70代女性を助けた小学生2人組、女性から訴えられる=裁判所の判断は如何に―中国
配信日時:2015年8月8日(土) 16時25分
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6日、中国・新快報によると、転倒した年配女性を助けた小学生2人が、年配女性に訴えられた案件で、広東省広州市の裁判所は年配女性の訴えを棄却した。写真は中国の横断歩道。
2015年8月6日、中国・新快報によると、転倒した年配女性を助けた小学生2人が、年配女性に訴えられた案件で、広東省広州市の裁判所は年配女性の訴えを棄却した。
【そのほかの写真】
2014年3月28日午後3時過ぎ(現地時間)、広州市越秀区の小学校周辺で、70代の女性は道を横断中に転倒。すると前を歩いていた小学生Aと小学生Bは女性を道の端まで連れて行った。その後小学生Aは自分の親に連絡し、現場に到着した小学生Aの母親は年配女性を病院まで連れて行き、レントゲン費用などを肩代わりした。年配女性は左脚を骨折し、2週間後に退院。
本来なら人助けの美談として終わるはずだが、年配女性は小学生A、Bがふざけて遊んでいた際に自分にぶつかり、その拍子で転倒したと主張。「仮に彼らが善意で私を助けたのなら、救急車を呼べば十分だった。保護者に連絡して治療費を負担する必要などなかったはずだ。私が病院に運ばれた日の夜、彼らの保護者は賠償について積極的に私と相談したが、監視カメラに当時の状況がはっきり写っていないことを知ると、否定し始めた」と主張し、小学生2人とその保護者を訴えた。
一方、保護者らは、「警察の仲介で相談を行ったが、私たちに過失があったとは思っていないため、話はまとまらなかった」と反論し、年配女性が孫を追って急いだ拍子に転倒したと主張。さらに、「当時誰も倒れた彼女を助けなかった。彼女は2人(小学生A、B)に感謝すべき」と語った。
双方の主張に対し裁判所は、「小学生は確かに背負っていたかばんが少し動いたと認めたものの、監視カメラに映った小学生A、Bはふざけて遊んでいる様子はなく、仮にぶつかっていたとしてもそれが転倒の原因だったかどうかは証明できない」と判断。さらに、当日は多くの人が行き交い、小学生2人と年配女性が衝突したとははっきり確認できず、医療費を小学生の保護者が負担したことも、直接的な関係があるとは言えないとし、証拠不十分で年配女性の訴えを退けた。
2審でも同様の判決が言い渡され、裁判終了後、小学生Bの父親は、「当時、息子は小学6年生で、この騒動が進学に悪影響を与えた」と話している。(翻訳・編集/内山)
【そのほかの写真】
2014年3月28日午後3時過ぎ(現地時間)、広州市越秀区の小学校周辺で、70代の女性は道を横断中に転倒。すると前を歩いていた小学生Aと小学生Bは女性を道の端まで連れて行った。その後小学生Aは自分の親に連絡し、現場に到着した小学生Aの母親は年配女性を病院まで連れて行き、レントゲン費用などを肩代わりした。年配女性は左脚を骨折し、2週間後に退院。
本来なら人助けの美談として終わるはずだが、年配女性は小学生A、Bがふざけて遊んでいた際に自分にぶつかり、その拍子で転倒したと主張。「仮に彼らが善意で私を助けたのなら、救急車を呼べば十分だった。保護者に連絡して治療費を負担する必要などなかったはずだ。私が病院に運ばれた日の夜、彼らの保護者は賠償について積極的に私と相談したが、監視カメラに当時の状況がはっきり写っていないことを知ると、否定し始めた」と主張し、小学生2人とその保護者を訴えた。
一方、保護者らは、「警察の仲介で相談を行ったが、私たちに過失があったとは思っていないため、話はまとまらなかった」と反論し、年配女性が孫を追って急いだ拍子に転倒したと主張。さらに、「当時誰も倒れた彼女を助けなかった。彼女は2人(小学生A、B)に感謝すべき」と語った。
双方の主張に対し裁判所は、「小学生は確かに背負っていたかばんが少し動いたと認めたものの、監視カメラに映った小学生A、Bはふざけて遊んでいる様子はなく、仮にぶつかっていたとしてもそれが転倒の原因だったかどうかは証明できない」と判断。さらに、当日は多くの人が行き交い、小学生2人と年配女性が衝突したとははっきり確認できず、医療費を小学生の保護者が負担したことも、直接的な関係があるとは言えないとし、証拠不十分で年配女性の訴えを退けた。
2審でも同様の判決が言い渡され、裁判終了後、小学生Bの父親は、「当時、息子は小学6年生で、この騒動が進学に悪影響を与えた」と話している。(翻訳・編集/内山)
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