「或る列車」運行開始 九州食材の特注スイーツを提供

2015年8月8日13時54分  スポーツ報知
  • 「或る列車」の出発合図をするJR九州の関係者ら

 JR九州は8日、特注スイーツを楽しめる新観光列車「或(あ)る列車」の運行を始めた。金色を基調に唐草模様をあしらった優雅な外観が特徴で、車内も木をふんだんに使い、落ち着いた雰囲気を出した。大分県の大分―日田を金土日、祝日を中心に1日1往復する。10月12日まで。

 出発式でJR九州の青柳俊彦社長が「優雅な時間と素晴らしい食事を楽しんでほしい」とあいさつ。午前9時50分ごろ、県内外から訪れた乗客36人を乗せた列車が汽笛を鳴らし大分駅を出発すると、見守った関係者らから拍手が起きた。

 約100年前に営業運転せずに廃車となった列車がモデル。鉄道ファンの間では幻の列車の意味で「或る列車」と呼ばれていた。デザインはJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」と同じ工業デザイナー水戸岡鋭治氏が手掛けた。九州の食材にこだわったスイーツ4品とカツサンドなどの軽食を提供する。

 定員は38人。片道1人2万円から。JR九州の取り扱い分は完売し、申し込みの6割以上を女性が占めた。11月1日から来年3月30日までは長崎県の佐世保―長崎を運行する。

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