４０度の炎天下でハリル熱弁２３分

　【武漢（中国）宮崎厚志】東アジアカップに参戦中のサッカー日本代表は７日、当地で中国との最終戦（９日）に向けて調整した。バヒド・ハリルホジッチ監督（６３）は練習開始時に青空ミーティングを敢行。就任後最長となる２３分間にわたって熱弁を展開した。

　約４０度の気温のなかで田嶋副会長、原専務理事らも参加。ただ２０分を超えるころには全員暑さと長さに耐えきれずモゾモゾし始め、終わると同時に給水した。指揮官は「メディアに言われているよりもやれている。自信を持って、決して下を向かずにやろう」と選手を鼓舞。一方で「代表に簡単に席はない。たとえ自分の息子にも簡単には与えない」と危機感もあおったという。