7月の外貨準備高 ドル高で半年ぶり減少=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が5日発表した7月末現在の外貨準備高は3708億2000万ドル(約45兆9446億円)だった。前月末に比べ39億3000万ドル減少した。

 外貨準備高が前月比で減少したのは6カ月ぶり。2月から毎月増加を続け、4月から3カ月連続で過去最高を更新していた。

 韓国銀行は外貨準備高が減少した理由について、ドル高でユーロなどの通貨資産のドル換算額が減少したためと説明した。

 外貨準備高の90%以上を占める有価証券は3372億3000万ドルで前月より19億3000万ドル減少した。

 預金は前月より19億1000万ドル減り239億ドルだった。国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)も34億5000万ドルで前月より8000万ドル減少した。IMFリザーブポジションは14億4000万ドルで1000万ドル減少した。金保有は2013年2月から変動がなく、47億9000万ドルとなっている。

 韓国の外貨準備高は6月末現在、世界6番目の規模だ。1位は中国の3兆6938億ドルで、日本(1兆2429億ドル)、サウジアラビア(6721億ドル)、スイス(6004億ドル)、台湾(4214億ドル)と続いた。

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