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【プロ野球】

ゴメ&マートン爆発7安打 阪神連敗3でストップ、2位浮上

2015年8月6日 紙面から

広島−阪神 2回、先制ソロを放つマートン=マツダスタジアムで(田中太一撮影)

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◇阪神8−2広島

 阪神が投打に圧倒、連敗を3で止めた。2回にマートンのソロ本塁打で先制すると、以降も着実に加点した。先発の能見は8イニングを2失点に抑え8勝目。広島は2年ぶりに登板した中村恭の制球が甘かった。

     ◇

 マートン、ゴメスの外国人コンビが大勝劇の道筋をつくった。マートンが2回1死で中村恭から文句なしの放物線で左翼席まで運ぶ。「甘い球をいいコンタクトでとらえられたね。第1打席のファーストストライクからいいスイングができたよ」。4試合ぶりの6号ソロで主導権をゲット。これが「猛打ショー」の幕開けだった。

 5回には2番手の飯田から中前打を放ち、6年連続シーズン100安打に到達。7回には永川のフォークを右前へ運び、今季8度目の3安打固め打ち。さらに8回には再び永川をとらえ、チーム15本目の安打を中前へ転がした。来日通算17度目となる1試合4安打は昨季8月5日ヤクルト戦以来、1年ぶり。「交流戦の後からずっといい状態が続いているよ」。最近5戦で21打数10安打、打率4割7分6厘と量産態勢に突入だ。

 ゴメスも適時打を含む3安打と爆発。3回2死一、二塁で左前へ適時打を放つと、7回、8回にも左前打を放った。「感覚は悪くなかったよ。打てる球を逃さず打てたことは良かった」。

 G&Mの猛打賞そろい踏みは今季初。そして、今季18度目となるアベック打点で眼下の敵を圧倒した。

 「自分たちのことじゃなしに、大事なことはチームが勝つことだから」とマートン。一時は代役獲得もささやかれた安打製造機が今、虎打線の中心に君臨している。 (吉田風)

 

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