中田絢子
2015年8月7日21時18分
海上保安庁は7日、長崎県五島列島沖の海底で、24隻の沈没船の船影を発見したと発表した。第2次世界大戦後に米軍が沈没処理した旧日本海軍の潜水艦とみられるという。
海底の地形調査に向かっていた測量船「海洋」が7月、福江島の東南東約35キロの深さ約200メートルの海底で見つけた。付近に潜水艦が沈んでいると文献にあり、音波で海底を計測する音響測深機で探査したところ、東西約4キロ、南北約2キロの範囲に24隻の船影を確認したという。
最大のものは、長さ約120メートル、幅約15メートル、海底からの高さ約10メートル。大きさや過去の文献から、1945年7月に完成した「伊402潜水艦」とみられるという。
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