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阿蘇中岳 約2か月半ぶりに噴火8月8日 13時50分
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活発な活動を続けている阿蘇中岳第一火口は8日、およそ2か月半ぶりに噴火しているのが確認されました。福岡管区気象台は「今後も噴火が発生する可能性があり注意深く監視したい」と話しています。
福岡管区気象台によりますと、阿蘇中岳第一火口は8日午後0時14分に噴煙が火口から600メートルの高さまで上がっているのが確認されました。阿蘇の草千里に設置したNHKのカメラでも、灰色の噴煙がやや南西方向に上がっているのが確認できました。
阿蘇中岳の噴火が確認されたのは、ことしの5月21日以来、およそ2か月半・79日ぶりです。
気象台によりますと、火山性微動や傾斜などのデータに大きな変化は見られないということですが、5日に行った現地調査では、噴出口の中にできた湯だまりの温度はおよそ90度と高い状態だったということです。また6日は二酸化硫黄の放出量が1日あたり1100トンと多い状態でした。
福岡管区気象台は「今後も噴火が発生する可能性があり注意深く監視したい」としています。また、噴火警戒レベルは2のままで、大きな噴石の飛ぶおそれのある火口から1キロの範囲内に立ち入らないことなどを呼びかけています。
阿蘇中岳の噴火が確認されたのは、ことしの5月21日以来、およそ2か月半・79日ぶりです。
気象台によりますと、火山性微動や傾斜などのデータに大きな変化は見られないということですが、5日に行った現地調査では、噴出口の中にできた湯だまりの温度はおよそ90度と高い状態だったということです。また6日は二酸化硫黄の放出量が1日あたり1100トンと多い状態でした。
福岡管区気象台は「今後も噴火が発生する可能性があり注意深く監視したい」としています。また、噴火警戒レベルは2のままで、大きな噴石の飛ぶおそれのある火口から1キロの範囲内に立ち入らないことなどを呼びかけています。