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台風14号 小笠原へ 母島で記録的大雨
8月8日 16時13分

台風14号 小笠原へ 母島で記録的大雨
台風14号は8日夜から9日未明にかけて小笠原諸島に近づく見込みで、母島では50年に一度の記録的な大雨となっています。小笠原諸島ではしばらくは猛烈な雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害に厳重に警戒するとともに低い土地の浸水、河川の増水などにも警戒するよう呼びかけています。
気象庁の観測によりますと、台風14号は正午には父島の東南東160キロの海上を1時間に30キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで暴風域はありませんが、中心の北東側390キロ以内と、南西側220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風の接近に伴って、小笠原諸島の母島では雨が強まり、午後2時20分までの3時間の雨量が150ミリを超えたため、気象庁は、「母島では50年に一度の記録的な大雨になっている」という情報を発表しました。午後2時20分までの1時間には79ミリの非常に激しい雨を観測しました。
小笠原諸島では、しばらくは雷をともなって1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれがあります。また、小笠原村では、これまでに降った雨で土砂災害の危険性が非常に高くなり、「土砂災害警戒情報」が発表されています。
台風は8日夜から9日未明にかけて小笠原諸島に近づく見込みで最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルと予想され、海上の波の高さは5メートルとしける見込みです。
気象庁は小笠原諸島では、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や河川の増水に警戒し、それに強風や高波、落雷にも十分注意するよう呼びかけています。

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