第1日、1番でティーショットを放つ堀琴音=札幌国際CCで(武藤健一撮影)
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◇meijiカップ<第1日>
▽7日▽北海道北広島市・札幌国際CC島松C(6500ヤード、パー72)▽晴れ、気温24・4度、風速2・7メートル▽賞金総額9000万円、優勝1620万円▽108選手(うちアマ2人)▽観衆3318人
プロデビューから丸1年、昨年のこの大会がプロ初戦だった堀琴音(19)=東芝=が5バーディー、ノーボギーの67で回り、5アンダーで単独首位に立った。現在賞金ランク36位。来季シード権とツアー初優勝の同時獲得を目指す。
今季の獲得賞金は1352万4000円。高校卒業後2年目の19歳としては、すでにトップクラスの高額所得者だが、琴音のノルマは最低でもあと500万円ほどの上乗せだ。
昨年のプロテスト合格翌週のこの大会でデビューしたが、1打差で予選落ちした。“2年生”の初戦に、初の単独首位発進。4つのパー5をすべてバーディーに仕留めた。9番では残り74ヤードの第3打を58度のウエッジでピンそば80センチに。最終18番では2メートルのパットをきっちり沈めて連続バーディーフィニッシュ。67のゴルフに「明日からも毎日、今日みたいにパー5をしっかりと取るゴルフを。それができれば優勝にもつながる」
4位以内ならほぼシード確定。優勝なら自身のシーズン目標達成と同時に“史上初の姉妹でツアー競技制覇”というおまけもついてくる。 (月橋文美)
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