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トヨタは過去最高、ソニーも復活、日韓企業の業績が交錯・・韓国ネットは「せっかくここまで来たのに…」「サムスンは目を覚ませ」

FOCUS-ASIA.COM 8月7日(金)2時37分配信

韓国・聯合ニュースは5日、韓国企業が不振にあえぐ中、日本企業の業績は好調で、両国企業の業績が交錯していると報じた。

記事によると、今年4〜6月期、1株当たり利益(EPS)が市場予測を上回る「アーニングサプライズ」を記録した企業の割合は、日本企業が70.16%に達したのに対し、韓国は50.56%だった。

売上高でみると韓国企業の状況はより深刻で、予想を上回る売上高を記録したのは39.77%にとどまった。日本は60.42%が予想を上回る売上高を上げている。

看板企業の比較でも、日本と韓国の明暗が分かれている。

トヨタは純利益が前年同期比10%増の6500億円と史上最高を記録。ホンダや日産などの主要自動車メーカーの業績も予想を上回った。ソニーも純利益が同207.5%増の824億円となるなど業績が急回復している。

これに対し、現代自動車は第2四半期の営業利益は5四半期連続で減少。中国市場での先月のシェアは7.3%と、1.8ポイントも急落した。サムスン電子も、期待されたギャラクシー6の発売効果が予想を大きく下回り、業績は停滞している。

このため、韓国では当面は国内総生産(GDP)の低成長が続くという懸念が浮上している。韓国のGDP成長率は今年第1四半期の0.8%から第2四半期には0.3%へと鈍化。中東呼吸器症候群(MERS)や干ばつの影響とされているが、第3四半期に大きく反発する材料も見当たらないためだ。韓国銀行(中央銀行)は今年の韓国の成長率を2.8%と予想しているが、その他の主要研究機関は2.6%前後にとどまるとしている。

この報道に対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。

「残念だな。韓国企業はせっかくここまで来たのに、将来のことより目先のことに気をとられて、発展できずにいる」

「韓国企業は自国民の信頼を完全に失った」

「韓国での販売価格を下げてほしい」

「未来への投資もなければ、戦略もない」

「円安だけじゃない。日本製の完成度を見ろ。消費者はちゃんと見ている」

「同じ値段なら品質のいいもの。日本製は韓国製より優秀」

「円安が続けば韓国は終わり」

「創造経済の効果がこれか?」

「サムスンは目を覚ませ」

「愛国心に頼ってものを売ろうとするな」

「日本企業は自国民をバカにした商売はしなかった」

「景気の問題じゃない。品質が悪いから売れない」

(編集 MJ)

最終更新:8月7日(金)2時37分

FOCUS-ASIA.COM