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原発訴訟の弁護団が声明
川内原発の運転差し止めを求める訴えを鹿児島地裁に起こしている原告や弁護団が７日、記者会見し、「暴挙を許すことはできない」として再稼働に向けた動きを強く非難する声明を発表しました。
声明は国と九州電力を相手取り川内原発の運転差し止めを求めている「原発なくそう！九州川内訴訟」の原告と弁護団が７日、県庁で記者会見し、発表しました。
声明では、九州電力が川内原発１号機の再稼働を目指していることについて、「暴挙を許すことはできない」としています。
その上で、「原発をなくすための運動に取り組んでいる多数の市民と連携しながら、国民の生命、健康、財産を守るべき最後の砦たる司法の力によって、原発のない世界を実現するため全力を尽くす」として、引き続き裁判を通じて原発の運転差し止めを求めていく姿勢を強調しました。
また、記者会見で、原告団長の森永明子さんは、「原発が動くということは事故のリスクが高まるということだ。事故が起きてからあの時もっと頑張っておけばよかったと思うことがないよう、できることをしておきたい」と述べ、今月１１日にも予定される１号機の再稼働に強く反対していく姿勢を示しました。
08月07日 19時10分