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サイ・ゴダード(3月18日)
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【プロ野球】西武、ついに13連敗 球団ワースト更新2015年8月5日 紙面から
◇楽天5−4西武楽天が3連勝。3番手のクルーズが今季初勝利で、松井裕が球団記録を更新する23セーブ目を挙げた。打線は4−4の8回に枡田の右前打で勝ち越した。西武は球団ワーストの13連敗。失策が失点につながり、流れを断ち切れなかった。 栄光に彩られた球団史に苦い1ページが刻まれた。西武は4点差を追いつく執念も白星が遠かった。球団ワースト記録を更新する13連敗。1990年代の黄金期を肌で知る田辺監督は「何とかまくりたかったが…」とうなだれた。 重なったミスが勝利を遠ざけた。1回、先頭聖沢の遊ゴロを外崎がはじき、相手の先制点につながった。5回は無死一塁でのバントを処理した岸が二塁へ悪送球。ピンチを広げ、2点を追加された。8回に外崎が再びエラー。これが引き金となり、増田が勝ち越し適時打を許した。 好調な打撃を買われ、先発をつかむルーキー外崎は責任を痛感し、無言で帰りのバスに乗り込んだ。連敗阻止を託されたエース岸も5イニングを4失点。「野手には助けられているし、自分が(初回の)ミスを抑えないと。悪送球は話にならない」と肩を落とした。 1日のソフトバンク戦から3試合連続の1点差負けだ。13連敗のうち3点差以内の負けが10試合。歯車がずれ、接戦を落とし、黒星を連ねた。田辺監督も「連敗中のチームにミスが出ると防ぎきれない」と悔やんだ。 前日3日は仙台市内で選手、スタッフによる決起集会を開いた。チーム一丸で結束を図ったが、今季全勝だった相性のいいコボスタ宮城でも黒星。黄金期の再来を誓って臨んだ今季に食らった予想外の大型連敗。田辺監督は「ミスは次に生かせばいい」と上を向く。窮地に立った今こそ、常勝の歴史にふさわしい底力を見せたい。 (松田達也) PR情報
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