「渡さんは痛みを我慢していたけど、どうにも耐えられず病院へかかったそうです。なので、すでに危険な状態だった。カテーテルをいれる手術が幸いうまくいき、後遺症はないそうですが、まだまだストレッチなどのリハビリに専念する日々。11月までにはだいぶ体力も回復するのでしょうが、もう73歳。無理はしないでほしいですね」(芸能ライター)
■夫人がリハビリに付き添い
渡にはこれまでも何度も病に見舞われ、闘ってきた過去がある。
72年、「忍法かげろう斬り」(フジテレビ系)の主演を務めていたが、胸膜炎で途中降板。弟の渡瀬恒彦が後を継いだ。74年にはNHKの大河ドラマ「勝海舟」の主役に抜擢されたものの、急性肝炎でまたも無念の途中降板。約9カ月にもわたる長期の入院生活を送った。さらに、翌75年には膠原病で倒れた。当時、東映が渡を大々的に売り出す計画だったが、実現することなく終わった。