発達障害(知的障害あり)6歳の息子とママの日々

4歳で広汎性発達障害(知的障害あり)と診断された息子、幼稚園では、加配の先生を付けてもらっています。


テーマ:

定期的に通っていた、息子の発達専門の病院。




ちょっとしたことがあって、病院を変わりたいな~、なんて思うようになり。





ネットで検索、近くの小児科に問い合わせしてみた。


(そこは、診療科目に、「発達に関係する相談」が載っていたから。)







電話で息子の様子を説明すると、


それなら○○総合病院の、~~先生がいいよ。でも、紹介状がないと、ちょっと厳しいな~。


うーん、ひとまず、うちに診せに来なさい。




と言っていただき、息子を連れて、小さい小児科へ。







先生のお話は、私にとって、度肝を抜くものだった。









この子は、薬が必要な多動ではないね。



お母さん、もっと楽観的に構えて。



野菜とフルーツを食べない?



野菜は食べなくてもいいよ。



ドイツ人を見てごらん。



彼らは、ちょっと前まで、野菜といえば、ジャガイモとたまねぎしか手に入らなかったんだよ。


でも、180センチくらいあるでしょ。



私がオススメする野菜は、ジャガイモくらいだな。



カレーに入っているジャガイモを、たまに食べられたら、十分だよ。




フルーツなんて、もっと食べなくていいよ。







きっと、私が、生真面目タイプなのを見抜いて、わざと突拍子もない言い方をしてくださったのだろう。





肩の力を抜いて、もっと大切なことがあるよね、と、気づかせるために。








その大切なこと。






先生がおっしゃったことは、これ。






毎晩、寝かしつけるときに、今日1日の中の、褒めるべき点を、ひとつ褒める。



「○○は、いい子だね」じゃなく、もっと具体的に。






「今日はこれができたね、偉かったね。」


「今日はこれがガマンできたね、偉かったね。」


のように、ひとつ、具体的に、寝る前に褒める。



どんなに怒ってばかりの日も、1日を、褒め言葉で終わらせる。





1日1個褒めれば、子供は1年で365個、褒められることになる。



3年で1000個!




小学校に入ったら、6年間で、2000個!





これらが、どんなに、息子の財産になるか。


どんなに息子の心の栄養になるか。





お母さんがちゃんと見ていること、


お母さんが、この子を分かってあげていることを、伝えなさい。







それとね、絶対やっちゃダメなこと。


この子はプライドが高いから。


バカにしたり、けなしたら、ダメ。


プライドを傷つけたら、ダメだよ。






何か周りから言われることがあったら、


「私が生んだ子なんだから、いい子に決まっているじゃない!ぷいん!」くらいに思っていいんだよ。


子供を信じる、って、そういうこと。





辛いときは、病院でも、療育でも、どこでも、とにかく周りをどんどん頼る。



お母さんの心の救いを優先していいんだよ。



せっかく生きてるんだから、世の中捨てたモンじゃない、って思いながら、楽観的に生きるほうがいいでしょ?






ということで、多動の病院への紹介は、今回は見送ることとなった。









息子のおかげで、すばらしい出会いにたくさん恵まれて、私の人生は、とても豊かだなぁ・・・。





息子は、先生のターンが長いので、飽きて、先生の前に行って、おなかをペロンとまくっていた。



「早く聴診器をしてもらって、おうちに帰りたい」の意思表示と思われる。




寝る前、さっそく”褒めて1日を締める”を実践!



「長いお話だったのに、よくガマンして待てたね、えらいね。」






。・゚・(*ノД`*)・゚・。









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