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最終更新:2015年8月7日(金) 18時31分

語り継ぐ戦争、秋篠宮ご一家が昭和館を訪問

 秋篠宮ご一家は7日、戦中・戦後の生活の苦労などを伝える東京・千代田区の展示施設を訪問されました。秋篠宮さまは以前から、平和への思いを語られてきました。

 7日午前、秋篠宮ご夫妻と次女の佳子さま、長男の悠仁さまは、千代田区の国立施設「昭和館」を訪れ、空襲や学童疎開など、戦中から戦後にかけての暮らしぶりを伝える資料を見てまわられました。
 
 「子どもの頃から度々に両陛下から戦争の話を聞きました。(戦争を)二度と繰り返してはいけないということを強く思ったわけです」〔去年11月〕
 
 去年の誕生日の記者会見で、このように述べられていた秋篠宮さま。秋篠宮ご夫妻はお子さま方にも自然に平和の尊さを感じてほしいと、これまでもご一家で戦争関連施設への訪問などをされてきました。
 
 おととし12月、ご夫妻は悠仁さまと共に、沖縄県を訪れ、沖縄戦などで亡くなった24万人あまりの名前が刻まれる「平和の礎」を訪問。また、去年8月には太平洋戦争中にアメリカ軍に撃沈された学童疎開船「対馬丸」の企画展を、ご一家で見学されています。
 
 そして7日の昭和館訪問。都道府県別で空襲による被害者数を示すタッチパネルに触れ、「やっぱり広島が多い」と悠仁さまが話すと、秋篠宮さまが「原爆でね」と説明される場面も。親から子、子から孫へと平和への思いは引き継がれています。(07日16:00)

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