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■榛葉賀津也・民主党参院国対委員長

 高校野球、甲子園が始まって今年が100年。しかし、大会は第97回大会。3回はなぜ、出来なかったのか。バットを銃剣に替え、ボールを手投げ弾に持ち替えた高校球児が兵士として戦死していった。

 お盆、終戦記念日、そして広島・長崎の日と関係なく国会は開いている。改めて平和の尊さを、党派を超えて本当にかみしめなければいけないと思う。

 もう少し、総理は腹を据えて答弁すると同時に、さまざまな式典で国民に向かって言葉を発するタイミングが多々あるので、「当たり前だから」ではなくてきちんとメッセージとして発してほしい。広島と長崎で(非核三原則に触れるかどうか)言う内容が違う、その理由がいったいどこにあるか、私には分からない。

 私の祖父は2人とも戦死し、すでに祖母2人も他界した。戦争を知らないわれわれだが、きちんとこの夏は、平和の尊さをかみしめなければならないと思う。(記者会見で)