試合が動いたのは前半27分。日本のDF森重真人が金民友とヘディングで競った際、ハンドを犯してPKとなり、張賢秀(チャン・ヒョンス)がこれを見事に決めた。昨年の仁川アジア大会準々決勝の日本戦でPKを決め、1-0で韓国を勝利に導いた張賢秀は、この日も落ち着いて蹴り、日本のゴールネットを揺らした。だが日本は前半39分、山口蛍のミドルシュートで試合を振り出しに戻した。
先発メンバーを大幅に入れ替えたシュティーリケ監督の選択は、試合が進むにつれて負担になった。多くの選手を入れ替えたためか、韓国は組織的なプレーがうまくいかなかった。日本が予想よりもはるかに守備的だったのも、韓国の攻撃が今ひとつ決め手を欠いた一因だ。後半23分に金基熙(キム・ギヒ)のヘディングパスを受けた李在成(イ・ジェソン)がヘディングシュートしたがクロスバーに当たった。その後も韓国は攻勢を緩めなかったが、それ以上の得点はなかった。
シュティーリケ監督は試合後、「第1戦よりも日本の守備組織力が良くなり、韓国の選手たちはパスやボールコントロールに難しさを感じた」と語った。また、中国戦の主力メンバーから8人を入れ替えて日本戦に臨んだことについては「炎天下で、3-4日間隔で行われる3試合に同じ選手を毎回出すわけには行かない。できるだけ多くの選手にチャンスの場を与えたいという考えもあった」と言った。
ハリルホジッチ日本代表監督は「私たちはきょう、今回の大会で最高のチームに対して固い守りを見せた。相手はロングボールでかろうじて数回チャンスを得ただけだった」と語った。