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 経済産業省は7日、九州電力川内(せんだい)原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働を前に、事業者、県、薩摩川内市、原子力規制庁などとの間で連絡調整をする「原子力発電所再稼働連絡調整チーム」(チーム長・資源エネルギー庁長官)を立ち上げた。

 宮沢洋一経産相は同日の閣議後会見で「情報を共有しながら、(再稼働の)事態を見守っていく。これまで以上に密接な連絡が必要な状況になっている」と述べた。

 再稼働の進展状況について的確に情報を把握し、トラブル時には迅速な対応ができる態勢を整える。川内原発に限らず、他の原発の再稼働時にもチームで対応にあたるという。

 九州電力は川内原発1号機を11日に再稼働する方向で調整している。(北林晃治)