【日本ハム】栗山監督、先発・佑に「1球目から」全力投球指令
2015年8月8日15時18分 スポーツ報知
日本ハムの栗山英樹監督(54)が8日、楽天戦(札幌D)で先発する斎藤佑樹投手(27)に全力投球を期待した。試合前練習中に報道陣の取材に応じ、「序盤から全力? 序盤からじゃない。1球目からだよ。3球で終わるかもしれないんだ。序盤だから、とかは全然関係ない」と熱く切り出した。
指揮官は、この日の先発を2軍調整中の浦野と競わせていたという。「いろんなことを加味して考えた。悪くないけど、まだ本当の浦野らしさがね。悪くはないんだけど」。2日のイースタン・ヤクルト戦(戸田)で5回無失点と好投した斎藤に“軍配”。先発ローテの谷間での起用を決めた。
斎藤は8月に過去6試合登板し2勝0敗。「チーム状況もある。なんとか勝ち続ける雰囲気にしないといけない。あいつの力を借りて前に進もうと。あいつも、死にものぐるい投げなきゃいけないと思っているはず。その気持ちも欲しい」と期待を込めた。
この日、斎藤の母校・早実が甲子園で初戦突破した。「なぜ呼ばれたのか、本人は分かっていると思う。オレは信じるだけ」と指揮官。真夏の佑復活を強く願った。