70回目の広島原爆の日を迎えた6日、 大分市田原の市立稙田西中学では、原爆被害の悲惨さを題材にした朗読劇があった。原爆で親や友を亡くした主人公を演じた同中学1年の西海百華(ももか)さん(12)は「感情を込めて話すことで、当時の人々の悲しみに少し近づけた気がします」と話した。

 稙田西中では毎年、8月6日を登校日にして、原爆投下時刻の午前8時15分に黙禱(もくとう)を捧げた後、市民グループ「ぽけっとの会」を呼び、生徒も参加して戦争をテーマに朗読劇をしている。これまで広島と長崎の原爆、沖縄戦、特攻隊を取り上げてきた。

 この日読んだのは「娘よ、ここが長崎です」。自らも被爆しながら救護にあたった医師・永井隆博士(1951年没)の次女・筒井茅乃(かやの)さん(2008年没)が、自身の被爆体験や両親、友人を亡くした悲しみをつづった児童書だ。

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