
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映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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