巨人に競り勝ち真中監督と握手を交わすヤクルト・石川＝神宮球場(撮影・塩浦孝明)　【拡大】

　（セ・リーグ、ヤクルト５－３巨人、１６回戦、巨人１０勝６敗、６日、神宮）先発の石川雅規投手（３５）が六回に２本塁打を喫して逆転されたが、その裏にミッチ・デニング外野手（２６）の逆転２ランが飛び出し、石川に７勝目がついた。

　石川には勝利後の儀式がある。ウイニングボールを持ち帰り、自宅で息子の大耀（だいや）くん（１０）、栄寿（えいす）くん（６）と男３人で記念写真を撮る。「数字の勝ち星は下の子、漢字の『勝目』はお兄ちゃんが書いて、僕が対戦相手と日付。でも、シーズンが終わるとボールがなくなっちゃう。嫁さんが誰かにあげているのかな」。この日も大事そうに記念のボールを持ち帰った。

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（紙面から）