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【大リーグ】

青木 今季27度目マルチ

2015年8月5日 紙面から

◇ブレーブス9−8ジャイアンツ

 大リーグは3日、各地で行われ、ジャイアンツの青木宣親外野手(33)はブレーブス戦に1番・左翼で臨み、今季27度目の複数安打となる5打数2安打1打点。チームは青木が退いた後の延長12回、8−9で逆転サヨナラ負けした。マーリンズのイチロー外野手(41)はメッツ戦に2番・右翼で出場し、4打数1安打。チームは1−12で大敗した。

 転がり込んできたチャンスを生かさない手はない。右膝の不調を理由に先発を外れたパガンに代わり、4試合ぶりに1番に座ったジャイアンツの青木が、今季27度目のマルチ安打で存在感を発揮した。

 先頭で登場の3回は甘く入った初球93マイル(約150キロ)直球を逃さずに右翼線二塁打とし、ポージーの本塁打で生還。6−5と追い上げられて迎えた9回には2死一、三塁で「必ず1点、という気持ち」で高めの球を中前に運び、7点目をたたき出した。

 しかしチームは勝ち切れない。その裏に追い付かれ、1点を勝ち越した延長12回には8番手ボーグルソン(元阪神、オリックス)が逆転サヨナラ2ランを浴びる痛恨の負け。共同電によれば、青木は「逃げ切れそうな雰囲気はあったけど、最後は根負けした」と嘆いた。

 右脚腓骨(ひこつ)の骨折が癒えて戦列に戻ったのは7月27日。3試合目に初安打となる内野安打を記録した青木だが「ずれていた。球が速く見えて、見極めができていなかった」と当時を振り返る。ようやく持ち前の積極性を生かしての働きに「状態は上がっている。復帰1戦目よりは良くなっている」と前を向いた。

 

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