桂歌丸、2か月ぶりに「笑点」復帰「9分9厘は回復」
2015年8月8日14時46分 スポーツ報知
腸閉塞で療養中だった落語家の桂歌丸(78)が8日、東京・文京区の後楽園ホールで司会を務める日本テレビ系演芸番組「笑点」(日曜・後5時半)の収録に参加し、約2か月ぶりに仕事復帰した。
歌丸は5月30日の収録に参加したのを最後に、6月1日に背部褥瘡(じょくそう)手術のため入院。一時退院したが同14日に腸閉塞と診断され再入院し、「笑点」も9週分の収録を休んでいた。歌丸は、客席から拍手で迎えられながら笑顔で登場し「全快とまではいきませんが9分9厘は回復しました」とあいさつ。大喜利では「座布団を10枚集めた方には、私が病院で使ってた溲瓶(しびん)をあげます」とギャグを飛ばしたり、当意即妙な返しで会場を沸かせた。
収録後に会見し、「あともう少し遅かったら人工透析と言われぞっとしました」。現在は普通の食事を取っているといい「今朝、目方をはかったら34キロから40キロになっていました」と回復ぶりを明かした。大喜利のメンバーも久しぶりの再会に大喜び。三遊亭円楽(65)は「笑点でバトルができなくて寂しい思いだった。僕たちが座布団10枚あげたい」と復活をねぎらった。