三島由紀夫
本名:平岡 公威(ひらおか きみたけ)
1925年(大正14年)1月14日 - 1970年(昭和45年)11月25日)
日本の小説家・劇作家・評論家・政治活動家・民族主義者。血液型はA型。
戦後の日本文学界を代表する作家の一人である。
代表作は小説に『仮面の告白』、『潮騒』、『金閣寺』、『鏡子の家』、『憂国』、『豊饒の海』四部作など、戯曲に『鹿鳴館』、『近代能楽集』、『サド侯爵夫人』などがある。
小さいころから文学の才能を開花させていた
父は農商務省の高級官僚、母は有名漢学者の娘という、まさに非の打ち所のない「エリート家庭」の出身でした。
中でも祖母・夏子の過保護ぶりがすさまじく、「2階で子供を育てるのは危ない」と1階の自分の部屋に引き取り、実の父母にも授乳の時以外会わせなかったといわれています。
祖母のもとでひたすら本を読みふけり、歌舞伎など舞台にも早くから親しんでいた三島は、わずか6歳にして俳句を詠み、詩を書きました。
学習院の中等科にあがるころには詩のあまりの完成度の高さから、「盗作ではないのか」と教師の間で話題になるほどだったのです。
平岡公威(三島由紀夫) 8歳の詩
「冬の夜」
火鉢のそばで猫が眠つてゐる。
電灯が一室をすみからすみまでてらしてゐる。
けいおう病院から犬の吠えるのがよくきこえる。
おぢいさまが、
「けふはどうも寒くてならんわ」
とおつしやつた。
冬至の空はすみのやうにくろい。
今は七時だといふのにこんなにくらい。
弟が、
「こんなに暗らくつちやつまんないや」
といつた。
平岡公威(三島由紀夫)、9歳の作文
「大内先生を想ふ」
ヂリヂリとベルがなつた。今度は図画の時間だ。しかし今日の大内先生のお顔が元気がなくて青い。
どうなさッたのか?とみんなは心配してゐた。おこゑも低い。僕は、変だ変だと思つてゐた。
その次の図画の時間は大内先生はお休みになつた。御病気だといふことだ。ぼくは早くお治りになればいゝと思つた。
まつてゐた、たのしい夏休みがきた。けれどそれは之までの中で一番悲しい夏休みであつた。
七月二十六日お母さまは僕に黒わくのついたはがきを見せて下さつた。それには大内先生のお亡くなりになつた事が書いてあつた。
むねをつかれる思ひで午後三時御焼香にいつた。さうごんな香りがする。
そして正面には大内先生のがくがあり、それに黒いリボンがかけてあつた。
あゝ大内先生はもう此の世に亡いのだ。
僕のむねをそれはそれは大きな考へることのできない大きな悲しみがついてゐるやうに思はれた。
「夕ぐれ」
鴉が向うの方へとんで行く。
まるで火のやうなお日様が西の方にある丸いお山の下に沈んで行く。
――夕やけ、小やけ、ああした天気になあれ――
と歌をうたひながら、子供たちがお手々をつないで家へかへる。
おとうふ屋のラッパが――ピーポー。ピーポー ――とお山中にひびきわたる。
町役場のとなりの製紙工場のえんとつからかすかに煙がでてゐる。
これからお家へかへつて皆で、たのしくゆめのお国へいつてこよう。
文章力と、描写力?が 現代人には欠落してるんだと思うわ(´・ω・`) 語彙とかね(´・ω・`) @2chmtm: 三島由紀夫の9歳の時の作文が・・・⇒ alfalfalfa.com/archives/67757…
90歳って言われてもそれほど違和感ないかもしれない。 “@10newsjp: 三島由紀夫の9歳の時の作文ワロタwwwwwwww 1topi.jp/curator/curato…”
天才画家とか天才音楽家の幼少期の作品と似たものを感じる。芸術系は、運動系・学術系以上に遺伝的才能が物を言う分野なのでは無かろうか。 / “暇人\(^o^)/速報 : 三島由紀夫の9歳の時の作文ワロタwwwwwwww - ライブドア…” htn.to/q7cWcH
三島由紀夫11歳の作文
徳川時代の末、波静かなる瀬戸内海、
或は江戸の隅田川など、あらゆる船の帆には白地に朱の円がゑがかれて居た。
朝日を背にすれば、いよよ美しく、夕日に照りはえ尊く見えた。それは鹿児島の大大名、天下に聞えた
島津斉彬が外国の国旗と間違へぬ様にと案出したもので、是が我が国旗、日の丸の始まりである。
模様は至極簡単であるが、非常な威厳と尊さがひらめいて居る。之ぞ日出づる国の国旗にふさはしいではないか。
それから時代は変り、将軍は大政奉くわんして、明治の御代となつた。
明治三年、天皇は、この旗を国旗とお定めになつた。そして人々は、これを日の丸と呼んで居る。
からりと晴れた大空に、高くのぼつた太陽。それが日の丸である。
すごすぎる。日の丸の作文読んで泣けそうになった。これで11歳の作文かよ。→暇人\(^o^)/速報 : 三島由紀夫の9歳の時の作文ワロタwwwwwwww - ライブドアブログ bit.ly/18tK0st
昭和45年11月25日、いまから35年前のきのう、高度成長期の繁栄に沸いていた日本人を震撼させる事件が起きました。作家・三島由紀夫の割腹自殺です。この日、三島は仲間の学生4人と共に、東京・市ヶ谷の陸上自衛隊駐屯地で、総監を人質にとり、立てこもったのです。要求は、「自衛隊員の前での演説」。三島は800人の自衛隊員の前で演説をぶちあげると、自ら腹を斬り、命を絶ちました。この事件直前までは、戦後を代表…
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