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首相 談話は歴代内閣の立場引き継ぐ
8月6日 12時17分

首相 談話は歴代内閣の立場引き継ぐ
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安倍総理大臣は、広島市で記者会見し、ことしが戦後70年となることに合わせて、来週発表するみずからの談話では、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継ぎ、先の大戦への反省や戦後の平和国家としての歩み、世界への貢献の在り方などを盛り込む考えを示しました。
この中で、安倍総理大臣は、ことしが戦後70年となることに合わせて来週発表するみずからの談話について、「安倍内閣として歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継ぐことを前提に作成する」と述べ、過去の植民地支配と侵略に対して痛切な反省を表明した、いわゆる「村山談話」などの考え方を引き継ぐ考えを表明しました。
そのうえで、安倍総理大臣は「先の大戦への反省、戦後の平和国家としての歩み、今後、日本としてアジア太平洋地域や世界のためにどのような貢献を果たすのか次の80年、90年、100年に向け、どのような国を目指すのかについて、世界に発信できるようなものを英知を結集して考え書き込んでいく」と述べ、過去の歴史を踏まえながら未来志向のものとしたいという考えを示しました。
また、安倍総理大臣は、談話の発表の時期などについて、「きょう夕方には、『21世紀構想懇談会』から報告書を提出していただく。発表の時期や形式、内容を含め報告書もよく読んだうえで適切に考えていく」と述べました。

一方、安倍総理大臣は沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、沖縄県と集中的に協議を行うため、1か月間、工事を中断することについて、「普天間基地の危険性の除去と辺野古への移設に関する考え方、沖縄の負担軽減への取り組みについて、理解をいただけるよう丁寧に説明を行っていく。沖縄県の翁長知事とは、あす会談する方向で調整中で私からも重ねて協力をお願いしたい」と述べました。

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